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2024-01-24 34:46

投資家の日常は、いとをかし。 #2 2024年1月 後編

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個別企業の株式投資を中心に投資歴20年超の投資家 吉田喜貴さん、と、投資信託を中心に投資歴20年超の投資家 renny。


二人の日常で「いとをかし」と好奇心を刺激されたコト、モノを題材に、投資と絡めて語らっています。


このエピソードでは、橘玲さん、安藤寿康さん著『運は遺伝する』、”やめときゃいいのにXでアクティブファンドを検索してみたら”、鹿島茂さん、デカルト、「二元論」などを取り上げています。


ご意見、ご感想、ご質問等、おたよりを以下のリンクでお待ちしています。ぜひお気軽に。


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吉田さんのブログ: 投資を楽しむ♪

rennyのnote : https://note.com/renny

サマリー

ポッドキャストでは、月次レポート研究所、投資家の日常、投資って何ですかというサブチャンネルを提供しています。2024年1月の後編では、投資家レニーと投資家吉田さんが遺伝学についての本を紹介し、行動遺伝学の興味深さについて話し合っています。アクティブファンドへの投資家の行動に問題があった可能性について話し合い、遺伝や環境の影響も考慮しているという考察も交えながら、投資の変化や個別企業の注目ポイントについて話し合います。アンシスというコンピューターシミュレーションの会社がシノプシスに買収された背景には、NVIDIAが存在しており、また日本の会社も興味深い技術を開発しています。2024年1月の投資家の日常は終わり、次回はインデックスファンドについて吉田さんと話し合う予定です。

ポッドキャスト、投資を語らうのサブチャンネル
ポッドキャスト、投資を語らうへようこそ。このポッドキャスト、投資を語らうは、僕、投資家レニーがお届けするポッドキャストのチャンネルです。
サブチャンネルをいくつかご用意しています。その一つが月次レポート研究所、こちらをですね、一緒にやっているパートナーの吉田さんと月一で語らう、
投資家の日常、いとをかし。それから、プロの投資家だけでなく、様々な投資家の方をお招きして、お話を伺う、投資って何ですか、なにやにさん。
こうしたサブチャンネルのほかですね、その他、僕レニーのひとりがたりであるとか、さらに切り口を変えた
番組もサブチャンネルとして、サブチャンネルとして設けることも検討しています。 ということで、ポッドキャスト、投資を語らう、これからぜひお聞きになってみてください。よろしくお願いします。
はい、投資家のレニーです。ポッドキャスト、 投資家の日常は、いとをかし、2024年1月の後編をお届けします。
後編のお相手も、投資家の吉田さんです。吉田さん、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
前編では、1月の年明けからの、いろいろなお話をさせていただいたんですけれども、このポッドキャストで過去、
読書のお話とか、たくさんさせていただいているんですけれども、 吉田さん、最近お読みになった本で、何か当たりというかですね、面白かったなぁっていう本が、もしあったら教えていただきたいんですけれども、
そうですね、これいつ出たの? 11月に出版された本で、
橘明さんという、有名な人ですね。 知っていますか?
