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2025-01-12 12:04

《1131》放送リニューアル第一弾‼️ステロイドパルス徹底解説☝️

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非! (匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog 参考サイト) 東京女子医科大学腎臓病総合医療センター ステロイド治療 https://www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #たけおがお答えします をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療  #健康   #スタエフ医療部 AI要約(誤字はご勘弁ください) ## ステロイドパルス療法について たけお先生は、ゆかりんりんさんからのステロイドパルス療法に関する質問に答えています。 **ステロイドとは** ステロイドは体内で自然に生成されるホルモンの一種で、副腎から分泌されるコルチゾールがその代表例です。医療では、この天然ステロイドを人工的に合成して治療に用います。 **ステロイドの作用と使用方法** ステロイドには体内の炎症を抑制し、免疫力を調整する効果があります。使用方法は大きく分けて全身投与と局所投与の2種類があります。 1. 全身投与 - 経口投与(飲み薬) - 点滴投与(ステロイドパルス療法) 2. 局所投与 - 吸入(気管支喘息) - 外用(アトピー性皮膚炎) - 関節注射 **ステロイドパルス療法の特徴** 通常のステロイド治療よりも大量のステロイドを短期間で投与する方法です。一般的にメチルプレドニゾロンを500〜1000mgほど使用し、3日間連続で点滴投与します。 **適応疾患** ステロイドパルス療法は様々な疾患に用いられます: - 腎臓疾患(ネフローゼ症候群、IgA腎症など) - 自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスなど) - 神経疾患 - 重症COVID-19(現在は推奨されていない) **副作用と注意点** ステロイドパルス療法には以下のような副作用があります: - 不眠 - 血糖値上昇 - 精神症状 ただし、たけお先生は副作用だけを強調するのではなく、他の薬剤同様に特徴的な副作用があると捉えるべきだと指摘しています。 **効果発現時期** 効果の発現時期は疾患によって異なります。COVID-19では時間単位や日単位で効果を期待する一方、腎臓病や神経疾患では日単位や週単位での効果を期待することがあります。 たけお先生は、ステロイドパルス療法について詳しく説明することの重要性を強調し、患者さんへの説明時間が十分でない現状を指摘しています。

サマリー

このエピソードでは、ステロイドパルス療法について詳しく解説されています。具体的には、治療に使用される病気やステロイドの投与方法、効果と副作用が取り上げられています。特に、副作用や服用時の注意事項が強調されており、病気による効果の出方についても触れられています。また、実際にどのように利用されるかが説明されています。

