1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2019-11-22 16:56

第224回「「パワハラチェックリスト」でセルフチェック!」

第224回「「パワハラチェックリスト」でセルフチェック!」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
いやー、なんか最近はね、政治の話がなんとなく
番組で増えてるような感じもしますけど
でも、労働問題も政治と関係ありますからね。
そうですよね。最近話が広がってて面白いところです。
久々に早速質問いきましょうか。
はい。
いきますよ。今回はですね、地方銀行の人事総務部長の方から
ご質問ですね。いきます。
実力ある営業部長と喫煙室で言い合わせたとき
匿名で相談がありまして、ある部長がパワハロをやっているらしいんです。
困ってしまって、こういう内容らしいんですが
どうしたらいいと思いますかと説明しました。
その質問に回答してくれた営業部長は
クビにするべきだ。管理職として向いてないなと言いました。
実はその本人なんです。
この営業部長が実はあなただよっていうのを
人事総務部長は違う人と見立てて喋ったってことですね。
そうですね。で、気づいてほしかったんですよ。
ところが全く気づかないどころか
クビにするべきだと。
そんな人間はクビにすべきだと。
管理職として向いてない。
向いてないと。
額みたいな。
なんすかこの。本当ですか?
小話。
すごいですねこれ。
いやいやいや、充分ありますよ。
あるんですか?
あるあるある。
地方銀行とか確かにありそう。
あります。
で?
で、これも難問でして
結局、実力派管理職は仕事もできるし
経営者の受けもいいし
力もありますから。
そんな、例えば
パオハラですよと。
もうちょっとこう
態度を改めたらどうですか?なんつったら
こっちがパオハラを受けちゃうと。
そういうことじゃないですか。
そうですよね。
それで考えて
あるセミナーでね
お客様とか聞きに来ていただいた方から
うちはチェックリスト作ってるって言われてたのね。
チェックリスト。
あーなるほどな。
自分で自分を変えりみるっていうかね。
03:02
ほう。
パオハラチェックリストってことですか?
そう。
作ってる方がいるんですか?
いるってその会社でね。
なんだそれ。
そう。
それで、あ、じゃあ
あのー
僕も作ろうかと。
出た。
うん。
出た。
最近なんすか?アンケート作ってみたとか。
チェックリスト作ってみたとか。
もう作ったんですか?
作った。
あるんですか?
いや、で、アップデートしてて
アップデート。
最初10問だけだったんですけど
今20問だったよ。
できれば50問ぐらいに。
パオハラチェックリストってそんな項目あるもんですか?
まあ考えるとあるんだね。
へー。
当店に10年以上やってるとそんな。
で、例えば
はい。
自分は大声を出して人を怒る方だとかはダメなんですよ。
自分が大声出してるかは分からないから。
そうですね。確かに。
だから主観的なものはなるべく質問から外して
客観的にパオハラやる方がよくやる行動を列挙したんですよ。
あとは思想、考え方。
パオハラってでも
あくまでやっぱ主観性、相手方の取り方次第っていう部分がものすごいあるもんじゃないですか。
そうですね。
チェックリストなんかできます?
できます。
で、これポイントは
過去1年間に起きた出来事で当てはまる。
あー。
あとは重要なのは
1個でも当てはまったらアウトってわけじゃないんですよ。
むしろ全く当てはまらないのもそれはそれでね
ちょっと問題っていうのはあって
何でかっていうとそれだけ部下に向き合ってないっていうか
逆に裏返して
だってパオハラやらなくて済むのは一番いいかって言ったら
部下と話さない、関わらない
マネジメント放棄
これ一番楽ですからね。
無関心で。
そうすると起きないんですよ。
だって接触しないから。
怒らない。
だけども教えない。
叱らない。
だけど褒めることもしない。
っていうのは
これは問題
ある種のパオハラに聞こえますけどね。
問題なんですよ。それはね問題なんで
これ当てはまるから
1個2個当てはまるからダメだってことはないんだけど
これチェックリスト全部当てはまる人は
それは相当ヤバい人ですね。
今日何なんですか?
もしかしてチェックリストやるやつですか?
