00:00
こんにちは、ninjinkunです。 さっき、テレビドラマのユーフォリアっていうやつをちょっと見始めたらですね、
主人公は、ドラッグ中毒の女の子なんですけど、まだ見始めて20分ぐらいなんですけど、
ドラッグを抜く、そういうキャンプに入れられて、
そのシーンの中で、聞いたことのあるフレーズが流れてて、
神よ願わくば私に変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、
その違いを常に見分ける知恵と、お授けたまえっていうフレーズがあってですね。 ドラマではもうちょっと嫌いだと思うんですけど、
あれ、これ聞いたことあるなと思って、 私、カート・オネガットっていう人のスローター・ハウス・ファイブっていう小説がすごい好きなんですけど、
その中でこれが、えっと、何だったかな、なんか 母標みたいな形でなんか出てくるシーンがあるんですけど、
なんかその本を読んだ時は、えっと、これはなんかそのカート・オネガットが作ったフレーズなのかなって、なんかすごく気が利いたフレーズだなと思って、
特にその違いを、変えることのできることと変えることのできないことの違いを常に見分ける知恵をお授けたまえっていうところが非常に、なんだろう、
知性っぽくて、こう、クールだなっていうふうに思ったんですけど、 どうもドラマに出てくるっていうことは、これはなんかそれなりに一般的なことなのかなと思って調べたら、
これはニーバーの祈りと呼ばれるもので、えっと、 wikipedia によればラインホールド・ニーバーさんというアメリカの神学者、すでに個人ですけど、が作者とされる祈りのフレーズだということです。
平成の祈り、静寂の祈り、平安の祈りとも呼称されると。で、さらにこの祈りがこのアルコホリックスアノニマスとか、そういう、あれですね、アルコール中毒とか、あと薬物中毒とかの、その
コフ・フクシエンプログラムの中で使われていて、そこで、あの、唱えるというふうに使われていることがわかって、あ、こんなになんか一般的なものだったんだというので、カート・ボネガットの、その引用、どこで引用するかっていうところには、その小説家のそのなんかキビがあるんですけど、
03:04
えー、このフレーズ自体は結構有名なものなんだなっていうことがわかって、おー、なるほど、という、はい、その小説読んでから多分もう20年以上経ってるんですけど、えー、経って初めて、えー、なんか点と点が繋がったというアハ体験が得られたという話です。
はい、このフレーズは、あの、今でも大好きなので、えー、最後にもう一回言っておきましょう。えー、神よ、願わくば、私に、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とさせてたまえ。いやー、いいフレーズだと思います。ありがとうございました。
03:57
スクロール