放送の概要とリクエスト
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろ皆さんからのご質問やリクエストにお答えしています。
医療ニュースの解説などもしています。
質問リクエストは、フォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問お待ちしております。
ということで、放送とともに冒頭の挨拶もリニューアルしましたけれども、
思いっきり読みましたね、はい。
ということで、はい、今言った通りなんですけれども、
ご質問リクエスト大募集中ですので、
今ちょっと30を超えるご質問リクエストをいただいておりますので、
ぜひ、ジャンジャンお寄せいただけたらなというふうに思います。
で、早速今日の第一弾ですけれども、
質問をいただいておりまして、ゆかりんりんさんから、
突然ですが、ステロイドパルス療法についていくつか質問がありますということで、
①どんな病気の時にステロイドパルス療法を用いますか?
②副作用について教えてください。
③効果が出始めるのは通常どのくらいからですか?
病気にもよると思いますが、よろしくお願いします。
ということで、はい、いただきまして、
はい、ご質問リクエストありがとうございます。
ステロイドの基本
いや、これね、非常に良いご質問だなと思いました。
というのは、ステロイドパルス、私もう何十回、
もしかしたら100を超える数やってるかもしれないですけれども、
100は超えてるな、多分、はい、と思うんですけれども、
簡単にですね、説明の用紙みたいなのに説明するんですけれども、
ただ、やっぱりね、どうしても臨床現場って忙しいので、
ステロイドパルスの説明ってね、5分できたらいいからっていう、
多分5分もかけずに説明してしまってるなというふうに思うんですけれども、
実際にはね、そもそもステロイドパルスのステロイドってないっていうところから
お話ししないといけないですし、
やっぱりね、説明時間足りてないなというふうに思うんですね。
なので、改めてちょっとこの10分ぐらいでですね、
ステロイドパルスについてお話ししようかなというふうに思います。
実際にはね、ステロイドについて語ると、
多分ね、1時間とか2時間とかかかるんですけれども、
今日はその中のエッセンスをですね、お話ししたいなというふうに思います。
で、何もですね、ちょっと資料がないとあれかなと思って、
東京女子医大の腎臓病総合医療センターの腎臓内科のページですね、
そこにステロイド治療っていうところがあったんで、
これをね、ちょっと皆さんと一緒に見ながら解説していきたいなというふうに思います。
で、そもそもステロイドって何っていうところですけれども、
ステロイドってですね、体の中から通常でも出てるホルモンの一つなんですね、
コルチゾールっていうのがあるんですけれども、
これが腹腎っていう腎臓の上の方にですね、
帽子みたいな感じでついてる臓器があるんですけれども、
ここから出てるのがステロイドホルモンっていうやつで、
それを外から補うっていうのがこのステロイドっていうのの治療になります。
具体的な作用としてはここに書いてありますように、
体の中の炎症を抑えたりとかですね、
体の免疫力を抑制したりする作用があり、
さまざまな疾患の治療に使われていますっていうことになっておりまして、
これステロイドってですね、大きく二つの投与法っていうか、
あれがあって、一つはね、全身にステロイドを使うっていうものですね。
で、二つ目がですね、局所っていって、
ある特定の部分にだけステロイドを使うっていう、
具体的には、気管室全足の吸入ステロイドっていう、
あれは呼吸器の通り道、空気の通り道だけでステロイドを効かせたいっていうので、
全身的な作用はね、ほぼないんですけども、
っていうのとか、あとはアトピー性皮膚炎ですね。
皮膚にステロイドを塗るって、ステロイドの概要材っていうのはありますけれども、
これも局所にステロイドを塗るっていうことで、
基本的にはその部分にだけ効かすっていう、
あと関節注射とかステロイドする場合もありますけど、
これも関節の中だけに効かすっていう感じで、
その部分だけ効かす方法と、あと全身に使う方法っていう二つがあって、
これは全身に使うっていう方法ですね。
で、全身に使う方法でも二つあってですね、
この主要方法はっていうところに書いてありますけれども、
一つはね、飲み薬ですね。飲み薬として使うっていう方法と、
あとは点滴ですね。今日のテーマになってます、
このステロイドパルスっていう点滴で投与するっていう、
二つの方法があるっていうことですね。
使う病気はですね、本当に様々あります。
これね、腎臓内科のページなんで、腎臓の病気しか書いてないんですけれども、
それ以外の病気にも結構使うんですよね。
ここに書いてあるのでいくと、ネフローズ症候群っていうタンポ感が非常に漏れ出る病気とかですね、
あとはIGA腎症とかですね、あとこれちょっと難しいですけれども、
急速進行性の子球体腎炎っていうですね、
安価関連血管炎っていう、血管が炎症を起こす病気で腎臓が悪くなるのがあるんですけれども、
それに伴って起こってくる炎症を抑えたりするのとか、
あとは全身性エリティマ等ですね、SLEっていうのに伴う腎臓の病気、
ループス腎炎っていうふうに言いますけれども、これで使ったりとかですね、
でもそれ以外の病気でも、例えば神経の病気とかですね、
あとは、ここ最近だと、コロナでも初期に、今はほとんど推奨されなくなってますけれども、
初期にこの炎症が、いわゆるサイトカインストームっていうので、
それが良くないんじゃないかっていうことで、ステレオパルスをね、
超重症の方には使われていたりしましたけれども、
今はそういうのをかなり控えられるようになってきましたけれども、
いずれにしてもそういう炎症とか、あと免疫の暴走みたいなのを抑えるための治療としてですね、
かなり幅広い病気で使われることがありますね。はい、という感じです。
ステロイドパルス療法の詳細
で、使用方法はということで、先ほど言ったように、口から飲む方法ですね、
蛍光ステロイドっていうのとステレオパルス療法っていうのがあって、
これそもそもですね、ステロイドはその体重あたりどれぐらい飲んでいただくか、
どれぐらい使うかっていうのはだいたい決まっていてですね、
そもそもステロイドの種類がいくつかあるんですけれども、
基本的には体重あたり1ミリグラムっていうのが原則になっていて、
それを超えるステロイドの量、通常使わないんですね。
だから例えばここだと20から60ミリグラム程度って書いてありますけれども、
