2020-05-26 12:25

第38回 【豊島岡女子学園編】名門中学の子供たちは何を学んでいるのか?

直希先生からみた名門中学の勉強内容をご紹介していきます。
今回は豊島岡女子学園中学編です。
女子校として東大合格者数は桜蔭に次いぐ数になり、また来年度からは高校での受け入れを止め、完全中高一貫となることを表明しています。
このような変革と躍進を続ける豊島岡女子の教育方針などについてお話し致します。
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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロが提供し、直希先生が教えるここだけの勉強メソッド。
今回も名門中学の子供たちは、学校で何を学んでいるのか。
豊島岡女子学園中学校についてお話ししようかなと思います。
女子校の中では、東大合格者数2位という話をしていきます。
1989年に、就学入試の日程を2月1日から2日に変更し、
1990年代後半からは進学実績が伸びていって、成績上者がより多く入学するようになりました。
その結果、2000年代になると、安定して毎年十数名の東大合格者数を出すようになりました。
2012年度の東大合格者数は過去最多の25名。
女子校の中では応援の58名に次ぐに、御三家女子学院の23名、双葉10名よりも多いです。
今、最も注目されている女子校の一つです。
人気は高まる一方で、現在中学入試は3回あります。
合計の募集人数240名に対し、2012年度の志願者数は3,112名にも上がりました。
各進学塾が発表する偏差値表では、3日間ともほぼ最上位に位置しています。
2012年に創立120周年を迎えました。
それを機会に、機科、整数、物理、科学、生物、歴史、地理、公民の8つの科目について、
これまで各教員がプリントなどの形式で使用していたオリジナル教材を結集し、
科目ごとに1冊の本にまとめました。
120周年記念の学校誌を作ろうかという話もあったようです。
しかし、より生徒のためになるものを作るべきだろうという話になっていって、
オリジナルテキストの編集をすることになりました。
教員にとっても大きなプロジェクトと本当に違いはないかなと思います。
毎日の授業で使えるものが、その中で良いものができたと自負しているようです。
続いて、あえて算数を認める中1の数学についてもお話していきます。
女子校ならではの数学指導方法。
中学入試で算数が得意だった子がたくさん入ってきます。
算数から数学への頭の切り替えが中1の指導の難しいところです。
私は教学中心なので、教学校ならば数学とはこういうものやって指導しても、
それはそれでうまくいったかもしれないと思うんですが、女子校ではそうはうまくいきません。
最初はあえて算数で解いて良いことにするんです。
そうすれば算数が得意だった子は、得意な気持ちのままで数学の授業を受けられますよね。
その上で文字式を教えて、テストではこちらで解くんだよというふうに指導していきます。
そういうふうに担任の先生はおっしゃっています。
中1の数学の主要教材は体系数学、中5一科向けの数学の教科書の定番ですよね。
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同シリーズの問題集発展編も使います。
そして豊島側がオリジナルの複読文、さらに各先生が作るオリジナルプリントもあります。
先輩たちが作った問題に挑戦できる複読文についても話していきます。
機関のオリジナル複読文は先生が中心となって作っていました。
これまで授業プリントとして使っていた問題とその模範回答を掲載するだけではなく、
先輩たちの出した問題も掲載しているのがすごい独特やなというふうに思います。
模範回答だけだとただの問題集と変わらないんですが、豊島側でしか作れない、そういった本に従ったし、
先輩たちにとっても自分たちの先輩がどんな解き方をしたのかという興味が湧いてきて、
数学がより身近で正しいものになるはずだと考えましたことです。
先輩たちから挑戦状というユニークな講覧もあります。
その先生の機関の授業では例題を参考にして、生徒たちの類題を作らせることもあります。
過去に集まった生徒作の問題の中で、両者を選び出して掲載しています。
なにせ先輩たちからの挑戦状というタイトルがすごい良いなと思います。
思惑通り、生徒たちは先輩たちからの挑戦状に一生懸命答えてくれるといいます。
そして先生の場合のオリジナルプリントはおまけとして、提出期限は設けずにできた人から出しなさいというふうにしています。
一人一人が自分のタイミングでプリントを持ってきてくれる。
その際が生徒一人一人とのコミュニケーションをとる良い機会になっているというふうに先生はおっしゃっています。
宿題プリントも出ます。授業に習ったことの確認ですよね。探検が終わるごとに確認テストもあり、
奇襲事項の確認のために配布する検索問題も中二の一学期の中間試験には必ず出るというふうに言います。
一般的に女子は理数系が苦手というイメージがありますが、
豊島学校では理系への進学者がとても多いです。
女子の特性を十分に理解した上での指導が行われているからでしょう。
理数系科目にも強いということが、豊島学校の進学実績を伸ばしている一因だと思います。
続いて、歴史では授業中にまとめノートを反省させるという話をしていきます。
歴史は科学だ。最初の授業で担当の先生は先生たちにいじわるとします。
例えば、大科の解析について、何を知っていますかというふうにすぐに問いかけます。
中学入試の難問をくぐり抜けてきた生徒たちはそれなりに答えてくれます。
それを番称にします。
しかし、中学校この社会では、これでは丸はもらえませんと言い放す。
