1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2023-02-17 12:29

第393回 加入する労組は自分で選べる時代!?

第393回 加入する労組は自分で選べる時代!?

弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
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こんにちは、遠藤克貴です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え。
今回のメッセージ、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、
今回、ちょっと地理ネタじゃないですけど、
Twitterで結構バズってた、バニオンショップ協定の件。
はい。
インプレッションどこまで行きました?
1万5千ぐらい。
すごくないですか?
大体そんなもんですか?
大体そんなもんですね。
普段からそんなインプレッションを稼ぐって欲しいですね。
ちょっと行ったら、みたいな時は1万行きますね。
そうなの?
そうなんですよ。
ということで、この記事がユニオンショップ協定とか初めて知ったわ。
みんな労組は何もしてくれないのに、
費用だけ抜かれると文句を言いながらも脱退をしないのは、
このためなのか。
労組に入ったことないけど、
ますます不信感が高まるという投稿に対しての、
向井さんのコメントを。
そうなんですね。
ユニオンショップ協定って何ですか?
ユニオンショップ協定ってですね、
会社の特定の労働組合に加入しないと、
クビにできると。
脱退したり加入しないとクビにできるっていう、
そういう取り決めがあるんですよ。
労組加入が雇用の条件になってるってことですか?
なるってことですね。
すごいですよね。
そんなことあるんですね。
そんなこと、しかもこれは憲法上有効だと言われてるんですよ。
しかも労組って結構な金額、月に5、6千円とか。
そうなんですね。
大体ですね、月額給料の1.5%から2%。
安くても1%じゃないですかね。
そういう感じの1%、そういう計算なんですね。
1%だと安いね。
安いね。2%くらいいくんじゃないかな。
それをでも強制的に支払わなきゃいけない状態になるってことですね。
しかも転引ですからね。
なかなかですね。
これ何のための協約なんですか?
要はそういう会社の労働組合を強くして、
加入率高くして、会社と話し合って決まったことがみんなに提供できるように。
表向きはね。
実際は変な労働組合に加入されたり作られると困るっていうのが本音じゃないですか。
昔はね。
今はもうそんな人いないけど、昔はね。
はいはいはい。
昔は。
その観点当時はあったんですね。
あったんですよ。
でも今はそもそもユニオンがなくなってったり、
自分で入るユニオンを選んだりする時代とも言えますよね。
そこまでいかない。
おっしゃる通りで、選べるは選べるんですよ。
ところがそんなの知らないからほとんどの人は、
組合費を転引されて、文句言いながらもずっと転引され続けてるっていう感じなんですよね。
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だけどここに書いてあるように最高裁判例があって、
脱退して他の労働組合に加入しちゃったら解雇はできないんですよ。
他の労働組合は、
組合費はね、
安いとこだと1000円っていうのがありますね、調べたら。
組合費ってそんなにバリエーションがあって、
どれに入ろうかなみたいな保険選ぶみたいな感じなんですか?
保険選ぶみたいなのあるんですよね、インターネット探せばね。
ちなみにユニオンショップ協力があるじゃないですか。
これあると労働に入らなきゃいけないんですよね。
そうです。
別の労働でも構わないんですか?
構わないのよ、実は。
そうなのよ、それ最高裁判例あんのよ。
そうなんですね、自社の労働に入らなきゃいけないってことではないんだ。
そうなんですよ。
これどういうこと、どう受け止めればいいんですか?
だいたい1、2パーの。
2パーが多いですよね。
5、6千円じゃないですか、月に。
今向井先生の話だと千円とかあると。
年間インパクトでいったら大変な注目ですよね。
年間インパクトでいったらもう4千円ぐらい浮いちゃうし、5千円。
かける10年5万ぐらいかかると。
大きいですよね。
10年いったら50万ですからね。
10年いったら50万、20年いったら100万。
100万違うってのは大きくないですか?
経済合理的な観点でロースを選ぶって発想がなかったんで、そんなこともあるんだって。
でも怖いのは、そんなことやったら怒られたりいじめられたりするでしょっていうことなんですけど、
それはあるかもしれない。
そこまで責任は持てない。
ここは人間の社会の話ですからね。
だけど、僕の知ってる事例は、
もう会社の人も、要するにね、ブラックスワンっていう、知ってます?言葉。
黒いブラックスワン。
白鳥って白いじゃないですか。
でも突然変異で、黒い白鳥が突然出てくるんですよ。
向井良の弁護士会のブラックスワンじゃないですか。
