みなさん、お休みの日って何やってますか?
学生さんとか特に多いと思うんですけど、
ゲームに時間割いてる人、かなりいるんじゃないかなって思うんですね。
というわけで、本日の研究テーマ、こちらです。
ゲーミング家具。ゲームに使う用の家具のことを ゲーミング家具って言うらしいんですけど、
今日はね、これについて取り上げたいと思います。
で、色々調べてみたんですが、なんかね、
海外のブランドは割と洒落てて、あんまり面白くなかったんですけど、
国内の、日本国内の企業で、
バウヒュッテ、こちらの企業さんが出してるゲーミング家具が、
めちゃくちゃネーミングが秀逸だったので、
今日はね、もうほぼほぼ全部かな。
バウヒュッテさんのブランドで攻めてみたいと思います。
いやー久々ですね、あの、ブランドいじり。
ユニクロの時もちょっといじったりしましたが。
はい、じゃあ今日はね、3つの商品カテゴリーで喋ってみたいと思います。
まず1つ目、机です。
ゲーミングデスクと言われる、ゲームをするための机ですね。
まず1つ目、ケーブルマスターです。
テーブルじゃなくて、かきくけこ。ケーブルマスターです。
これ何のことかって言うと、モニターとか、色んなところからね、配線が飛び出してるわけですよ。
その他こう、周辺機器の。
で、そのケーブルがめちゃくちゃ邪魔なんですって、足元にぶら下がってきちゃったり、
手元にケーブルが当たったらね、操作が狂ったりして命取りになるということで、
ケーブルを束にして、見えない収納みたいにすることができるので、
配線が剥き出しにならずに済むっていう、見た目にも美しい商品らしいんですが、
これ何がそんなにすごい名前かって言うとね、
マスターっていうところなんですが、
これネットゲームとかやってると、なんか1つのグループみたいな、
ギルドっていうのを組むことがあるんですね。
トトーを組んで、そのギルドの中で何か協力プレイをしたり、
メンバー同士で恩恵を分け与えられるっていうシステムがあるんですが、
そういうののトップにいる人のことを、ギルドマスターって言ったりして、
なんとかマスターってゲームの用語では付けがちなんですけども、
なんかケーブルに関しても、その全てを取りまとめる。
配線に関しては取りまとめますよっていう意味で、マスターっていう。
まあ、ちょっとした擬人化みたいな処理がこの一言でなされているっていうのでね、
とても美しい名前だと思います。
しかもこのケーブルがテーブルにかかっているとも取れなくもないっていうね。
若干のダジャレも感じられるかなという名前です。
はい、これ1つ目ですね。
で、2つ目もね、マジで秀逸。
中黒で区切ってあって、
ん、テーブル、テーブルっていうネーミングです。
で、私が、んって一番最初に濁したところ、
何か一文字入ります。
さて、何でしょう?
ん、テーブル、テーブルです。
答えよろしいですか?
