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おはようございます。 11月10日、日曜日です。
日曜日は、朗読回。 一つだけいきます。
続道をひらく。 松下 光之介
下月 名前の通り、急に寒いですね。
体調、いかがでしょうか。 いきます。
大らかに。 日本には、昔々の大昔から、八百万の神々といって、
その頃の人の数よりも、はるかに多い神様がおられたという、 そんなに多いのは、人間一人一人にだけでなく、
小さな石、 可憐なタンポポ、一本一本に至るまで、
それぞれに、それぞれの神様が、守っておられるからで、 その神様が、
他の周りのおかげで、人間も石もタンポポも、
オノモオノモその使命を、 あれ?
もう一回。 もっと多い。
オノモオノモその使命を、 全うしているということになっている。
宗教の立場から見て、その受け止め方が正しいのかどうかは知らないが、
口がなくて語り合えぬ石同士でも、 それぞれの神様が変わって語り合い、
それでそれぞれに生かされている。 人間でも、時に生身の人間同士、
口も聞きたくないということもあろうけれど、 このままでは互いに不幸で、
互いに生かし合えぬと、それぞれの神様が、 なんとか和解の道はないかと話し合っておられるはずである。
そう思えば、大らかになる。 大らかなのが、古来の日本精神である。
そして、そんな大らかな日本精神が、 世相混盟の今こそ必要なのである。
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素敵な日曜日をお過ごしください。 いってなさい。