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2024-07-30 09:45

《995》コロナ禍、仕事や睡眠時間はどうなった⁉️

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本日ご紹介した論文はこちら

国民生活時間調査2020

https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20210521_1.pdf


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《AI要約》

内科医たけお先生によるラジオ番組「心身健康ラジオ」の内容を紹介します。この回では、NHK放送文化研究所が5年ごとに実施している「国民生活時間調査2020」の結果について解説しています。


主なポイント:


1. 調査は2020年10月、コロナ禍の影響下で実施された。


2. 仕事時間の減少が顕著:

- 男性の有職者の労働時間が8時間を下回った。

- 女性の労働時間も6時間を下回った。

- 長時間労働者(10時間超)の割合が減少。

- 特に販売職やサービス業で0時間労働の割合が増加。


3. 在宅勤務の増加:

- 特に東京圏・大阪圏で顕著。


4. 睡眠時間の変化:

- 全体的に短縮傾向。

- 年代や性別によって傾向が異なる。


5. メディア利用の変化:

- テレビ視聴時間が減少、特に若年層で顕著。

- インターネット利用が増加、若年層で特に高い。


6. コロナ禍の影響:

- 在宅勤務の増加や仕事時間の減少など、調査結果に大きく反映。


たけお先生は、この調査結果が興味深いものの、コロナ禍の影響を強く受けているため、次回の調査では異なる結果が出る可能性があると指摘しています。また、NHKのウェブサイトでより詳細な情報が得られることも紹介しています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長は内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろなそれぞれちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録やみなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、昨日から始まりました、違う、おとといから始まりました、産業医学シリーズですけれども、
今日はですね、ちょっと産業医学と若干外れるんですけれども、
昨日の初日の講習会でですね、非常に面白い資料をご紹介していただいたので、
これをね、ちょっと論文ではないんですけれども、PDFを一緒に読み解いていきたいと思います。
今日取り上げるのは、この国民生活時間調査2020っていうNHK放送文化研究所っていうところがやっている資料ですね。
これを一緒に読んでいけたらなというふうに思います。
これですね、私こんな存在あるのは初めて知ったんですけれども、
2ページ目ですね、国民生活時間調査とはっていうのが説明が書いてあるんですけれども、
1960年、だからもう60年以上ですね、5年ごとにずっと実施していてっていうので、
最新の実施が2020年っていうことで、それの結果が今回の調査の内容として出ているっていう、そんな感じです。
ただですね、これ調査をやった時期がですね、ちょっとこのあたりまで出てくるんですけれども、
その2020年の10月っていうことで、まさにコロナの真っ只中みたいな感じなんで、
そこらへんはね、ちょっとコロナ禍の状況もね、かなりあったっていうことを考えながら資料を読んでいただけたらと思うんですけれども、
10歳以上の7200人を対象に、調査対象としてですね、回収率が59%っていう、そんな感じになってます。
で、4ページ目ですね、この調査期間についてっていうのが書いてありますけれども、
もう4年ぐらい前ですけれども、この10月から11月にかけてですね、第2波の後の落ち着いた時期だったみたいで、
第1回目の緊急事態宣言と第2回目のその緊急事態宣言のちょうど狭間の時期ですね、
もうちょっと何やってたか僕もあんまり覚えてないですけれども、の時期に調査をしたので、
かなりそのコロナの影響を受けた調査結果になってるっていうのはあるかなというふうに思います。
次の項目にも書いてありますね、その働き方改革やコロナ禍による生活の変化とか、
あとメディアの利用に関してもね、NHKがやってるんでっていうこともあるんですけれども、後半に出てきますんで、ご期待ください。
産業医学とね、ちょっと関連するところでいくとですね、この6ページ目かな、
仕事時間の減少っていうことで、明らかに前回調査、2015年の調査よりですね、仕事量が減ったっていうことになっていて、
特に男性ですね、男性ずっと8時間を超えていたんですけれども、今回7時間52分っていうことで、
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男性の有職者も労働時間が減って、女性も6時間を切ってですね、5時間42分になったっていう、こんな感じになっております。
ここは統計的に優位減少っていうことで、これは見るからに明らかっていう感じですね。
その内訳を見るとですね、長時間労働者がやっぱり減ったっていうことで、10時間超えの方がどんどん2015年にかけて増えてはいたんですけれども、
