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2024-03-01 15:02

#0 ラジオをはじめます

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「ちいさな総合出版社」ミシマ社が念願のラジオをはじめます!
この番組でやっていきたいこと、意気込み、など慣れないマイクの前で、代表・ミシマとアシスタント・フジモトがお話ししました。本をあまり読まない人も、本好きな人も、思わずその本が読みたくなる。そんな番組をめざして!

# 1 は2024/3/12より配信の予定です!

〈関連サイト〉 株式会社ミシマ社

00:00
ミシマ
みなさん、こんにちは。ミシマ社ラジオです。 本をあまり読まない人も、本好きな人も、思わずその本を読みたくなる。
そんな時間をお送りします。 出版社ミシマ社が運営する、本との出会いがちょっとだけ広がるラジオです。
初めまして、ミシマ社の三島邦弘です。 そして、今回アシスタントを務めていただくのが、フジモトと言います。
よろしくお願いしまーす。 ついにミシマ社がラジオを始めようと思いまして。
ミシマ社ラジオ、フジモトさんどうですか?
なんかすごいワクワクします。 僕もとてもワクワクしているんですけども、ラジオはですね、ずっとしたいと思ってまして、それは一つ、なんか本と相性がいいんじゃないかなというふうに思っているからなんです。
ミシマ社の本はですね、一冊入魂という言葉で編集、そして届ける仕事をしてきているんですけれども、今回のラジオと同様ですね、本をこれまで全然読んでなかった人も、毎日読まないと気が済まないっていうような本好きの人にも、どちらにも開かれた状態でいたいというふうに思って作った出版社なんですね。
2006年10月から創業している出版社です。 そういう思いで、これまで200タイトルぐらいの本を出してきたんですけれども、
ノージャンルでですね、面白いと思った本を作ろうっていう、そういう方針で、だから絵本もあればコミック、エッセイもあるし、小説もあるし、哲学のような難しい本もあるし、ジャンルにとらわれず本を作り届けるという仕事をこれまでしてきています。
ラジオもですね、本を作るときに心がけているのは、この一人の人にしっかりと届くということを念頭において企画し編集しているんですけれども、ラジオもなんかこの聞いてくださっている一人になんか響くんじゃないかなって、なんかその人宛というかですね、実はこう開かれているから、まあ僕らもベストセラー本とかも出すこともありますけれども、
そういう本でも決してなんか最初からマスに向かって作ろう、届けようっていうふうには全く思ってなくて、この一冊を実はすごく潜在的に待っている人がいて、たまたま本屋さんで見つけて出会った、その一冊になんか救われたとかですね、なんかすごく大きな背を押してもらったみたいなことって、僕自身もそういう経験が結構あるんですけれども、フジモトさんいかがですか。
フジモト
私がまさに本を読まない、あまり読まない方の人間なんですけども、でもやっぱり人生でちゃんと覚えておきたいとか大切にしたい本はあるので、なんかそうやって思いがすごい詰まった本がたくさんの人の心に残って、なんかそう繋がっていくのはすごく素敵だなと思って聞いていました。
03:25
ミシマ
それはなんか嬉しいコメントですね。そういう決して本をいっぱい読まないというフジモトさんが今ミシマ社にいるわけなので、そういうフジモトさんと一緒にラジオを今後やっていくっていうのも、すごく僕としては嬉しいなというふうに思ってまして、やっぱり本好きな人とかですね、同業者と話すと話はトントンと弾むんですね。
で、どんどんどんどんニッチな方にというかですね、知る人ぞ知るみたいな話になっていって、それはそれで大変面白いんですけれども、やっぱり今回フジモトさんにアシスタントやっていただくのは、このラジオもやっぱり僕たちの普段の本作り同様、決して玄人の人たちだけに受けるっていうわけじゃない。
