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2025-01-24 16:15

第494回 「 職場適応性テスト」で気を付けるべき項目とは?

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▼今回の概要

職場適応性テスト「DPI」/「規律性」と「従順性」/「規律性」が低いと遅刻/「感情安定性」と「自己信頼性」/「共感性」1の驚きのエピソード

サマリー

このエピソードでは、職場における適応性テストの重要な指標として、比率性、従順性、感情安定性が取り上げられ、それぞれの特徴と採用時の注意点について詳しく説明されています。特に、DPIと呼ばれる適性検査の経験を基に、注意すべき点が示されています。また、職場適応性テストの重要性や、共感性が低い応募者の問題についても触れられています。過去の悲劇的なエピソードを通じて、メンタルヘルスや適性検査の結果が採用に与える影響が強調されています。

職場における質問とテスト
こんにちは、遠藤嘉杉です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、質問いきますか。
はい、お願いします。
早速、今日の質問いきたいと思いますが、
今日はですね、向井先生への番組への質問じゃなくてですね、直接ダイレクトメールですか?
そうですね、直接ご連絡が来た方がいて、
質問をちょっと取り上げていいですか?
特命だったらいいですよ、と言っていただいたので、ちょっと取り上げたいと思います。
直接向井先生に来た質問を、今回は番組でも取り扱わせていただくということで、許可いただいておりますので、早速特命でいきたいと思います。
福岡県で製造業をやっておりますということでいただいております。
5年前くらいからポッドキャストを興味深く聞かせていただいております。
はい。
遡って全て聞かせていただきました。
ありがとうございます。
ちなみに、向井先生2015年、8月くらいから始めてるんで、間もなくあれですね、10周年になりますね。
うわー、すごい、すごい。
そんな形で質問いきたいと思います。
遠藤さんが司会されているポッドキャストは秋山さん、大久保さん、他、たくさん聞いております。
遠藤さんと秋山さん、大久保さんとは先日福岡でご一緒させていただきました。
おー。
え、誰ですか。
まあいいか。遠藤さんが司会されている久野先生のポッドキャストも聞いていて、適正診断の話が出てきて、向井弁護士のポッドキャストを聞き直し、ダイヤモンド社に問い合わせてアドバイスをいただき、本日DPIを入手して自分自身でやってみました。
近々、面接をする予定です。場合によってはDPIを使ってみようと思っております。
比率性と従順性
大変お忙しい中、申し訳ありませんが、ポッドキャストで言われていた診断項目の中で異常値があると気をつけるべき項目がどれなのか、教えていただけるとありがたいです。
はーい。
というマニアックな質問ですね。
マニアックな質問。ありがとうございます。
なぜ向井先生に。
はい。
まあ僕ぐらいですよね。恐らくね、久野先生も大久保先生も、あんまり採用で適正検査重視してないと思いますね。
久野先生は、適正検査ががっつりされてますよ。
あ、してます?
向井先生の影響はしっかりと、影響というか、しっかり素直に受け取っている、おるようでした。
あ、そうなんですね。じゃあ先生とまだ話してないんだけど、大久保先生はやってないと思いますね。
私存じ上げないですね。多分やってないんじゃないかな。
やらないと思いますね。
多分ラップ歌えるかどうかが判断基準ってことですかね。
そうですね。そういう、そっち実技テストでしょね。
実技テスト。勝手なこと言うと怒られるんでね。先に行きたいと思いますが、どうなんですかね。
どうなんですかって言うと、まず、これはダイヤモンド社のDPIっていう、限られた私の体験に基づくものですので、
当たるも発揮、当たらぬも発揮というところがありますが、
法律家とは思わせない発見を持ち出しましたね。
十数年使ってて、岸田弁護士からずっとこれ使ってるんですよ。うちの岸田弁護士。
岸田弁護士はDPIがちゃんと使ってた対象なんですね。
第1号です。それで、分かったことはいっぱいあるんですけど、
まず、一緒に仕事する上で外せないっていうのが、比率性と従順性っていう指標があるんですよ。一番下に出てくるんですけど。
比率性と従順性。
従順性、要するにルール守るか、言われたことに従うか、似てるんですけど、
比率性って、本当に遅刻しちゃったりとか、不正を犯しちゃったりとかしちゃう人ですね。
従順性っていうのは、言われたことに反発して、言われた通りにやらない人ですね。
