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2024-04-26 17:41

※良い子はICカードで役を作ってはいけません【交通系ICカードのネーミング】#52

今回のけんきゅーテーマは「交通系ICカードのネーミング」です。
「Suica」や「ICOCA」などを眺めていたら仲間分けしたくなったのでやってみました!「SUGOCA」は3文字、◯◯カ、方言、頭字語、オノマトペ、親父ギャグなどの役を作れるので初心者にもおすすめです!

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どうも、ネーミングけんきゅーラジオ、ちゃこ先生です。
皆さん、普段、通学や通勤に、移動手段、何使ってらっしゃいますか?
私はですね、学生時代は、電車を使うことが多かったんですけども、
ということで、今日はね、こんなテーマで研究してみたいと思います。
交通系ICカードのネーミングです。
はい、というわけで、今日は、あの解説をピッてやる、あのカードの、
全国で使えるやつを、10種類取り上げて、仲間分けをしてね、遊んでみたいと思います。
実はね、交通系ICカードって、地方版も含めると、おそらくね、50種類以上あるんじゃないかというぐらい、結構ワンサ感あるので、
今回はね、限定して、全国どこでも使えるよーってやつ、その辺のカードを取り上げて、
ネーミングの観点から、この名付けおもろいよねってやつを見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、というわけで、皆さん、地元のおそらくね、交通系ICカード出てくると思いますので、
どんな仲間分けがなされるのか、楽しみに聞いていただきたいんですが、
まずはですね、手取り早く、表記から見ていきたいと思います。見た目の違いですね。
じゃあ、まず10種類、どんなカードがあるのかを紹介したいんですが、
JR東日本のスイカ、そしてJR西日本のイコカ、スルット関西のピタパ、JR東海のトイカ、
パスモ、これは会社の名前もパスモです。さらに、JR北海道のキタカ、
西日本鉄道のニモカ、JR九州のスゴカ、福岡市交通局の早貨券、
最後、MICのマナカ、ということで、この10種類が全国で使える交通系ICカードになります。
知らないのも結構あったんじゃないですか。
はい、というわけで、まずはね、これらの表記から見ていきたいと思います。
見た目ですね。地面というか、特徴的なのを拾っていきたいんですけれども、
まずはですね、そうだね、パッと見て、もしくはラジオでお聞きの方、
パッと聞いていて、なんかめっちゃ特徴あるなと思ったんじゃないですか。
似てるなぁと。そうです。まず一番わかりやすいのは、語尾にカがつくということですね。
カがつくやつ言っていくと、ニモカ、マナカ、スイカ、キタカ、ピタパ、トイカ、イコカ、スゴカとかですかね。
はい。10分の7が何々カで終わるということで、それ以外なのが、
ピタパとパスモとハヤカケンということになります。
この中でもパッと見て、ハヤカケンが一番浮いていると思います。
表記としては、これ他は全部英語なんですけど、ハヤカケンだけひらがなになります。
あえてですね、本当に唯一のひらがな表記じゃないでしょうか。
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地方版も今集計している途中なんですけど、ひらがなはね、なかなかレアですよ。
あるはあるんですけど、はい、ということで。
かつ、ハヤカケンに関しては5文字、5音なんですね。5つの音で構成されていて、ハヤカケン以外は全部3音。
これも結構特徴かなと思います。
ただ、ハヤカケンに関しても、ケンを除けばハヤ、カということで、カが共通してつきやすいということが挙げられると思います。
スイカがね、一番最初にこの何々カを始めてしまったので、続いて西日本のイコカもね、来ちゃったので、
カが続くというか、交通系ICカードといえばなんとかカードを略すもんだっていうセオリーができちゃったってことでしょうね。
地方版になってくると、このセオリーをぶち壊すやつが結構出てきて面白いので、そのうちね、やりたいと思います。
はい、で、もう一つカがつかないのがピタパとパスモですね。
うーん、表記だけでいくと、ハヤカケンを除けばね、ピタパは結構面白いことしてますね。
