チャットGPTの進化
こんにちは、遠藤和彦です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで今日も行きたいと思いますが、 今日は向井先生の持ち込み企画をやっていきたいなと。
はい、というふうに思っております。
何ですか、今日は。
今日はですね、チャットGPTについて、改めて話したいと思います。
意外と向井先生、やってきてないですね、生成IKの話。
そうですよね。
で、初め使ってまして結構、
これはちょっともう使い物にならないなと思ってて、
あんまり使わなくなっちゃったんですよね。
それで、チャットGPT-4o、
オムニかな?
47o
404o
オムニが
9月にリリースされたんですよね、アメリカで。
新しいオープンAIの何とかバージョンで
チャットGPTが出まして、9月ね。
だんだん日本におそらく4oが移植稼働して学習してるんだと思うんですけど、
めちゃくちゃ頭が良くなってきて、
衝撃を私は毎日この1週間、2週間くらいかな、覚えてます。
あ、ついにもう1回再利用というか再活用し始めたんですね。
一旦ちょっと微妙だったわけだ。離れちゃったんですね。
要はやっぱり日本人って最初が大事で、
最初のイメージで結構決めちゃうんですよね。
印象が。
それで全く流行らなくなったりするんですけど、
チャットGPTはどんどん進化してて、
今すごいレベルに到達してますね。
法律判例の要約
ちなみに向井先生の使用範囲でいうと、どんな感じで使われてるんですか?
まずですね、最初試しに使ったのがあんまり期待してなくて、
判例ってありますよね、判決文。
たくさんあるじゃないですか、世の中に。
それを分析して、こういう時はこういう結果になりますよ、
みたいな話をすることが多いんですけど、
あれって長いじゃないですか。
すごく。
長いってのは説明する上でってことですか?
その調査をする上。
文字数が長いですよね。
4万、5万字。
読もうと思った時にってことですね。
はい。
はいはいはい。
遠藤さん5万字って何分ぐらいかかります?
5万字ですか?だって原稿用紙400ページですよ、1枚。
書けへの100字はやばいじゃないですか。
しかも法律の話でしょ。
僕が読んだらリアルに3、4時間読んでも分からなかったって終わんじゃないですか。
3、4時間かかりますよね。
もし内容分かってもね、3、4時間かかるしかないですよね。
これですね、チャットGPTにようやく押してください、要請まとめてくださいと。
事案と争点と争点に対する結論をまとめてください。
これをやってみたんですよ、試しに。
ペタッとワードで貼ってある判決文を。
で、公開されてる判決文ですね。
見たらかなり綺麗に、なんとね、10秒くらい、20秒くらいで、2000文字くらいに綺麗にまとめてくれたんですよ。
で、僕はその判決の内容知ってるから正しいかどうか分かるんですけど、ほぼ正しかったです。
ほぼ。
ほぼっていうのはどういうことかっていうと、
要は、4万字、5万字のうちで必要な情報って限られてるわけですよね。
だから、限られてるとこだけ知りたいのに、全部平等に要約しちゃうから、知りたいところがちょっと薄いわけですよ。
そういう意味ですね。
だから、あ、そうかそうかと思って、じゃあここだけ要約してくださいってやると、また10秒、20秒くらいで、綺麗に要約してくれるんですよ。
これで2時間、3時間かかってると読み込みとかまとめを、わずかどうでしょう、20分、30分でできちゃうんじゃないかな。
今まで法律の方々って判例とか読むじゃないですか。
どうするんですか。
要約してほしいときは、ちょっと若手とかに要約しといてとかやるんですか。
いや、自分でやるんですよ。
あ、そこはあくまで自分なんですね。
自分で読まないと理解できないし。
そこにフィルター入るよりも。
そう、チャットGPって正確にやってくれるじゃないですか。
そのまんま文字通りに。
そうですね、フィルタリングしないですからね、余計な。
バイアスかかんないし。
だから、プラリーガルって大きな事務所はいるんですね。
業務効率化の影響
秘書権、法律調査担当職員みたいな方いるんですけど、
プラリーガルの人の仕事はちょっと厳しくなるなっていう気がしました。
それがすごい精度とスピードがすごいんですよ。
他のGoogleのジェミニとかパープレクシティとか使ったんですけど、
圧倒的にチャットGPって、
あの、有料版ですよ。私が使ってるのは月3000円の有料版なんですけど、
20ドルぐらいです。
豪華。
めちゃくちゃ早いんですよ。
で、あとちょっと申し上げると、翻訳。
僕、中国語の判決とかも読んだりするんで。
あ、そこそこ。上海の活動がありますからね。
翻訳のスピードと精度めちゃくちゃ上がりましたね。
中国語、日本語も。
できるんですよ。中国、日本語も。
そんな精度が上がるんだ。
翻訳あんま使わないんでね、それはちょっと置いといて。
あと、お客さんからこういうリクエストがあるんですよ。
何か注意事項ありますか?ぼんやり聞かれたり。
あの、なんかひな形ありますか?とか。
ぼんやり聞かれるってあるじゃないですか。
だいたいお客さんってぼんやりですよね。分かってないから。
あれって結構辛いんですよ。
どこまで答える必要あんの?って言うじゃないですか。
大抵に合わして。
で、チャットGPにちょっと要約して投げると、
わーっと答えてくれるんですよ。
いろんなものをちょっと投げたことあるんですけど、
人間の気持ちもね、分かりつつありますね。
要するに、ロームって相手が人じゃないですか。
やめてほしいとか話するじゃないですか。
そうすると、こうやったら相手が怒るよとか、
炎上するよみたいな回答も増えてきました。
さすがにそこまでデータ集まってきてるんですね。
集まってきてて、あとびっくりしたのは、
