1. みんラジ
  2. #みんラジ 30 「血圧計が壊れ..
2024-10-20 10:00

#みんラジ 30 「血圧計が壊れてる」とみんなに言われる話

機械のせいにしないでください。

00:00
はい、じゃあ今日はみんなが血圧計が壊れてるって言ってくる話をしようと思います。
昨日の血圧の話の続きです。
血圧計みんな壊れてるって言ってくるんですよね。
うちの血圧計はおかしいと、スーチがこんなに乱攻撃すると、そんなわけないっていう風に話をします。
あ、ヤモリだ、かわいい。
血圧計壊れてないですから、みなさんの血圧計は別に正常だと思いますよ。
血圧ってめちゃめちゃ変動するんですよ。変動するのが当たり前で、それに対して治療してるっていうすごい変なことをやってるんです。
そこはまず理解してほしい。
血圧計の話をしたように、血管の硬さと心臓の収縮する力と、
あとは心臓の収縮する力が単純な心臓の力だけじゃなくて、あとは心臓に入ってくる血液の量だよ。
血液の量が何で決まるかって言ったら塩分、ナトリウムと、あとは栄養アルブミンで決まるよっていう話をしてたかなと思います。
今日は血管の硬さの話をしようと思うんですけど、
血管の硬さは何で決まるかって言ったら、いわゆる動脈効果っていう血管が傷んできて硬くなってくるっていうのと、
あとはもう一個筋肉の働きで硬さが変わります。
血管って基本的に筋肉でできてるんです。
なので、グッて力が入ると硬くなるし、フワッて力が抜けると柔らかくなるし、
っていうことで血管ってすごいコントロールできるようになってるんです、構造上ね。
自分の意思ではコントロールできないです。
あげようと思っても、どこかに力を入れればいいとかいうものじゃなくて、
血管の筋肉は自律神経で働くやつ。
自律神経って言ったら、
例えばドキドキしたりとかしたら自律神経は興奮状態になってくるし、
リラックスしたら柔らかくなってくるしっていう、勝手に動くやつですね、自律神経。
自分の意思とは反して勝手に動く神経の働きで血管の硬さは、血管の筋肉は動くので、
03:07
自分ではコントロールできないけど、めちゃめちゃ変動するんですよ。
血圧が乱抗議するっていうのは、やっぱり確かに乱抗議してるんだと思います。
血圧が最初1回目測ったときすごい高くて、2回目3回目ってだんだん落ち着いてくるっていうパターンがよくあるパターンなんですけど、
結局は血圧測ってるうちに色々やってた作業とか終わってリラックスしてくるから、
血圧がだんだん落ち着いてくる、もうちょっというと血管の筋肉が歯管して柔らいで血圧が下がってくるんだと思います。
なので、血圧が下がるっていうのは全然おかしくなくて、血圧計壊れてるわけじゃないんですよ。
で、あとは血圧目標いくつですよってやるじゃないですか。
最近若い人は125の75くらいを目標に行きましょうって言いますけど、
その血圧の目標もすごい曖昧なんですよね。
だって血圧計でそうやって測って乱抗議する数値じゃないですか、そもそも。
なのでその数値を何本に目標にしましょうって言うのって、
ちょっと不確定要素が多すぎるかなって僕は思いますね。
でもそれで結局やっていくしかないっていうのが今の現実ですね。
なので血圧の治療も、私自身半信半疑とまでは行かないけど、
あんまり良い治療じゃないなと思いながらやってます。
血圧って高かったらダメっていうことは有名ですけど、低すぎてもダメなんです。
最初に言ってたと思うんですけど、血圧って圧力なんですよね。
最初に言ったのは前の回で話してますけど、
血圧って圧力で力がどれだけ加わってるか。
だから血圧が低いと血液を送り出す力自体がすごい弱いので、
力が弱いせいで心臓とか脳とかの必要なところにまで血液が届かない場合があって、
血液が届かないとどうなるかって言ったら結局はそこの届かなかったところは死んでしまうんですよね。
06:00
栄養がなくなってしまう。酸素がなくなってしまう。
なので死んでしまうんです。そこの一部分がね。
ってなると脳梗塞になったりだとか心筋梗塞になったりだとかっていうことになるので、
血圧が低くなるっていうのが本当は良くなくて。
じゃあなんで血圧が高いとダメかっていう話に戻るんですけれど、
血圧が高いと血管が硬くなっていくらしいです。
動脈効果って言って、血管自体が硬くなってしまうと結局さっきの筋肉での調整が効かなくなってしまうので、
その時々で必要なところに血液を送ったりとかっていうことができなくなる。
血圧をコントロールしてね。
水道で水をビャーって出す時にも、ギュッて押さえたら圧力上がってすごい勢いで出るじゃないですか。
でもあんまり強く押さえすぎたら水が出てこなくなることも十分考えられますよね。
なんならそこで止まってしまってホース抜けちゃうみたいなね。
ってなったら絶対ダメじゃないですか。血圧として考えるとね。
なので、そうやって硬くなって圧力がどんどん高まってしまう。
硬くなると血管自体が狭くなったりとか、あとは柔らかくなることもできないので、ずっと硬いままなんですよね。
だからずっと圧力が高くなっちゃう。伸びることもできないでしょうしね。
なので、そこが固まってしまうと血が行かなくなりやすくなるということなんだろうなと思います。
なので、血圧は高すぎてもダメだし、低すぎてもダメだし、ちょうどいいところがだいたい今のところは125の75くらいでやったらいいよって言われてるけど、
それ自体も乱攻撃してるやつの平均を取ってるだけなので、しかもその平均の取り方もだいぶ曖昧だと思います。
やっぱり血圧測った瞬間に変わっちゃうので、その体の中に、血管の中に道具を埋め込んだら、
血圧ってずっと測り続ける、継続的に測ることってできるんですけれど、
道具を入れること自体がすごくリスクが高くて、それで日常生活を送ってくださいという研究は無理だと思うので、
今のところ血圧を正確に測れる機会もないし、日常生活を送りながらね、
一応機会はあるんですよ、あるにはあるけど、手術室で使うようなものだし、
09:02
それをつけて生活できないから、結局本当は治療に応用とかもすごく難しいし、
実際はかなり適当なことをやってるっていうのが現実だなと僕は思ってます。
けどそれでやっていくしかないので、それでやってるし、
それなりにそれで治療していったらやっぱり病気、そういう心筋梗塞、脳梗塞が減っているのは事実なので、
そうしていくしかないなと思ってやってます。
ということでした。
なので、とりあえず皆さんの血圧計は壊れてないですので、
その値は一応信じてもらって、ただでもそもそもやってることがすごい適当なんだなということも分かってもらって、
ただ血圧も良いところが病気が起きづらいんだなっていうところも分かってもらえればと思います。
どうもありがとうございました。
10:00

コメント

スクロール