ピタパのCにあたる部分、PTPが大文字で、母音のIAAが小文字になっているので、すごく何ですかね、見た目でも音の可愛さみたいなものを強調してるんじゃないかなって思いますね。
で、全体的に軽い音で構成されているっていうのが個人的にはね、次ちょっと音の仲間向けに入ってるんですけど、特徴かなと思ってまして。
ちょっとこれ長くなってきたらカットするんですけど、すいませんね。
やっぱり面白いなーって思うところは、声帯が震えない音がめちゃくちゃ使われているっていうのがありますね。
何々カードのカっていうのが、そもそもクックっていう音でね、音が震えないんですけど、他にもだからTとかP、Sもそうかな、スイカのSとか、この辺がかなり多いですよね。
これについては、最初に発表されたスイカとイコカの音の響きのイメージがベースになっている、みんなの付けICカードのネーミングといえば、こういう音、軽くてカッチリしたイメージみたいなのがあるのかもしれないんですけど。
あともう1個言っておきたいのが、その喉が震えないシーンが多いのが影響してですね、母音の無精化っていうのもかなり起こっています。
例えば、キタカのキですかね。
キタカじゃなくて、キタカみたいな感じで、アイの音が抜けてあったりとかね、こう言っている印象ですかね、これは結構全国的な特徴として挙げられるんじゃないかと思います。
何々カっていうのがすでにカッカっていうことで、そのKの音を使っているので、そういう音の並びになりやすいっていうのはあるかなと思います。
はい、ちょっと今のところ長かったらカットしていると思いますが、申し訳ありませんね、大興奮してしまっているので。
はい、というわけで、音と表記に関する仲間分けはだいたいこんな感じ。これはパッと見てわかりやすいと思うんですけど、続いてちょっとマニアックな仲間分けに入っていきたいと思います。
じゃあまずはね、省略形に行きましょうか。
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これ由来に関係するんですけど、2つ取り上げてみたいと思います。
きたかとまなかです。
きたかはJR北海道のカードなので、これ何の略かっていうと、JR北海道のカードということで、だからコンセプト文から日本語の良さそうなところを抽出しているんですけど。
で、もう一個まなかなんですが、これね、そのままなんですよ。
日本の真ん中から来ています。
日本の真ん中をつなぎ、暮らしの真ん中をつなぐICカードっていうコンセプトに由来している。
そうで、唯一じゃないかな。
真ん中みたいにさ、一つの単語をギュッとくっつけてカードの名前にしてあるっていうのは、この10種のカード的にはこれしかないと思いますね。
こういうさ、なんかしょうもないダジャレというか、ダジャレまでいかないけどね。
いや、なんかめちゃくちゃ身近な単語じゃんっていうので、土手ってなる感じがね、結構好きなんですけど。
まなかは、だから愛知県周辺で、日本地図見た時に真ん中ら辺にあるっていう、日本の中心だぞみたいな。
名古屋地区とかの自負みたいなものも感じられてちょっと面白いんですけど。
はい、っていうのが省略系ですかね。
逆に言うと、これ以外がですね、全部、ほとんど全部次のグループに入ってきまして。
みなさんお分かりかと思いますが、次のグループが当事語グループです。
イニシャルですね。これが多い多い。
一番シンプルなやつからいきましょうか。
まずトイカです。
トイカはJR東海から来ているので、東海ICカードを略してTOICAでトイカになります。
これ一番なんていうんですかね、シンプルな当事語なんですよ。
ひねりがあんまりないというか。
他が結構独自な単語から頭を取っているっていう風なので、ちょっと見ていきたいんですけど。
まずSUICA。
一番多分ね、首都圏も入れると人口、使ってる人口が多いんじゃないかと思いますが、SUICA、何の略かご存知でしょうか。
これはですね、実はSUBOCAとかなり似ていまして、SUICAはスーパーアーバンインテリジェントカードということで、
超都会のめっちゃ賢いカードみたいな、クソバカな直訳ですけど、というやつですね。
SUGOCAもめっちゃ似てて、SUGOCAはスマートアーバンゴーイングカードの略でSUGOCAとなっています。
どっちもアーバンが入っている都会的な、都市、都市、都市のか、みたいなので使われていて、スーパーかスマートかみたいなことなんですけど。
ちなみにICカードはね、インテリジェントカードでは全然ないんですよ。
なんだったっけな、えーと、集積回路ですよね。インテグレーティッドサーキットかな?