答えはですね、
ステーブル、テーブルです。
えー、ちょっと英単語強い方は、
進化しているというか、ニーズに応えるテーブルになっております。
はい。というわけで、
単語同士のギャップでインパクトを生むタイプのネーミングが1つ。
あともう1つね、これはですね、
もしかしたらゲーミング椅子、
ゲーミングチェアの仲間じゃないかもしれないんですけど、
ザメタン。ザメタンかな?ちょっとアクセントが分かりませんが、
カタカナでザ・メ・タンという商品です。
で、これですね、なんて言うの?ちょっとやから感のするデザインというか。
英語でザ・メ・タンみたいに書いてあるんですよ。
え、どうした?どうした?と思って。
で、えっとね、ザメタンの由来を見て納得したんですけど、
こちらがですね、座面とシャコタンに由来するそうで、
座面っていうのは普通に椅子のね、座面の話で、
で、シャコタンっていうのは何かっていうと、私も知らなかったんですけどあんまり。
えっとですね、シャコタン。
車の高さを短くすると書いて、シャコタンという改造の方法、手法の一つだそうです。
あの、地面スレスレの車ってよく見かけるじゃないですか。
ちょっと段差があるとこの駐車場とかで心配になる音がするあの車ですね。
はい、というわけで、このザメタンっていう椅子は、
日本人ってまあ海外の人たちに比べて足の高さがね、
足の高さ?足の長さか、が短いから、
どうしても海外製のゲーミングチェアを買うと、なんか体格に合ってないらしくって疲れたり、
要は足がね、足の裏がしっかり地面につかないので、
なんかいろいろ不都合があったりするらしいんですけど、
このザメタンは日本人の体格にちゃんと合った感じで、
座るところが低くなってるのでなんか疲れにくかったり、いろいろ利点があるそうです。
はい、というわけで2つ目のジャンルね、椅子、ゲーミング、ザイスとザメタン紹介しました。
さあ最後3つ目です。これでね、バンフュッテのゲーム排除に対するもう3コンボ入りますから。
はい、その3コンボ名は何かと言いますと、
服です。少し意外かもしれませんが。
ゲーミングアパレル?まあそんなジャンルないですけど、服ってどういうこと?ってなりますよね。
まず1つ目、ゲーミング着るこたつ布団です。
長いですね。今日紹介した商品の中で一番長いです。
はい、このちょっと結びつかない動詞と、もともとある名詞をくっつけるっていう手法はよくありまして、
例えばね、かけるバターとかあるの知ってますか?ちょっとトリッキーだったかな。
バターって普通固形ですけど、液体のかけるバターっていうのがね、
ちょっといつか忘れたけど、グッドデザイン賞受賞しててへーと思ったりしたんですが、
っていう風にこう何か、まあ食べるラー油とかああいうやつですよ。
ちょっと動詞で差をつけてくるっていうやつはよくあるんですけど、
そこにさらにゲーミングをつけたっていう入れ子構造なんですね。
着るこたつ布団がまずインパクトあるんですけど、
さらにそこにゲーミングをくっつけたっていう形になりますね。
だからちょっと構造としてはややこしいですけど、
まあYouTubeではね、今ちょっと図解してますが。
で、これ商品も本当にそのまんまの商品で、
なんかこたつ布団の中に入れるって言った方がいいのかな?
背中とかも寒くないように、後ろまですっぽりこたつ布団に覆われるような形状になっていて、
なんかボタン止めるところが確かあったと思うんですが。
いや、だから見た目めっちゃシュールなんですよ。
こたつから一国を切って出てるみたいな感じで、こたつマンみたいな感じになっちゃってますね。
はい、ちょっと気になる方は検索してみて欲しいと思いますが。
はい、ていうのが一つ目ですね。
で、もう一個、もう究極系のゲーミングアパレルみたいなやつで、
これ、うって変わってめちゃくちゃ短いんですよ、名前が。
二つ目はダメ着です。ダメ着。
カタカナでダメに着るですね。
いや、これはすごい。
あの、まあ人をダメにするクッションとか、そのよくあるやつのほかで言うと、
ダメな隣人っていうラーメン屋さんがあるの知ってますか?
