上野樹里さんとスイングガールズ
LISTEN to movies、LISTEN to the voice of movies、LISTEN to moviesの、4つ目のエピソードです。
この番組では、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していきます。
4つ目の映画ですけれども、これは上野樹里さんですね。
上野樹里さんも今や推しも押されぬ、大女優になってきましたけれども、この人がですね、最初に上野樹里さんを知ったのは、
私はスイングガールズですね。2004年公開のスイングガールズ、高校生の
ジャズバンドの話で、ちょうどこの時に、私が勤めていた大学でジャズコースというのを作ったんですね。
そのジャズコースの広告をどこに打とうかという時に、ちょうどスイングガールズが劇場公開された時で、
パルコの映画館で上映されるということで、そこに広告を入れようと映画にスイングガールズ、ジャズ好きが来るだろうと、高校生とか来るだろうということで、
スイングガールズに広告を入れたんですね。それで見に行ったという、上野樹里のことは全く知らなくて、
でもそういう邪な動機で、スイングガールズね、自分のいた大学が打った、ちょっと広報担当してたもんですから、
広告を打った映画を見に行ったと。だから映画を見に行ったというより広告を見に行ったんですが、映画が良かったんです。とても良かった。
この時多分、上野樹里さん初主演なのかな、多分ね。その前、同じ年にチルソクの夏っていうね、これは多分助演で出てたと思うんですけど、
これも見たんですけど、これもまあ良かったんですが、やっぱりスイングガールズが弾けてましたね。
で、翌年の映画です、これは。サマータイムマシンブルース。知ってる人は知ってると思うんですが、知らない人は知らない。
でも非常に面白い映画ですね、サマータイムマシンブルース。
まああのタイトル通りタイムマシンの話なんですが、これがまたちゃっちいタイムマシンでね。
ちゃっちいタイムマシンなんですが、これ面白い。実に面白い。
で、えっと、まあ前半はね、だらだら進むんですね。
よくわからない。高校生なのかな、これ。あ、大学生なのかな。大学のサークルですね。SF研究会。
『サマータイムマシンブルース』のあらすじ
サイエンスフィクションですね。SF研の学生たちが出てくるわけですね。
で、これ瑛太くんが主演だったんですね。で、ムロツヨシも出てます。若き日の。
しかもね、真木よう子も。若き日の真木よう子も出ているということなんですけど、で、上野樹里も出てるということで。
で、これがね、もう最初はもうだらだらとわけのわからない、もう大学のだるい、けだるいサークルの話で、つまんねえ映画だなと思って見てたんですが、後半がこれが面白かった。
後半から謎解きが始まるんですね。そこにタイムマシンが絡んでくると。要するに結構不思議なことがちょこちょこ起きるわけですね。
で、それが実は翌日現れたタイムマシンのせいだったという、そんな話で謎解きがされていくわけです。
で、監督が本広克行さんですね。これは有名な方ですよね。
踊る大捜査線とかね、もやってる方です。
で、脚本上田誠さんという方なんですが、これもともと舞台なんです。
えー、京都の劇団、京都ですね。
えー、ヨーロッパ企画という劇団があるそうで、それの芝居なんですね。
だから、まあ見てると映画というよりやっぱ芝居の設定なんだろうなと思うんですけども、
サマータイムマシンブルース2003というのがあったわけですが、これを本広さん監督が惚れちゃったと。
で、映画化したという。
で、タイムマシン、ちゃっちいタイムマシンを巡って、大学生がいろんな事件に巻き込まれる。
まあ事件ってほとんどの事件でもないんですけどね。
で、結構だけどね、面白かったですね。
あの、ドタバタな部分もあるんですが、なかなか後半の謎解きは面白かったですね。
頭の体操にはとてもいいんじゃないですかね。
で、えーと、瑛太さんもいいんですけども、やっぱ上野樹里さんがやっぱり、なんだろう、私はそのスイングガールズを見てとても、
あ、この子いいなと。むしろその邪な動機で見に行ったわけですけども、それよりも上野樹里に目つけちゃったというのが、スイングガールズ体験。
