1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第168回「質問:ワークルール..
2018-10-25 18:31

第168回「質問:ワークルール教育推進法について、向井先生はどのように考えられますか? 」

第168回「質問:ワークルール教育推進法について、向井先生はどのように考えられますか? 」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
00:04
向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えば、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日もね、質問来ておりますので早速いきたいと思いますが、最近いかがですか?
最近は、あのー、ちょっと夏休み取って。
おお、そうなんですか。
ねえ、あのー、だらだらしすぎました。
どちらの方?上海ですか?
上海で夏休み取って、で、ちょっと、だ、だらだら。
YouTube見て?
YouTube見て、小説読んで、いや、やることいっぱいあるんですけど、小説読んで、YouTube見て、
見て。
ああ、あと中国語のドラマ見て、中国語の勉強もして、あのー、仕事をやらなかったですね、休み中。
何時ぐらいですか?
あ、うーん、ま、実際メールとかね、電話会議とかやってましたけど、1週間くらいですね。
え、そんなに休暇を?
そうなんですよ。
あらら、珍しい。
いや、でもだらだらしちゃった。
いいじゃないですか、学生みたいな生活でたまにはね。
必要なんですかね、これでもね。
どうだったんですか?
いや、僕は合わないですね。
あのー、ずっと仕事してる方がいいです。
の方が楽?
楽。
僕はすごく普通です。
そういう感覚もね。
だから僕はすごく思うんですけど、これだけ休み好きな人いっぱいいるのもいいんですけど、
逆張りで、僕今20代の若者だったら、社長僕休みいりませんと、残業代いりませんと、宣言するだけで出世するじゃないですか。
確かにね。
なんでやらないのかなって。
確かに言うだけですね。言ってやるだけですね、それ。
で、結果出なくても可愛いじゃないですか、そういう子。
確かに。
ずーっと会社行って、ひたすら。
とりあえず長時間労働やって、勝手に出世しますよね。
確かにね。
いや、僕だったらそうします。
分かりやすく会社に値袋とかね、わざと買ってやって。
僕だったらそうしますけどね。
仕事多少できなくてもチャンスくれるから、絶対将来にプラザになるし、もちろんね、体壊した意味ないけど、
03:02
やらされてやるからおかしくなんであって、自分からやればいいのにって。
ちなみに労働法の観点で言うと、そうやってもう残業代いらないと。
ダメ。
ダメなんだ。
ダメなんだ。
それダメですよね。
そこは2人の中で。
でもお互いいいって言ったら問題化しないからね。
病気とかなくなったりとかしない限りは。
なんだけど、健康じゃないですか。だいたい。
わかる。
僕だったらもう宣言して頑張るけどね。
岸田弁護士もそんな感じでしたよ。
当時。
もう全然違う。
もう今はおじさんですけどね。
もうちょっとだんだん横に。
横に肥大化。
怒られちゃう。
もう怒られちゃうけど。
岸田先生、すみません。
すごいかったですね。そんな感じです。
今じゃあ超スーパーエースみたいな。
スーパースターですよ。
そういうことですね。
さあ、質問いきましょうかね。
すみません。
今日はすごいシンプルな質問なのでいきたいと思います。
教員57歳の方からご質問いただいております。
いつも楽しく聞いています。
はい。
現在、とんざしておりますが、
ワークルール教育推進法が話題になっています。
どのような内容を向井先生は期待されますか。
なるほど。
ちょっとこれ、ワークルール教育推進法って
ご存じない方も多い上に
私も聞いたこともなかったんですけど。
はい。
いや、私も知らなかったですね。
あ、そうなんですか。
なんで調べて、はぁはぁはぁと。
要するにですね、
国民に労働に関するルールを理解してもらって
働く人を守ることを目指す法律ですね。
そんな法律が。
それを野党だけじゃなくてですね、
与党も、与党の国会議員も含めて
意見を募った上で国会に提出しようということで
ワークルール教育推進法案というのはできたみたいですね。
これは労働法を理解する、
要はですね。
対象は誰なんですか。
対象は子ども、学生がメインですね。
そういうこと。
なんだけど、高齢者とかも含めて
広く国民に知らせるっていうことありますけど
メインは子どもですね。
学生とか大学生。
子どものうちから労働法の権利とかを学ぶってことですか。
そう。
これについて自民党も含めて
超党派の議員が参加してるんですね。
これはどういう背景とかバックグラウンドからの。
やっぱり非正規と正規の格差とか問題視してる
06:03
国会議員の方はかなりいて、実は。
そういった問題はどこから生じてるかというと
労働法の知識が足りないからじゃないかと。
トラブルが起きるのも会社経営者もそうだけども
労働者はそもそも知らないのもあるんじゃないかと。
いうことで予防のためにも
法律を作って広く国民に知らせようということですね。
どんどんまた労働者側の知識が増えて
権利主張とかは増えていく。
もうその流れは止まらないですね。
法律レベルでそれが大きく変わっていく。
法律レベルでそれが。
今も厚生労働省の予算がついていて
弁護士会も自主的にやっていたりして
学校に講師を派遣してるんですよ。
労働法の教育。
今もやってるんですけど
それを正式に法律を作って予算を確保して
公民館とか学校の授業で組織的に環境整備すると。
そういう取り組みをしてるんですね。
実際に今、弁護士の先生は子どもたちに
厚生労働省の予算ベースで
労働法の説明とか言ったりするんですか?
