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はい、おはようございます。新潟のへラジオ、一戸信哉です。よろしくお願いします。朝7時半からですね、
ちょっと収録、日曜日の朝してみたいと思います。今日はですね、画像にも入れました通りですね、今日はタレカツというのをお話ししてみたいと思います。
新潟県というのは、新潟県じゃない、新潟ですね。新潟市、新潟港というのは、
明治期、明治期、明治期じゃないな、幕末ですね。開港後、日本が開国した時の、開港した港の一つ、港の一つなんですが、
開港後というのは、概ね、要するに海外に開かれた、結構それぞれのところで混乱がありつつも、外国人が入ってきて、海外の文化が入ってきてっていう、
そういう場所なんですが、実は新潟に関して言うと、母親戦争があったり、あと砂地であんまり大型の船が入れないとか、いろんな事情があって、
実はなかなかこの開港によって、その海外文化が、外国から人がどんどん入ってきてっていうのは、あんまりうまくいかなかったんですよね。
いろいろこの件は、他のエピソードもあるのでお話できると思うんですけど、とはいえ、それなりに外国人が入ってきたりという形跡もあり、
その面影と思われるものもいろいろ残ってますよね、という話で、そういう意味での西洋文化ということで言うと、
タレカツっていうのは、独自の新潟で進化を遂げた西洋文化かなと、そういうお話をしようと思ったんですが、そんな大げさなものでもないかもしれないです。
タレカツというのはですね、いわゆるカツ丼、通常全国的に言われているカツ丼というのは、卵で閉じた、
カツを卵で閉じてご飯の上に乗せているというのが多いと思いますが、新潟市内はですね、カツ丼というと卵閉じではなくてですね、薄めのカツに醤油ベースのタレをくぐらせて、それをご飯の上にポンポンポンポンって乗せたやつですね。
これがタレカツと、今この画像に出ている通りで、非常にぱっと見殺風景なんですけどね、非常に人気があります。
人気がありますというか、これが新潟におけるカツ丼なんですね。
これは独自の進化を遂げていったカツ列っていうことかと言ってちょっと調べてみたんですが、これは禁煙とされているお店は新潟市の古町にあるトンカツ太郎というお店で、人の往来が盛んだ頃は夏休みとかお盆休みとかそういうお休みの時にはすごい行列ができているっていうようなお店なんですけど、
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今はどうでしょうね。今はなかなか大変かもしれません。
このお店がルーツというか元祖だとされています。
このお店のいろんなことを調べてみると、新潟にお堀があった昭和の初期ですね。だから明治じゃないんですよね。
昭和の初期にお堀のあたりで屋台飯で、屋台でお店を出してた時に、新潟の人の好みに合わせたっていうことなのかな。
醤油ベースのタレを開発し、それをくぐらせたらどんぶり飯っていうのを出したと。
これがタレかつ丼の始まりだというふうにされています。
これが人気を博しまして、未だに新潟市内ではかつ丼といえばこっちが標準という感じになっていったということですね。
現在はとんかつ太郎と並んでというか、それは元祖なんだけど、それとは別にとんかつ正ちゃんというグループですね。
正ちゃんは政治の正という意味ですね。正ちゃんグループというのがあって、これが新潟市内各地にお店を展開していって、
そこがかなり新潟のとんかつ文化をリードしている。
結果、みんなそこでかつ丼といえばこれみたいな感じで食べているということになります。
私も最初に新潟に来たときはちょっとびっくりしましたけど、今はそっちを標準にして生活していて、
あまり卵と卵のかつ丼も美味しいですけどね、食べる機会がない。
新潟市内にいるとね、食べる機会がありません。
殺風景なんですけど、結構食べ慣れていくとね、どっちの方が美味しいという風になっていきます。
このグループ、正ちゃんグループがメインですけど、別に限られたお店でしか出さない、出してはいけないというものではないので、
もちろんいろんなところで、普通のとんかつ屋さんとかでもね、とんかつがメインで出していてもタレかつを一緒に出したりとか、
いろんなパターンがありますし、あとそば屋さんでそばと一緒にタレかつとかですね、いろんなパターンがあります。
それからそのタレかつのタレなるものもスーパーで売っているので、家庭で食べている方もいらっしゃるかなと思います。
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なので、そういう意味ではお店だけでなく、いろんなところで活動の文化が広がっているということになります。
ただし、これが新潟県全域にわたってそうかというと、必ずしもそうではないというか、あんまりそうじゃないと思います。
正ちゃんグループの広がり方を見ると、北源は柴田なんですね。
柴田のイオンにとんかつ正ちゃんというのがありまして、そこが北源。
ただし柴田市内を見回すと、そんなにタレかつが標準になっているかというと、そうでもないかな。
普通のかつ丼の店にも入ったことがありますね。普通の卵とじの店にも入ったことがあります。
それから多分、全県的に見ても、おそらくちょっと確認しないですけど、例えば高速道路のサービスエリアの食堂とかで、ああいうところにも入っているはずです。
タレかつはね。ただそうじゃないものもあります。
長岡市に行くと、長岡市は同じような独自の発展を遂げたかつ丼として、洋かつというのがあって、あれ何ですかね。
デミグラスソースみたいなのがかかったかつ丼、かつライスみたいなのが、今どれくらいの力を持っているかわかりませんが、長岡の人に聞きましたけど、
どっちかというと長岡の人はそっちが標準というふうに聞いています。
他の新潟県内の他の地域に行けば少し違うものがありますよね。
あとは長岡と新潟の間ぐらい、いわゆる県号というんですけど、その間ぐらいのところにあるのが三条。
三条にはとんかつ三条がありまして、市民に愛されるとんかつ屋さん。
ゆで卵を食べ放題みたいな。とんかつを待っている間にゆで卵を食べ過ぎてお腹がいっぱいになるというので知られているとんかつ三条という人気店があります。
そこも確かたれかつ丼があったと思いますね。
ただたれかつ丼がメインではないという普通のとんかつ屋さんですのでね。
普通のとんかつ屋さんの中でメインにたれかつというのが、新潟市内でも普通のとんかつ屋さんでやっている店は結構ありますけど、三条の店も確かそうだったと思います。
そういう風に、とんかつメインの店、たれかつメインのグループ、いろいろあるんですけど、かつの醤油だれの味の加減というのはお店ごとに違っていて、それは当たり前ですけどね。
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それぞれの独特の文化というのがあります。
見た目にもちょっとさっぷりけりびっくりするんですけど、食べてみて。
それぞれの地域、かつ丼の文化っていろいろありますよね。
どこでもみんな卵とじというわけではなくて、この町行ったらソースかつ丼とか、いろいろありますけど、そういうのの一角で新潟市内に関しては、たれかつというのがありますよという話でした。
最近ですね、東京都内、どこだったかな、神田あたりだったと思いますけど、神田あたりを起点にしたたれかつ屋さんというのが広がっていて、何店舗かあるんですよね。
私は行ったことないですけど、東京都内にも何店舗か、新潟かつ丼たれかつみたいなお店が東京都内にもあるというのを何かで見たことがあります。
東京都内の住まいの方もぜひ探してみてください。
というわけで今日は新潟のたれかつのお話でした。
今朝もお付き合いありがとうございました。