はい、あってましたね。インテグレーティッドサーキットでICカードになるので、全然このインテリジェントカードとかではないんですけど。
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だからこれ厳密に言うと、当事語というグループというよりかはね、当事語の中のバクロニムという種類になるかなと思います。厳密にはね。
逆当事語みたいに訳されたりしますが、つまりおそらくカードの名称を決めてからそれぞれの頭文字に見合った言葉を後付けでね、付けてるんじゃないかっていうことですよね。
まあ、あの公式的にはいやいやそんなことないですよ。このスーパーアーバンインテリジェントカードがありきでスイカって名付けたんですよって言いたいのかもしれないですけど、
多分実際はそうじゃないですよね。音から決めてるんじゃないかと思いますので。
たまたま頭を取ったらスゴカになったってことはなかなかないと思いますので、まあそういう逆当事語みたいな略し方をしているカードが他にもありまして、
さっきも出てきましたが次ニモカです。これもね結構個性的な略をしていまして、ニモカはナイスマネーカードと言います。これの略ですね。
ナイスとか、意外にもマネーを使っているのはこれしかないですね。お金を入金するからマネーとかね普通に入れそうですけど、まあそもそもMの音を使っているカードがかなり少ないので、これはニモカならではだと思いますし、
ちなみにこのニモカのN、最初のNですね。これが西鉄とも書かれていまして、西日本鉄道がやっているカードなので、そこも意味として含んでいるということで、
そのニモカならではの名付けだなあっていうので私結構お気に入りなんですけども。でもう一つ特徴的なのがパスモですね。
パスネット、このパスモの旧会社名ですね。パスネットのパスプラスモア、モットですね。モアのMO、これの当事語。
なんか造語って感じですね。ここまでくっつけちゃうと。で実はこれちょっと雑学として皆さん持って帰ってほしいんですけど、ニモカとパスモは共通点がありまして、
こちら音に着目していただくとわかるんですが、あのMOっていう音が入ってますね。パスモのMO、ニモカのMO。これは実は日本語の助詞の意味を含んでいます。
パスモはキャッチコピーとかフレーズで、電車もバスもパスモということで、この係助詞の何々MOがかかっておりまして、ニモカのMOは厳密にはニモっていう終助詞を拾っていまして、
バスにも電車にもお買い物にもいろいろ使えるオールラウンドなカードを噛みました。
ということで、いろんな用途があるよ、何にでも使えるよ、便利なカードだよっていうことで、このMOとかニモを使っているというところで、この日本語をうまく外来語由来のカードの名前に組み込むっていう手法がなされています。
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結構ダブルミーニング、トリプルミーニングっていうのは入れると入れるだけオリジナリティ上がっていくと思いますので、大変素晴らしいなと思いますね。結構お気に入りです。
あともう一個、当事語として、今全部英語の当事語を紹介していったんですけど、早貨券も実は当事語なんですよ。
唯一日本語表記の早貨券ですが、こちらは早くて、優しくて、快適な券、カードですね。というところで早貨券となっています。
優しくてっていうのは環境とか人に優しくてっていう意味だそうですね。早貨券。
IEO作文みたいになってますけど。いやこれに関してはね、英語でうんぬんかんぬん言われるよりも、覚えてもらおうっていう気概が感じられますよね。
ここまで防災訓練のさ、お箸もとかお菓子もとかね、地域によってちょっと差がありますけど、押さないかけない戻らないみたいな、ワンチャン覚えてもらえるっていう日本語由来ならではのメリットを生かしたネーミングだと思います。
あ、そうだ、取りこぼしてたけど、方言由来っていう分け方もありますね。今の早貨券は博多弁で早いからの早貨券。ちょっとアクセントがわからないですけど。
っていうのと、あと他に方言由来なのが、いこかですね。私大阪住んでたんですけど昔。
CMとかでは、いこかーでいこかー、タッチしていこかーっていうCMが昔は流れてましたが、今はどうかな。
はい、というわけで関西方言とかが取り入れられていて、もう一個どれだ?
