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それでは今回は貧血の話をしてみようと思います。
貧血なんですけど、一般に貧血って言ったら、
めまいがしたこと、倒れそうになったことを貧血って表現されることが多くて、
医学的にはそれは正確ではないです。
医学的な正確さはいらないと思うんですけど、
一応僕が今から話したいのは貧血、
血液の成分、赤血球っていうのが少ない状態、
ヘモグロビンっていうのが少ない状態を話をしたいなと思ってて、
一般に貧血って言ったら、
結構、全校朝礼で気分が悪くて貧血になったことあります、
みたいな表現されるので、ちょっとそこも触れとくと、
一般の貧血って言ったら、一応医学的には、
そうだな、失神とか、
失神まで、失神って言ったら倒れる状態ですね、
失神って言ったら倒れる状態だけど、
失神とか、あとはその気分不良、
あとは目の前が暗くなる感じがする、
眼前暗黒感って、一応カルテに書くときにはそうやって書くんですけど、
目の前が暗くなる感じとか、
立ち上がるときにしんどいみたいなやつとか、
それは起立性低血圧って言うんですけど、
そういうのもまとめて貧血って言われますよね。
なんですけど、一応貧血があってって言うと、
だいたいですね、医者側は貧血じゃないって、
みんな頭の中ですごい思ってて、
すごい否定してます、
それは貧血じゃないって、とりあえず頭の中で言ってて、
そこが結構一般の方と大きくかけ離れるところかなと思うので、
貧血に関しては血液検査をしないとわからないやつ、
健診で血が少ないですよって言われるやつが貧血なので、
今回はそっちで話しますね。
本題入っていきますけど、
まず血が足りない状態のことを言うので、
結局はどこかで血が失われてるんですね。
血液検査したときにいろんな項目があるじゃないですか、
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貧血の数値って言ったらヘモグロビン、
HBって書いてあってヘモグロビンなんですけど、
ヘモグロビンっていう数値はだいたい見るかなと思います。
RBC、赤血球っていう数値見る先生もいるかもしれないですけれど、
正直あんまりそっちじゃなくてヘモグロビンで見ることだけ見ますね。
RBCはあんまり見ないな、赤血球っていう数も書いてあるんですけど、
赤血球じゃなくてヘモグロビンで見ます。
ごめんなさい、ちょっと厳密にそこ何が違うかって聞かれると私答えれないんですけど、
ほぼイコールのことを言ってるのかなと思ってやってました。
それで、ヘモグロビンが少ない状態が貧血なんですけど、
言ってるように症状じゃなくて血液検査で分かるものなので、
倒れそうになったからって言ってそれが低いとは限りません。
他の原因で倒れそうになることもあるので、
医者側は全行調例で貧血になりましたって言われると、
ちょっと違うんだけどなって引っかかるところです。
実際どうやって下がるかっていう話なんですけど、
当然出血したら下がります。
血液の赤い成分が赤血球、ヘモグロビンの成分ですね。
赤い血球って書いて赤血球なので、
まさに赤いやつが血なんですけど、
だから出血したら赤いの出るじゃないですか。
鼻血とか赤いじゃないですか。
っていうのが体の外に出ていっちゃったら、
血液検査した時には数値として下がってるんですよ。
なので、どっかで出血したら下がるっていうのが一つあって、
貧血の時にはどっかで出血してないかっていうのを探します。
それでよくあるのは、女性に限りますけど、
生理で出血するじゃないですか、定期的にね。
出血するので、それで出血してるから下がっちゃうっていう状態がよくあります。
出血してるからですね、それは。
あと他には、出血源探す時に鼻血とか出てたら絶対わかるし、
大怪我してても絶対わかるし、
だからそういうのって別に調べるまでもないんですけど、
ただ腸の中、食べ物の通り道の中で出血しちゃってると、
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結構気づかないことが多いので、
例えば胃に病気があって出血してる、
大腸に病気があって出血してる時っていうのは、
便に混じっちゃってるからわかんないんですよね。
普段それ気にしなくても生活できちゃうけど出血し続けてるっていうことがあって、
なのでカメラ、内視鏡ですね。胃カメラとか大腸カメラとかっていうので、
出血源を探す必要がある場合もあります。
出血するパターンとしては、生理とかあとは消化管の出血を疑って調べます。
出ていくパターン、血が足りなくなる時に体の外に出ていっちゃうパターンが一つあるっていうことでしたけど、
もう一パターンあって、もう一パターンは体の中で血がちゃんと作られない状態の場合もあります。
それは血液検査で色々調べるしかなくって、
一つは材料がない状態。
だから血液作る時には鉄分が必要です。
なんですけど、鉄分が足りなくなっちゃうとそもそも血が作れなくなるので、
なのでそれで貧血になるっていうことがあって、
それは血液検査で調べます。
鉄分だけじゃなくて、ビタミンが足りなくなって貧血になることもあるので、
ビタミンも一緒に調べたりだとかいうこともします。
なので材料が足りなくて作れないパターンがありますよということ。
さっきの生理出血とか結構それで、生理で出ちゃって、
別に出てるとき出方は大したことないんだけど、
それでも鉄分が体の中から失われちゃって血が作れないから、
結局生理出血で貧血になっている人は鉄分をしっかりとりましょうみたいな話になっていきます。
あとは材料はあるけど血を作る働きが壊れてしまっているから貧血になっちゃう。
だから材料あるし出血してるわけじゃないけど、血を作るところに異常がある。
例えば肝臓とか骨とかでうまく血が作れない病気もあります。
これはですね、例えば抗がん剤治療したときとか、
あるいは白血病のとき、血液のがんのときとか、
白血病でいいのかな?
そういうときにも材料はあるけど血が作れない病気っていうパターンもあるので、
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色々調べた結果、さっき言った出血もしてないし、材料も足りてるけど血が作られてないっていう状況が分かれば、
そういう病気も疑って検査していくっていうことになります。
今ちょっと今回貧血に関して、貧血がどういう状況なのか、
あとは貧血ってどういう風にしてなるのかっていう話をさせてもらいました。
とりあえず今日の話は以上です。
また検診で引っかかったりとかしたらですね、その数値見てみていただければなと思います。
ということで今日は貧血、ヘモグロビンが下がったときの話でした。
どうもありがとうございました。