橘明さんと、後、行動遺伝学の安藤十郎さんというのかな? 対談した本というのが出ていて、
橘明さんって、昔、資産運用とか、資産形成とか、そっちの本の著書で有名になられた方なんですけど、
最近、何て言うんですかね、書くものがだんだん変わってきていて、 最先端の科学をわかりやすく紹介するみたいな方向に移ってきているんですよね。
で、今、この本は、運は遺伝するっていう題で、遺伝についての話をまとめている本なんですよ。
どちらかというと、結構その研究が進んでいて、 遺伝の影響っていう、人生における遺伝の影響ってのはかなり大きいものなんだよっていうような話が紹介されていて、
多分この話って、どんどん今後身近になってくるんだろうなっていうような印象を受けていて、
ちょっと前までは、こういう話をすると、有性ガムとかナディスとか、そっちの方に勘違いされがちだったんですけど、
やっぱりDNAの研究が進むと、そうも言ってられなくて、
だから、個々人が持っている遺伝的な素質が自然に発揮できる方法とか、そういう場所っていうのを探してあげれば、
一人一人が自分らしく生きることができて、幸せを感じやすくなるんじゃないか、みたいなことを研究しているのが行動遺伝学っていう、
そういう分野が今あるんだっていうのを学んだっていう点では面白いことでしたね。
それってどういったんでしょうね、いわゆる生物学に当たるようなものだと思うんですけれども、
すごい原始的な遺伝学っていうと、それこそメンデルの法則というか、
シワのない種とシワのある種を交配したらどうとかこうとか、あるいは血液型のABOとかそういうようなのが、
原初の遺伝学だったと思うんですけど、今吉田さんがお話しされてたのになると、結構分子生物学的というか、
そういう、DNAとか措置よりで、そういうふうな研究が、その人の行動とかそういうようなことに影響しているっていうような、そういう研究になっているっていう認識でいいんですか。
そうですね、あとDNAとか一覧性創生児が別々に育っても、能力的に同じ部分はどこなんだとかって言って比べて研究するだとか。
それは例えばあれですか、そのゲノムレベルで比較しているというか、一覧性創生児ってどうなんですかね。
一覧性創生児の違うところって、ほぼ一緒ですよね、多分。
最初はそこから始まっていて、それをさらにDNAで研究を進めていってっていうような。
そういう研究って、でも本当に、さっき吉田さんがおっしゃった通り、それこそ優生思想とかそういうようなところに繋がりかねないのかなというところは、
これも昔からある議論だと思うんですけれども。
だからこの分野の話が増えてくると思うんで、中途半端に聞きかじっていると、優生学だとかって言って炎上させる側になっちゃうと思うんですけど、
だからこの辺の分野はちゃんと学んでいかないといけないな。
どちらかというと、個性とか向き不向きとかっていうのは遺伝的にある程度、DNAレベルまで解析すると、そういうようなことっていうのが、
ある種の、照らすのが良くないのかわからないですけど、性格診断みたいな、そういうようなのに近い面があるっていうことなんですかね。
そうですね。だから本当に向いている仕事がわかったりとかってする可能性はありますね。
よく会社の研修とか行くと、やらされる間ですよ、チェックをつけてですね、あなたは何型とかですね、
脳みその絵が描いてあるところ、色塗られてですね、あなたの脳みそこんな感じになってますとか、緑とか青とか塗られてたりする。
それは基本的にDNAとかじゃなくて、単純にその問診でやってるわけですけれども、そういうことをそのDNAレベルでやろうとしているというアプローチなんですよね、おそらく。
そうですね。そういうテストが多分なくなって代わりに出てくるものになるだろうなって。
だからそういうふうな、なんて言うんですかね、それってなんて言うんでしょう、ある程度その
データというかそこから出てくる傾向の確からしさとかっていうのをそれなりにその検証って進んでるような感じなんですか、今学問上。
海外のデータがまだ主らしいので、日本人のデータをどんどん取っていかないと日本だとどうかというのはまだわかんないね、みたいなことは書かれてましたね。
でもその資産運用のことをいっぱい書かれてた橘さんがそういうふうな方面に
関心が向かうっていうのがなかなかちょっと興味深いというか。
ただのですね、アプローチとしてはでも何かその
科学的というか、そういうふうなので、どちらかというと資産運用の話も
情緒というか科学っていう感じの人だったように記憶するんで、その辺の科学として遺伝を見たらとか、それがどういうふうに
個性として発現しているかっていうのを科学で見ようとかっていうようなところはそこはあんまり変わってないのかもしれないですね。
そうですね。
そうですね。 そういう本ってあんまり読んでないんでね。
読んだほうがいいのかなぁとは思うんですけど、ついついね、ビジネス賞的なものに飛びついちゃう口なんで、
やめときゃいいのにとは思わないですけど。
今ちょっと他にも読まなきゃいけない本がたくさんあってですね、なかなか前に進んでないんで困ったなぁというところではあるんですけれども、
ちょっとその次回以降もですね、面白そうな本があったらまた教えていただきたいと思います。
アクティブファンドと二元論の対立
ちょっとこの後何をお話ししようかなぁと思っていたんですけれども、
僕も自分でやめときゃいいのにってすごいよく自分でわかってるんですけれども、
SNSのXなんかでですね、ついついアクティブファンドとかで
サーチしちゃったりするんですよね。そうするとですね、結構なんかこういうご時世なんで、
オールカントリーに1日で1000億円集まっちゃうような世の中なんで、
非常に風当たりきついというか、なんでここまでこの人にはこんなに自信を持って
批判できるというか、ダメ出しできるんだろうっていうぐらいですね、
驚きを感じることもあって、それこそそのアクティブファンドの悪口を書くとどっかからポイントがもらえるんじゃないか
ぐらいに思えたりするんですけれども、
多分こういう傾向ってなくならないんだろうなぁとは思うんですけれども、
僕が不思議なのは、本当に痛い目をあったっていう人がアクティブファンドにはゴリゴリですとかっていうようなことを言われるのは
なんとなくわかるんですけれども、そうでもない人がそこまで足様にアクティブファンドを批判するっていうこの思考の
順序というか論理がなかなかピンとこないんですけれども、その辺って吉田さんお考えになったことってあります?
