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2024-06-17 08:51

52. 2つのタイポ

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映画『フォロウィング』を観た話と、「タイポ」の2つの意味について話しています。

〜〜〜
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#声活

00:00
はい、じゃあ収録を始めていきます。
モックアップラジオ、略してモックラです。よろしくお願いします。
昨日、家で映画を見まして、
クリストファー・ノーラン監督、
この間、このポッドキャストでもオッペンハイマーの話をちょっとしたんですけど、
ノーラン監督のデビュー作ってことなのかな?
フォロウィングっていう映画が、つい最近Amazonプライムで見れるようになってて、
見てみようということで、妻と一緒に見てみました。
すごい面白くて、さすがノーラン監督というか、ノーランさんらしい映像で、
すごいびっくりしたのは、
オッペンハイマーが時系列とかをすごい飛び越えながら、
いくつかの時系列を並行して見せていくっていう、
結構ノーランさんのお得意な手法って感じではあるんですけど、
それがすごい色濃く出ている感じで、
オッペンハイマーのその手法に一番近そうな感じというか、
なんじゃないかなっていうふうに思って、
いやすごい難しくて、
本当もうシーンが行ったり来たりして、
あれこの人がこの人でいいんだよなみたいな、
初め結構混乱したんですけど、
最後はすごい飛んでん返しで、
そうなるのかみたいな衝撃もあって、
正直ちょっと僕ついていけないところもあって、
妻の方がそういうの得意なので、
ちょっとここどういうことみたいな、
教えてもらったりしながら見てたんですけど、
すごい良かったので、
Amazonプライム入っている方は見られると思うので、
フォローイングすごいおすすめです。
っていうのと、
今日は前回も日本語の言葉の使い方みたいなので、
いくつかお話をして、
なんか嬉しいことにちょこちょこ反応をもらったりして、
嬉しかったなって思うんですけど、
今日もちょっと言葉系の話をしたいなと思っていて、
Typoっていう言葉についてお話をしたいなと思っています。
僕はもともとお仕事としては、
ウェブとかロゴとかのデザインをしたりするっていうのをしているのと、
今はプログラミングの勉強をしているので、
エンジニアの方とか、
エンジニアを目指して勉強している人と関わることが増えてきたので、
結構エンジニア界隈とデザイナー界隈で、
Typoっていう言葉の使われ方が、
ちょっと2つぐらい異なっていたりするので、
その辺の認識をちょっと考えてみたいなというふうに思っています。
Typoっていうのは、
僕が少なくとも認識している限りでは、
正しい意味としては、
タイプミス、打ち間違い、入力ミス、
英語でいうとTypographic Error、
エラーっていうのが省略されているTypoっていう部分、
初めの部分だけ使われているっていうのが、
何とも分かりにくい原因の1つだと思うんですけど、
とにかくTypoっていうのは、
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入力するときに打ち間違えちゃう誤植っていうのが、
正しい意味かなというふうに認識をしていて、
エンジニア界隈では、
もうTypoといえば打ち間違いって感じですね。
書籍の中のコードとか、
コードじゃなくても文章とかもそうだし、
実際にプログラミングをしている中で、
打ち間違いをしちゃうことを、
Typoがここに入ってますね、
みたいなふうに言ったりするので、
Typoといえば打ち間違いっていう感じなんですけど、
問題はデザイナー界隈では、
使われ方が大きく分けて2つあるかなと思っていて、
1つはエンジニア界隈と同じように、
Typoっていうのは打ち間違いとか、
入力ミスっていうことなんですけども、
もう1つは、
Typographyっていう言葉の省略形としてのTypo、
っていう使い方も結構使われているので、
そこが紛らわしいなというふうに思っています。
Typographyって何だっていうと、
Typography、僕は10年ぐらい前に、
新宿、四字熟っていうTypographyのスクールみたいなのに、
通っていたことがあって、
そこで結構Typographyの勉強をさせてもらったことがあるんですけど、
その時勉強したのが背景にあるんですけど、
Typographyっていうのは、