たまたまこのラジオを聞いたその先にですね、なんか本ってちょっと面白いかもとか、なんか読んでみたくなったかもみたいな風な展開になったらすごく嬉しいなというふうにも思ってまして、まあそういう意味でもあのなんかフジモトさんと一緒にこれからラジオを始めたいなというふうに思っております。
フジモト
ミシマさん、とはいえこのミシマ社ラジオはどんな感じで進めていきたいと思っておりますか?
ミシマ
そりゃそうですよね、はいあのやっぱミシマ社本を出す出版社なので、いっぱいその本にまつわる話がですね、著者さんのエピソードであったりとか本作りの過程であったりとか、あとできた本のイベントであったりとか、まあそういうの結構いっぱいあってですね。
あのこれ、この一瞬一瞬読者の皆さんに共有できてたらさぞ面白いのにっていうことが溢れてるんですね、なのであの、まああと発刊イベントはミシマ社のやつはかなり面白くてですね、
あのそれをまあ会場に来てくださった方々、まあ最近だとオンラインで配信で見てくださった方々だけで終わってるっていうのが大変もったいないなっていうのはずっと思っておりまして、
まあ今回この高音質でこのラジオを運営できるということで、まあこれがどうなぜそうなったかっていうのはまた追々お話したいと思うんですけども、まあそういうこう非常に良い音で聴いていただけるっていう機会にまあ一つになればいいなというふうに思っています。
06:17
ミシマ
はい、あとはまあなんかちょっとその時のミシマ社やまあ出版の本の周りで面白いことが起こっている、それをまあリアルタイムで伝えられる場にもなるといいのかなというふうに思っています。
フジモト
はい、ありがとうございます。
あともう一つあのこのラジオが有料版と無料版があるというのを聞いたんですけども、詳しくお聞きできますか。
ミシマ
もうそれは僕も知りたいんですけども、どうやら有料版ができるらしいというのを、実は今回これの運営を近藤淳也さんと一緒にやっておりまして、近藤さんがですねリッスンというサービスを去年立ち上げられたんですね。
それ聞いていただいたらわかるんですけども、Podcast、自動テキスト起こしっていうまあそういうサービスなんですけども、そこのリッスンの中でどうやら有料エピソード機能っていうのを開発されたと伺って、まあそれを使わせてもらって、
実際に僕たちが1500円とか2000円とかでやっているイベントの音声版を聞いてもらうという購入ができるというような流れになるかなというふうに思います。
それ以外の無料版は基本僕とフジモトさんでこうしてお話したりとかですね、時たまですね、たまたま来たみたいな、ミシマ社にちょうどお越しになっている方々の声を拾ったりとかして出ていただくみたいなこともしたいなというふうに思っています。
いちリスナーとして自分たちが聞きたいなっていうような、そういう番組にしていきたいというふうに思います。
フジモト
ありがとうございます。
早速有料版で聞けるコンテンツがあるということで。
ミシマ
昨年11月に『ビボう六』という小説でデビューされた佐藤ゆき乃さん、今東北の岩手県在住ですけれども、佐藤ゆき乃さんの初のイベントというのがこの前1月11日、
恵文社一乗寺のコテージで行われました。
この佐藤さんのデビュー作にしてデビューイベント、これがまあ面白かったんですよ。
09:05
ミシマ
そうですね。フジモトさんもね、同席してもらってどうでしたか。
フジモト
こんなに作者の人が近くに感じられるイベントって初めてだったので、しかも読んだことがなかったので、そのイベントをよんで、もう読みたいってすぐに思ったような。
ミシマ
まさにそれですよ。
だからその時点でフジモトさんは本は読んでなかったわけですもんね。
でもなんかイベントを聞いてたら、この本読んでみたいと思って実際に読まれたと。
こういう作者の言葉にはそういう力があって、ご本人の魅力もあって、
そういうのにあの日だけだったらすごいもったいないなって思っていたので、触れてもらえる機会にもなるかなと思います。
当日のイベントは佐藤さんの一人語りはなくて、実は小さいミシマ社というレーベルから、
