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2024-10-27 10:00

がん生誕の話 #みんラジ 86

がんがどこから生まれてくるかっていう話。

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はい、じゃあ今日も始めていきます。 えっと、今日はがんの話をしてみようと思います。
確かがんの話、みんラジになってからしてなかったような気がして、 一応ね、どんなものかっていうとこから入ろうと思うんですけど、
えっと、がんって何かご存知ですか? なんかどっからやってくるものだと思っている人いると思うんですけど、
とか、急にね、ポコンって現れるもの、急にあの、 進行したがんが、ポンって現れるものだと思っていると思うんですけど、
あの、実は全然そんなことなくって、 あの、がんの正体は皆さんの体の一部で、しかもそれって、
毎日ですね、ちょっとずつちょっとずつできてはいるんです。 で、できてはいるんだけど、なんでだいたい、そのなんだろう、昔とか、あと、
まあ子供ががんが少ないかっていうと、 えっとですね、あの、
まあその、なんだろうな、まあ今ちょっとがんって言っちゃったけど、 えっと、がんになるためには、そのいろいろと仮定があって、
順番があって、仮定順番ですね。 えっとですね、その、まあがんが、
そもそも何かって言ったら、まずあなたの体の一部で、 で、しかもそいつが、こう、無限にコピー増え続けられる存在で、
あとは、えっと、 制御が効かないっていうところががんです。
えっと、 まあまずあなたの体の一部っていうのは、あの、例えば胃がんだったら胃の一部、
大腸がんだったら大腸の一部、 えーと、
そうだな、卵巣がんだったら卵巣の一部、皮膚がんだったら皮膚の一部、 っていう感じで、えっとですね、全身どこでも、こう、細胞分裂するところは、
がんができる可能性があります。
で、あの、
そういう、細胞分裂で、
どんどんどんどん体の細胞が増えていってくれるおかげで、あなたの体は今できてて、 実はですね、あの、一応ちょっとずつ入れ替わってるらしいんですよ。
あなたの体はね、毎日、 細胞がちょっとずつ入れ替わってるらしいです。
わかんないですけどね、実感わかないけど、 でも、なんか実際そうらしいし、
例えばわかりやすいところで言ったら、 髪の毛とかね、どんどん伸びるじゃないですか。
髪の毛の細胞自体は多分死んでるんだろうけど、 そいつを増やしているのは結局細胞の働きで増えている。
で、爪とかもわかりやすいですね。 爪も、だから、あの、
指の根元のところ、白くなっているところがあるじゃないですか。 あそこから爪がですね、
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ちょっとずつ細胞分裂して増えていってるんですよ。 なので、そうやって爪ってできるんですけど、
じゃあ爪で行こう。爪で、えっと、 その、まず自分の体ですというところは爪クリアしているとして、
で、次に、えっと、無限に増え続けるというところですね。 えっと、爪の細胞ももちろん無限に増え続けてはいるんだけど、
でもその1回ぴょこって出てきたら、えっと、 そこで何だろう、もう止まるじゃないですか。 そのまんま爪としてしかそこにいない。
えっと、だから、例えばじゃあ爪が細胞分裂しまくったらどうなるかというと、 すっごいいびつな形になるはずなんですよ。
えっと、 皆さん爪って大体平らですよね。その病気とかじゃない限り。
平らで、 なんですけど、その爪の細胞が無限に細胞増殖するとどうなるかというと、
えっとですね、おそらくその、 そこにいるだけじゃなくて、こう上にもぽこって広がってくるし、
あとは、上だけじゃなくて下にも広がってくるから、 例えばですね、あなたの指も、こう、
何だろう、噛まれるというか、 えっと、そっち側にぼこって出てくるから、出てきたらどうなるかというと爪剥がれちゃいますよね。
ってなったら痛いですよね。 めっちゃわかりやすいな、その表現。そう爪わかりやすいですね。だから、
ぼこって剥がれちゃうから、そしたら痛みが出るじゃないですか。 その爪としての役割をそいつのせいで果たせなくなっちゃってる。
わかるかな。爪も、その、だから爪自体がぼこんってなるんじゃなくて、 爪の一部の、その1個の細胞がめっちゃ増えたら、その1箇所だけ、
