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2023-11-06 11:20

ネバーエンディング・ストーリー 1985 /The Neverending Story 1984

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ネバーエンディング・ストーリー 1985 /The Neverending Story 1984
 

監督 ウォルフガング・ペーターゼン

脚本 ウォルフガング・ペーターゼン ヘルマン・バイゲル

出演 ノア・ハサウェイ バレット・オリバー タミー・ストロナッハ ほか

 

映画.com

映画.com

 

Wikipedia:ミヒャエル・エンデ

Wikipedia:ネバーエンディング・ストーリー

 

ネバーエンディング・ストーリー [DVD]

はてしない物語 上 (岩波少年文庫 501)

はてしない物語 下 (岩波少年文庫 502)

モモ (岩波少年文庫 127) 

 

Movies are really good! Isn't it?

 

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サマリー

「ネバーエンディング・ストーリー」は、ミヒャエル・エンデの原作に基づいた映画作品です。自己探求や勇気と実存の闘いがテーマとして描かれています。この作品によって「エンデブーム」も起こり、日本でも大きな話題となっています。

ミヒャエル・エンデブームの起きるきっかけ
LISTEN to movies, LISTEN to the voice of movies, LISTEN to movies 11個目のエピソードです。
この番組は、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していく番組です。
今日は、ネバーエンディング・ストーリーですね。 映画としてどうかということよりも、私のネバーエンディング・ストーリー体験をお話しすることになるかなと思うんですけれども、
原作は、ミヒャエル・エンデというドイツの方ですけど、の「果てしない物語」、ネバーエンディング・ストーリーですね。
これはもう児童文学者としてのエンデですね。
日本でもエンデブームが起きたのが、この果てしない物語の公開が一つ大きなきっかけになっているんですよね。
それ以前からミヒャエル・エンデのことを知っている人もいたんですが、やはりこの果てしない物語が興行的に成功したことで、ミヒャエル・エンデブームが日本にもやってきたと。
この果てしない物語、ネバーエンディング・ストーリーにはまった人もいれば、むしろそれ以前にエンデが書いたモモですね。
聴く人モモとよく言われますけど、今で言う傾聴ですよね。
人の話を聴くことが得意な少女がいたという。
とにかく人の話を聴くという。
聴くことで話した人がいろんな体験をしていくという。
要するに耳を傾け人の話を聴くという。
あるいは聞いてくれる人がいるということの意味みたいなことをちょっと考えさせるような児童文学なんですが。
このミヒャエル・エンデに興味があって、そこにたまたま1985年ですね。
1985年、私が大学4年生の時に日本でもこのネバーエンディング・ストーリーが公開されて、
忘れもしませんが、私その頃名古屋に住んでたんですが、
結構夜ですね、一番最後の上映を名古屋の今池というところの古本屋の2階か3階にある古い映画館で
一人で見た記憶があるんですよね。
なかなか時間がなくて、その頃。
とにかく家庭教師かなんかの帰りに見たんですかね。
ちょっと覚えてないんですが。
ネバーエンディング・ストーリーの物語とテーマ
それを見てファンタジーの世界にハマったということなんですが、
映画はちょっといじめられっ子のバスチアンという少年が古本屋で、
それこそ古本屋ですね、古本屋で果てしない物語という本を見つけて、
その世界の中に入り込んでいくと。
そこで、これは私の評価では要するに、
自分探しですね、一つのテーマはね、自分探しということ。
その中で出てくるのが、そのファンタジーの世界が虚無に飲み込まれると。
それを救う王子様みたいな役割に姿を変えて、
バスチアンはそのファンタジーの世界で活躍するということなんですが、
ただそこでも、いろんな悩みとか、あるいは勇気が出ないんですよね。
いじめられっ子だったということもあって。
もう一つのテーマは、無との戦いということと、