それは多分、何て言うんですかね、
二言論って言うんですかね、善悪二言論みたいな、そういう切り方をすると
考えやすいみたいなのが多分あって、これは年末年始に読んだ本で、
鹿島茂さんの思考の技術論とかっていう本があって、
デカルトの方法除雪以来どうやって人間は知の方法っていうんですか、そういうのを気づいてきたんだみたいなのが書かれているのと、
やっぱり二言論っていう世界を分けて対象を分けて考えるっていうのが、
物事を捉えやすくしてきたっていうところがあるらしくて、私も二言論ってあんまり好きじゃなかったから嫌だなと思ってたんですけど、それがまず基本らしいんですよ。
だから自分がもしインデックスファンドを信じているとするならば、対立するものを何か作って自分の方がいいものだって考えたい。
だからその敵としてアクティブファンドは置かれちゃってるっていうことなんだろうなって思いますね。
そうですね、確かに二言論にした方が判断しやすいし、
行動しやすいのは確かかもしれないですよね。どちらかが正しくてどちらかが正しくないとかっていうふうに整理がつくと、正しいことをすればいいっていうふうになるんでしょうね。
そういう意味では、正しくないことに対しては正しくないというふうに、
自分の中だけじゃなくてそれを外に発信した方が、より何かその確証というかそういうのが強まるようなところがあるっていうことですかね。
そうですね、自分自身に納得感がおそらく出るでしょうね。だから何かを行動するにあたっては正しい方法なのかもしれないなぁっていうのは、
仕方がない人間の性質みたいなところですね。 そうですよね、例えば、うどんとそばどっちにしますかとかっていうようなときに、
どっちかが好きだというか、いいんだというふうに思わないといつまで経っても選べないとかっていうこともあるかもしれない。
そういうのでね、もう一つ思うのは、さっき少し、そういうのだったらそういうふうな行動に出られるのもわかるとかっていうことで挙げた例として、
アクティブファンドに投資をしたけれども、思った結果が得られなかったとかっていうようなことをきっかけに、
アクティブファンドと投資行動
アクティブファンドでは期待外れだというか、思ったような行動というか結果が得られなかったとかっていうようなことを言われるんですけれども、
まあそういうのを見てさっきちょっと気持ちがわかると言ってたんですけれども、僕なんかが思うのは、
それは理由はアクティブファンドにあるんじゃないんじゃないというか、むしろその投資家の人の行動というかですね、
例えばその高いときにドカーンと一括で買ってですね、結果が出ないとか、あるいはそのちょこちょこちょこちょこ利益確定とかしてですね、
それで残ったものがどこかで値下がりして、思った結果が出てないとかっていうようなので、
アクティブファンドが悪いんじゃなくて、投資家の行動がイマイチだったんじゃないのとかっていうようなことも思ったりするんですよね。
だから、
その辺は、なんて言うんですかね、
そういうような発信を見て、割引いて見る人は見る必要があるんじゃないかなとかって思ったりはしますというのも、
アクティブファンドにもそんなイマイチなものがあるのは確かですし、それは僕もその通りだと思うんですけれども、
これもすごいドカーンというか、僕の経験則なんですけれども、 正直長い間コツコツ投資を積み立てでやってたら、
よっぽどひどいアクティブファンドじゃない限り、インデックスファンドとそんなに成果って変わんないんじゃないかなと思っててですね。
結局、それは言うなれば、商品の中身じゃなくて、投資行動というか、どういう行動をしてたか次第なんだと思うんですよね。
だからその辺がごちゃ混ぜになっているような気もしますし、
そういうのを見ていると、でもこの仕様名ってさっきの吉田さんの話じゃないですけれども、
どちらかが正しくてどちらかがあんまり正しくないという構図になっていると、なかなか変わらないのかなというのが一つと、
あともう一つ、今さっき橘明さんの本のお話を聞いてて思ったのは、そういうようなところも、
そういう行動とか考えの様式も遺伝に影響されているところがあるのかもしれないなと思ったんですけど。
そうなのかな。
