1. 一戸信哉の新潟のへラジオ
  2. 一戸信哉の新潟のへラジオ LIV..
2021-04-29 16:18

一戸信哉の新潟のへラジオ LIVE Vol.26 奥只見ダム建設から生まれた魚沼ホルモン


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6025d15185b142d0d8d931c2
00:00
はい、こんにちは。新潟のへラジオ、一戸信哉です。
今日は連休初日ということで、お休みの方もいらっしゃると思います。
私の家族もみんなお休みなんですけど、子供がお友達と遊ぶというので、
妻に連れられて出かけていきましたので、私だけ家に残りまして、
今日何喋ろうかなといろいろ考えていたところですが、
今日はホルモンの画像を用意しました。
これですね、去年私食べに行ったんですけど、
小出というところですね、魚沼市の小出という町、元小出町というところのお店で食べたものなんですが、
魚沼の学生、今は卒業しちゃったんですけど、
魚沼から来ていた学生に教えてもらったんですね。
ホルモンを食べるんですよみたいな話になって、
いろいろ調べていった時にわかった話というのをお話ししたいと思います。
ホルモンを魚沼で食べるということなんだけど、
まず食文化ですね、小出という町は食文化に恵まれていてみたいな話なんですよね。
それで食文化に恵まれているこの小出というのは、
どこから外食文化が盛んになっていくかというところで出てくるのが、
奥只見ダムの建設というのがきっかけだというふうによく語られるわけですね。
奥只見ダムというのは、只見線って鉄道好きな方はよく話題になりますけど、
奥只見ダムというのは戦後の巨大プロジェクトですね。
新潟と福島の県境の山の中にダムを作って、
戦後の電源開発の一大事業として行われるわけですが、
これはかなりの難工事だったと。
さっきちょっと調べてみましたけどよくわからないですよね。
昭和20何年かなに、まず土地買収がなかなか大変だったということと、
それから奥只見ダムの建設現場までの道を確保するというのもかなりの難工事で、
今奥只見シルバーラインという、何キロですか、ずっとトンネルをくぐって奥只見湖まで行く道ありますけど、
03:09
そこも建設するのにかなり時間がかかり、
要するにそのトンネルをくぐって、ずっと真っ暗なんですよね。
トンネルをくぐって工事用の資材を車両が通って行って、工事を行うということで、
最終的に完成するのが昭和35年、36年。
本体工事が32年に始まって、それだけでも4年近くかかってるわけですよね。
その前に道路を作っていくところから数えて9年と言いましたかね、
ものすごい長期間にわたってこの工事が行われていたということなんですね。
ドラちゃんさんコメントありがとうございます。
このチャンネルは新潟の話をできるだけね、新潟の話でネタ切れするまで頑張る感じで喋っています。
というわけで10年近くずっと奥田谷の建設という大事業が行われた結果、
要するに工事関係者がみんなこの辺に住むわけですよね。
その拠点になったのがどうも小出というところだということのようですね。
小出の町にはその結果要するに飲食店街がかなり広がって、飲食店のレベルが高いと。
小出じゃなくて魚沼市役所の人に直で言われました。
小出の飲食店はレベルが高いですかみたいな。
そこまでキリーでもなかったですけどおっしゃってて。
それだけたくさんのお店ができていって要するに飲食店街が栄えた。
今はもうそこまで見る限りないです。
でもひょっとして小出の町の規模感からしたら飲食店街が大きいのかなということなんですね。
そこでいろんな人が行き交うわけですよ。新潟の人だけじゃなくていろんな人が行き交って飲んだり食べたりするわけじゃないですか。
だからお店がいっぱい発展していくわけですが、その中でホルモンというのも出てくるということなんですね。
前に何かの展示で見たときに、ちょっと何の展示だったか忘れましたけど、
何かの展示会、博物館の展示で奥只見ダムの建設の話のことが出ているときに、
06:05
この建設が盛んだった頃の新潟日報の記事が出ていて、
いわゆる風俗産業というか、風俗産業になっていないんだけど、
いわゆる売春行為が行い出でも行われていて問題になっているみたいな記事がちょっと貼ってあって、えーっと思って読んだんですけど、
その記事は確か表面上は普通の飲食店のようでいて、実は中では売春行為みたいなのが行われているらしいということで、
それを警察も把握しているんだけど、取り締まるまでには至らないみたいなことが堂々と新潟日報の記事に書いてあって、警察も頭を悩ませているみたいな記事が出ていました。
それはもう何十年も前の話ですから、もう昔のことですけど、でもそういう話が出るぐらい小出の町というのは夜の歓楽街も栄えていたと、そういうことだと思いますよね。
新潟に良いところがたくさんあるドラちゃんさん。そうなんですよね。あまりこのチャンネルは良いところの話はしていなくて、どっちかというとあまり良くないのも含めて知られざる話をいろいろ喋っています。