それはちょっと違うんですけど。
要するにほとんど予測できないけど、
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突然出てきて衝撃が大きく走るっていう、
あっちゃいけないようなことを想定してないことが突然起きるっていうブラックスワンなんですけど、
ブラックスワンみたいなもんなんですよね。
どこの部分ですか?
だってみんな、じゃあ俺も外部の労働者入るって言ったら労働組合崩壊しちゃうじゃないですか。社内労働者。
でもできるんですね、それは実は。
できますよ。理屈上はね。
嫌がらせいじめとかあるかもしれないっていうのは、それはわからん。
だから僕1.5万インプレッションだけど、いいねが100しかついてない。
そうね、結構なんなんすか。
だいぶひどいですね、それは。
あんまり共感はなかった?
全然共感、あーみたいな、なんか言ってるわーみたいな。
てかそれ、わかんないじゃないですか、意味が。
わかんないんかなー。
説明されると結構なインパクトですね。
労働によって金額が違うのはわかりました、1個。
労働によって、なんていうんですか、恩恵があるじゃないですか。
なんだろう、保養所があるとかちょっとわかりませんけど。
そういう意味で言うと相当あれですよね。
おっしゃる通り保養所を使いたい。
なんかポイント、なんか福利構成のポイントがある。
そういう人は脱退しない方がいいんだけど、保養所は興味ないと。
一人ゴルフしか行かないみたいな。
聞いたことある。
全然ポイントとか興味ないみたいな。
もう行事も普通でしか仕方がない。
だからもうお金を転引されるのはまっぴらごめんっていう人は、
そういうことに共感してくれる労働者に連絡して、
組合費加入して、加入して脱退届出ればもうお金は引かれないですね。
かつユニオンショップ協定もクリアされると。
はぁ〜。知らないですよ、そんな話。
知らないですよね、そんなのね。
でも労働者はそこに入らなきゃいけない。
労働者ってそんなにいっぱいあるんですか?
いっぱいあります。数はね。
数はいっぱいある。
そうなんだ。
でもよく大企業とかにぶら下がってるというか、
ある会社名あれですけど、あるじゃないですか。
はい。
例えば、いいですよね、別に事例なんか。
例えばって意味で、トヨタの労働者に日産の労働者が入るとかできるんですか?
トヨタの労働者に日産の労働者…
日産の社員が入るみたいな。
理屈上…
カナザニックの労働者に、分かんない、何でもいいんですけど、
09:03
キャノンさんの社員さんが入る、できるものなんですか?
おそらく拒否されるんでしょうね。
そういうこと?
理屈上入れるけど、組合規約で他社は無理なんですよーっつって終わる。
なるほど。
そう。おそらく。
で、そういうのを、いわゆる文庫を開いているところには入れるんで、
さっきの話は通用すると。
そうそう。
そうですね。
いやー、知らない世界ですね。
知らない世界ですね。
岡田先生、今日これ全て総括して、どのように受け止めるといいんでしょうか?
いや、でも僕の言ってることは、おそらく数年後、10年後は現実化すると思います。
なるほど。
誰かが、誰かがやると思いますね。
ラックスワンが出たらって話ってことですね。
ニュースになると思います。
これ若干じゃあ危険回ですね。
何でかって言うと、何でかって言うとですね、最近、これ別の回でちょっとやりたいんですけど、
私、管理職ですか?
私、残業代本当はもらえませんっていう人が増えてきてるんですよ。
要するに、名ばかり管理監督者ってやつで、
それを言う人が増えてきてるんだよ。
そうなると、ローソンに入る権利あるんじゃないのって話になるってことですか?
いや、要するにローソンと関係ないですけど、
残業代私もらえんじゃないのっていう人が増えてきた。
という感じなんですよ。
今まではそんな知らない人多かったのに、今はもうみんな知ってるようになっちゃったんですね。
なるほどね。でもよくある管理職になっちゃうと、
残業代がつかないから給与自費が下がるから嫌だよって話って、
よくここの攻めき合いの出世するかどうかで出る話じゃないですか。
それが、もはや管理職になってもこれ実質残業代で出るはずだろう例みたいになるってことですね。
そうですね。
そういう人が増えてると。
そうなった場合は、払わなきゃいけなくなる。
本当はね。
本当はね。
うん、本当は。だけど、会社もそこははっきり言ってごまかしてますよね。
なかなか今後ちょっとざわつきそうな分野ですね。
そうですね。
いろいろ眠ってるんですね。
眠ってるんですよ、問題がね。
気づかない時が良かったんですけどね。
いやー、なるほどですね。
ということでね、今日はロースのユニオン職協定ですかね。
話を中心にちょっと知らない世界を見せていただいたということで。
はい。
またどこかでね、先ほどの話やりましょうかね。
管理職の残業代問題は。
はい。
ということで今日は終わりたいと思います。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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