生徒たちは一緒にショックの表情を浮かびます。
社会はアンティ科目であるという思い込みを最初にザハしたいからです。
というふうに先生はおっしゃっていますね。
授業では映像資料を見せることも多いです。
表面的に出来事を追うんじゃなくて、
史実の因果の関係を詳細に理解してもらうためだというふうに言います。
歴史は科学なんだということを伝えたいんです。
論理的思考、数学的思考で歴史を捉えてほしいんですと先生はおっしゃっています。
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中1の歴史は検定教科書の順に従って授業が進めるものの、
したる教材としてオリジナルの複読本を伝えます。
豊島学校の生徒たちにちょうど一室と量なんですと、
社会科の先生はおっしゃっています。
例えばスイコ町の政治のページを見てみると、
冒頭に隋が和の使者を認めたのはなぜだろう、
和国の中で国内整備が進んだのはなぜだろうと疑問を投げかけられています。
このなぜを考えさせるのが先生の歴史の授業なんだと思います。
歴史の複読本には資料がたくさん載っています。
さらにそれを補足するためのプリントを用意します。
歴史を復習する時間があるによったら、
A2に回しなさいとお話をします。
社会の先生はノート作りの指導にも力を入れています。
年2回ほどの生徒たちのノートを集めてチェックし、
コメントとともにノート作りの指導も行います。
しかし、まとめノートを作るなと指導をします。
真意はこうです。
授業が終わってからわざわざまとめノートを作るようではだめなんです。
授業のノートはそのまままとめノートとして機能していかなければいけないのです。
授業に集中し、授業中にすべて終わらせなければいけないのです。
A2に帰ってノートをまとめる時間があるによったら、
その時間を使って音を数学に回しなさいと指導します。
小テストなども行いません。
定期試験は現状、歴史と地理の2科目を合わせて50分、
歴史の回答に当てられる時間は約25分、
25分間の間に40個の回答欄を埋めさせるといいます。
授業だけでなく、試験でも集中力が要求されます。
担当の先生は、試験の問題の作成に徹底的に応えます。
回答させるだけじゃなく、試験の問題から多く学び取ってほしい、
そういうふうに思っているからです。
続いて、学力評価の仕組みと進路指導について話していきます。
各学期の総合成績は100分の1の競争です。
各学期の成績は、中間試験と期末試験の平均が100点満点で、
そのまま記入される場合がほとんどです。
ですが少しユニークなのは、小数点第1位まで記入されるところが面白いです。
波数を切り上げなどの処理をしないんです。
全科目の平均に至っては、小数第2位まで出します。
この数字とともに、学年内での順位を明確にするためなんですよね。
オリンピックのタイムのように、小数点以下、10分の1、100分の1の差で
順位の定義が決まることもあります。
学年末の成績は、1学期の成績と2学期の成績と、
3学期の期末試験の成績の平均を5段階評価に換算して記入されます。
80点以上が5、そして70点以上が4、40点以上が3、
20点以上が2に換算されるのが現状のルールです。
中学生には定期試験とは別に、年2回の実力テストがあります。
夏休み明けと冬休み明けに、主要5科目について行います。
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定期試験では、試験範囲が限定されることが多いが、
実力テストでは、広い範囲から融合問題が出されることもあります。
定期試験は、平均点が6割か7割に収まるように作られていますが、
実力テストでは5割程度になるというから、難易度はやや高めだと思います。
中2からは外部模試も活用します。
中2・中3は年1回3科目、高1は毎学期あります。
高2になると都試4回ありますね。理社も加わります。
高3では12月まで8回ほど、各種外部模試に参加していきます。
高校3年生は8クラス中、理系が5クラスという話をしていきます。
中学3年間は1学年6クラス。
高1・高2では、高校入学組と中学入学組は別クラスであります。
高2では、高校入学組と中学入学組のそれぞれで分離のクラスを分け、そして行います。
高3では、分系1のクラス、そして3科目、私立大学コースと分けられています。
そして分系2クラス、5科目型は国立大コースというふうに分けられています。
そしてもう一つ、理系クラス、E・C・約・理工系の3種のクラスに分かれて、演習中止の授業を行います。
生徒本人の死亡によりクラス分けが行われますが、
毎年分系1が1クラス、分系2が2クラス、理系クラスが5クラスと、理系が結構人気が高まっているようです。
理系の中でも特に理工学部と医学部死亡が多いというふうに言っています。
学力の差のつきやすい数学と英語については、一部、演習の別の授業を取り入れているとそうです。
週3の英語演習と、高2の英語の2、そして高3のリーディング、そして高3理系クラスの数学があります。
就熟度別クラスは、成績によって学期ごとにメンバーを変えて行っています。
そして最後に、統計別進学先トップは理工系という話をしていきます。
2012年の春の卒業生の数は368名いて、うち272名が進学しました。
主な進学先の内訳は、国立大が93名で、私立が175名、老人は26%という計算になります。
統計別進学トップを見てみると、2012年度の現役進学者272名のうち、
61名が理工系で、49名が文化系、そして39名が経済系、小系、そして31名が医学部ですよね。
そして23名が法学系となっています。今回もありがとうございました。
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