ホルモンというのも、なんでこの魚沼で食べ始めるのか。どうもやっぱり新潟の人たちの食文化の中にはホルモンを食べるというのはなかったみたいですね。
そんなにどこかできちんと証言が取られたものではないと思いますけど、言われているところでは、ダム建設の現場にやってきた人たちが全国からいろいろやってきて、
こういうの食べれないかみたいなのをお店の中でやりとりしているうちにどうも豚の臓物を食べられるんじゃないかということをお客さんが言ったんじゃないかって言うんですね。
実際には魚沼あたりでも豚がたくさん飼われていたんでしょう。そして新鮮なもつが手に入るというので、その結果この小出が本拠だと言ってますが、わからないですね。
魚沼界隈でホルモンを食べるようになってきているというふうに聞きました。ホルモンは小出でも盛んに食べられているんですけど、
09:13
湯之谷という魚沼市の中でも湯之谷村だったところに清二郎という肉屋さんがあって、ここが米山さんという元知事のご実家だというふうによく話題になりますよね。
だから湯之谷村だけではないんだと思いますけど、その辺の地域で食べるようになると。
魚沼の人に聞くと、魚沼の場合はそのまま生で食べますからねというのが一つで、湯通しとかしないでそのまま食べても美味しいというフレッシュなホルモンが手に入るんですという話だそうで、確かにそんな感じがします。
それを食べます。大体お店でもそうですし、あの辺の人たちの夏のバーベキューとか焼肉とかいっても大体メインはホルモンになるんだそうですよね。
魚沼出身の当時の学生に教えてもらったんですけど、白って何でしょうね。白いホルモンですよね。それを食べるのがメインだと。それは湯通ししてないんでね。
それを白に始まり白に終わるとか言うんだと。それはわかりません。それは彼女の界隈で言ってるだけで、小出の人みんながそう言ってるかどうかわかりませんけど、でもそれぐらい白って言われるホルモンがメインなんだということですね。
焼き方もこの写真にそのつもりで出したんですけど、一皿一人前とか来たら一気にドッと入れるのが大事だと。チョロチョロ焼肉で一枚ずつ乗せるみたいなことはしないで、ドッと乗せて。
そしてそれを少し積み上げたみたいな感じにしておいて、そこからどうするんだったかな。そこから焼いていくと美味しく食べられるんだと。
ちょっと写真あげましたけど、なかなか絵ですよね。私別にホルモンとか食べるので全然平気ですけど、苦手な方はちょっと絵的にもどうかなっていうぐらいの状態なんですけど、でも確かに美味しいんですよね。
12:22
だからみんなこういうのを生で食べるというのが小出の辺りの人たちの食べ方なんだそうです。
私もいろんなところでこういうのを食べてみたいなと思うんですけど、彼女に聞くには新潟市内とかにはあまりないって言うんですよね。あまり私も知らないですね。
基本的には、あ、はい。新しい方がいまいち。
基本的にはですね、やっぱり小出の辺りの人たちが食べているもので、長岡がどうか分かりませんけど、新潟市内ではあまりこの生ホルモン文化っていうのは聞かないですよね。
多分あの辺だけのものなんではないかなと思います。
でも美味しかったです。私が行ったのはヤマニっていうお店で、その後よく見てたらテレビによく出てくるヤマニっていうお店で、予約してもらって行きましたけど、フラッと行っても入れないみたいですよね。
相当な人気のお店で、今どうしてるんでしょうね。今どういう風にしてるか、コロナとかになる前に言ってますから、今どんな状態かは分からないですけど、でもまあ人気のお店だと思います。
というわけで今日はですね、魚沼のホルモンの話をいたしました。
今序盤でお話ししましたけど、この要するに小出というのは奥田谷ダムの建設の拠点になったような場所ですので、
そういう意味ではね、紅葉の季節とかに奥田谷のシルバーラインをドライブして帰ってきて、その後小出でホルモンを食べるみたいなね、そういう流れでも楽しめるのではないかなと思います。
あと奥田谷線どうですかね。私もあまり乗ったことないですけど、奥田谷線ファン多いですよね。奥田谷線に乗って戻ってきて小出で、というのもあるかもしれませんね。
小出という町はもともと大きな町、あの辺では大きな町で、かつて温泉とかスキー場もあったんですかね。そういうので栄えていたところなんですけど、やっぱり新幹線の駅がないんですよね。
15:08
新幹線の流れから外れて、新幹線の駅は湯沢・浦佐・長岡となっていて、その途中で宇和沼市、いわゆる宇和沼市というのがスキップされちゃってるので、なかなかそういう意味では観光で人が流れてくるというところの恩恵も受けられず、スキー場もだいぶ閉まっちゃったのかなというような状況と聞いてますけど、
このホルモンはね、なかなか面白いですよ。文化としてね。面白いし、美味しいです。小出の人に言わせれば宇和沼というのは、小出というのが食文化の豊かな町であるということなので、ぜひ訪れてみていただければと思います。
今日はあたからご参加いただきましてありがとうございました。今日は奥只見ダム、それから、奥只見ダムの話はあんまりしてないですね。宇和沼のホルモンの話をいたしました。どうもありがとうございました。
16:18

コメント

スクロール