項目教えてくださるんですか?
いいですよ一部一部
途中なんでまだ
完成してないんだね。
まだちょっと
制作中?
納得いってない
そういうこと?
まだプレゼントできる段階ではないと?
ない。
そういうこと?
未完成品の一部をちょっと公開します。
06:00
面白いのちょっと言うと
ちょっと皆さんも一緒にチェックしていきましょう。
そうですね。
自分が管理職の人は自分
あいつと思う人がいればということですね。
やりましょう。
例えばね
〇〇さんはパオハラよくしますからねとか
〇〇さんパオハラですよと
冗談を言われたことがある?
ない。
ない。
一年間ですよね?
一年間。
冗談でもですね。
これね
言われてる人結構いて
結構ヤバい人です。
冗談でも言われるってことは
結構やってること多いです。
部下をお前とかこの野郎と呼んだことがある?
ヤバい。
ヤバい。
ある。
ヤバい。
え、お前って確かに言って
ヤバい。
ちょっとこれ良くないですね。
このチェックレスト。
でも
何すかこれ緊張が走ってきましたよ。
でもお前って言ったからパオハラじゃないんですよ。
じゃなくて
関係性を表す言葉として
つい出るっていうことがあって
お前って呼んでるときは
絶対服従の関係であるときも多いんですよ。
だから一つの兆候として書いてる。
次行きます。
次行きましょうか。
部下を指導するときは
個室ではなく一般オフィスで行う。
人のいる子。
部下を何する?
部下を指導するときは
個室ではなく
みんなの指導
結構一対一
個室で言うんですね。
それは立派ですよ。
みんなの前で
お前だなみたいなとこですか?
そうそう。
シーンとしては見ますよね。
公開処刑的なやつとか。
あえてみんないる前で
なんであれだこんなやってねえんだよみたいな。
よく見る絵じゃないですかそれ。
そうです。
特に地位が上になればなるほど
一人一人に指導する時間がないから
一人をガンガンやって
それで周りに緊張感を持たせるっていうのは
よくやるじゃないですか。
だいたい一人生贄みたいな人が
なるほど。
出るじゃないですか。
ちょっと笑えないですけどありますね。
あ、私
ノーノーですね。
私はどうでもいいですけどね。
で、部下を指導する際
机を叩いたことは?
ないないない。
さすがにない。
いや、いるんですよこれ。
バーンって。
あるよ。
お前みたいな。
いるいる。
物投げるってのはね
さすがにないかもしれないけど
でも物投げるっていうのは昔はあったしね。
小学校の先生にチョークとか投げられて
冗談みたいに投げられてましたよね。
まだありましたね。
僕らの世代はね。
僕もありましたよ。
あとは部下を30分以上連続で指導したことは?
それはあるでしょ。
09:01
30分でしょ。
指導って何ですか。
話も含めてですよね。
何かの案件に対して。
指導っていうのは
これだから僕改善しないといけないけど
要は仕事がうまくいかないとか
失敗した時の指導ですよ。
え、けど面談的なやつを
その失敗に対してやった時に
結果的に話が30分ぐらい
お互い話しちゃったって
のを指導30分されたって解釈されてることはある気がする。
いや、これね。
僕最初は60分でやったんですよ。
30分は結構。
30分短いから。
いやいや。
でも逆にあり得ると思う。
でも30分って長いんですよ。
やられる方からすると。
だいたい30分以上やってる時は
同じこと繰り返して言ってる
おじさんのよくあるパターンになってるから
やっぱり手短に
こうだよって言って
終わりにした方が
いいのではなかろう。
すでに5分の2当てはまってるんですけど。
これ相当波紋が広がりますね。
社内でやってると。
今ちょっとテンション落ちてきました。
そうっすか。
休日に
ちょっとカッコつけなんすかね。
休日に対応が必要な仕事のメール
チャットや電話を部下に行うことが
いや、ちょっと待って。
するでしょ。
いや、しない人しないのよ。
しないのよ。
いや、遠藤さんのお仕事
いや、これ仕事によるのよ。
これがアウトってわけじゃないですよ。
だけど、例えば
これ例えば全部ね
今言った質問をクリアする人って
どういう人があったら
常に30分以上説教して
で、机をよく叩き
で、囚人監視の前で説教する
あとは
お前呼ばわりとか
休日のメールやチャットや電話を
わざわざ
これだんだんちょっと
おかしな方向に
いってません?