もうほんとたまたま、それこそ自分が勤めてる大学でジャズコースとか立ち上げてなければ見に行かなかった映画ですよね。
ジャズブーム来るぞ、みたいな感じで広告打ったわけですが。
で、むしろ見つけたのはスイングガールズの上野樹里さんだったと。
で、それから実は上野樹里という女優さんに目をつけて見てて、で、このサマータイムマシンブルースっていうのは結構後になってから見たんですよね。
上野樹里さんと他の作品
これなんで見たのかな。で、ケーブルテレビかスカパーかなんかでやってたのかな。覚えてないんですけども、なんかで見たんですね。
で、それで面白かった。実に面白かった。
ああ、こんなのも出てたんだと思ってね。
しかも真木よう子さんも出てたという、おお、面白いじゃんとか思って見たやつで、もし知らない方いたらなかなか面白い映画だと思います。
そうですね、あとは牧陽子さんだからこの頃はまだほとんど注目されてないんじゃないですかね。
ちょうど同じ年にパッチギ。パッチギ知ってますか。これは私見たんですけど。
パッチギは井筒和幸監督が。
これは監督がね、結構世代も近いのと好きなので、それでパッチギも見たんですけど。
これはまた、いわゆる在日問題、朝鮮学校校のことを描いてるやつで、結構ね、見せる映画なんですが。
これにも真木よう子さん出てるわけですけどね。何か真木よう子話になっちゃいました。
それから上野樹里さんでいうと、映画の話より上野樹里の話してますけど、カメは意外と早く泳ぐっていうね。
これもこのサマータイムマシンブルースと同じ時期に上映された映画で、これも見たんですけど。
何でしょうね、やっぱりまだキャラクターができてないっていうかね、上野樹里のね、キャラクターができてない。
やっぱり上野樹里さんが一番弾けたのは、やっぱのだめカンタービレですね。
なぜか音楽絡みになってますけどね、のだめカンタービレ。
これは漫画にハマったんです、私、のだめカンタービレは。
で、これも知らなかったんですけど、コミックス。映画になる前ですね。
コミックスを買って、全部買って読みましたし、のだめのマングースだっけ、違うな。
あれも持ってます、ピアニカ持った人形も持ってましたけども。
これは何で知ったかというと、それこそ大学でいわゆる入試広報の仕事をしてたんですけど、
相談会っていうのがあるんですね。そこに高校生が来るわけです。
私は音大だったんですが、音大志望の高校生がのだめの話をするわけです。
のだめ読んでますって、のだめって何ってこっちが聞いて、
あ、そんなのが今高校生で流行ってんだと思って、
で、のだめカンタービレを早速買って読んだら、これがハマっちゃったという感じでしたね。
まだのだめのコミックス1巻2巻3巻ぐらいしか出てなかったんじゃないかな。
そんな時期に、高校生から教えてもらったのだめカンタービレ。
まさか上野樹里さんがね、主演するとは思わなかったけども、これはドンピシャだと思いましたね。
それはやっぱりスイングガールズのイメージがあったからなんですけどね。
そんなことで結構音楽つながりで、上野じゅりさんとは縁があったというか、
別に向こうは縁があったと思ってないでしょうけど、私にとっては縁があったと。
ついでに奈緒子という、これもコミックスで読んでた陸上の話なんですけど、奈緒子という。
これもちょうどのだめの前年ですね。映画でありまして。
これも見てましたけど、映画で見たんですけど、やっぱりのだめがハマり役でしたね。
上野樹里さんはね。そんな気がしますね。
あとは、結局なんだ。本体の映画の話はあんまりしてませんが、
このサマータイムマシンブルース、なかなかおすすめですよ。
ある意味ちょっとB級映画っぽいんだけども、面白いです。
あんまり見てる人多くないんじゃないかな、わかんないけどね。
なのでちょっと上野樹里つながりで、この映画まだ見てない方はぜひ見られるといいんじゃないかな。
今ちょうどなんか見れるみたいですよ。上映してるみたいですよ。
そんな感じで、2005年公開の瑛太さん主演。
上野樹里さん、真木よう子さんなどが出ている。ムロツヨシさんも出ている。
サマータイムマシンブルースの紹介でした。ではまた。