私何で見たんだっけな?なんかガッチリマンデーで見た気がするけど。
ラーメンとダメって結びつかないじゃないですか。
それと同じ風に、服にダメって何?っていう。
このギャップでまた興味を引き寄せるっていうやつですね。
で、ダメな隣人は由来不明ですけど、ダメ着に関しては、
商品コンセプトとしてはまあダメ、人をダメにするクッションと同じ感じです。
なんかね、あのガチャピンとかを想像していただきたいんですけど、
まあガチャピンみたいな着ぐるみ?着ぐるみじゃないか。毛布か。
なんか、全部ふわふわの毛布みたいな感じで、まあ冬に着る服なんですけど、
とにかく暖かくて、でそのままトイレにも行けちゃう。
ちょっとなんか、チャックをビーって開けたら、着たまんまトイレできたりするらしいんですよ。
ちょっと衛生的にどうかは知りませんけど。
ちょっと待って、なんかねそれ書いてあったんだよな。ちょっと爆笑したんだけど。
ちょっとめっちゃ面白かったんで、文章そのまんま公式サイトから引用したやつ喋りますね。
えーっと、着たままトイレシステム5.0。
寒いからトイレに行くのが億劫。そんな人のために搭載した。
え?温かいまま酔い渡せる最先端のシステム。
えー中略して、よりスムース&スピーディな尻出し、尻片付けを実現します。
だって、尻出しと尻片付けができるらしいですよ。ダメ技はね。はい。
ということで、ちょっと真面目な分析しますと、
まずこのダメ技はね、3拍。3拍しかないのに濁音が2つもある。DとGですね。
さらにそのダメっていう強いワード。はい。
というので、もうインパクトのエッセンスがギュッと詰まっている。素晴らしいネーミングだと思います。これ。
し、ちょっと公式の説明も面白いから。
絶対拾いたいなと思ってたんですけど。はい。
というので、バウヒューテさんの服ですね。ゲーミング着るこたつ布団とダメ技っていうのが挙げられます。
はい。ではこのまままとめに行きます。
今日はバウヒューテさんのゲーミング家具、机と椅子と、あともう一個ね、服っていうジャンルで紹介してきましたが、
やっぱりない概念を訴求しようと思ったら、
それを本当に欲している人に刺さるネーミングを考えなきゃいけないんですよ。
ということで、バウヒューテさんが徹底していらっしゃるなーって思ったのが、
ユーザーに寄り添うネーミング。これを徹底しておられるなと思いました。
いやいや、ちょっと待てと。ネーミー券散々散らかしといて、そんなありきたりなまとめになるのかと。
がっかりしていらっしゃるリスナーの皆様ご安心ください。ここに一つね、付け足したいと思います。
ユーザーに寄り添う。ではなく、ユーザーの属性に寄り添っているんですね。
日本のゲーマーなわけですから、足の長さが欧米人に比べて短いだろうなっていう属性、ここから座めたんみたいな。
あるいは、日本人はののめり込むとそれしか考えないから、
一色十を全部ゲームで完結してやりたいっていう欲求が出てくるんじゃないか、
ということを予測してですね。挙句の果てにね、こんなんも作ってました。
ゲーミングベッド。リクライニングしながら寝たまんまゲームができるベッドで、
脇にいろんなドリンクとか、それこそカップ麺とかをね、ストックできるような棚とかを付けれたり、収納があったり、
そういうこまごました装備品を揃えたら、一式でゲーミングベッドという名の、まあ、しろですよね。
ねじろみたいなのが完成するよっていう。
いやだから、その人がどういう人で、で、どんなことで困ってそうかなみたいな、課題を解決するときに、
なんかアイディアって生まれてくると思うので、そこをめちゃくちゃうまいことやってるのが、
このバンフテさんの商品だなと思ったので、今日は紹介してみました。
ちょっと気になる方はね、とか、そういう商品あるんだったら欲しいなっていう、
あのゲーム背陣一歩手前のリスナーさんとかもしいらっしゃいましたら、
ぜひ概要欄からURLの方を覗いてみてください。
そして、当然今回は案件ではございませんからね。
毎回なんかここ、企業のね、ネーミング紹介すると、
私がなんかそこの回し物っぽくなっちゃうっていうスキームが生まれてますけど、全然違いますからね。
はい。ということで、今日も回し物風にお送りしましたが、
今回のお話面白かったという方は、引き続きYouTubeのチャンネル登録とか、
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ねみはカタカナ、けんはひらがなです。
で、次回はたぶん、てか次回からは、私が今度参加する言語学フェスについて、