そこ組み合わせられると
パワハラですねって言いたくなりますね。
で、顧客からのクレームについて
部下と一緒にお詫びしたことはないと
それはあるんじゃないですか?
まあ
要はやらせるってことですね。
お前謝ってこいって。
だからクレームがなければいいんですよ。
クレームがない場合はいいえですね。もちろん。
だってないんだから。
じゃなくて
クレームがあったときに
一緒にお詫びをしたことがあるかないか
これ結構出るんですよ。
僕の今までの経験でいくと
いってこいと。だいたい。
このケースはある気がする。
12:01
僕大丈夫かな。
あとは
ちょっと待ってください。
これまだ6個ぐらいしかやってないですけど
これが狙いだから
狙い。
普通に指導していいんだけど
自分をちょっと顧みてくださいっていう
いい教材でしょ。
割れながらね。
事務所の弁護士にこれ
流しても反応ないんで。
それあれじゃないですか。
お前が言うじゃないですか。
そういうことじゃないですか。
絶対そうだよ。
これすごいね。
一人でね。
出来上がったとき
もう興奮して
夜中に送ったんですよ。
メール。
出来たみたいな。
まあ4日ぐらい経ってるんですけど
メール壊れてるのかな。
いやいやいや。
この時代にね。
誰からも返ってこない。
いやすげえな。
最高っすねそれ。
すげえこれなんじゃこりゃと思って。
多分そうなるんでしょうね。
会社でやったら。
おそらく僕も
危ない人になってるんでしょうね。
気をつけないといけない。
いやでも経営者って
365日24時間
働いてるっていうかやってるじゃないですか。
やってるからね。
でも社員はほら
違うから。
経営者感覚で仕事しろって
昔から言われてたけど
懐かしいよね。
確かに経営者はね
やればやるだけの
リターンもある状態ですしね。
僕は
そうやってやってきましたけど
経営者のつもりになって
やってきましたけど
それを人に求めるのは
自発的にやってくれればね
当然
なんていうのかな
ホリディ事務所も
パートナーって経営者であることなんですけど
パートナーになる人ってもう
経営者感覚で仕事してますから
最初から。
うちの事務所で言ったら岸田弁護士
岸田さんなんて
パートナーになる前から
そんな感じにしてるんだよ。
もう1年目からです。
雰囲気違いました。
別にね
偉そうにするとかじゃなくて
話す内容やる仕事
発言
はもう経営者そのもので
ラスト1項目
教えていただいて
総括に入りますか。
じゃあいきましょう。
パワハラ被害と
主張する若者の考えについては
正直理解ができない。
考え方?
うわーちょっと
部分的に思うとかあるかも。
そうでしょ。
僕もあるから。
ありますよね。
パワハラとか言うの
絶対思ってることいっぱいある気がする。
なんだけど
理解しようとする努力は
やっぱりしてほうがいい。
できなくても。
15:00
そういう傾向っていうかね。
これどうしましょうか。
これちょっと待ってね。
途中なんで
まだダウンロード対象には
なってないですね。
これまた新刊出されるところに
新刊に入れますね。
完成したものが。
新刊出る前とかにも
違う形で皆さんに公開したり
考えたところですね。
最後に
これを
私のように
落ち込んでる人もいる中で
一言お願いします。
でも
起きてからじゃ遅いんで。
こうやって
チェックリスト書いて
ショック受けたり
えーって思うほうが
まだ救いがあるっていうか
健全というか。
仕事できる人
これ当てはまりますよね。
途中でつけるのやめる
可能性あります。
人によっては。
でもそれって
間違いなく
要注意ですね。
というわけで
チェックリストでした。
またタイミング面から
また改訂版できたら
公開します。
本日もありがとうございました。
本日の番組は
いかがでしたか。
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