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こんばんは、もとです。
この放送は、推し農家が見つかる直販サイト、農村日和の提供でお届けしています。
農村日和の今月の推し農家は、兵庫県丹波市のコトノハファームさんです。
コトノハファームさんは、トラベジ100のヨッシーさんという方と、コトノハファームおかみさんという方、ご夫婦で経営されております。
化学肥料や農薬を使わずに、元気なお野菜を栽培しています。
その野菜を直接販売しています。
そして、加工品にもかなり力を入れていますので、ネットショップでもかなり加工品のラインナップがあります。
もちろん、シーズンによってあるもの、ないものというのはあるんですけれど、
とてもおいしそうと思えるものばかりですので、コトノハファームさんのオンラインショップもいいですし、
農村日和の方でも色々販売されていますので、どちらか一度サイトを見てみてください。
今のコトノハファームさんのおすすめは、旬の丹波のお野菜詰め合わせセットとなっております。
その他にも、冷凍のビーツとかニンニクとか、皮を剥いてあるものなので、すぐ調理に使えるということで、すごくいいんじゃないでしょうか。
このチャンネルでは家庭菜園や特集について話をしています。
今日は家庭菜園の話をしていきます。
私は基本的に野菜は種から栽培しています。
めんどくさいじゃんって思う人もいるかもしれないですし、だよねって共感してくださる方もいるかと思います。
種から栽培するのは苗で変わると何が違うかというと、まずは時間がかかりますよね。
圧倒的に時間がかかります。
葉物野菜であれば半月とか1ヶ月くらいで苗は十分できるんですけど、
これが夏野菜の苗になると2ヶ月、3ヶ月ってかかりますので、
その間ずっと苗を管理していくのはなかなか労力もかかりますし、時間も場所もとります。
なので手間は確実に増えますね。
だけどそれを補って余りある楽しさがやっぱりそこにあるんですよね。
そしてもう一つ違うところといえば、野菜の全てといったらちょっと言い過ぎになりますけど、
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野菜の姿がですね、もっと身近になるんですよね。
どういう意味かというと、種をまく。
まず種の段階から違うんですよ、いろんな野菜。
例えば大根と被って似たような野菜に見えますけど、種は全然大きくないんですよ。
形も違うんですよ。
そういうこともやっぱり種から栽培してみないとわからない。
大根と株は苗で買うってことはないと思うんですけど、全然違うんですよね。
そういうわけでまず種の段階で違いもあるし、
あとは芽が出たときの双葉の感じ、キャベツとレタスは全然違いますし、
本葉が出てからも違いますし、苗の強さっていうかね、茎とか葉っぱのいろんな形も違いますし、
種の株が少しずつ違いがあるんですよね。
そういった違いに気づくっていうのがすごく楽しいです。
そこら辺がわかってくると、だんだん成長していく段階で、見てればわかります。
これレタスだなとか、これはキャベツだなとか。
キャベツは他のブロッコリーとかと最初のうちは見分けがつかなかったりするんですけど、
だんだん違いもわかってきますし、
あとはそれで何が楽しいかっていうと、人の畑を見るときが楽しいんですよね。
人の畑を見るのって私はすっごい好きで、
この人は何を植えてるんだ、どれくらい植えてるのかとか、
どういう作り方してるのかなとか、いろいろ気になるんですよね。
それを見るのもすごく楽しいし、見たときにまだ苗が小さい段階でも、
何の作物かなっていうのがわかったりしますので、
それはすごく種から自分で育てることで身についたことなんですよね。
あとですね、これだけは絶対に言えるっていうことがあって、
種から栽培することでちょっと珍しい品種も栽培ができるんですよね。
これは何となくわかると思いますけど、
例えば夏野菜にしても、
ホームセンターとか苗屋さんで売ってる品種ってある程度似てきますよね。
ホームセンターとかに行くと、ちょっとマニアックなものとか、
企業の名前がついた甘いなんとか、いっぱいなるなんとか、
そういった珍しいのがあったりしますけど、
品種で、例えば海外のものだったりとか、
日本国内のものでも在来品種、固定品種って言われる、