そこがぼこぼこぼこって広がるんですよね。 だからその全体がぼんって、爪全部がぼんってなるんじゃなくて、
一つの指のね、一つの指の爪がぼんってなるんじゃなくて、 爪の中のごくごくちっちゃな点、
目で見えないぐらいの点のところを中心にぼこぼこっと増えるから、左右非対称になるんですよ、多分。
ど真ん中で起こらない限りね。 非対称になってぼこぼこってなるから、もうそこを中心にして爪が剥がれてっちゃうし、
場合によっては、なんかその辺で出血するかもしれないし、 剥がれてたら当然痛いし、
で、そこに例えば、そうだな、なんかばい菌とか入りやすそうじゃないですか、 そこに感染しやすくもなるだろうし、
っていうふうなことが起こってしまう。 っていうのが、がんの悪さをするときの仮定です。
で、あと3つ目、その免疫がうまく働かないっていうところなんですけど、
さっきも言ったように、皆さんの体の中でがんは毎日できてます、 みたいな話最初しましたけど、
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その2つを満たしてても、結局、 あいつ、あの細胞おかしいぞって自分の免疫が反応して、
それで、その細胞を自分の免疫が殺しに行くんですよ。 それで退治してしまったら、
そこの、そのおかしなやつは、もうなんだろう、殺されてしまって働けなくなるので、 だから、まあ大丈夫っていうか、人間の体としてはね、
やっぱがん細胞は殺すしかないんですけど、 こう人間の体を維持するためには。
そういうのが毎日ですね、こう気づかないうちに自分の免疫力がやってくれてるんです、もともと。 おかしな細胞はもう使えないから、それは殺してしまおうということで、
自分の体の中では、その作る働きだけじゃなくて、壊す働きもあるんですけど、
えっと、でもそのがん細胞になってしまうやつっていうのは、結局その壊す働きが効かないとか、
そもそも壊す、パトロールしてるやつに認知されない、その、 感知されない、気づかれない
状態で、どんどんなって、増えていってしまうっていうのががん細胞です。 免疫力が働かないっていうのはそういうところ。
なので、昔の抗がん剤って副作用めちゃめちゃ強かったんですけど、 最近ちょっとその免疫に、
作用して、働いてくる抗がん剤、 オプジーボって言って、ノーベル賞とか取ってました。
けど、そういう比較的新しい世代の抗がん剤っていうのは、 そういう免疫力に着目して、免疫でがんを退治しようっていうタイプの抗がん剤も出てきてます。
ので、 そんな感じでがん細胞っていうのはできてしまう。
けど、でも基本的には体の中でうまく処理しているのががん細胞。 なので、やっぱりその処理できなくなった時に、
さっき言ったように爪がボコボコってなるみたいに、 他の体でできた時にも同じように、そこだけボコボコって増えていってしまう。
っていうのががん細胞ですね。 なので、あの、まあどうしてもですね、生きているとやっぱりがん細胞っていずれできるし、
それってどうやって決まるかって言ったら、 最終的には運なんですよ。確率。
だから、もうその自分の細胞が増えて、 その中で悪い奴、ハズレの奴が生まれる確率と、
あとは、その自分の免疫力がちゃんとそれに働きかけてくれるといいんだけど、 働きかけてくれない確率。
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だから、その確率が両方被っちゃった時に、 がん細胞って生まれるんですけど、
もうそれは、あくまで確率だし、 まあしかも同じ確率でね、やるとしたら、
1回やるよりも2回やった方が当たりやすいじゃないですか。 宝くじとかね。まあ宝くじ当たんないか。
まあなんでもその確率。例えば、じゃあサイコロ振って1が出る確率って、 何回もやればやるほど1が出る確率が上がるのと同じように、
まあそういうふうに、回数が増えれば確率は増えるけど、 結局それって長いこと生きていれば、
ずっとサイコロを振り続けている状態になるので、 まあいずれがんはできるよねっていう話です。
避けられない部分ではあるので、後は早めに治療しましょうというふうになっていきます。
ということで今日はがんの話ししてみました。ありがとうございました。
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