1. RYO-Z & 柴崎竜人の新しいフォルダー
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2021-12-05 17:00

#109 感想戦 Amazon Prime Video『庵野秀明+松本人志 対談』 RYO-Z & 柴崎竜人の #新しいフォルダー

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出演:
RYO-Z from RIP SLYME
柴崎竜人

【宿題映画】ありませんか?

人から「面白いよ!」と勧められて、いつか見ようと思ったまま、まだ見れずに宿題として積まれている映画の数々。
RYO-Z と 柴崎竜人がそれぞれの宿題映画を一緒にこなし、飲み屋でトークするポッドキャストです。

今回はAmazon Prime Video『庵野秀明+松本人志 対談』

あなたも一緒に宿題映画を(ホロ酔いで)楽しみませんか?

出演:
RYO-Z from RIP SLYME
twitter.com/ryoujinarita

柴崎竜人(小説家)
twitter.com/ryuto_shibazaki

スタッフ:
砂流恵介
twitter.com/nagare0313
00:06
新しいフォルダー、感想戦でございます。
今日は、Amazon Primeで絶賛公開中の、庵野秀明と松本人志の対談を見てきたわけでの感想戦なんですけど、
今、さっき勉強になったな、こういう庵野秀明のものづくりに対しての考え方とかっていうのがあって、
俺もさ、それですごい、この対談を見てさらに思い出してる。よく俺ね、これは思い出してることなんだけど、
わりとね、知り合って間もない頃かな、多分。
どんな感じでいわゆる小説を作ってるのかとか、どんな感じで逆にラップを書いてるんですかっていう話をしたときに、
俺とですか?
そう、ときに、俺は結構本当に自分の側を通しちゃうタイプ。
逆にディレクターさんとかにケチをつけられるのはあんまり好きじゃない。
これはどうしてもこういう表現になっていくし、
参考意見としてはもちろん聞き入れるんだけど、
わりとそんなに何もかもディレクターの言う通り書いてはいかないと。
俺は基本こういうのが、これはこれだからって。
もしこれ気に食わないんだったら、俺はこの曲やらないみたいな。
そのくらいの勢いなんだよねって。
それで本当にあるディレクターさんがあるときに、新しいディレクターさんがついたときに、
本当その1年も満たないくらいで、その人いろんなっちゃったくらいに、
俺とあんまり反りが合わなくて。
頼むからこれは書き直してくれみたいなことを言っちゃえ。
これ書き直したくないし、書き直さないから俺はこの曲から外れるみたいな。
そういうやり合いをやっちゃってたのよ、当時。
どのくらいの頃かな。
ロンバケやってるアルバムくらいの時だから、結構前のアルバム頃に。
そんなんで本当に現場の担当が変わっちゃったりとか。
その次に来たすごい若い人、すっごいイエスマンが来たから。
めっちゃやりやすいと思ったんだけど。
っていう話をしたら、僕逆なんですよ。
担当に本当にこれでいいのか本当にこれでいいのかって嫌っていうくらい。
担当が1個もダメ出しないのにもかかわらず、
必要にこれでいいのかって自分は聞いちゃうくらいです。
それで本当にこの作品のクオリティが上がるのかどうかっていうことを全部自分に書いてくるから、
やっぱり結局その人との意見をガンガンにちゃんと入れて書き上げてるって言うときに、
そうなんだ、スタイルがそういうスタイルなんだね、ザッキーは。
とか思ってたんだけど、今帰りにいると全然俺は子供だったわ。
03:00
数年前のことなのに。
俺その話覚えてるよ。
すぐ覚えてる。
だから庵野秀明さんのこの話を聞いた時にも思い返して、
俺しょっちゅうこれよく思い返す。
そうなんだ、やっぱりみんなの意見をちゃんと参考に、
言ってくれた言葉をしっかり自分の中で咀嚼して、
理解して、反映していくっていうことの方が作品のクオリティを上げることに繋がるわけじゃん。
確かにそうだっていう。
あの時のディレクターさんごめんなさいっていう。
その後の新しいディレクターさんなんかは言えないじゃない。
そういう経緯で全員しか言えない。
完全にイエスかハイの選択肢を持っていく。
そういうことになっちゃうでしょ。
その人にはやっぱりごめんなさいって思って言って、
全然言ってくれていいからって。
今更ながらそんな風に思うっていうね。
ちょうど今僕新作の小説のゲラ返しって言って、
編集者と講演者さんが僕が書いた原稿を読んで、
この言い方で合ってるかとかそういうのをやり取りしている。
日本語的なことも含めて。
基本的には日本語的なことだけど一部表現とかね。
その前段階で編集者との物語全体のやり取りもあるんですけど。
やっぱなんか気をつけているのは、
何かしらチェックが入ったところは、
必ずどんな小さいチェックでも小さくイラッとするんですよ。
そういうもんだよね。