いや、なんとなくでも、その二言論が好きだとか嫌いだとか、
そういうことに対しての捉え方とかって、もしかしたら、
遺伝的に、宣伝的にというか、肯定的にその環境で受け付けられる部分もあるのかもしれないですけれども、
そういうようなことがもしかしたらあるのかなぁなんてふと思ったんですけどね。
でも、まあ、投資を始めて守らない頃は仕方ないのかなって思ったりもするんですよね。
長く続けていると、なんかこれが正しいと思っていたものが突然崩壊するっていう事例って結構経験するんですよ。
やっぱりリーマンショックもそうだし、
あと東日本大震災なんかは、例えば投資をしてなかった人にとっても、
それまでは原子力発電が究極のクリーンエネルギーだって言われてたのが、
その一夜にして悪に変わったりっていうこともあったりしたわけで、
そういうのを目の当たりにしていくうちに、
二言論的な考え方だけじゃダメだなって、徐々に気づいていくものなんじゃないかなって。
まあ確かに1日前の善悪と翌日の善悪の基準がガラッと180度変わるっていうようなことっていうのが、
大きな東日本大震災みたいなケースとかでは起こり得てるでしょうし、
それはすごい極端な例なのかもしれないですけれども、
でもそういうのって、そこまでの大きな規模じゃなくても、
何かのきっかけで、ある会社Aの見え方がふとしたことで、
昨日までいいなと思ってたのが、ちょっと違うなとかっていうことになるっていうようなことがあるってことですよね。
そうですね。そういうのがあって、手放したりっていう例も結構ありますし、
そういうのを積み重ねていくと、一方的に何かを批判するという気にもならなくなっていくっていう。
そうですね。だから、唯一無二の正解があるっていうふうな認識というか、そういうようなところから変わっていくようなことっていうのは、
投資を続けていると、まあまあ起こるし、期間が長くなれば、
それで、実際の行動とか、試算の内容とかっていうのも大きく変わるっていうことなんでしょうね。
投資の変化と環境の影響
各有僕も実際そういうところは非常に大きいと思っているんで。
まあ多分考え方もトゲトゲしていったものが、だんだんトゲが取れて丸くなっていくんじゃないかと。
そうなんですよね。
でもまあ、そういうふうに、変わっていくことをゼとするのか、変わらなくて一貫性があるのがいいのかっていうような、
それはまあその人次第だと思うんですけれども、
まあ個人的にはね、変わっていく方が結構面白いのかなというふうには思うんですけど、
まあ吉田さんもその口ですよね、どっちかっていうと。
そうですね、あとまあ古典からもずっと、多分老子とかそれぐらいの頃からずっと言われてるんですけど、
まあ変わっていく方が面白いのになぁ、みたいなことがずっと書かれているので、
まあ変われない人が多いと残念があっているっていう古典の技術っていうのは多々あるっていうところもありますね。
そうですね、そういう意味ではその外部環境とかっていうのもまあ変わっていってるっていうのもあるんで、
そうなると適応せざるを得ないようなところもありますよね。
だからまあ、これ今年どういうふうになっていくのか、ちょっと先行きっていうのはまあ予想つかないですけれども、
例えばその、まあもう去年からそういう、去年というかまあその前から出てるのかもしれないですけど、
やっぱりこう、これまでのデフレだった日本がインフレになるでしょうし、
まああとそのこれまでもうスズメの涙というか、スズメの涙ほどもないもうミジンコの排泄物かっていうぐらいしかつかなかった金利が、
もしかしたらもう少し大きなものになるかもしれないとか、
まああと為替ですよね、そういうようなものっていうのが、
そのまあ、フリコのように円高円安っていうのになってるんでしょうけれども、今のその、なんていうんでしょう、日本のそのいろんなこう、
それこそその食料であるとかエネルギーとかの持久率とかを考えると、結構円安方向に行くのって不可逆的かなとかって思ったりするんですよね。
そうなるとそこの部分っていうのは、なんていうんでしょう、変わっていかざる得なくなるんじゃないかなとかって思うんですよね。
まあもちろん2024年いっぺんにこの1年でね、もうガラッと変わるっていうところまでいくかどうかわかんないですけれども、