くの先生とやりとりしてびっくりしたのは、
ある案件があって、資料をちょっとお客さんに出してもらうことになったんですね。
で、〇〇についてチェックリスト作ってくださいと。
必要な資料とチェックリスト作ってくださいって、
ぼんやり入ったんですよ。
そしたら、
わーっと何行ぐらいですかね。
十数行ぐらいのチェックリストが一気にできたんですよ。
へー。
内容はなかなか良かったですね。
だからそれを最終的に編集して、
判断さえできる向井先生からしたら、
今までの作業部分全部ぶっ飛ばして、
よろしくお願いしますで、
ちゃんと地便にやって、
最後の最終工程だけやるみたいな感じってどうですよね。
そうですね。
だから、
家庭が、プロセスが考えたり、
思い出したりするプロセスがなくなって、
主者選択すればいいみたいな感じです。
あー、そういうことですね。
そう。
判断、ジャッジのところだけだ。
契約書レビュー。
契約書レビューもできるんですよ。
今のチャットGPT。
契約書レビューっていうのは、
どういう観点のものですか。
要するに、この情報は足りませんとか、
リスクがありますとか、
医薬金設定した方がいいですとか、
これだと誤解されますとか、
いろいろあるじゃないですか。
はいはいはい。
ChatGPTの登場と法曹界への影響
でもね、チャットGPTはかなりできるようになってきた。
驚き。
そうなんだ。
驚き。
しかも10秒くらいなんですよ。
1、2枚の簡単な覚書程度だと10秒くらいですね。
10秒もかかんないから。
うん。
すごくないですか。
ワードの吐き出しとかもできるんで便利ですよね。
今言ったもの。
ワードの吐き出しできるんですか。
今言った話とか、
ワードで最後、ワード形式で出し出してくださいって言ったら、
綺麗に見出しもつけてやってくれますよ。
それ全然分かってなくて、
毎回苦労してワードに貼り付けてた。
あれ。
でも本当ね、
全然僕も使いこなしてなくて、
だから、
あとね、
司法試験の問題とかしたんですよ。
昨日、
今日かな。
はいはいはい。
突っ込んでみたんですね。
突っ込んでみたんです。
もう僕が受けた頃の、
もう20数年前のですね。
答え分かってんですよ。
大体、
あの、
取材ととかね。
僕の感触だと、
ChatGPTの回答だと、
5000人当時、
論文式受験生いたんですけど、
おそらく2500番から3000番くらい。
場合によっては2000番以内に入れるくらい。
それは不合格ですか。
そこはまだ。
一問単位でいくと不合格なんですけど、
ChatGPTは間違いが少ないんで、
2000、
要するに平均点ぐらいのものを集めると、
何でもそうですけど、
上に行くじゃないですか。
周り失敗してくから。
人間は失敗しちゃうから。
勘違いしたり。
だから、
下手したら、
昔、僕が受けた5000人中、
1000人以内に入る必要があるんですけど、
ギリギリ合格か不合格か、
そのぐらいのレベルじゃないですか。
でも、
ちょっとしたらすぐ合格しそうなところまで来てそうですね。
あと、
東大の数学の問題有名だから、
試しに、
僕の母校の東北大の数学の問題を解かせたんですよ。
それ、データが集まってるからすぐ答えそうじゃないですか。
そんなことない?
いや、当たってましたよ。
なんでだよ、やっぱり。
当たってましたね。
だから、
もう本当、
有名大学の大学生、
あとは司法試験も受かるか受かんないか、
弁護士1、2年目に3年目ぐらいは、
もう来てる感じがしますね。
へー。
でも、これから向井先生も多分仕事でそうやって使えることが大体わかってきたので、
多分猛烈に使い出すでしょうから、
今後また。
そうですね、
あのちょっと、
このチャットGPでの話で寂しくなるのは周りがついてこないんですよ。
こんなにすごいのにって言っても、
全然誰もついてこない。
あと、あんまり、
実は仕事裏側で使いまくってるから、
ちょっと実は言えないみたいなのもありそうですけどね。
それもあるんすかね。
あると思いますけどね。
僕だけ馬鹿正直に喋ってるのかもしれないですけど、
いやーこれは人間の仕事がなくなるなと思いましたね。
いやー本当に残る仕事ね。
そういう意味で言うと、
法律の仕事で最後残るのはどこなんですか?
先ほどおっしゃってたような、
やっぱり最後、
取捨選択みたいなのはどこなんですかね?
判断。
最後は、
この人に確認すると安心だみたいな、
そういう仕事ですよね。
あ。
なるほどね。
そういう意味ね。
最後残るのね。
要は安心だってことね。
それはすごい…
あと、裁判官が人間じゃないですか。
裁判官が人間だから、
チャットGPTも、
必ず正解があるとは限りないわけですよ。
AIによる仕事の変化
相手が人間だから。
判断する人がね。
そういう意味では仕事は残るけど、
ただ、
文書作成とか、
チェックとか、
そういう一般的な質問は、
限りなくAIに代替されるなと思いましたね。
はい。
という放送界活躍中の向井先生が、
チャットGPTの脅威を感じつつ、
逆に言うとすごく活用できて、
なんか、
向井先生としてはワクワクしそうですね。
そうですね。
僕は楽しいんですけど、
おそらく若手弁護士からしたら、
ちょっと憂鬱かなと。
あ、そうなんだ。
そうですね。
ということですね。
ここから使いこなせるかどうかで、
ものすごい差が出てくるでしょうからね。
今こういうことをきっかけにね、
まず使ってみるかどうか重要になりそうですね。
はい。
ということで、また更新あったらぜひ、
解放していただければと思います。
終わりましょう。
はい。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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