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2023-10-27 12:00

愛犬に、キラキラネームを付けちゃう前に…【犬の名前ランキングのネーミング】#8

今回のけんきゅーテーマは「犬の名前ランキングのネーミング」です。 

よかれと思ってつけた名前。犬にとっても”いい名前”なのでしょうか?20年分のデータを分析して、犬が最も喜ぶ名前も判明しました。愛犬家必見です。 

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本けんきゅーに使用した犬の名前の出典。ペット生命保険会社の2005年〜2022年までのデータから各年の総合ランキングトップ10の名前を抽出した。今回のけんきゅーでは取り上げなかったが、犬の性別、犬種ごとのランキングがあり、総合ランキングよりも色が出ておもしろい。 

 

◯犬に名前の付け方…聞き取りやすい名前のヒント5つ|All About(ネットコラム) 

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本けんきゅーに使用した犬の聞き取り能力の出典。本当は動物行動学などの文献に当たりたかったが見つけられず孫引きになって申し訳ない。犬の名前について、研究者の名前や根拠をはっきり示して論じているサイトが全然なくて、本当に【禁則事項です】みたいな情報ばっかで辟易した、というのはここだけのひみつだよ。 

 

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サマリー

犬の名前ランキングデータを分析した結果、犬にとって聞き取りやすい名前は「チョコ」と「ココ」であることがわかりました。 → 犬の名前ランキングデータを分析した結果、犬にとって聞き取りやすい名前は「チョコ」と「ココ」だとわかりました。

