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2024-09-23 07:30

#1052 【本棚】リスキリングで目指すべき姿を見つけた本の話

寝室にある雑然とした本棚の中から、リスキリングで大事なことが書かれている本をみつけた。
という話。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。
そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

超AI時代の生存戦略/落合陽一
https://amzn.to/4dhcOKU

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をご覧ください。

#読書と編集 #読書 #本棚 #リテラシー #本好き #podcast #youtube #落合陽一

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、リスキリングで目指すべき姿を見つけた本の話、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
奥の寝室の入口に、かなり雑然と本が差し込まれた本棚があります。
本が多すぎて収まりきらなくて、前後二重になっているだけでなく、本の上の隙間にも本を横挿ししてあったりして、使い勝手という観点では最低の本棚です。
本を捨てるということができないので、こんな形になっているのですが、それでもしばしば気になる本が見つかることがあるのが不思議なんですよね。
今回は、そんなひどい本棚から抜き出して読んでみたら、今の僕の実感にとても合ったキーワードを見つけたという話をしようと思います。
見つけた本は、オチヤイヨイチさんの超AI時代の生存戦略というものです。
奥づけを見ると、2018年2月20日の第14冊と書いてありますので、多分その辺りに購入して読んだのではないかと思います。
この本は、部屋の入り口に一番近いところに通りがかりに引っかかりそうな形で横挿しされていました。
今日はどういうわけかこの本が気になったのです。
初版の発行は2017年ですから、結構古くて、シンギュラリティという言葉が流行った頃でしょうか。
タイトルにAIと入っていますが、もちろん今流行っている生成AIが話題になる前ですよね。
でも、オチヤイヨイチさんはものすごく未来を考えている科学者ですから、7年たった今の様子から答え合わせをするようなイメージで採読してみようと思ったわけですね。
開いてパラパラめくっていたら、最初の方にワークライフバランスという章を見つけました。
この章には、これからはワークアズライフを見つけられた者が生き残る時代だ、というサブタイトルがついています。
それを読んだ時、やっぱりそうなんだよなぁと思いました。
僕はいくつかの仕事を持っています。そこでいつも感じていたことがあるのです。
それは、働き方に関する考え方の違いです。
特に保守的な職場のスタッフの働き方に対する考え方は、簡単に言うと職場にいる時間が働いている時間です。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、まあ要するに勤務時間外は一切仕事をしないというスタンスです。
もっと言うと、現場で手を動かすことが仕事という感覚が強く、それ以外の事務仕事とか考える仕事は本業ではないというような雰囲気がある職場なのですね。
まあ保守的な組織はあるあるでしょう。問題は本業の手を動かす仕事の総量が減ってきていることです。
わかりやすく言うとお客さんが減っているわけですね。
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こういうフェーズでは、手だけを動かしても自利品になっていくだけじゃないですか。
だから経営陣は新しいことに取り組むことができる人材を育てなければならないと考え始めたわけです。
そのためにスタッフに手を動かすだけでなく、日常的に仕事について考えることを身につけさせる必要があります。
で、そんな風に考えさせるための施策を打っているわけですね。
この施策で必須となるのは考えたことをアウトプットすることです。
端的に言うと、誰もがプレゼンをできるような資料を作れるようになることです。
これ、やる気になったらいつでもどこでもできるんですよ。
法律よくやれる場所であればいいんです。
でもみんな職場じゃないとできないと思っている。
というか、職場以外でやるなんてありえないと思っているのですね。
それもよくわかるんです。
タイムカードを押した時間で賃金が発生しているのですから。
この働き方だと、ワークライフバランスという言葉が必要になるのでしょう。
仕事と生活は別で、そのバランスを取りましょうということですよね。
でも僕はこのやり方だとつらいのです。
考える仕事は、きちんとツールが整った場所でやれば効率が良いことがわかっているからです。
さらに非同期のコミュニケーション手段を使えば、いつでも仕事ができることもわかっています。
使い慣れたツールがある家でやると倍以上ははかどります。
メールやSNSの連絡にはすぐに反応を返せばバックログが減ります。
これはスマホを使えばどこでもできちゃいます。
なので、僕はちょっとした資料は家でちゃちゃっと済ませて提出してしまうのです。
1時間ほどで作った資料のクオリティが高いと驚かれることがありますが、
それは使っているツールが良くできているからで、別にすごいことをやっているわけではありません。
ただ、同じことを職場でやったら倍以上の時間がかかるでしょう。
それは様々な伝統的な事情から環境が整っていないからです。
そして、僕は仕事をしているときに、仕事をしているときに、
そして、僕の場合は仕事について考えることが時間や場所を問わずあって、
その時々でアウトプットができる方が楽なのですね。
ワークとライフが分けられないのです。
だから、ワーク・ワーズ・ライフという言葉がしっくりくるのです。
日常的にやっていることがたまたま仕事に役立っている感じなんですね。
例えば、このラジオは話すことや考えをまとめるスキルを磨くのに役立っているだけでなく、
画像や動画を作るツールを日常的に使うことで、
プレゼンテーション資料を作るための技術を磨くことにもなっているのです。
1時間ほどで資料を作れてしまったのは、そういう下地があるからです。
このラジオは仕事でやっているわけではありませんが、間接的に収入につながっているわけですね。
そのせいか、仕事場に行くのがあまり辛いとは思わなくなりました。
多分、AI時代には手を動かす仕事は今よりずっと誰でもできる仕事ということになります。
ということは、相対的に収入の低い仕事になっていくということですよね。
そして、楽しいことが仕事になっている人には、叶わない時代がやってきます。
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これがワークライフバランスではなく、ワークアズライフということになるのでしょう。
リスキリングというバズワードの中で目指すべきはここではないかと思います。
いかがでしょう。ぜひ考えてみてくださいね。
このラジオはYouTubeでも配信しています。
自分の人生では表現しきれないものを映像で保管する場合があります。
ぜひチャンネル登録をお願いします。どうぞよろしく。
今回は、リスキリングで目指すべき姿を見つけた本の話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化で、ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはYouTubeで、文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように、千葉直樹でした。ではまた。
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