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はい笹行です。ナガラキャストを始めます。
この番組は、自分大好きな59歳の私、笹行の声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がはぁはぁ上がったり、周りの雑音騒音、そしてこの時期風切音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
だいぶやっぱりね、風が吹いてますね。昨日の収録もすいません。なんだか風切音多かったです。
今日はね、ちょっとあのスマホに手袋をしました。
これ効果があるといいんですけどね。今日はまだ昨日よりはマシかな風は。でもだいぶ寒いね。
寒気が入ってるっぽいです。まあとにかく皆さん体調に気をつけてくださいね。
と言いつつ、自分も昨日の夜、キュービーハウスで髪の毛切ってきました。
これやるとね、風邪引きがちなんだよ。なので、
ユニクロのネックウォーマーと、あとGUのあれかな、なんていうか、あの帽子、
あのニットの帽子なんだけどさ、それを
かぶって、つけて帰ってきました。
俺バリカンでやってもらうんだけど、バリカンのさ、長さが3mm、6mm、9mmから選べるんですね。
で、暖かい時はね、3mmなんですけど、昨日はね、6mmにしてもらいました。
まあ多少ね、風邪防止というか、寒さ対策でね。
で、上の部分も、まあ何も言わないと割と長めに仕上がるんですよ。
昨日もやっぱりね、そんな感じで、夏なんかはさ、
ちょっとソフトも引くぐらいとか言って、かなり
刈り込んでもらうというか、短くするんだけどね。
昨日はね、ちょっと長めだけどいいや、頭寒いからと思って仕上げてもらいました。
なんか、鏡で見たらさ、散髪屋で
もう髪の毛真っ白ね、真っ白って言うと変だけど、ほぼグレーですね。
ちょっと久しぶりに、短くして逆に気がついた。
はい、もうグレーになってましたね。
はい、今日はですね、どうしよう、あんまりうまく語れる感じもしないんだけど、
やっぱり違和感があるんですよね。この岸田内閣の防衛費の話、
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それちょっと話してみようと思います。
なんか岸田さんってさ、総裁選の時にさ、なんか
皆さんの声を聞く、国民の声を聞くみたいなことをやたられんこしてたなっていう印象があって、
どっちかというと、高派ではない、中道かなっていう印象だったんですよね。
安倍さんがどっちかっていうとさ、高じゃない、高の印象があるんだけど、
それよりはマシかな、ぐらいに思ってたんだけど、なんだろうね、
あの、この間の国葬の時もそうだし、今回の防衛費もそうなんだけど、
誰の反か、国民の声なんか無視して、もうやりたいからやる、みたいなとこあるよね。
国民にもかなり意見が分かれてる案件じゃないですか。
ここはもうちょっと国葬は置いとくんだけど、防衛費っていうのも、
かなりいろんな考え方もあるし、国民の中でもね。
そもそも、なんだろう、
その部分ってみんな、そんなに選挙の時とか、総裁選もそうなんだけど、
論点ではそこまでなかったものですよね。
それが急に浮上してきて、で、なんか大した議論もないまま決めたくっていうのは、
かなりなんだろう、国会とか民主主義を踏みにじってるなっていう気はしますね。
別に時間がなかったわけじゃないんで、もっと丁寧な議論をしなきゃいけないし、
もっと熟成させるべきだと思うんですけどね。
それをすごく拙速に決めていくっていうのは、やっぱりどうかなっていう気はしますね。
もうちょっとその論点を話してみようと思います。
ちょっと古い話で、僕が大学生だった頃、40年前なんですけども、
ちょうど中曽根康博さんが首相になって、結構あの人もタカ系でですね、
当時のレーガン首相と、結構なんていうか、防衛費に関していろいろね、やってたような記憶があります。
その頃ちょうどGNP費で1%っていう、シーリングって呼ばれるね、
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そこを天井と見立てて、そこを越えないようにするっていうようなね、
一応それがまあ、旧来の自民党政府の見解だったらしいんですね。
今ちょっと調べたら三木首相がそうやって取り決めたというか、発言をして、
その後1%っていうのは守られてきたんですけども、中曽根首相の時にその1%っていう、
そのパーセンテージをやめて、総額にしようっていうことをね、言い始めた。
っていうことで、そこで方針が変わったんですよね。
まあそんな時代でした。
ただ現実的にそこで変わったとしても、結構1%でずっと来たらしいんですね。
越えたとしても1.0何%とかそういうレベルで、本当にビビったものだったっていうことで、
最近はちょっとわからないんですけども、それでもですね、
そんなにめちゃくちゃ超えてなかったんじゃないかなと、
僕は、これごめんなさい、エビデンスなく言ってますけどね。
でですね、それを2%ってさ、倍じゃないですか。
防衛費を、2%っていうと少なく見えるんだけど、倍近くするっていうのってとんでもなくないですか、予算を。
あの、いろんな予算をみんな審議して、いろいろやってる中で、
