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このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「テレビのように設置して、水道のように使う。」というものです。
少し前の配信で、AppleとMicrosoftの製品の話をしました。
どちらも、クラウドPCの方向に向かっているような気がする、
という内容でした。
今のパソコンは、種たる動作をする本体形が手元にあるわけです。
ノートPCではわかりにくいかもしれませんが、パソコンの本丸はキーボードの下にあります。
このような構成の困ったところは、買い替えですよね。
パソコンはあっという間に陳腐化します。
常に新しいことをしようとすると、
常に新しいことをしようとすると、3年から5年で買い替えが必要です。
いや、そんなことはない、という人もいるでしょうけど、
新しいソフトウェアを使おうとすると、少し古いパソコンでは動作が遅い、なんてことがよくあるものです。
そうじゃなくても、セキュリティを確保するために、OSを月に一度はアップデートする必要があり、
それが原因でじわじわと容量とかスピードが耐えられないものになることが多いのです。
しかし、そこにちょっとした変化が起きそうです。
デスクトップのパソコンでは、キーボード、マウスやディスプレイと本体が置かれています。
この本体部分を手元に置かずに、ネットワークの先に置いたらどうだろう、という発想があるのです。
今の構成では、キーボードもマウスもディスプレイもそれぞれ本体に繋がっていますが、
これを何らかの形でまとめて、その先をネットワークに繋ぐようにするのです。
これだと手元で動くデバイスの性能的な要求を下げることができるので、
パソコンの重たい機能はネットワークの先のクラウドに置くことができます。
できますと言っても、クラウド側には化け物みたいなサーバーが必要になるわけで、
簡単にというわけにはいかないのですが、徐々にそういう基盤が出来上がってきました。
クラウド上にあるパソコンを月額いくらで使うのです。
高い性能が必要になったら、支払額を大きくすることで、すぐに高性能なマシンを使うことができるようになります。
新しい機能もクラウド側で対応してもらうことが可能で、データのバックアップとかセキュリティ確保も丸投げ。
これ楽だと思いませんか?
手元に置くキーボードとかマウスとかディスプレイの部分だけは、テレビのように好みのものを買ってきておくのです。
このテレビのようなものにも性能みたいなものはあるでしょうけど、
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今のパソコンのように複雑には見えなくなるのではないかと思います。
これがテレビのように買って、水道のように使うというモデルです。
スマホやタブレットが少し近い感じですが、もっとクラウド側に重心を置く形ですね。
多分ここに地上波テレビシステムも巻き込まれる感じがします。
それが何て呼ばれるようになるのかわかりませんが、
昔はパソコンとかテレビとか別々に買っていたんだよね。
なんていう時が来るかもしれませんよ。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。