少部数レーベルなんですけども、小さいミシマ社から本を出していらっしゃる能楽師の有松遼一さんと、
イラストレーターであり、お寺の住職でもある中川学さんに、お二人とも小さいミシマ社から本を出してくださっているんですけども、
この三人での鼎談ということで、テーマは妖怪の描き方、謡い方ということで、
描き方は、一個はペインティングの方のドローイングの描き方と、ライティングの方の書き方と、そして能楽師の謡い方という、
はっきり言ってそれもよくわからないテーマ設定だったわけですけれども、
これがまたこの三人の組み合わせも、普通に考えたら全然繋がりがないだろうという、三人だったんですけど、これは見事でしたよね。
こんな面白いイベントってあるんだっていうぐらいですね。
その場にいても大笑いもしましたし、当日、妖怪を描くと中川さんおっしゃってくださったんですけども、
まさか僕はデータ用意してこういう描き方あるんですって紹介かと思いきや、ホワイトボードに急に描くはずのなかった妖怪をしかも選んで、その時の話の流れで描く。
で、有松さんは謡いをしてくださると。
ちょっとね、半径100メートルはもう住民の方々に響いただろうという、すごい良い声で謡いをしてくださいましたけれども、
その模様もこのラジオの中で有料版で聞いていただけるという風になると思います。
12:05
フジモト
それはたくさんの方に聞いていただけると。
ミシマ
本当に聞いてほしいです。
フジモト
お話しいただいたこの有料版っていうのは、どんな風に購入ができますか?
ミシマ
リッスンの有料エピソード機能っていうのを使っているので、リッスンのところで買えるようです。
僕もやったことないんで、買えると思います。
フジモト
ちょっとわからないっていう方は、ミシマ社ホームページにも詳しく案内を載せますので、そちらもご覧ください。
はい、ぜひ。
ミシマ
そうそう、久しぶりにミシマ社の本屋さん復活しますというかですね。
ミシマ社の京都オフィス、月に1回本屋さんやってた時期があったんですけども、コロナ以降一旦閉店しておりまして、
たまにいろんな場所に出店することがあるんですけども、
今度3月3日の日曜日、10時から16時までですね、京都の今宮神社さんでハレトケ市というのがございます。
これ第4回になるんですけども、1回目から僕ら参加させてもらっておりまして、
ゼロウェイスト、ゴミをなくそうみたいな、そういうのが大きなコンセプトとしてあるんですけども、
基本プラスチックは出さないという、基本直渡しであったり、はかり売りであったりとかですね、
そういうのが多いんですけども、僕たちも普段のミシマ社の本を持っていくのはもちろんですけども、
本屋さんに1回置いて傷んでしまって、もう再出荷できない、そういう傷み本ですね、
そういう捨てられるはずだった本たちも持っていこうと思ってます。
そういうちょっと新しい循環ですね、
通常の出版のルートだったら、もう断裁するしかなかったという、そういう対象の本たちが生きるような、
そういう場にもしていきたいなというふうに思ってますんで、
久しぶりにミシマ社の本屋さん、3月3日出店するんで、ぜひ今宮神社へお越しください。
という間にもう10分経ちましたけれども、
フジモトさん第1回いかがでしたか?
フジモト
まずミシマさんとあまりお話をするっていうのがなかなかなかったので、
すごくラジオを通していろいろお話が聞けて楽しかったです。
ミシマ
本当に楽しかったです。ありがとうございます。
ではまたこの番組で皆さんお会いしましょう。
ありがとうございました。
フジモト
ありがとうございました。
15:02

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3月3日のイベントに子ども達と一緒に遊びに行きました! 読み聞かせしていただいたネコリンピックを購入し、その日から毎日5歳の末っ子と読んでいます。 ラジオ配信、とても嬉しいです!これからも楽しみにしています〜☺️

jkondo jkondo
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