2020年、今回調査は明らかに減って15パーセントまで減って、代わりにというか、0時間っていう方も増えたって、
0時間っていう方が16パーセントまで増えておりますっていう、そんな感じです。
その内訳がですね、ちょっと1ページに飛んでいただいて、9ページ目かな、に書いてあるんですけれども、
やっぱりね、販売職とかサービス業の方ですね、この方の中で0時間の方が2015年は18パーセントだったのは、2020年29パーセントって、
これね、やっぱり非常にコロナの影響を受けたかなっていう感じしますけどね。ということで非常に多くなったっていう、逆に10時間超えの方は半減ぐらい、
18パーセントが10パーセントになって、ほぼ半減っていう感じですね。その影響もかなり大きいかなというふうに思いますね。
あとは時差通勤とか在宅勤務ですね。これもやっぱりコロナ禍ですごい済んだ部分もあってっていうところで、
でもこれ統計的にはあんまり変わらないのかな。でも早い時間帯の7時、8時の通勤とかですね、減少してみたいのがあるようですね。
在宅勤務が多分結構増えていたんでということで、この11ページ目かな、特に東京県、大阪県に関しては在宅勤務の方が明らかに増えたっていう感じで、
1割ぐらいまでなっていたっていうそんな感じです。そんな感じしますよね、という感じです。
あとは家事時間に関しても調べられていて、特に13ページ目かな、男性の有職者の仕事時間と家事との関係っていうのを見てるんですけれども、
やっぱり仕事時間が多い、その10時間超えの方は家事の実施率が低いっていうことになっていて、これはそりゃそうかなっていう納得感がある結果かなというふうに思いますね。
という感じでした。あとはですね、これ睡眠に関しても調査していて、15ページ目に書いてありますけれども、
睡眠時間ですね、途中でちょっと調査の方法を変えているので、連続性はないんですけれども、
ただ、睡眠時間に関しては徐々に短時間になってきていて、特に平日の睡眠時間に関しては、以前は1970年代とか80年代、90年代ぐらいはずっと8時間ぐらいだったんですけれども、
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それが7時間前半になってきていて、特に男性の30代に関しては早寝が増えてっていうのはあるらしいですね。
女性の40代に関しては早寝遅起が増えていて、ただ女性の60代、男女の70歳以上は逆に夜更かして睡眠時間減少するっていうような、そんな結果になっていたみたいです。
あとは、ここからはちょっとLHKっぽい感じなんですけれども、テレビですね。
テレビに関しては、国民全体では85%から79%で若干減少っていう感じですけれども、特に若い世代ですね、16歳から19歳とかっていうのは2015年に比べても明らかに今回減っていても、
16歳から19歳が半数切ってると47%っていう感じになっていて、1日の中で全くテレビを見ないっていう方も2人に1人いるっていう感じで、
それはネットこれだけ済んでるんで、そうかなっていう感じがしますよね。
その結果が20ページ目にも書いてあって、同じくテレビとインターネットどっちが利用しますかみたいな、そんな調査になってるんですけれども、
やっぱり若い世代に関してはもう圧倒的に先ほどお話したインターネット、16から19歳に関してはインターネットが80%ということで、
年齢上がりに従ってインターネット使用率減ってきてるんですけれども、
でもこんな70歳以上で20%とかって今もっと多分あると思うんですけどね、
これ4年前の調査なんで、多分今調べたらもっとYouTubeとかも含めて結構中高年齢層まで見られるようになっているので、
多分来年の調査またされると思うんですけれども、インターネットの普及率、
インターネットで情報を得たりとかっていうのは増えてくるんじゃないかなというふうに思いました。
そんな感じですかね。
全体の、24ページ目かな、全体の結果としてはですね、
やっぱりこのちょっと実施したところがコロナ禍まったくなかったという方もあってですね、
コロナ禍の影響をかなり受けて、在宅勤務であるとか、
仕事量が減ったりとかですね、仕事時間が減ったりとかっていうところが今回の調査かなり色濃く反映されたので、
来年の調査は少しちょっと違う調査になって、
今回が若干外れ値みたいな感じになるかもしれないですけれども、
でも全体的な傾向としては非常に面白い結果かなというふうに思ってご紹介させていただきました。
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これですね、PDFの資料なんですけれども、
この一番最後のところからこのサイトにも食べるようになっていて、
サイトでは非常にいろいろ比較検討とかできたりするんで、
面白いサイトになっているので、ぜひNHKの回し物ではないですけれども、
ご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、ということで、じゃあ最後のシンシンジャンケンにいきたいと思います。
はい、いきますよー。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、グッ!
ということで、今日も幸せな一日になりますように、
お会いしてもらいたいのだけでした。
キョンビーシンシン。
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