えっと、あ、スゴカか、スゴカですね。
ヒチク方言のスゴイの意味でスゴカっていうのが挙げられています。
これ確かね、スゴカの事業所、発行事業所違いでモノスゴカっていうのもありましたね。
MONOSUGOCAでモノスゴカ、モノスゴカっていうね。
いや、なかなかこのインパクトを重視するネーミングによく仕立て上げられるなと思って、いろいろ遊び甲斐があるだろうなって思うんですよね。
カードの名前が基本3音が多いので、その中でちょっとバージョン違いみたいなのを作る時に、いろいろ足し算しやすい造語成分なのかなっていうのを感じます。
この方言をいじった名前っていうのは、今3つしか十分の3しかなかったんですけど、
実は地方の交通系ICカードってかなり方言が入ってきてめっちゃ面白いんですよ。
というわけで、おそらく近々まとめ終わりましたら、交通系ICカードの地方編を絶対にやろうと思ってますので、
皆さんの地域のご当地のICカードとか好きなのあったらコメント欄に書き込んでいただけると大変嬉しいです。予想して待っておいてください。
はい、ということでまとめに入ります。今日はですね、カードの名前を紹介していったんですが、結構調べてて、これも見た方がより味わえるなって思ったのが、
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キャッチコピーと関連していることがめちゃくちゃ多いなっていうのがありまして、例えばピタパとかだったら、ピタッとタッチするだけでパッとスピーディーにっていうのがあるんですね。
そのピタッとかパッとみたいなのでピタパっていう、まあこれは後付けかどうかわからないんですけど、コンセプトにもなってるかもしれないんですけど、そういうオノマトペが引っかかっていたり、
あとスゴカもね、スッとゴーでスゴカみたいな、スッと行けてゴーっていうことですよね。ゴーイングのゴーとか、こういう意味の取り方もできるよっていう解釈がキャッチコピーの中から見えてくる場合があるので、
これもネーミングと同時に拾うと面白いなっていうのとか、あと今日はね、もう全然拾ってないんですけど、カードのデザイン、これも拾うと結構面白くて、
一番わかりやすいのはスイカですよね。普通にスイカとも読めるので、スイカをモチーフにしたイラストとか、てかカラーリングの緑がね、まさにスイカだと思うんですけど、
っていうのがあるので、皆さんもお手持ちのカード、名前とキャッチコピーとプラスデザインとかを合わせてみると、より多方面から味わえるんじゃないかな、面白がれるんじゃないかなと思うので、おすすめでございます。
同じような観点でね、地方版もやってみて、今日分けた表記、音とか省略形とか、当事語あるいは方言以外のネーミングがないか、もしくは分布がどれぐらい違っているのか、みたいなのを比較しつつ地方編やってみたいので、その辺もお楽しみにしておいてください。
はい、楽しみだよって方は、ぜひYouTube版のチャンネル登録、コメント、高評価などなどよろしくお願いいたします。
あの、ポッドキャストのね、高評価も最近ちょこっとずつついていて、星5つけてくださっている方ありがとうございます。私は地味にチェックしておりますので、大変励みになります。
で、あの、TwitterXの方でも感想、大歓迎でございます。
ハッシュタグネミけんとつけてポストお願いいたします。ねみはカタカナ、けんはひらがなです。お待ちしてます。
ではまた次回。バイバーイ。
17:41

コメント

ごめんなさい!さすがに鬱陶しいかなと思ってやめちゃいました! Podcast版は倍速なしってのは大アリですね!次回からそうします!ありがとうございます!!

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