00:01
みなさん、こんにちは。 MIKI senseiの日本語ラジオへようこそ。
このポッドキャストは、日本語を勉強しているあなたにフィットする日本語でお話しします。
今日も最後までお楽しみください。
今日の言葉は、バイキングです。
バイキング、みなさんは聞いたことがありますか?
このバイキングという言葉、昨日の日本語の授業の中でカタカナ語を勉強した時に出てきました。
教科書には、バイキング料理という言葉が出てきました。
学生は、バイキング料理は地中海の料理ですか?と聞きました。
バイキング料理は地中海の料理ではありません。
レストランやホテルで料理を自分で食べたい分だけ、自分のお皿に盛って食べられる食べ方です。
世界的には、ブッフェという言い方が通じるようですね。
そして学生は、さらに質問してきました。
それじゃあ、食べ放題はバイキングという意味ですか?
これはどうでしょう?
これは半分正解、半分違っています。
食べたい分だけ食べられるので、食べ放題なんですが、バイキングは自分で料理を取りに行かなくてはいけません。
食べ放題のレストランの中には、お客さんのテーブルまで持ってきてくれるお店もありますから、食べ放題イコールバイキングという意味にはなりません。
さて、ここでカタカナ言葉のバイキングという言葉についてもう少し説明しましょう。
カタカナ語は海外から来た言葉や海外の国や名前、動物の鳴き声などを表します。
このバイキングは海外から来た言葉ではありません。
日本で生まれたカタカナの言葉です。
和製英語と言います。
このバイキングという言葉は作られたのは1957年。
帝国ホテルの当時の社長が旅行で行ったデンマークで、食べ放題のサービスを気に入りました。
そこで自分のホテルでもこのサービスを取り入れようと思い、日本に持ち込んだのが最初です。
自分のホテルに帰った社長はサービスの名前を考えていました。
03:01
デンマークなどの北欧の国々の当時のイメージや元気よく食べる印象からバイキングという言葉が使われました。
このサービスはとても人気になり、他のホテルやレストランも真似するようになりました。
こうしてバイキングが日本中に広まっていきました。
そして今では焼肉バイキング、ランチバイキング、ケーキバイキングなどがあります。
うーん、バイキングの話をしていたらお腹が空いてきました。
早速ランチバイキングのレストランを探そうと思います。
最後まで聞いてくれてありがとうございます。
アンカーでお聞きの方はぜひボイスメッセージで感想を聞かせてください。
ツイッターでも感想をお待ちしています。とても喜びます。
それでは次のエピソードでお会いしましょう。バイバイ。
Please subscribe to my channel.