犬の名前ランキング
あと数日で、11月1日、この日はね、犬の日ということで、本日の研究テーマ、こちらです。
犬の名前ランキング。毎年、ペット系の保険会社、生命保険ですね。
から、その年に名付けられた、てか、その会社に登録した犬の名前っていうのをデータ取って、ランキングを出しているんですけど、
日本でも、日本でもじゃない、人間でもね、明治安田生命の赤ちゃんの名前のランキング、毎年発表されますが、あれの犬版なんですね。
で、この保険会社の過去にね、飼い主さんに、なぜその犬にその名前付けたんですか?っていうアンケート、これも取ってて、
音の響きがいいから付けたっていうのがトップだったんですよ、理由の。
最初不安って思ってたんだけど、すぐにね、ちょっと疑問が湧いちゃって、なんか私のひねくれなんですけど、
その音の響きっていうのは、あくまでも人間にとってのですよね。
それが果たして犬にとってもいい響きとして、認識できているのかなっていう視点で、今回はネーミングの分析というかね、やってみたいなと思うんです。
で、今回は2005年から2021年までのアニコムというペット保険会社さんの名前ランキング、解釈しました。
このランキング毎年出ているので、1回でもトップ10、ランキングのトップ10に入った名前っていうのを、じゃあ古い順に言っていきますね。
2005年が、チョコ、桃、マロン、桜、花、ココ、リン、ナナ、ソラ、モカ。
ここまでが2005年です。
で、ここからはどんどん年が新しくなっていきます。
2006年、モコ。2007年、ショコラ。2008年、ココア。2009年、ミルク。
なんかカフェみたいな名前ですね、いっぱい。
2013年、レオ。2015年、コタロウ。2018年、ハル。19年、マル。20年、麦。そして2021年が小麦です。
ちなみに去年は、1位は麦でしたね。
私がパッとこのランキング見たとき、この名前ザーッと見たときの印象は、
車かよっていうのと、喫茶店か?っていう2つのツッコミが思い浮かんだんですけど。
チョコだの、モカだの、ショコラだの、ミルク、ココアって、お前スタバか?っていう。
あと、モコとかね、桜とか。
完全に車だろうと思って。ちょっと面白かったんですが。
車のネーミングもそのうち取り上げたいなと思ってるんですけど、
ちょっとそれを置いといて。
じゃあまず皆さんで犬目線に一旦なりましょう。
頭を犬モードに切り替えていきましょう。
犬が好きな音っていうか、認識しやすい音っていう意味で言うと、
どんな特徴があるかって言いますとですね。
ネットの英語論文か何かなんですけど、
動物行動学者のパトレシア・マッコーネル博士っていう人がね、
まずね、短い音。これは人間でももちろんそうですが、
短い音が犬も好きだよ。
で、どれくらい短いかって言うと、
大体2音節だね。
これは2音節がピンポイントでいいらしいです。
最初の音節が2音節目の誘導として働くということで、
この論文を引用しているブログか何かに書いてあります。
すいません、真語引きしておりますが。
で、短いのがいいのは分かったと。
じゃあどんな音がいいんですかっていうことなんですけど、
ポイントはね、詩音です。
中でも硬い詩音の音がいいですよっていうことだそうです。
さっきのマッコーネル博士の文書によると、
KとかP、D、この音の仲間が組み込まれた名前っていうのは、
柔らかい詩音で組み合わされたものに比べて、
犬の注意を引きやすいよっていう風に述べられているんですね。
で、その柔らかい詩音っていうのが具体的に何なのか、
明言されてないので、あれなんですけど、
一番音の中で柔らかいというと、
鼻にかかる音、MとNかなと思います。
Fも入るのかなと思うんですけど、
吐きかけ音もね、入るのかなと思うけど、
そのMとかNよりも、KとかPとかDとか、
あと日本語だったら、プラス同じ仲間でTとDとG。
この辺の詩音が入っている名前が、
犬にとっては聞きやすいだろうということになります。
今回は、この2つの根拠を用いて、
さっき紹介した名前のランキング、
これの検討をしてみたいと思います。
もしかしたら私は今から、
この名前は犬的には聞き取りやすい音だけど、
こういう名前はどうかなみたいなことを、
これから口走る可能性がありますので、
犬を飼っておられるリスナーの方が、
ちょっと嫌な気持ちになる可能性があるので、
嫌な予感がするなという方は、
これ以上聞かないで欲しいんですけど、
あくまでも私の仮説であり、
めっちゃ予防線張ってるんだけど、
とにかく自由研究でしかなくて、
実際に犬を飼っている人とか、
名前を付けた飼い主さんを言いたいわけではないので、
頂ける方だけこの先お聞きください。
はい、ということで予防線は張り終えたので、
好きに喋っていきますよ。
結果から言うと、
文句なしでこれは犬にとって聞き取りやすいよねっていうネーミングは、
チョコとココだけでした。
同じランキングの中に、チョコとココにめっちゃ似た名前があるんですよ。
犬にとって聞き取りやすい音
それが、ショコラとココアです。
似てるっていうのは、
ココのフランス語がショコラ、
チョコレートのフランス語バージョンがショコラなので、
