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みなさん、こんにちは。日日これ編集ラジオのお時間です。
今日は、ストーリーはパターン、ドラマは無限、ということについてお話をしたいと思います。
聞いたことある方もいるかもしれませんが、
ストーリーのパターンというのは、シェイクスピアが400年前に描き尽くしているというようなことを言われたりしています。
ストーリーの型というか、パターンというのは一定、もう有限で出尽くしているということですし、
そのシェイクスピア自体も、古典とか昔のものから、ストーリーの原型を見出して活用したと言われているんですね。
このストーリーはパターンで、ドラマは無限というのは、すごく魅力的で夢があるものだなというふうに思っていて、
ストーリーがパターンであることによって、誰でも関わっていくことができたりとか、もちろんプロとアマチュアの違いはあると思いますが、
一定の質のストーリーを作っていくことができるという希望だったり、やり方、手法だったりということになると思うんですね。
ただ、結局そのストーリーの中を動き回るキャラクター、主人公というのは、当然誰と一人として同じ人はいないわけなので、
その人と人がいろいろ巡り合ったりとか、敵対して戦ったりとか、いろいろあるわけなんですけど、
そういう出会いや人の動きによって、ストーリーはパターンだけど、ドラマというのは無限に生み出されるということなんですね。
私たちが実際にキャリアのプロットを作ったりとか、物語を描いたとしても、人生で一作だけしか作らないかもしれないですけど、
そこには自分にしかできないドラマがあるわけですし、どうせならそれを身を任せて作られる物語じゃなくて、
自分で描いていく物語にできるとすごく面白いんじゃないかなというふうに思っています。
何でも当てはまると思うんですけど、そういうパターンで、テンプレートとかパターンで対応できるものと、
自分にしかできないことというのは、仕事においても効率化すべきパターン化して、繰り返しで簡単に処理ができるように仕組み化する領域と、
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自分にしか出せない付加価値の領域と、そういう仕事に分けることができると思うんですけど、
ストーリー作りにおいても、そのストーリーをパターンで作っていって、ドラマというのは唯一無二のものにしていくというふうに分けて考えていけるといいのかなと思っています。
そういう意味では、プロットを作る、キャリアのプロットを作るというのは、ある程度そういったノウハウとかナレッジとかパターンによって原型を作っていくことができると思っています。
それを面白いと思う人もいれば、ユニークじゃなくてオリジナリティがなくてつまらないと思う人もいるかもしれないんですけど、
あくまでもそのプロットの上に実際にストーリーを執筆していく、実際に書くでもいいですし、
日常の中で行動して実践するということで、人生とかキャリアという小説を書き上げるという面白さというのはあるんじゃないかなというふうに思っているので、
ぜひストーリーはパターン、ドラマは無限ということで、楽しみながら作品作りを一緒にやっていけたらいいかなというふうに思っています。