俺はこれでよしと思って書いてるわけだから。
自分が明らかに間違っていても下打ちしたくなるんですよ。
厄介だなぁ。
ザッキーの編集大変だなぁ。
伝えないですよ。
見て原稿をめくっていると線が入ってるだけでチッと思うんだけど、
こここうじゃないですかってどうですかって提案も見ながら全部チッと思うんだけど、
イラッとするんだけど、
庵野さんが言ってた母数が少なくても
こんだけ気になるとかどうなんだって思われるところがあるんだったら
母数が大きくなった時にさらにそう思う人が増えていくだろうっていう。
そう考えるか、あるいはこの人が特別思ってるだけで
他の100人はそう思わないんじゃないかって考えるかと違いがあったと思うんですよね。
僕自身はその人が何かしら気になって
だいたいそういう注釈とか意見とかアドバイスって
何かがこれで大丈夫ですかって入った時に
高越さんが正しいかどうかだけチェックするお仕事の方は別ですけど
編集者さんのお仕事してる時には
じゃあどういうのがいいですか?
代案をなるべく聞くようにする。
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多分めんどくさいなって思われるんですけど。
バスターズは代案を聞いた上で
さらにその代案でもないプランCに変えるようにしてるんですよ。
なるほど。
代案がすごく良かったらもちろんそうするんですけど
基本的にはプランをいくつも考えておいて
帰ってきたものもそれもそうなんだけど
それよりもさらに上にいくのが悔しいから
良いものを作ろう。
ただ指摘が入った時は素直に
言われたまんまには直さないけど
言われたものよりも良いものにして返そう。
それこそクリエイティブなことだと思いますよ。
でもそれが本当に今書くべきものなのかとか
お客さんが求めているものなのかとか
そこですよね。
お客さんユーザーと言ったり
それの中にもコアユーザーがいて
もちろん広く多くの人に聞いてもらいたい。
コアユーザーの人たちは多分
どういう風にしても
もしかしたら喜んでくれるかもしれない
ずっと知ってるから僕らのことっていうのがあるから
広く多くの人に
でもなんか捕らわれたりするんだよ
これちょっとリプセンっぽくないなとか
これリプセンっぽいな
じゃあっぽいってなんだとかね
ぽくないってどういうことなんだみたいな
ことにまで発展していくと
いよいよ収拾つかなくなってくるっていうのがあるから
インスピレーションでまずは書いてみるっていうのが
俺はそういうやり方だけど
それでもちろん
この言い回しはこうでいいんだよ
メンバーの言うことはすごくプライベリティ高くて
効くんだけど
それってでもやっぱりうちうちのことじゃない?
本当にお客さんとかだったら
うちだったらやっぱりメーカーがあったら
メーカーが出資者みたいなもんでしょ
その人たちがCD作ってくれたりするわけだから
配信ないしそういう宣伝も含めてやってくれるわけだから
お金かけて
だからそういう人たちの
デリクターがその一番の先鋭にいるわけだから
その人の言うこと聞かないって相当なんだよね
そういうことなんですよ
まず全然言うこと聞く順番間違ってるっていう
そういうの結構あったなって思って
でもね最初の頃ってさ
ほとんど僕ら何か作品もうダメ出しをされて
作品が出来上がってるっていうよりは
まずやらせてみようみたいな形でやらせてもらってた
それで結果が出てれば何にも言われへん
もうそう
だって楽園便便ダメ出しなんか書いてなかったもん
でもだからって何かすごいいろんなこと思いっぱく書いてあるわけじゃないし
でなんかどんどんどんどん
一番バーンってキャッチアップされた時期を越してくると
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少しずつ売り上げ
CDがまず売れなくなってくる時代に俺たちはなってったから
余計にそうなっていくんだけど
そうするとだんだんぽつぽつとディレクターさんも
こここうなんじゃああんじゃない
太陽とビキニって曲があるんだけど
その曲の俺最初のバース
一番最初のバースだから
お前のバースが一番大事だっつって
これで100小節くらい書かされた
たった12小節くらいのラップを
8小節かそのくらいのラップなんだけど
もう終わんないんじゃないかなこれ
でもそれはもう向こうも必死になってるし
すっごい仲良い付き合いでディレクターだから
すごいちゃんとこの人たちのオッケーが出るまで
頑張ろうと思ってやった
すごい頑張ってやって
画期的なアイデアも生まれた
よしこれだと思って言ってもダメだし
日々を繰り返したけど
やってやって色々事聞いて
俺がかっこいいかっこ悪いじゃないからもう
この曲としてこのパートが成立すればいいんだと思って
終わって
同業に聞かせたいから
ダマダマてりやき坊主めって時だから
ワイちゃんに車の中で新しい曲できたんだって
パッて書けた瞬間に
なんかリョウジくんのラップはハルカリみたいだねみたいな
まっすぐ
ハルカリ一度も悩んで書いたことないから