5年10年の単位でいったらそうなるんじゃないかなというふうには思ったりはしますよね。
まあどんな形であれ、なんかインデックスファンドでもいいですけど、
自分のお金に対して目を向けるっていうのは多分大事なことで、
あのだいたい人生でお金で失敗するのって、家を買うので失敗している人が多い気がするんですよね、住宅ローン組みすぎちゃったとか、
いきなり何千万というお金を動かすことに家を買うときになるのに、それまで何もお金のことを考えてなかった人がいきなり何千万、数千万とかってお金を動かして、
個別企業の注目ポイント
なんかその後の生活がおかしくなっていったりっていうことがあるので、
兄さんの枠線800万積み立てることを目指してまず計画を立てたりとかって、
いい練習になるんじゃないかなっていうのはあるので、まあ中身は何でもいいですから、とりあえずお金について考えてみる機会っていうことでいいんじゃないかなぁとは思いますね。
まあそうですね、確かにその、
投資というか、
自宅を買うとか、マンションであれ、小建てでもいいんですけど、不動産を買うっていうこと自体、それも自分のためであっても、
自分にとって投資だっていう風な、要はバランシートにでっかい固定資産を抱えるんだっていう風な、
そういう風な意識を持って、買わない、あるいはどれぐらいそのレバレッジするか、要は住宅ローンどれぐらいするかとかっていうのを、
まあ考えてないでしょうし、まあだいたい住宅ローン相談とかっていくと、
どうなんでしょう、まあ銀行の人たちはね、たくさん貸したいから、それはきついレバレッジを進めてくるでしょうし、
だからその辺が、自宅のマンションなり、自宅を買うのも立派な不動産投資ですっていうようなのは、そういう意識は持ってるか持ってないかっていうので、
でもそういう意味で、それと比較すると、まあニーサで年間120万円とか240万円とか360万円とかってやる分は、
まあ小さい投資で、そういう投資をやることによって、その不動産の取得とかっていうような投資、
まあそういうような何でしょう、もう少しお金の貼る、その資産を取得しなきゃいけない、そういう投資に迫られた時に、
判断するっていうような、その肥やしにするみたいな感じなんですかね。
そうですね、人生のお金を考える第一歩っていう感じですかね。
あとすみません、ちょっとじゃあ、まだ前編の方でお尋ねしましたけど、ニーサの方は特段手をつけられていなくて、
積み立て投資枠はいいかなとかっていうふうにおっしゃってたんで、基本やっぱり吉田さんの場合、
個別の企業の株式を、ニーサで使うんだったらそちらになるんじゃないかなと思うんですけれども、
もし、なんかその今気になっている、面白いなと思っている分野とかですね、会社とかあったら、ちょっとお聞かせいただけないでしょうか。
まず日本企業に関しては、なんか日本の会社って新しい会社が出てきてぐんぐん伸びるっていうよりも、
昔からある会社が、なんか組織改革っていうか、ちょっと変わってくるっていうタイミングを狙った方がいいのかなとは思っていて、
今注目しているのは、NTTは意外と面白いかもしれないなとは思っているんですね。
通信の新技術の、なんだっけ、IOWNみたいな、消費電力がものすごく抑えられて通信ができるようになる技術とかって、
あれは世界で戦える技術だし、あとNTT4改正みたいな話が去年からちらほら出てきて、組織改革とかそういうものにつながるかもしれないし、
なので、NTT、つまらない会社だけど意外とこれから変わっていくかなって思ってたりしますね。
アンシスの買収と日本の技術
あとアメリカの会社で、昨日だったかな、昨日なんかニュースになってて、あららと思ったのが、
アンシスっていう会社が買収されるっていうニュースがあったんですね。
シミュレーション関係、コンピューターシミュレーションの会社で、
例えば、自動車で壁にぶつけて実験してたりするのあるじゃないですか、
エアバッグがちゃんと開くかとか、あれってもちろん一回やったら壊しちゃうんで、すごいお金がかかるんだけれども、
ああいうのをコンピューターシミュレーション上で何回もテストできるみたいなシステム。
仮想空間でやるってことですか?