もっと削れないのかとか、ここはもっと合理化しろよとか、
いろんなことでせみあげあった上で、みんなこう、落とし所を見つけていく作業っていうのが、
何だろう、政治なり財政の割と重要な仕事だと思うんですよね。
そこのところをすっ飛ばして、はい、2%っていうのが通るのか、
通しちゃっていいのかっていうのは本当にありますよね。
何のために国会を開いてやってんだろうっていう気はします。
で、2%の根拠もはっきりしてないんですよね。
積み上げしきれ出してるのか、どこまでを含むのか、その防衛費の定義の中に。
で、どうもその2%の根拠っていうのは、別に積み上げて、これとこれとこれが必要でっていう、そういう何だろう、
プランがあってっていうところなのかちょっとわかんないんですけども、
一つはNATOの加盟国の目標が2%っていうのが多分関係してるんじゃないかなと思うんですけども、
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ただそれでNATOの中で達成してる国がまだ半分いってないっていう記事もありました。
30カ国中11カ国とかね、そんな記事もあって、
だってあれじゃないですか、例えばイギリスとかフランスって、僕の感覚では結構軍事費使っていろいろ熱心な国ですね。
あそこが2%って考えると、しかもイタリアが1.3、ドイツが1.5いくつみたいなところらしいんですよね。
みんなそれぞれ軍を持つっていうのを、一応憲法でも歌っていて、軍隊を持つっていうのは国税になってる国ですらそうなんですよね。
日本は選手防衛で、もともと軍隊を持たない、でも自衛隊は選手防衛っていうことで持つっていう、憲法解釈でやってきてる国なので、
そこはだいぶ感覚的には違うはずだと僕は思っているんで、NATOの2%そのままほいほい受け入れていいのっていうのはありますよね。
それと同時にですね、日本が軍隊を持つ、自衛隊は軍隊じゃないっていう解釈でやってきて、
それも自民党は改憲したい理由の一つで歌いたい、みたいなことを言ってきてる、そんな昨今なんですけど、
僕の中ではもともと第二次世界大戦で負けて、その時点で何だろう、
結構そこら中の国、特に東南アジアとかですね、侵略したわけですよね。
そういった反省もあって、日本っていう国は軍隊を持たないでおこうと決めたんじゃないかと僕は思ってるわけですね。
かつてやったようなことを日本がやらないようにするっていうことだと僕は思っていて、
今やね、そんな話ってすっかり忘れされているんじゃないかなって危惧してるわけなんですけども、
例えば日の丸や鬼ヶ与に対しても、国家国旗法が決まったのもここ最近10年とかの話じゃないかな、10年20年の話だと思うんですが、
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それまではね、やはりそもそも認められてなかったんですよね。
ただまあ、一部の人たちはそういうのは好きだから、なんとか教育現場に押し付けようとしていて、
間違いなくそこではせめぎ合いがあったわけですね。
その中でやっぱり必ず言われていた視点が、我々が侵略した側なんだっていう加害者であったという認識の中で、
そういった旗や歌が歌われていたっていうことを周りの国はどう思うのかっていう、そういう視点ですよね。
そういった中で、今なんだろう、そうやって、ずっとある意味戦後守ってきたものっていうのが間違いなくあるなと僕は思ってるんですね。
まあね、45年に戦争が終わったわけなんですけども、
もうね、75年経って、もう77年か、そんな中でそういった記憶とかがすっかり薄れてしまったんだけど、
やっぱりそれをずっと、徐々に徐々に変質、変わってきてしまった部分はあるにせよ守ってきた。
それはやっぱりずっと、ほいほいって変えられるものではないし、変えるとしたらちゃんとそれは論を尽くして話し合う、論戦を繰り広げるなりね、
まあそういったプロセスを通して、国民もそういった議論に参加したり、あるいはそれをちゃんと見ていく。
その上でね、まあ方向性が変わるなら変わるで仕方ないなと思うんですけども、
今まで積み上げてきたものをすっかり忘れたかのように、ほろっと変えちゃうっていうのは、信頼を失うことにもなりかねないなと僕は思いますね。
まあ、対外的にって話で言ってますけども、まあ国民に対してもそうだと思います。
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要はね、岸田さんがやりたいって強く言えば通ってっちゃうっていう、そこまでの何だろう、権力を与えたつもりはないんですけどもね。
ただまあ、それが支持されてるっていうんであればいた仕方ないわけだけど、それだとしても何やってもいいわけではないし、
そしたらお金に関わる部分で、しかもこういった防衛とか軍事的なことに関わる部分っていうのは、それまでの流れとか経緯があるわけだからね。
まあ、そうだね、ちょっと、やっぱり拙速すぎるなっていう気はすごくしますね。
なんかこんな簡単に、今までの積み上げたものを崩してほしくないなって、強く思いますね。
ましてや最近悪いって言う、何だろう、敵のミサイル基地を叩くって、
北朝鮮のことがあるから、そういうことが言われやすく言ってもいいんじゃないか的な空気感があるとは思うんですけども、