60キロの人だったら60が上限みたいな感じで通常は使うんですけれども、
ただそれを超えるステロイド量を使うとですね、プラスアルファの、
ちょっと通常のステロイドを使うのとは違う作用も出てくるということで、
このステロイドパルス療法っていうのを使うことがあって、
これはですね、ここに書いてありますようにメチルプレロニゾロンっていうですね、
ソルメドロールっていうのを使うことが多いんですけれども、
これでいくと500から1000ミリグラム、だから普通に飲み薬でいくと、
何百錠とかっていうような、あ、違う、何十錠か、
いうような量を点滴で投与するっていうような、そんな形になります。
ただ実際行うことはですね、本当に点滴するだけなんで、
抗生物質の点滴とかと同じような感じで、
普通にボトルの100ccぐらいの生理食塩水の中にステロイドが入っているっていうだけなんで、
やること自体は非常にシンプルですね。
それを通常は3日間行うっていう、そんな感じになってます。
これもね、500から1000ってすごい幅があるなっていうふうに思われるかもしれないですけど、
そもそもね、このメチルプレロニゾロン、1000ミリグラムの、
なんで1000になったかっていうのもですね、
これ、本当か嘘かちょっとわからないんですけれども、
ステロイドパルス療法の基礎
初めね、腎臓の移植で使われたんですよ、このステロイドパルス療法で。
腎臓の移植で使われたんですけれども、
うーん、まぁキリがいいから1000ぐらいかな、みたいな感じでですね、
それで1000になったっていう伝説もあるぐらいで、
特にね、500だからとか1000だからっていうのはね、
あんまり実は決まってないんですよね。
だから、我々ね、500の時はハーフパルスって言ったりとかですね、
あとクォーターパルスって250使う時とかもあったりするんですけれども、
これはね、病院ごとのプロトコールとか、やり方が違っていたりします。
500と1000の違いとかってね、本当にね、実はあんまり研究されてないんですよね。
だからそこら辺感覚的なもんで、そもそも1000っていうのはなんかキリがいいから1000ミリグラムかな、
みたいな感じで決まったあれなんで、
実際にはね、そこまで多い量必要ない可能性もあるっていう感じですね、
病気になっては。
はい、っていう感じです。
はい。
で、えっと、
あ、で、服用時に注意する言葉っていうことで2つ書いてあって、
まちまとこれご質問の内容からはずれますけれども、
急に内服を中止しないことと、
ストレス時には要注意っていうことで、
特に1ですね。
これ特にね、1すごい大事で、
あのステロイドパルス療法だけやる場合にはね、問題ないんですけれども、
あのステロイドパルスをやった後に抗療法と言って、
えっと、後にそのだからステロイドを飲む、
内服のステロイドを飲んでいただく形がある場合もあるんですね。
で、その場合には、
あの体の中が作られるステロイドホルモンがね、ほぼゼロになってしまうんで、
その外から入ってくるステロイドに依存してるっていう形になるんで、
で、それがね、両方とも、
要は外から飲まない、
急に中止するとですね、
体の中からも出ない、
外からも入らないっていうことになると、
これ急性腹腎不全って言って、
非常にね、あの、
場合によっては命にかかるような事態になるので、
これね、急に中止してはいけない、いけませんっていう、
これはね、ものすごい患者さんに言いますね。
長期にステロイドを使う場合には、
この急な内服中断、
内服、
減らすのもダメなんですけども、
はい、っていうのは、
あの、
絶対やってはいけないっていうのは患者さんによくお伝えします。
はい、で、
効果と実際の使用
で、副作用はということで、
これですね、
ステロイドの副作用はですね、
まあ、あの、
10個ぐらい言えないといけないんですけど、
研修院にはね、
まず10個言うようにっていう指導をするんですけども、
こんな感じで、
ここには15個書いてあります。
書いてありますが、
あの、ことさらにですね、
このステロイドの副作用だけ、
こう、
強調するのはね、
僕は違うかなという風に思っていて、
どんな薬入れもね、
副作用ってあるじゃないですか。
なので、
ステロイドの特徴的な副作用があるっていう感じですね。
はい、
それがまあこんな感じであって、
ただまあ、
ステロイドパルスに関してはですね、
あの、量が多いんでっていうこともあって、
特にね、
あの、
そのステロイドパルスをやってる、
まあ要は点滴してる最中に、
えーと、
例えば不眠、
その日に、
夜眠れなくなったりとかですね、
これ、
えっと、どこに書いてあるのかな。
あ、6番の精神症状のところに書いてありますけれども、
ステロイド精神病っていうことで、
あの、夜間眠れにくくなったりとかですね、
言うのとか、
あと血糖が高くなったり、
この3番の糖尿病っていうことで、
ステロイド糖尿病っていうのが書いてありますけれども、
言うのが、
あの、起こる場合はありますけれども、
でもこれはね、
あの、どんなお薬でもね、
副作用っていうのはあるので、
まあステロイドの特徴的な副作用として、
これらのものがあるっていう、
そんな感じですね。
はい。
っていう感じでしょうかね。
はい。
で、
あとは、
効果はね、
どれぐらい出てきますかっていうので、
これはね、
本当に病気によりますね。
で、
ただ、
あの、
副作用もね、
本当に、
あの、
初日に出てくるようなこともあるぐらいで、
時間単位に出てくるものもあります。
まあ、
特にコロナとかに関してはね、
あの、
かなり、
時間単位とか日の単位の効果を狙って使っているっていうこともありますし、
一方で、
その、
まあ、
腎臓病に使う場合とかですね、
あとは神経の病気とかもそうですけれども、
比較的ね、
あの、
日の単位とか週の単位での効果を期待して使っている場合もあるので、
これはね、
ちょっと病気によるかなというふうには思います。
はい。
という感じで、
大体、
そうですね。
質問内容はもうらしたかなと思います。
ので、
これで、
ステラのパズー、
ご理解いただけましたでしょうか。
じゃあ、
最後、
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
さあ、
せよ。
しんしんじゃんけん、
じゃんけん、
ちょき。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない一回の竹江でした。
興味、
しんしん。
12:04

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