弁護士会は自主的にやってる。
弁護士会でやってるのかな?
労働弁護団とか弁護士の
労働者側の先生が自主的にやってるんじゃないかな。
そういうことなんですね。
ちなみにここでご質問は
どのような内容を向井先生は期待されますか?
これはどういう意図なんですかね?
僕は会社側の労働事件ですけど
やっぱり自分の命とか健康削ってまで
働く必要ないよと。
もう限界だったらやめていいんだよと。
ここは大事ですよね。
もともと日本の労働法って
奴隷的拘束の下で
病気になって死んじゃった人
房積工場で長時間労働で亡くなっちゃった若い女の子とか
の悲劇元にして生きてるから
やっぱり気持ちが優しい人だったりすると
辞めれないとかあり得ると思うんですよね。
辞めれる人は全然言われなくても辞めれるんだけど
僕は退職はできるんだよというのは
健康を返す前に相談したりする窓口があるんだよというのは
教えてあげた方が結構いいんじゃないかなと思いますね。
09:06
まずは命と健康というかね。
長時間労働平気な人は全然平気なんですよ。
全然精神疾患にならない人は全くならないですね。
なんだけどなる人はやっぱりなってしまうから
今日の冒頭の話であったように
向井先生なんてまさに長時間労働の方が
人生労働しの方がちょうどいいみたいだね。
ちょっとおかしくなってるんだと思いますけど
ちゃんと自覚症状あるんですね。
ちょっと依存症みたいになってるんだと思いますけど
仕事依存症みたいになってるんだと思うんですけど
それもちょっとどうかと思うんですが
やっぱり本当に自殺したり
健康害する方がかなり多いので
軟弱だとか甘えてるとか
それはあるのかもしれないんだけど
そうならないように早めに
いろんな人に相談したりやめたりとか
健康だったら再就職もできるし
いろいろできるから若いければね
そういう話はやっぱり大事
会社が悪だとかそういう問題じゃなくて
自分の身は自分で守ろう
残業代もまあいいんだけど
まずは心と体の健康ですかね
そういう話をする
なるほどねそこからの
そうなると長時間の仕事を日本人もやらなくなるよね
確かにね
減りますよね今までよりはかなり
子供の頃からそんな教育されたら
それがスタンダードになりますしね
だからやっぱり外国人労働者を受け入れて
やらないと日本は成り立たないと思いますよ
今までごまかしやってきたけど
この流れは止められないから
私はそれ止められないんだったら
ちゃんとした知識を伝えて
今の研修生もあれだって
もう半ば移民なんじゃないかみたいな話は
やってる内容はもう仕事ですよね
なので私は心と体の健康ですね
労働時間に比例するとは限らないんだけど
労働時間が少ない方が
先日感なる確率が低い
重大災害死亡したり自殺したりする確率は
やっぱり低いので
そこは教えますかね
なるほどね
権利がどうとか
残業代は請求できるよとか
そういう話の前に
ちゃんとその体と心の健康という
もともと労働法が生まれた
根幹どこにあったかっていうところの
歴史とかも含めて
そっちにやって欲しくて困るのは
会社は悪いことするんだよとか
お金はこうやって請求するんだよとか
12:01
それをちょっと子供のうちから教えるっていうのは
やめてほしいと思います
なるほどね
でも本当そうですよね
本質がどこなのかという話は
と思いますね
向井先生ね
経営者サイドに立っていらっしゃるので
このカリキュラム中身の方には
多分声かからないでしょうか
絶対声かからないですね
絶対声かからないでしょうか
相当既得な自治体とかじゃないと
絶対に声かからない
労働者は先生の方が多い
労働者の先生の話うまい人多いんですよ
そうなんですね
一般向けに分かりやすく話す先生多いから
いいんじゃないですかね
でも僕の仕事は増えますね
結果として
この流れで言ったら
残念ながら
残念ではないですけど
日本全体からするといいことかっていうと
もしかしたらあまり良くないかもしれないですけど
この流れこの方はもしできたら