まあ本当、なんか言うはやすしけどね、それやりたいと俺は思ってるわけでは決してないし、
そんなことしたら、じゃあそのミサイルなり何なりを置く場所、置いてる基地が今度は狙われますよね、最初に。
それをどこに配備するんだろうとかね、いろいろ考えちゃいますよね。
戦首防衛っていう言葉を拡大解釈していって、やられる前にやれっていう話になるんであれば、戦首防衛の線ってもう引きづらいですよね。
最近聞いてるのは、小木上さん、小木上知紀のセッションっていうTBSラジオの番組を最近よく聞いていて、結構情報をそこから摂取してるんですけど、
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そこの情報によると、例えばその発射される前に叩くっていうのはかなり難しい技術らしいですね。
しかも今や、例えば車から発射できたりとかですね、トラック。
だからその、撃たれる前に叩くなんていって、発射したミサイルが届くまでに、もう標的は移動してる可能性も高いっていうことも言ってましたし。
あとこれと関係あるか知らないんだけど、トマホークの話が出てて、トマホークって本当俺が学生時代の頃にその話出てたんだけど、今トマホークを買うなんて話になってるらしいんですよね。
トマホークも結構目的に合ってるのかとか、今やスピードが遅いなんていう話も出てましたね。
そんな呪いもので守れるのかみたいなことも言ってましたけども、別に何を買うかって別に選びたいわけじゃなくて、そもそもそういうところに行くべきじゃないとは思うんですけどね。
でもそこから言えるのは、最初に結論ありきで、とにかく防衛費はアップしたいんですよね。本当それが一番の目的で。
トマホークを買うっていうのはアメリカの意向なんでしょうかね。そんな結論ありきで話が進んでるっていうのも非常に怖いですね。
はい今日はね、今岸田総理が勧めている防衛費の1.5倍に増額するっていう話について、俺はそれでいいのかなってすごく疑問なのでそんな話をしてきました。
もちろんやるべきだって考える人がいるということもわかるので、それはね、いろんな意見があっていいと思います。
ましてやね、最近北朝鮮がバンバンミサイルを撃ってるし、ウクライナのこともあるんで日本ももっと防衛力を高めた方がいいっていう論に対して一定の支持があるっていうのも、僕もわからないではないので、そこはもちろんいろんな意見があっていいと思うんですけども
それをやっぱり国会の場でちゃんと議論をしてから決めていかないと、何だろう国会の意味ってあんのかなって思っちゃいますよね。
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なんか岸田首相の記者団への答弁の中でなんだか有識者会議みたいなものを今年に入ってから作ってずっと検討してきたみたいなことを言って、急にこの話を出したわけじゃないっていうことを言ってましたけどもね。
だいたい有識者会議ってさ、自分の気も入りのあるいは気に入った人を集めてさ、まさにこういう時に言い訳に使えるようなものですよね。
別にそれを逆に国会の中でちゃんと議論したってことではないので、どちらかというとそういう証拠作りのために自分で作っているようなものなんで、本当言い訳にしか聞こえないなと思うんですけども、もっとちゃんと議論した方がいいと思うし、
本当ね、僕としてはなんだろう、この道がいい方に行くとは僕は思えないんだよな。
これは俺もわかんないけどさ、俺も今年寄りの方に入ってきてるんで、今の若い人との感覚も違うんでしょうけども、でもやっぱり日本は第二次世界大戦でやっぱりいろんなことをして、加害者でもあった、もちろん広島長崎で被害者でもあったし沖縄でもひどいことはあったんで、
それはそちらで、それはそれでね、ちゃんと見ていく必要があるんですけども、その一方でやっぱり加害者でもあったっていうことは忘れちゃいけないと思うんですよね。
それに対してまたいろいろ言う人もいると思うんですけども、それはちゃんと覚えておく必要があるなと思うんでね、防衛大国2%なんて言ったら立派な防衛大国だと思うんですけどね、
そういう国になっていくっていうことが本当に、アジアのためにあるいは世界平和のために貢献するのかっていうのがわかんないんだよね。
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結局北朝鮮もアメリカをダシにしてミサイルをバカバカ撃ってるわけですよね。あいつらが悪いっていう論なんですけども、
日本が仮に軍備をどんどん進めていけば標的が今度は自分たちになるんじゃないかなと思うので、誰も自分たちのそばに基地なんか作りたくないと思うんですよ。
うるさいとか実害もあるし、実際何かあったときには叩かれる、率先して。だから本当、敵基地攻撃能力を持つっていうことの逆に怖さはありますよね。
それでね、相手がビビってやめとこうって思ってくれるっていうのが割と楽観的だなっていう気は僕はしてるんですけどね。
今のロシアがひどいなと思うんですけども、防衛費をただ上げるっていうのがいいとも俺は思えないんだよね。
どう思いますか?いや、俺も別にわかって言ってるわけじゃないんだけどね。でもまあ、もうちょっと考えなきゃいけないのでしょうね、みんな。
はい、じゃあ今日はここまでです。じゃあまたね。チュース。