昔から作り続けてきたようなもの、
そういったものも基本的に苗ではあんまり出回ってないんですよね。
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でもネットとかで見てて、その品種がすごく気になるとか、
食べてみたいなとか、育ててみたいなってなると、
もうそれは種からするしかないんですよね。
だから、ある程度広さもあって、
時間も取れたらっていうことにはなると思うんですけど、
そこがやっぱり種からする楽しみですよね。
だから決してコスパでは家庭菜園は語れないんですよね。
これを話すきっかけになったのは、
以前から思ってはいたんですけど、
この間ですね、農村日和のYouTubeで、
トマトロウさんが、今キャベツを含めて野菜が高いですよね。
その野菜が高いから、
じゃあ自分で作ってみたらどうなるのかっていうのを試算してみたっていうことを
YouTubeで話されていて、
それを見たときに、だよねって育てたことがある人はわかるんですよね。
確かに確かにって。
よく私もですね、周りの人に家庭菜園やってるのって聞かれて、
やってますって答えると、
いいね野菜買わなくていいから奥さんとかすごくいいかもねって言われるんですけど、
決してそんなことなくて、
結局ないものはないし、作れないものは作れないんで、
そんなときはやっぱりですね、
どこか遠いところで作られたものを買うわけなんですよ。
それに結局、私の場合は仕事としてじゃなくて、
家庭菜園なんで遊びなんですよね。
遊びの一つ、趣味としてやってることなので、
そこにどれだけのお金をかけようが関係ないわけなんですよね。
だから、本当にコスパでいこうと思ったら、
種も100均じゃないと戻ってこない気がしますし、
どうかな、大容量の野菜を買って、
大容量のものを買えばいいのかもしれないですけど、
もしくは野菜の種類もある程度限定して作っていくっていうのが、
そういう方向になっていくのかもしれないですよね。
そうなると楽しくないんですよね。
いろんな野菜を育ててるのが家庭菜園の楽しみであるし、
失敗したとしてもしょうがないねっているのが家庭菜園の良さだと思いますので、
そんなわけでですね、私の家庭菜園の始まりは、
アパートのベランダでブルーベリーを植えたことだったんですよね。
それは水やりが足りてなくてあえなく、
最初のシーズンで枯れちゃいましたけど、
それが何かのきっかけでしたね。
あとは、私ばあちゃんがですね、どちらのばあちゃんも野菜作ってたってこともありまして、
やっぱり農業っていうのがすごく身近ではあったんですね。
そういうこともあって、新しく家を買って、
それからちょっとした縁もあり畑を借りてスタートすることになったんですが、
もう10年続いたんですよね。
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10年続くともう多分私はこれは一生やりますね。
そんな私がですね、家庭菜園を楽しむのにすごく役になったというか参考になった、
何度も読み返している本を6冊紹介したいと思います。
もちろんですね、いろんな方がこの本の話をしているので、
聞いたことある本も多いとは思うんですが、
6冊紹介したいと思います。
1冊はね、一番この中では新しいんですけど、
吉田先生の金ちゃん先生ですね、の金ちゃん農法。
これは一番実践という意味では全然できていないんですけど、
一つのこういう作り方もあるんだっていうすごくですね、
私の中で新しい気づきになりました。
なのでこれは一つですね、お勧めしたいと思います。
そして次がですね、またこれもですね、肥料も基本的に自分であまり使わないんですけど、
薬も使わない、自然農の本ですね。
完全版川口義子さんの金ちゃん農法ですね、
これも一つの紹介となります。
この本の中に入っているのはですね、
この本の中に入っているのはですね、
金ちゃんの金ちゃん農法ですね。
自然農の本ですね、完全版川口義和自然農ということで、
これは川口義和さんという方が自然農を40年間やった集大成、それを本にしたものですね。
これはですね、野菜だけじゃなくて、お米の作り方も書いてあったり。
私は自然農を知るきっかけとなったのは川口さんじゃなくて、
YouTubeでですね、同じ鹿児島に住んでいる方で、
そうやんさんという方がいてですね、その方がすごく自然農について発信されていて、