どんどん増えますね仕事は
例えば想定されるのは
やっぱり弁護士さん相談するなんて
子供のうちから身近になるから
弁護士さん相談して
ごめんごとが起きたら弁護士さん入ってきたり
監督署に行ったりとかも
もっと抵抗なくなりますよね
弁護士さんがもっと身近なものとして
今東京なんかそうですよ
もうちょっと問題起きると弁護士に相談してるとか
弁護士さんから通知が行きますとか
そんなにもう珍しくないですね
東京はね
これちなみにあれですか
まだ全然どのくらいの時間軸で法案が成功されたり
やっぱりねちょっと政府与党は
資料法案が非常に今年は多かったので
後回しにされてるんでしょうね
だからまだ政府自民党として
これを提出するって決まってないんですよ
このまま立ち家になる可能性もあるんですけど
世の中の流れはもう止められないでしょう
経営者はやっぱこれに抗うのは良くないですよ
世の中の流れについていかないと
あっという間に取り残されますよね
前々回にその話ありましたからね
僕ドンキホーテ久しぶりに行ったんですよ
ドンキホーテ
何しに行かれたんですか
報道が結構あるでしょう
ユニにかなりの多額の出資をしたり
いろんなところと提携したり
結果出してるじゃないですか
売上1兆円企業にもう確実になる会社ですよね
利益率もすごい高いんですよね
同業他社に比べて
やっぱりもう昔の常識を壊してますよね
15:03
例えばどんなところですか
どこに何あるか分かんないからね
ぐちゃぐちゃしてて
僕からしたらね
扱うものもちょっとマイルドやんけ
的なものは多いでしょ
多いですね
そもそも集まってる方々が多いですしね
それって今までの常識からしたら
生前とものは陳列して
ファミリー層を狙うっていう流れだったじゃないですか
今逆でぐちゃぐちゃとは言わないけど
どこに何があるのか分かんないとか
あとなんか倒産した会社から持ってきたとは書いてないけど
これ明らかにほとんど
ただで仕入れたんじゃないかなみたいなものとか
あと3日間限定でよく分かんない
食べ物を売るとか
行くたびに違うんですよね
あれって今までの常識からしたら
やらないですよね大手スーパー
マイルドやんけのエンターテイメントみたいなもの
エンターテイメントパークですよね
そこを買いに行く場所あったじゃないですか昔は
今は遊園地みたいな感覚で
行くじゃないですか
渋谷に新しくメガドンキーでしたっけ
メガドンキー
移転しましたけど
見たことないような方々が集まってますもんね
全部常識破壊して
世の中の流れからいったら合ってるわけですよね
トイレも確か大きい方のトイレは
ダンスシーンですけど
30分だっけな
20分か何分以上いたら
何か鳴りますみたいな感じで
何で?
何するか分かんないから
分かんないですけど
お腹痛かったらどうするんだろうこれみたいな
何?タバコ吸ったりとか?
何か万引きとか何ですかね
知りませんけど
あれぜひ情報知りたいと思います
書いてあった
要は何が言いたいかっつうと
今までの常識と違う
世の中の変化に対応できないと
あっという間に大企業でさえも
倒産の危機になっちゃうっていうのを
よく分かりました
ワークルール教育推進法からドンキー法の
お話まで
なのでこういう流れに経営者は抗えないですね
というわけでね
今日はそういう切り口でお話いただきましたが
こういった自治的な話
たまにあると面白いので
皆さんも興味あるものがありましたら
ぜひご質問の方お願いいたします
はい
というわけで向井先生
本日もありがとうございました
はいありがとうございました
18:05
本日の番組はいかがでしたか?
番組では向井蘭への質問を受け付けております
ウェブ検索で向井ロームネットと入力し
検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス
その中のポッドキャストのバナーから
質問フォームにご入力ください
たくさんのご応募お待ちしております
18:31

コメント

スクロール