00:01
はい、こんにちは、なおくんです。ということで、今回のテーマはこちら。
漫才の面白さが外国人に伝わりにくい理由とは。
はい、ということで、さっきね、あの、かまいたちさん、お笑い芸人のかまいたちさんのYouTubeが更新されていて、
すごくね、面白いトピックだったので、ちょっとそれを見た感想を述べたいと思うので、
もしまだ見てない方がいたら、まずそちらから先に見ていただいた方がいいかもしれないです。
ちょっとその動画のネタバレ的な内容も含みますので、あらかじめご了承の上、聞いていただきたいと思うんですけれども、
漫才の面白さが外国人に伝わりにくい理由とはというテーマでね、このトークを話していくんですが、
要はですね、そのかまいたちさんがですね、かまいたちのネタを外国人に見せたら、外国人がどういう反応するかっていうね、そういう検証動画だったんですよ。
それは面白そうじゃないですか。かまいたちのネタがね、外国人にどういう反応されるのかってね。
なんかYouTubeで結構そういう系の企画ってありますよね。日本のコンテンツを外国人が見たらどういう反応するかみたいな。
なんかそういう感じでね。で、それをかまいたち本人がの公式のチャンネルでやるっていうのがまたね、すごく面白いなと思ったんですよ。
で、結論から言うとですね、どういう反応されたかっていうと、全然受けてなかったんですよ。
かまいたちって言ったら日本ではね、超有名なお笑い芸人だし、M1グランプリでも2位、最終的に2位まで行ったんですよね。
っていうね、あの感じの人たちなんですけれども、外国人には全く受けてなかった。
全くって言ったら失礼ですけどね。ほとんど受けてなかったんですよ。日本ほど受けてない。
日本なんかね、やっぱり全然違いますね。お笑いに対するリアクションとかが。
で、そこでね、僕が見てて思った外国人に対して漫才の面白さってなかなか伝わんないなっていうふうに思ったんですよね。
で、これどういうことなのか。なんでこれ伝わんないのかっていうことをね。
ちょっとまだ僕もね、上手く言語化できてないんですけれども、その辺をあえてね、今回自分が今思っていることを言語化するとしたら、5つほどの理由を挙げられるなと思って、とりあえず5つ挙げてみたいと思います。
どうして漫才の面白さが外国人に伝わりにくいのか。はい、じゃあ結論から申しますと、先に5つ言っておくと、1つ目、早口すぎてついていけない。
2つ目、知的ネタが多い。 3つ目、表情や動きが少ない。
4つ目、字幕文化がない。 5つ目、大声や下ネタが苦手ということですね。
03:02
はい、これだけじゃ何のこっちゃわからないと思いますので、一つずつ説明していきたいと思うんですけれども、
まずね、早口すぎてついていけないということですね。
今回のカマイザチさんのネタを見ている外国人の反応を見て思ったんですけれども、やっぱりめちゃめちゃ早口なんですよね。
漫才とか、その時はコントもやってたんですけれども、やっぱり早口でまずそのネタの内容についていけてなさそうな感じがしたので、
もっとね、本当にそれこそとにかく明るい安村さんみたいな感じで、もう一言のシンプルな一言のワードを何度も繰り返すみたいな方が多分外国人に受けるんじゃないかなと思いましたね。
ということですね。 ましてや日本語ベースで喋って、それに字幕がついていたので、それもね、さらに分かりやすくする、分かりにくくする要因かなと思いました。
2つ目、知的ネタが多いということですね。 日本語の言葉遊びネタとか、そもそもそういうものって外国人に伝わらないじゃないですか。
日本語のダジャルとかっていうのはね。 そういうのもそうだし、やっぱり日本人ってね、IQが高いらしいんですよ。
これは最近見たYouTubeで、高須三木屋さんのYouTubeで取り上げられてましたけど、日本人のIQテスト、世界でIQテストをやったらしいんですけど、それで日本人がトップだったらしいんですよね。
やっぱり日本人って民族としてそもそも頭がいいらしいんですよね。 だからそれが日本人ならではの一つの特徴でもあるんですけど、やっぱりこうなんか
頭を使うネタっていうのは多分好む傾向があるんじゃないかなっていうね、そういう仮説があるわけなんですよね。
だから、もっとね、本当に分かりやすいものを作らないと外国人の人にはついていけないっていうかね、これ別にバカにしてとかそういうことじゃなくてね。
そういうもう民族としての特性なんですよね。 だから知的ネタが多い。
日本語のダジャレとかっていうのもそうなんだけど、それ以上にもっとそのなんか頭を使うようなシュールなネタというか、やっぱりまあこの間もなんか別の収録で言いましたけど、やっぱりね日本人はねお笑い偏差値が高すぎるので、なんかもう普通のベタな笑いをあえて避けている部分があるじゃないですか。
でもそれはもう外国人にしてはしてみればもうわからなさすぎるんですよね。
なので、
外国人にはねもう全く通じてなかったですね。
ということ、知的ネタが多いということが2つ目ね。それはなぜかというと、一つは日本人の、日本人がそもそもIQが高いっていうね、基本的に日本人は頭が多い人が多いので、そういう日本人に合わせて作ってるとどうしても知的レベルの高いものになってしまいがちということと、
06:16