そうですね。そういうのを作ってた会社が、前から投資しようかなと思ってたら買収されることになって、
シノプシスっていう会社が買収するらしくて、その会社ちょっと調べなきゃなと思ってたりしますね。
シノプシスですか。それはあんまり聞かない名前ですね。
半導体設計のソフトを作っている会社らしいんですけど。
この間ね、僕テレビでたまたま見たんですけど、
ディープラーニングするような、ロボットを開発されているような、説明されてたんですけれども、
ロボットに学習させるのも、それ相当のスペックの機械を仮想空間に4,000台ぐらい置いて、
4,096台って言ってたかな。4,096台置いて、それを地形みたいな形で置いておいてですね、
その中でどうやって動くかっていうような、転ばずに移動するためのトライアンドエラーを仮想空間で繰り返して、
そこでの知見を実際のロボットに埋め込んで動かすとかっていうのをやってましたね。
だから今おっしゃってたシミュレーションってまさにそれに近いんじゃないかなと思いました。
4足歩行みたいなものですかね。 あれ見ました。
そのイメージとしてあれに近いような話なのかなと思ったんですけど。 そうですね。そういう分野って面白そうだなぁと思うので。
そういうものの裏にはついてくるのがまたNVIDIAだったりもするんですけれども。
そうですよね。NVIDIAの反応体なのかなっていう気がしますね。
あとは今年アメリカで、先週だっけな、CESっていうITの見本位置があって。
投資家の日常の締めくくり
すごい日本人いっぱい行ってたんですよね。
YouTubeにいっぱい上がっているので、今一生懸命見てるっていう感じですね。
そうですね、そういうところから、そういうところでね、見学に行くんじゃなくて、
そこであっと言わせるようなものを日本の会社が出してくれるのがもっと増えてくれないといけないのかなと部品ばかり作ってるんじゃなくて。
日本の会社もなんか面白いの出してるみたいですね。
メガネみたいなのが面白そうでしたね。 どんな人の目にも自動で合うとかっていう。
ゴーグルみたいなのは。
そういう夢のあるテクノロジーとかっていうのはこれからまた増えていくんでしょうし、そういうようなところで何か面白いなっていうか、まさに糸お菓子というようなものが出てきたら楽しみになりますね。
そうですね、あとは最近YouTubeを見てると英語のものでも日本語の字幕が完璧なんですよ。翻訳が。
そんなに精度上がってきてるんですか?
精度がまた上がったなーって。これはちょっと面白くなってきたなーって。
海外の決算発表とか英語でYouTubeに上げる会社もあったりするんで、それ普通に見れるようになりつつあるので、今年から本格的にそういうものも見ていこうかなーと思ってるんですよね。
なるほど、そういうところって気づかない間に日進月歩というかそういうようなことが起きてるってことなんですね。
そうなんですね。昔はひどかったんで字幕を表示しようともまだかったんですけど、ちょっとやってみたらあれ?みたいな感じだったので。
またじゃあそういう意味で、アメリカの会社でそういう発信しているところから興味深いような投資機会というかそういう発見みたいなことを得られそうということですね。
そうですね。
ということでですね、2024年1月の投資家の日常は伊東家紙後編を投資家の吉田さんとお届けしてきました。
2月もまたこんな感じでですね。
あ、そうだ、1つ話しするの忘れたやつあったな。
10社しか入ってないインデックスファンドの話やるの忘れたんで、またそれは次回以降吉田さんとお話ししたいと思います。
吉田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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