これがですね、著しく低い、例えば5段階評価で1だと、すごい人が来ましたね、今まで。
私、当然これは1人の人は採用しないじゃないですか。
で、滅多にいないんですよ。小試験受からないから、まず、比率性が1とかだと。
そんなもんですか。特定上、法律扱えない?
扱えないし、結局ルールの下で試験って競わせるもんだから、ルール守れない。
試験のルールってあるんですよ。暗黙の了解のルールって。
それ守らない人は受かんないような仕組みになってるんですよ。
なるほど。
必然的に放送界にいらっしゃる方は、この比率性は担保されるはずなわけですね。
実はね、問題を起こす弁護士さんってよくニュースになってるじゃないですか。
はいはいはい。
あれはやっぱりごく例外ですね。皆さん高いんですよ。
まあ、弁護士になってから低くなっちゃう人もいると思うんですけど、
小試験受かってる受験終わったぐらいだと、まあまあ皆さん高いんですよ。
そんなに心配いらないんだけど。
感情安定性と自己信頼性
ちょっとね、内容あんまり具体的に言えないんだけど、
1の人ってどういう人かっていうと、まず遅刻してきます。
そんなに早期に言いますか?
遅刻してくるんですよ。採用面接に。
採用面接に遅刻した人は1でしたね。
え、だって遅刻したらもう終わりじゃないですか。
まあその時点でもういいややめようっていかないですよね。
もうやっちまったみたいな。
事務所でも衝撃が走ったのは、ちゃんと規律制が1になってたっていうのは結構びっくりでしたね。
採用した後にやってみて規律制が1出たらちょっと結構ショックですね。
そうなのよ。だから今いる社員の人やってもらうのは、なかなか私オススメしてるんだけど、皆さんやっぱり怖くてできないですよね。
でも1って本当に滅多なことにならないんですよ。
本当に簡単に言うとヤバい人ですね。
いいですね。今日は全然法律的な用語が出てきませんね。
次、従順性は要はかげで文句言ってやらないみたいなね。
これはやっぱり見た目と発言内容からわからなくて、
従順性が1とか2は採用してないですね。今まで僕は。
なんか従順性って言葉だけ聞くと、何でも言うことを聞く従順なやつみたいな感じで、あんまりいい意味も持たないような感覚がありますけど、そういうことではないんですかね。
そういうことじゃないですね。単純に指示通りきちんとやる気があるかどうかですので、やらない人はちょっと困りますよね。
仕事上、やるべきことをやるという。
これも人によってちょっとバラつきがあるんですけど、1と2の人はうちの事務所では向いてないかなと思ってやってます。採用をね。
あくまでも柿ツバタ刑法律事務所みたいな法律扱ってる仕事だと特にっていうのもあるんですかね。
あと感情安定性っていう指標があって。
よく覚えてますね。
もうもう私もう本当に覚えてますね。
自己信頼性と感情安定性って2つあるんですけど、だいたい似てるは似てるんですけど、
感情安定性とか自己信頼性低い人はメンタルがちょっと不安定な人ですね。
これが歌ってたんですよ、過去も。
私が採用はしてないんですけど、当然この指標が低い人たちはうちに向いてないなと思って採用してないんですけど、
やっぱりね、ちょっとメンタルに問題抱えてるようなエピソードをちょっと言いますね。
感情安定性と自己信頼性。
要は、なんかこの人親となんかあったんだなーとか、実は退学していたとか。
あとは適応障害になったことがあるって自分から言う人もいました。
しっかり出るんですね、傾向が。
出るのよ。
これで、なんとなく感じるところがあるんだけど、数字で1とかドーンと出るともう怖くて雇えないですね。
なるほど、経験上見てきてるわけですね。
ちなみにちょっと踏み込んで無理だったらいいですけど、感情安定性とか自己信頼性とかこの辺り、
深井先生は結構それなりに高く出るんですか?
僕やらないですよ、自分。
やってないの?まさかの?
やってないの。
まさかの?
そう。
嘘でしょ。
嘘でしょ?
嘘でしょって話ですね。
本だけ語ってやって。
いや、怖くて。あとね、答え覚えちゃったんですよ、もう。
あー、なるほど。
パイロットの方が適正検査でインプットしてるのと一緒ですね。
もう、そう、十何年間やるじゃないですか。
で、覚えちゃったんですよ。
そうか、対策できちゃってんだ。
それはダメですね。
さすがに、覚えてると効果ないですよね。
はいはいはい。
そういうことですね。
そういうのも覚えて、すみません、脱線しました。
やってない、もう覚えちゃってやってないっていうのと怖いですね。
あと、今別の概念がありましたよね。
もう一個共感性っていう概念。
共感性ね、はい。
それは、もし簡単に言うと、
職場適応性テストの重要性
お客さんとやり取りしてお客さんを怒らせちゃう人がどうかですね。