あと日本人がもうお笑い偏差値がそもそも高い。もうお笑いに慣れすぎているので、ベタなお笑いっていうのを避けてしまっているので、外国人からしたらもうハッて感じになっちゃってるのかなと思いました。
はい、じゃあ3つ目ね。外国人に漫才が伝わりにくい理由とは3つ目。表情や動きが少ないということですね。
なんかね、やっぱりね客観的にその外国人目線から見てね、別に外国人の目線にはなれないけれども、その外国人のリアクションを見ながら見ることによって気づいたこととしては、
やっぱり日本の漫才とかコントって、外国人からすると表情や動きが少ないのかなって感じがしますね。
もちろんね、表情や動きはないわけではないんですけれども、外国人基準からするとやっぱり日本人の表情って本当になんか無表情に近いのかなっていうふうに思いましたね。
っていう感じですね。だから動きとか表情とかもう超大げさにしてやっと通じるぐらいな感覚なのかなと思いましたね。
だからやっぱり基本的に日本の漫才って言葉中心なんだなっていうことがよくよくわかりましたね。
あの客観的に見ることによって。自分自身が日本人だからね、そういうM1グランプリとか見てると全然その違和感は感じないんだけど、
やっぱりその外国人が見てる前で見るっていう映像を見ることによって、もう本当に言葉、ランゲージに頼った演芸なんだなっていうことが改めてわかったし、
やっぱり日本語文化を知らない外国人にしてみれば、たとえ字幕がついたとしても、もうなんか意味がわかんないというかね、っていう感じなのかなっていう気がしましたね。
だから表情とか動きとかをもっと大げさにしないと外国人には伝わりにくいのかなと感じました。
で、4つ目の理由ですね。4つ目の理由は字幕文化がない。
これはなんかね、どっかで聞いたことあるんですけれども、アメリカ人、アメリカ人に限らずなんですけども、外国人というのは基本的に文字の読み書きが当たり前ではない人も結構多いらしいですね。
これはさっきの話につながるんですけども、やっぱり日本人ってね、IQが世界的に見て高いという、それは事実なんですけども、実際の結果が示してるんですけれども、
やっぱりそれは多分文字文化っていうのもあるのかなっていう話だと思いましたね。
やっぱり日本人の識字率は高いってよく言うじゃないですか。日本人というのは基本的にもうほぼ100%に近い人が読み書きができる。
09:00
で、これは日本人にとって当たり前かもしれないけど、諸外国というかね、その海外からするとちょっとおかしいことなんですよ。
海外の人では結構読み書きがそもそもできないっていうね、それは教育の機会に恵まれてないとかね、貧困とかの問題もあるのかもしれないですけれども、その読み書きができることが当たり前じゃないんですよね。
だからそういった意味でその字幕文化がない。で、読み書きができる人でもその文字をあんなに高速でパンパンパンパン見るっていうのは結構ね、しんどい人が多いらしいんですよね。
で、日本人ってもう結構映画でも字幕で見るのが普通っていう感覚の人多いじゃないですか。
で、あれも結構ね、多分ね、海外の人から見ると信じられないことっていうふうに思う人も多いのかなと思いました。
で、やっぱりその日本語って漢字とかひらがなとかあるじゃないですか。特殊な、まあその文字そのものも特殊だし、だから漢字だけ見ればなんか意味がわかるっていう速読に多分向いてるランゲージなんでしょうね。
英語って全部アルファベットじゃないですか。だからその速く読むのが結構ね、日本語に比べて大変なんじゃないかなって思うんですよ。
プラスそのリテラシーの問題とか、そのそういった問題もあるので、やっぱり字幕に慣れてないっていうのがなんかあったような気がしましたね。
そのカマイタチのネタを見てる外国人の表情とかを見ても。で、結構文字を覚えるのが大変みたいなこと言ってたので、だからその字幕で伝えるのも結構ね、無理があるのかなと思いました。
だから漫才をもし外国人に見てもらいたいんだったら、その字幕で翻訳するんではなくて、もう一層その吹き替えにするとか、まあそのね、動画の中でも触れられてましたけど、吹き替えにするか、もしくは本人が、芸人本人が英語で喋るとか、そういうことをしないとなかなか伝わりづらいのかなと思いました。
はい。で、あと5つ目の理由、最後の理由は大声や下ネタが苦手ということですね。
やっぱり日本の文化とだいぶ違うのかなと思ったのは、結構日本の漫才って漫才中に相方に怒鳴ったりとかすることが多いじゃないですか、その演技の中で。
それを結構ね、外国人の人が引いてるようなリアクションしてる感じがしたんですよね。急に怒りだしたみたいな感じに見えて、
そういうなんか日本の漫才の独特のその相方を叩いたり、叩いたりは最近しないですけど、まあ怒鳴ったりとかっていうのも急になんか、
なんか怒りだしたっていう感じで、その感覚は多分ね、なんかわかってもらえてない感じがしましたね。
あと下ネタとかもね、下ネタももちろん外国人も言うのかもしれないけど、やっぱり日本人の下ネタの感覚と、多分外国人のなんか引く感覚が違うんでしょうね、きっと。
なんかそういう感じもしました。ちょっとまだうまく言語化できてないんですけれども、
ちょっと漫才がね、外国人になかなか伝わりにくい理由っていうのはそのあたりにあるんじゃないかなというふうに思いました。
はい、聞いてくれてありがとうございます。