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ながらcastです。
この番組は、静岡市に住む50代後半の私、sasayukiが、
取り留めもなく、台本なしで、通勤途中に歩きながら発信するポッドキャストです。
今日もよろしくお願いします。
先日話したジルサンダーのユニクロのプラスジェイですけども、
先日ダメ元でユニクロに行ってきました。
そしたらですね、ちょっとあったんですよ。
男性の方は主にシャツですね。
あのストライプの切り返しのあるシャツですね。
あと、あの生地はちょっと厚手のシャツなんかがついてあって、
その中に1枚だけカーディガンが残ってたんですね。
これね、MBさんが紹介してたやつで、
黒に雲柄の長袖のカーディガンだったんですけども、
ちょうど私の着るMサイズが残ってたんですね。
おっと思って、早速ゲットして試着をしたりして、
この時はね、あの妻と一緒に行ったもんですから、見てもらったりしながら、
ただ僕がもし一人で行ったら多分買わなかったかな。
まあ4,000円を超えてて、
ていうかまあそのくらいかと思ってたら実際5,000円でしたけどね。
妻が買っちゃいなよって言ってくれたので、
ちょっと勇気を出して買っちゃいました。
今日もちょっと着てます。
割と薄手なので、ラムウールとかのぽかぽかした温かさとは違うんですけども、
このジャケットの下なんかに着るにはちょうどいいんですね。
そんなわけで今日はジルサンダーのカーディガンを着ながらお届けします。
今日の話題はですね、
これもその日に言ったんですけども、
清水港のそばにフェルケール博物館っていうところがあって、
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そこでやっていた展覧会のお話をしたいと思います。
清水港にあるフェルケール博物館っていうのはですね、
フェルケールって何かっていうと、
ドイツ語の交通っていう意味でですね、
清水港が海運業で発展してきたっていう経緯もありまして、
海運で大きくなった鈴代っていう会社がやっている施設の博物館になって、
港湾の歴史なんかがわかるような博物館で、
建物の作りはすごく落ち着いていて、
雰囲気がいいので、個人的にはとても好きな博物館なんですね。
1階は常設展で、先ほど申した清水港の歴史、
特に海運っていうところに的を絞っての話になりまして、
2階に特別展用のお部屋が2つあって、そこで企画展をやっています。
今回訪れたのは牧野宗則さんと風林丸さんっていうね、
2人の版画家ですね、静岡の展覧会でした。
二人展っていうタイトルがついてるんですけど、
地元静岡ではそれなりに有名な方で、牧野さんは富士山とかね、
そういう風景を結構綺麗な感じで、
鮮やかっていうよりはちょっと落ち着いたタッチで描く版画家さんで、
風林丸さんは割とファンタジックなものを描かれることが多いんですけどね。
なんで2人展かって知ってる人は知ってるんですけど、この2人親子なんですね。
だいぶね、もちろん世代も違うんでタッチも違うんですけども、
2人とも版画家と、つまり父と娘、それぞれ版画家としてやってるっていう、
なかなか面白いですよね。
今回の展覧会はその2人を一緒に見ることができるっていう展覧会でした。
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私はね、実はお2人ともちゃんと作品を見たことがなかったんで、
今回はね、いい機会だなと思って行ってみました。
実はこのフェルケール博物館って値段も安いんですね。
当日券で大人400円で見れます。
ただその展示室もそれほど、むしろ小さい展示室が2つだけなので、
展示できる作品の数も決して多くはないんですね。
ただ小さいながらも工夫されていて、毎回楽しく見ることができます。
さて今回の展示がどうだったかというと、
階段上がって2つ両側に展示室があるんですけど、
まず第一展示室はお父さんの牧野さんの展示になっていました。
最初にご挨拶みたいな文章があって、
その展示室に入るところに、実は牧野さんと風林丸さん、
父と娘がアトリエでしょうかね。
2人で座って微笑んでる写真が結構大きくバーンとあって、
それが良かったですね。
この展覧会の2人展というのを象徴するような写真があって、
雰囲気がすごく柔らかい感じになりますね。
展示室に入ると、細長い部屋なんですけどね、
両側にガラスケースの展示。
突き当たりが幅は狭いんですけど、
一番奥まったところにちょっとシンボリックな展示があります。
さっき言ったように、
お父さんの版画というのは風景を割と題材にして、
僕の感覚では浮世絵とか、水墨画とか、
そういった絵があって、
日本の絵画を感じさせるような、
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僕はその分野は詳しくないんですけども、
淡いグラデーションだったり、
構図なんかは富士山のような感じがしますね。
でも鮮やかなところがすごく鮮やかなんですね。
だから決して、こういう風景を作ることはできないんです。
そういう風景を作ると、
僕の本を作るときに、
その絵を描いている時に、
その絵を描いている時に、
その絵を描いている時に、
ただただ大人しいわけでもないんですけどね。
とはいえ全体としては、
静けさを感じさせる作品ですね。
たまに数点ですけども、
風鈴丸さんっぽいような、
ちょっとファンタジックな作品があるんですけども、
展覧会だからでしょうかね、
その版画の元になる、
あれなんていうんですかね、
木を彫った版木というのかな、
も展示されていたりとか、
あとストーリーも展示されていたりとか、
そういったものも展示されていたりとか、
あとその使った版木を、
ブロック状に切り出して、
色をつけて、
ブロックみたいにして、
再構成したような、