100小節悩み続けて書いたワンバースと
ハルカリのバースに超えたって言われた時は
じゃあ何も考えなかった
それも一つの意見だから
一つの意見
見ればどう思ったかは知る
アルトさんも作品人によって意見が変わる
作品に対する批評が賛否両論あって
それは当然だと同じ人だって意見があるから
あれ面白かったね
本当に恋人と別れたばっかりで見た映画と
ウキウキで恋人と上手くいってる時に見たラブストーリー
それ全然感じ方違うだろって
それはそうだ
その人の腹が減ってるとか
腹がいっぱいで見たとか
それでも違うしなって
それはそうだよねって思いながら
あれはあれで勇気付けられますよね
もしアンチがパッと
それはあなたの意見だし
腹減ってんだって
そう捉えればね
ヒップホップはそういう言い方が
そういう何かつっかかってくる
ネタんでるやつがヘイターって言うんだけど
ヘイターなんか気にならない
俺が羨ましくてしょうがないんだもんっていう
そういうマインドで結構ヒップホップをやる人もいる
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ディスとなると
なかなか深刻になってくるけど
これは逆に言ったら返しに行かないといけない
みたいなのがあったりするから
だけどネタんでるだけで
なんだヘイターかみたいな
羨ましくてしょうがないごめんねこんなんでみたいな
それいいっすよね
割とそういうヒップホップのマインドかもしれないですね
でもね
名古屋で波風立っちゃったからね
だいぶ拡大してる
すごいよめっちゃ悪者
女性菌も取り上げられちゃったんですよ
でかいよね
主催者の方は苦悶が来るみたいな話になってる
3000万か何かですよね
あれ取り上げると返し潰れてもおかしくないですもんね
とんでもないことになってる
それですごい悪者になってるっていう
ヒップホップに責任たくない?みたいな
ヒップホップごと叩かれてるんですか?
やっぱりヒップホップの連中はってことになるわけですよ
それでジブさんがちょっとごめんって謝ってるってこと?
ジブさんはそうね
いつから代表なのかわからない
ヒップホップの代表なんで
大統領
ヒップホップの大統領なんで
それで言うと俺も
リョイさんが言うとこの松本さんじゃないですけど
あんだけ俺が本当に骨の隅から憧れてたジーブラーが
なんか想像してると違う大人になったなってなって
色んなことを考え始めるんじゃない?
俺は背負ってほしくないと思うけど
ライムスターになってジブラーさんになってスチャダパーンになって
好きにやってほしい
そんなヒップホップやってますみたいな
気負いとか気概ってそんな責任持ってほしくない
もっと好きにやったほうがかっこいい
かっこいいとこ見たいだけ
そんな責任持って
大人だからあるんだろうけど責任感
全然ねえもん俺たちそんなの
そうなんですよね
あれ見た時に
ジブさんがごめんっていうのを見た時に
うっせーバーカーとかでいいんじゃないの?って思っちゃった
それはうっせーバーカーは
ちょっとそれを交渉に
賢くうっせーバーカーって言う
確かに切り返しが大切だから
そこを素直に謝ってほしくない
そんなジブさん見たくないみたいなのがあるかもしれないね
うっせーバーカーをその日にやったマキクロードは
すごい評価を得てる
よくそこで言えたと
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確かに言えないよね
めちゃめちゃ盛り上がってるところで
うっせーバーカーでしょ
お前らマスクしろよ
それも動画合わせるけどすごいですよね
すごいよ
それは確かに
確かにマキクロードさんの方がヒップホップ的っていうか
ああいうイメージも伝わらない物言いだったっていう感じだから
ジブさんとマキさんって確かやってましたよね
アクションね
アクションそうだそうだ
たけしのブラザーズ
見に行ったわ
俺も見に行きましたよ
あの黒人の俳優さん
いわゆるたけしと友情がある
あの人はすげえ昔のレジェンドヒップホップの映画出てる人
ジュースっていう映画出てて
あの主演の人ね
そうそうそうそう
その辺もいい渋いと思える
憎い俳優だなと思って見ておりましたが
渋谷ですか見に行ったの
俺どこだったっけな
でも俺も劇場で見た気がする
確か初日に渋谷見に行った気がするな
まあまあねちょっとそういう波風の話にもなりましたけど
我々はねこの新しいフォルダで新しい波を
作っていくべき
これからもこの後ミーティングを重ねていきたいという所存でございますからね
感想戦もこんなところで
もう一度来週の宿題は青い乱
青の乱
青の乱という
アンマーミユキさんの主演
アンマーミユキさんの主演
劇団新幹線の劇死ネット
アマゾンライブで配信中
レンタルですね
レンタルです
そちらの方よければ見ていただいて
また次回お付き合いいただければと思います
本日は最後までありがとうございました
ありがとうございました
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