活版印刷術っていうふうにそこでは訳されていて、
活版印刷術って何じゃいっていうと、
活版、今はもうほぼ使われてないんですけど、
昔は本をするときとか、
あとは名刺とか、ポスターもそうかな、
印刷物を作るとき、
活版っていう文字が一つ一つ半個みたいになっていて、
それを組み合わせて必要な文章を作るために、
一文字一文字文字を半個を集めて並び替えて、
それを一枚の絵として半個みたいに印刷する、
活版印刷っていうのがあるんですけど、
それのための技術って言うんですかね。
もう少し平たく言うと、
文章を印刷するときに読みやすく、
相手に伝わりやすくするための技術みたいなのが、
広い意味でのタイプグラフィっていうのがあって、
そこから転じて、
今、現代、最近タイプグラフィっていうふうに言えば、
デザインにおける文字表現っていうんですかね、
普通のフォントを使うんじゃなくて、
ちょっと既存のフォントをいじって、
面白い感じにしたりとか、
あるいはゼロから自分で文字をデザインをして作るとか、
あとは文字そのもののデザインっていうのもあるし、
文字をポスターとかチラシとかデザインするにあたって、
レイアウトをすごく大きく使ったりとか、
画面いっぱいはみ出して使ったりとか、
いろいろな文字にまつわるデザインっていうところを、
まるっとタイプグラフィみたいなふうに言ったりすることが
多いのかなというふうに思ったりしてますね。
なので、はじめの方にも言ったんですけど、
そもそもタイポっていうのがタイプグラフィカルエラーっていう、
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タイプグラフィにおけるエラー、
直訳すればカッパン印刷するときのミス、
正しい文字、文字が一つ一つ半語で分かれているので、
その文字の並びをミスってしまうと、
そこがもちろん間違えた単語になっちゃうので、
その並び替えミスみたいなところからタイプグラフィカルエラー
っていうのがあって、
それが転じて誤植とか打ち間違いとか、
入力ミスとかタイプミスとかっていう意味になっていったと思うんですけど、
タイプグラフィカルエラーっていう2つの単語を略して
タイポっていうふうにしちゃったのが、
ちょっと最大の誤解の原因なのかなというふうに思ってて、
タイプグラフィカルエラーを略したタイポっていうふうに使う文脈と、
普通にタイポグラフィっていうもの、
文字に関するデザインっていうのを省略してタイポっていう、
まあそうやってタイポグラフィカルエラーというものを
タイポって略したくなるのもめちゃくちゃわかるっていうか、
それ以外に略しようがないので、
タイポグラフィカルエラーっていう2文字をタイポにしちゃったっていうのが、
なかなか隅な略し方だなとも思ったりするんですけど、
とにかく今、現時点でタイポっていったときに、
エンジニアさんが使えばほぼ
それはもうタイプエラー、入力ミスっていうことで
間違いないと思うんですけど、
デザイナーさんがね、例えばタイポが好きみたいな、
ことをパッと言ったりすると思うんですけど、
エンジニアさんからしたらタイポが好きってなんじゃみたいな、
入力ミスが好きみたいな風になっちゃうので、
若干誤解を生じる可能性があるというか、
それはもちろん文脈というか、
2つの意味を知っていれば、
ここで使っているタイポっていうのはこちらだなっていうのがわかると思うんですけど、
この2つの意味のどちらかしか、
もし認識していないとちょっと混乱しちゃうかなと思うので、
僕も結構タイポって見たときに、
どっちだって結構思っちゃうので、
別にどっちがダメっていうわけじゃなくて、
もちろんどちらも使うシーンがあると思うので、
どっちがダメっていうわけじゃなくて、
人によって認識が違うかもしれないっていうことは、
知っておきたいかなという風に思いました。
そんな感じですかね。
これも日本語に限らないと思うんですけどね、
言葉っていうのは使い方というか、
使うシーンによって捉えられる意味が変わったりするって結構あるなって思って、
まあ難しいなと思うとともに、
なんかそういうの好きなので、
他にもこういう2つの使われ方がある言葉とか、
そういうのがあればまたお話したいなという風に思ったりしています。
はい、じゃあ今日はこれぐらいにしておきます。
月曜日からまた頑張っていきましょう。
ご意見、ご感想、ご質問などある方は、
概要欄にあるお便りフォームにお寄せいただくか、
XやBitsなどでコメントをいただけると嬉しいです。
今回も聞いていただきありがとうございました。
ではではまた。
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