ほー。
いるじゃないですか、お客さんを怒っちゃう人。
せっかく用とかでいますよね、どの会社でも。
で、そういう人はですね、共感性がすごく低いんですよ。
ほー。
その人にそれ言ったら怒るに決まってるでしょ、みたいなことを平気で。
そうそうそうそう。
なんで?みたいなことを当たり前に言っちゃう感じですね。
あのー、例えばね、今まででいくと、なかなかね、ちょっと特定されちゃうので、
言いづらいこともあるんですけど。
特定される、そんな公の人ですか?
もう、十何年前の事例だから、事故だからいいかと思って言うと、
誰?
あのー、ある応募者が、今までで辛かったこと、一番辛かった出来事を教えてくださいみたいな、
よく収穫である。
はいはいはい。今よくある質問ですよね。
はいはい。話し方と、みたいな。
そしたら、その、おばあちゃんと最後、あのー、最後の別れが悲しかったって言うわけ。
ほうほうほう。
あ、なんか感動的な話かなって思うじゃないですか。
そしたら、おばあちゃんと最後喧嘩してそれっきりになっちゃったんだって言うんですよ。
え?どういうことですか?って聞いたら、要はあのー、なんか、
嫁何ヶ月間の病気になっちゃったんですね、おばあちゃんが。
ふんふんふんふん。
で、お見舞いに行ったんですね、その人が。
そしたら、喧嘩しちゃったんですよ、おばあちゃんと。
ほうほうほう。
嫁何ヶ月のおばあちゃんとですよ。
うん。
嫁何ヶ月のおばあちゃんと喧嘩します?
しないですね。
うん。
喧嘩して、で、その場を立ち去ったら死んじゃったんだ、おばあちゃん。
え、ちょっと待ってください。結構、え、さらっと、何の話かと言うとディープな話になってきましたね。
共感性1の人でしたね。
それは、仕事しても同じで、お客さん怒らせちゃう人なの。
うん。
うん、それね、1の人だった。1ってね、なかなか出ないんですけど、
その人は1だったの。もうね、うちの事務所のメンバーももう覚えてないと思うんだけど、
僕はね、その人実は学歴もよくて、優秀で、小朗部の小試験部の成績も優秀で、
あのー、すごくいい感じだったんですよ。
うん。
うん。だけど、共感性1、何じゃこりゃと。
こんな見たことないなって言って、質問してったら、
おばあちゃんのエピソード出てきて、どんびきですよね、周りの人。
本人は何とも思ってない。
あー、だからそこに共感性はないんですね。
自分の発言がおばあちゃんの感情を害したってのは分かってないんですよ。
うーん。
うん。
うんうん。
いやいや、根が深いですよ、ほんと。
根が深いっていう言葉がね、なんかすごくしっくりくる感じですね。
まさかDPIの話で、そういう話まで展開すると思いませんでしたが、
ということで総括していくと、今教えていただいたね、
規律性、従順性とか、感情安定性、自己信頼性、共感性あたりがね、
ご質問者の方が知りたかった概念だと思いますけど、
この辺の異常値があると、結構、びっくりエピソードみたいなものが出てくることがあって。
そう。あとやっぱメンタルが不調な人は、
不調な人は、さっき言った、自己信頼性、感情安定性が低いので、
メンタルって見分けられないってよく言うんですけど、
結構適正検査には出てますね、僕の過去の経験から。
あと問題社員の人で、メンタルヘルス次長にもなってる人がいて、
適正検査のデータをいただくことはあるんですよ、お客さんから。
はい。
出てますね。
出てるけど、新卒で人来ないから採用しちゃったんですよ、とか言ってましたね。
メンタルヘルスの影響
その話はね、この番組では何度も伝えてきておりますけれども、
やっぱりいざ取ろうとすると、取りたいが先にあるんで、
いいとこしか見ないんで、どんな結果が出たとしても、
いいように解釈して取ってしまうので入り口が大事という話を何度もね。
そうですね。
番組ではお伝えしてきておりますね。
はい。
ということで、DPIに関しては以前もそれこそゲストをお招きして、
DPIの話をしていただきましたよね。
そうですね。
はい。
ダイヤモンド社の方ですよね。
ダイヤモンド社のね。
本当にお勧めなんですけど、
ただお前絶対保証してくれって言われるとそれは分からないんで、
自己責任で使っていただければと思います。
ということで、今日のところ終わりたいと思います。
向井先生、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では向井蘭への質問を受け付けております。
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たくさんのご応募お待ちしております。
お待ちしております。
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