意味一緒なんですけど、チョコでもショコラでもいいんですけど、
音で選ぶなら絶対チョコだよねっていう話。
理由としてはこいつら3音節だからです。
母音が3つありますね。
チョコは母音2つしかないので、
犬にとっては多分チョコの方がパッと聞きやすいのかなと思います。
同じ理由でココは2音節ですが、
ココアは3音節という点で、
別に悪くはないのかもしれないけど、
音が硬いから。どちらもシーンが
全部硬い音でできているので、いいと思うんですけど、
音節の面で言うと、
チョコとココアめっちゃ優秀。
もっと言うと、これチョコじゃなくて
トコだったらココと同じくらいいい音なんですけど、
チョコになると、厳密には
さっき言ってた硬いシーンの仲間からは
ズレるんですね。
ちょっと難しいあれで言うと、破札音。
破れて擦れると書いて、破札音という仲間に入っちゃうので、
チョコはKOのKの方だけ。
こっちが硬いシーンになります。
だからチョコとココで比較した場合は、
ココの方がより
犬にとっては聞き取りやすい名前になります。
もう一度整理しますね。
チョコもショコラもココもココアも
すべて硬いシーンが入っているんですが、
ショコラとココアは3音節。
少し長いよねということで、
チョコとココはどっちも2音節なんだけど、
より良いとすれば、ココの方がどちらも硬いシーンを
使っているので、聞き取りやすいだろうねっていう
分析になります。
具体的な名前の分析
文字系でこの辺はどうでしょう?
リン、モモ、ムギ、ナナ
という4つですね。
パッと見全部2文字なので、
全部2音節と思うかもしれないんですが、
音節数的にはリンが1音節しかないので、
2音節に満ちてないですね。
硬いシーンっていうのが
入っているやつがムギ。
ムギの音が硬いシーンが入っていますが、
硬いシーンがないモモとかナナっていうのは
かなり聞き取りにくいんじゃないかっていうのは
予想されるんですね。
私的には、これはもう本当に推測でしかないんですけど、
犬の気持ちになると
ナナの方が厳しそうな
気はするんですよ。
これなんでか分かりますか?
犬の気持ちなんで、ほぼ変わらないと思うんですけど、
犬の気持ちになったとき、特に
家族がいる家に行った場合、
お母さんのことをね、ママって呼んでる家が
あるでしょ、きっと。
例えばモモだって、トモミちゃんっていう子が
いる家でさ、その子があだ名でトモって呼ばれたり
したら、モモと勘違いする可能性があるでしょ。
みたいな風で、
犬まで似てて、似た単語にママがあるとすると、
ナナって呼ばれてる犬は
かなり厳しいのかなーっていうのは
想像したりしますけど、どうなんですかね。
でもこれはね、訓練でどうにでもなると思うんですよ。
慣れていけば。ナナだろうがママだろうが
私は聞き取れるわよっていう犬はいくらでも
いると思うんですので、
いると思うんですので、
特定の犬を飼ってらっしゃる方を攻撃したいわけではないですけど、
そういう可能性もあるのかなーって推察したりは
します。
ちなみにナナに関しては、歴代で
トップ10に入った回数は3回しかないです。
この名前が死ぬほど流行ったことは
あまりないはずですね。
さっき一番聞き取りやすいよーって言った
ココに関しては
ナナはなんと
トップ10に入った回数が18回あって
そのうちトップ1位を取った回数が
10回あります。
10回1位になっている。だからめちゃくちゃ強い
名前なんですよ。人気なの。
だから飼い主さんは、私一番最初にね
それ人間本位でつけた名前じゃないのか
犬目線なのか本当にっていう風に問題提起
しましたけど、ちゃんと飼い主は
犬目線の名前を考えてつけていた
ってことになるんですよ。どういう因果か
犬にとって聞き取りやすいであろう名前が
こんだけたくさん名前つけられてきたっていうのは
犬にとっちゃ嬉しいことですよね。っていうのが
今回の研究の救いだったなと思います。
ナナがトップを何回も取ってたってことになると
話が変わってくるので
だからねみけん的にも犬の名前の推しはここ
っていう風で断言できると思います。
というわけでおさらいですが、皆さん犬の名前を
つけるときは短く固く
そして他の身近な人に
似ていない音を選ぶと良いと思います。
はい、というわけで今回の研究は
以上にしたいと思います。ありがとうございました。
今回のお話面白かったよっていう方は
私買っていったペットの名前とか
あと由来とか教えていただきたいなと思いますし
好きな車の名前とか
好きなスタバのドリンクの名前とかも
書いておいていただけると嬉しいです。
はい、それでは今回は以上にしたいと思います。ありがとうございました。
じゃ、またねー。ばいばーい。
12:00

コメント

さすが鋭いです! 猫の音の聞こえやすさはまだ調べてないので分かんないんですが、「ポチ」は法則に当てはまってるのでおそらく聞き取りやすいでしょうね! もともとは、外来語の聞き間違えから誕生したと言われていて、明治40年前後から発生していたっぽいです(諸説あります)。…2005年時点でのランキングでも圏外でしたが/(^o^)\

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