自然農以外にもパーマカルチャーとか循環農業とか、そういった方面にもすごく、
菌の世界とかですね、そういったところにも興味がある方で、すごく分かりやすく話をしてくれる方なんですね。
その方を見ていると、お勧めで出てきた中で、ちょこっと自然農とかのカービィさんですね、
あとは島の自然農園さんという方も出てきまして、一番見たのは島の自然農園さんでしたね。
この方が実際に畑の様子もすごくたくさん映してくれるし、植え方、種の巻き方、
いろんなことを見せてくれるので、私は自然農に関してはそこで学んだって感じですね。
その方のお勧めしていたもので、この川口さんの自然農があったので、買って読んでみたっていう感じですね。
基本的にはですね、この本に書いてあることってほとんどはですね、島の自然農園さんが話しているので、
そっちを見ていた方がだいたいわかると思います。
ということで、2冊目ですね。ちょっと書き始めます。
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次は、コンパニオンプランツの野菜作りっていう本で、
これは木島俊夫さんという方で、どっかの偉い先生なんですよね。
この方、誰だったかな?ちょっとわからない。忘れましたね。
コンパニオンプランツって野菜の育て方の組み合わせで、どちらにもいい影響がある。
そんな組み合わせのことで、よく聞くので言うと、
ネギとスイカメロンとか、キャベツとサニーレタスとか、
トマトとバジルとか、茄子とショウガとか、いろいろあるんですよ。
何それっていうのもいっぱいあってですね、これすごく面白かったです。
いまだにですね、時々見返します。
畑のやりくりで、この作物を次この場所に植えようとか、いろいろ考えるときに、
どうしてもこのコンパニオンプランツがある。
そうですね、それを利用してやりくりができますので、広い畑がある人は関係ないと思うんですけど、
狭い畑でやりくりしている人は、このコンパニオンプランツを利用するという考え方はですね、
すごく役に立ちますので、ぜひ一回見てみたらいいんじゃないかなと思います。
そしてこの木島さんの著書でですね、あと2冊。
ブルーバックスっていうところで出されている、
これはね、文庫本のサイズ、新書のサイズかな。
一つが、育つ土を作る家庭菜園の科学ということで、
これね、帯に書かれていることがすごく頭身と響いたんですけど、
思い込みで土作りをしていませんか。
科学的にすごくわかりやすく、しっかりと書かれているものですね。
避けたかった成分とかね、その辺りのとこまでしっかりと書いてあるので、
全部読めたわけじゃないんですけど、
所々ですね、読んで土作りに活かしているというところですね。
もう一つ、伝承農法を活かす家庭菜園の科学ということで、
これが私的にはドハマリだったんですよ。
これには、古くから伝わる伝承農法では、
化学肥料や農薬は用いられず、自然の仕組みを上手に活用して作っていたと。
こういった農法を科学的に解説したという本なんですよね。
これがすごく良かったんですよ。
これがめちゃくちゃ勉強になりました。
これはですね、家庭菜園をちょっとガッツリやりたいなという人は、
ぜひお勧めしたい本になりますね。
伝承農法を活かす家庭菜園の科学ということで、
今日紹介する本は6冊とも一応Amazonのリンクを貼っておきますね。
で、最後6冊目。
これはですね、辞書的な使い方ですね。
忘れた頃にとか、初めて作るものとか見てます。
NHK野菜の時間、趣味の園芸。
趣味の園芸野菜の時間の藤田先生が監修した本になります。
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新野菜作り大全ということで、結構珍しい新しい野菜も加えて、
200種類掲載しているということでね。
プランター栽培の場合のコツも書いてたりするので、すごくいいかなと思います。
結構マニアックなキャベツとか、ゴボウとかですね、
ヤマイモとかね、なかなかゴマとか、
なかなか家庭菜園じゃ手を出しそうにないものも結構網羅されているので、
1冊持ってたら結構いいかなと思います。
はい、そんなわけで6冊を紹介させてもらいました。
これからもですね、ちょっとマニアックな家庭菜園の楽しみ方を話していきたいと思ってますので、
また聞いていただけると嬉しいです。
では、おやすみなさい。