ブロックアートって書いてあったかな、
なんていうものも展示されていて、
実際にそれはね、
版画の作品も飾ってあって、
その版木を再構成したブロックアートも、
一緒に展示されていたので、
結構それなんかは、
斬新な感じがしましたね。
一番突き当たりの奥まったところは、
ちょっと大きめの作品がどんどんと、
2枚展示されていて、
そのさらに奥側に、
アトリエの様子を大きなパネルにして、
3枚、4枚飾ってあったかな、
絵の具の様子とか、
彫っている様子ですよね。
そんなのを一番奥の突き当たりに、
写真で大きなパネルがあって、
その手前にね、
富士山を描いた作品2点が、
ポンポンと並んでいて、
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結構素敵な雰囲気でしたね。
それからね、その部屋出て、
渡り廊下を渡って、
今度は第2展示室で、
富林丸さんが、
展示を見ました。
こっちもね、なかなか素敵な空間になっていて、
今度はね、
部屋の形は基本的に、
この細長くて一緒なんですけれども、
その一番奥の、
どん詰まりのところに、
富林丸さんの作品を、
数点ですね、
でっかく引き伸ばして、
パネル状になっていて、
それの、
例えば人の部分だけを切り抜いて、
こう、
例えば人の形のパネルを作ったのを、
手前に置いてあって、
立体的に見せている感じのコーナーに、
なっていて、
これはね、なかなか、
またシンボリックで良かったですね。
ただ、平面の作品を、
切り出して、
手前に1個置くことで、
奥行き感が生まれるんですよね。
それがどうだろう、
3、4、5個ぐらいの、
パネルが手前にあって、
奥に元の絵が見えている、
みたいな感じで、
なんかね、すごく雰囲気が、
良かったですね。
あと、その上のね、
天井は結構高くて空間が空いているんですけども、
その途中のところにね、
牛乳太郎っていう彼女の、
何だろう、キャラクターが、
フェルトで作ってあるのが、
上から釣ってあって、
それも良かったですね。
今回、風鈴丸さんの作品をね、
まとめて、しかも本物をね、
見るっていうのは、初めてだったんですけども、
いや、良かったですね。
版画っていう手法は、
僕は全然意識しなかったんですけども、
ファンタジックな世界観と、
あと、詩のような言葉もね、
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一緒に、
描かれているんですね。
なので、文字も彫っているっていうね、
しかも鏡文字ですね。
その文字も、
味があって、
全体として、
一つの世界観を作っている。
こうやって誰かに例えて言うと、
風鈴丸さんには失礼なんですけども、
分かりやすく言うために、
例えば、増村博史が描くような、
猫がね、言葉を喋ったりする、
ファンタジーの世界であって、
あるいはジブリの中でも、
やっぱりファンタジックな雰囲気を持つものが、
あると思うんですけども、
耳を澄ませばだけ、
猫が空飛んでみたいなやつ、
ちょっとパッと出てこないんだけど、
そんなものとかを感じさせる、
日常と異世界が混ざったような、
それがあんまり驚々しくないというか、
そういう作品も今回も作ってみました。
全体としては、
ふわっとした雰囲気ですよね。
ある意味で、
漫画的だったり、
アニメ的だったりする部分、
作品の中でも、
そういう雰囲気があって、
どれも本当に物語のワンシーンのような感じがします。
だから見ている方は、
その一場面から物語を、
どのような雰囲気を持っているのか、
どのような雰囲気を持っているのか、
どのような雰囲気を持っているのか、
どのような雰囲気を持っているのか、
その一場面から物語を想像しながら見ているような気がします。
ある一シーン、ワンシーンを見ているんだけど、
その前と後ろに何か、
この登場人物たちの物語がある、
そんな感じの膨らみがあるんですよね。
僕自身、例えば増村ひろしの世界が好きだったりするので、
なんとなく近いものを感じましたね。
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今回生で見れたのは本当に良かったです。
さっき言った、途中で終わっちゃった牛乳太郎の、
フェルトの人形が宙を飛んでいたりとか、
そんなところも、
ちょっと手をかけてくれているなという、
展覧会にかける思いみたいなものも伝わってきて、
それも大変幸せな気持ちにさせてくれましたね。
帰り、売店に行くと目録というか、図録があって、
この二人展の図録、千円ちょいだったかな、
つまり、マキのお父さんと風鈴丸さんと両方が一冊になっている、
今回の展覧会のものが全部収められている図録にするか、
風鈴丸さんの作品集というのも、
どっちにするか、妻と二人でかなり悩みましたね。
こっちは見て、あっちは見て、しばらく見て、
ちょっと結論が出なかったので、
実はここの会場に入るときに、
写真を撮ったり、ビデオを撮ったりしてもいいですかと言ったら、
許可をもらえて、もちろんフラッシュなんかはダメなんですけども、
なので風鈴丸さんの作品と一緒にね、写真も撮ったりして、
それはもう大変満足だったんですけどね。
もう一回売店に行って、
二人で写真を撮ったり、
結局どっち勝ったかというと、
風鈴丸さんの作品集にしました。
というのはね、ちょっと作品が割と大きく扱われていたりとか、
あとレイアウトがちょっと凝っていたりして、
見てて楽しいのと、
あと妻がこだわったのは、こんな話があったりとか、
背拍子がなくて薄いというのも決定だったようです。
そんなわけでね、作品集も買って、
これもね、二人で半々で買いましたけどね。
大変本物に触れて、漫画に触れて、
本当に楽しかったです。
そんな展覧会でした。
まだやっているのでね、
静岡の方はよかったら見に行ってください。
では今日はここまでです。
ではまた。さようなら。
ちゅーす。