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2022-09-21 04:14

#319 【技】普通の家にネットワークを引き込む苦労の話

二十数年前に家にネット回線を引くのには結構苦労しましたが、この苦労、今でもあまり変わっていないかも。

という話です。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「普通の家にネットワークを引き込む苦労の話」というものです。
僕は今の家に27、8年住んでいます。文庄マンションです。
ここに入居する頃、インターネットを使うのは全く一般的ではありませんでした。
その手前にパソコン通信というものがありました。
僕はパソコン通信を30年以上前からやり始めていました。
パソコン通信は、電話回線にモデムをつなぎ、そこにパソコンを接続する方で通信するのです。
モデムは有線でつなぐのが必須です。
入居するにあたってその環境をどう作るかが問題でした。
僕はどこの部屋からでもパソコンを電話回線につなげるようにしたかったのです。
今でも大抵の家がそうですけど、壁から電話線が出ている場所は一箇所です。
有線でモデムをつなぐとしたら、そこから各部屋まで電話線を引っ張ることになるわけです。
それはいくらなんでも嫌でしょう?
入居前に電話線を各部屋に引き込んでくれるように依頼したんです。
各部屋に電話用のコンセントがある形にしたかったわけですね。
でもこれが結構ハードルが高かったのです。
マンションの施工をする会社の営業さんは、もちろんその意味が分かりません。
電話工事の業者さんを呼んでもらって話したのですが、業者さんもピンときていないのですね。
当時は電話がやっと無線化した時期でコードレスポーンが流行っていました。
だからコードレスポーンでいいんじゃないかって言うんです。
いやいや電話をしたいんじゃなくてパソコンで通信をするんだと言っても、まあわからないでしょうね。
さらに外から回線が引き込まれる今には、所定位置とは別の場所にもう一つコンセントをつけて、
外の回線をそこに引き込んでから分岐して折り返し、所定位置と各部屋に接続する必要があると説明しました。
めんどくさいのです。
なんとか頑張ってそのような配線をしてもらうことができて、
家の中で一台だけではありますが、どの部屋からでもパソコン通信ができるようにしました。
今はWi-Fiがあるのでこんな苦労はありませんが、当時は本当に大変だったのです。
と、そんな苦労は大昔のことと思っていましたが、今でも回線の引き込みはなかなか苦労するようです。
というのもアパートなどの大屋さんや管理会社も、相変わらず回線の引き込みに関する知識がなくて、
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光回線の引き込みには苦労することが多いようなのですね。
導線の電話回線と光回線の違いがわからなくて、光回線のためには物理的な工事が必要なことが理解できていないケースが多いのですね。
さすがに新しい物件はそんなことはなくなっているようですが、古い建物では結構苦労することになります。
当たり前のように使っている通信ですが、インフラに近いところを意識しなければならない、そういう苦労は当分は消えないのだろうなぁと思っています。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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