その無と戦う時の勇気ですね、というのがテーマかなと。
私の中では、自分探し、そして虚無ですね、無意味との戦い。
それから自分が勇気を持って行動することの大切さみたいなね、大切さみたいなことを、
エンデは書きたかったのかなとかね、思ったりしてるんですが、
ただこの映画の出来に、エンデ自身は非常に不満で、
映画のクレジットからも、自分の名前外してくれと、
俺はこれの原作じゃないという話なので、
そういう意味では原作者ミハイル・エンデとは書けないというね、
そういう映画なんですよね。
映画と原作の評価
おそらく小説の児童文学の方の果てしない物語、
これの方がもうずっと読み応えがある。
映画を見るとやっぱり原作知ってる人は、
ちょっと、なんていうのかな、単にファンタジーものになっちゃって、
しかも、映画の興行的に成功はしたのかもしれないけど、
やっぱりむしろ商業主義が上に立っちゃってるような印象を受けるんじゃないかなと思うんですけどね。
実はその聴く人モモですね。モモの方も実は映画になってて、
こちらにはエンデ自身が本人役で出演してるんですよね。
実は見てないんですけども、これちょっと見たいですね。
ミハイル・エンデのモモ、映画見た人いるんですかね。
本人役でエンデ自身が出ているということですね。
むしろモモファンの方がエンデについては多いのかなと思いますが、
私の体験から言うと、児童文学者としてのエンデというよりも、
やっぱりエンデがいろんな面で評価されるんですよね。学術的な面でね。
特にモモ、傾聴ということは、その後いろんなところで取り上げられるようになって、
一種のエンデブームがちょっと起きたという、そんなことを覚えていますね。
ついでに言うと、もともとモモの前に描いたのがジムボタンの機関車大旅行というジムボタンシリーズがあるんですけども、
これもテレビのアニメになったので知っている人はいるかもしれません。
あと私が読んだのは「鏡の中の鏡ー迷宮」ということなんですが、
やっぱり児童文学で少しファンタジックな感じの描き方ですよね、エンデはね。
根強いファンはいるということなんですが、
ただこのモモの物語、それから果てしない物語、やっぱり私の文脈の中では自分探しですね。
1980年代って言ったら自分探しが結構流行ったっていう変な言い方ですけど、
一つのテーマになったんですよね。
そんなこととも重なって結構エンデは読ませていただいた記憶があるんですけどね。
ネバーエンディングストーリー自体は第三作まで作られたんですね。
私は最初の作品だけ見てもういいやっていうことで、あとは本の世界の方に行ってしまったんですけれども、
最後まで見た人どれだけいるのかちょっとわかりませんけどね。
そんな映画ですね。
ネバーエンディングストーリーという映画をだしにして、
ちょっとミハエル・エンデというね、児童文学者、
モモも書いた人がいたということは、少し記憶に留めてもいいのかなというふうに思ったので、
ちょっとこの映画をね、取り上げてみました。
ということで、ミハエル・エンデの原作に基づいて映画化されたネバーエンディングストーリー。
まあ多分今更見る人はいないんじゃないかなと思いながらも、
やっぱり思い出の映画ですのでね。私にとっては結構思い出の映画ですので、ちょっと紹介しておきたかったかな。
ここに出てくるいろんな、本の世界に入り込むとかね、そこで冒険して、
ある意味、現実の自分とは違う自分を演じるというか、として行動するというのは、
結構他の映画にもその後ね、出てくるモチーフですよね。
ただこれ自身はやっぱり子供向けにかなり作ってあるので、
ちょっとファンタジー色が強すぎて、テーマ性を重視する人からするとちょっと物足りないという、
そんな作品なのかなと思ってますが、ただ映像は良かったですよね。
もうファンタジーの世界に、結構現実忘れてファンタジーの世界に。
私も一応その頃は、今もそうかもしれませんが、少年の心を持ってましたので、
まあ男はだいたいね、いつまでも少年の心を持ち続けるんですが、
虚無との戦いとかね、女王様を救うとかね、
いう話はやっぱり男の、ちょっとロマンなんでしょうね。
そういう部分は、やっぱり共感して見ちゃう。ちょっとのめり込んじゃう部分はありますよね。
だから見てる時は夢中で見ちゃうんですけども、
まあ見終わってみると、う〜んというね、そういう部分は少し出てくる映画ですかね。
そんなことで、ネバーエンディングストーリー紹介してみました。ではまた。
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