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始めていきます。今回は、胃袋を切ったらどうなるかという話をしようと思います。
胃がんとかで、胃を切ってちっちゃくしないといけなくなる場合ってあるんですけれど、
やっぱり胃を切ると色々と困ることがあるので、その辺の話をしていこうと思います。
私、外科じゃなくて内科なので、外科の先生の方が絶対詳しいです。経験も含めてね。
なので、あくまでも、外科じゃない目線で見てどう思うかっていう話なんですけど、
一番は、胃袋がちっちゃくなるので、痩せるんですよね。
胃を切ってダイエットするっていうの、一時期話題になったというか、
世界丸見えとか、ああいうのでテレビでもやってたような気がしますけど、
胃袋を切ったら、胃袋がちっちゃくなると痩せるんですけど、
なんで痩せるかって言ったら、食べれないから痩せるんですよね。
食べれなくなるんですよ、結局は。
だから、痩せるっていうのは、食べれなくなった結果として痩せるわけであって、
そこの食べれないっていうのが、結構見てると辛そうです。
すぐお腹いっぱいになっちゃうみたいなんです。
ご飯食べた時に、最初食堂を通って胃袋に食べ物が溜まっていくんですけれど、
どうやらそこが結構満腹中枢、お腹いっぱいかどうかっていうのをチェックしてるんじゃないかなと思うんですけど、
やっぱりちっちゃくなったら、もう全然食べれなくなってしまって、
患者さんですね、やっぱり痩せていきますし、
胃がんで手術する方って、年齢層的に言ったら、早くって60代とか、
本当は若い人でも全然40代50代でも胃がんとかあるんですけど、30代でもあるかな。
あるんですけど、一般的な話としては、やっぱり60、70、場合によっては80、90でも切る人は切るかな、みたいな。
とりあえず高齢になった方たちが、ご飯食べれなくなったらどうなるかって言ったら、
栄養状態が悪くなっちゃうので、どんどん体力落ちていくんですよ。
体力落ちてくると、日常生活を送るのしんどいってなったりだとか、
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あとは、やっぱり体が弱ってくると、いろいろと肺筋とかに弱くなってくるので、
例えば肺炎になりやすくなるとか、感染症の問題があったりもするので、
胃を切って痩せるっていうのは、かなり危険なやり方です。
自分でコントロールが難しくなっちゃうんですよね、体重の調整が。
で、実際やっぱり皆さんそうやって食べれなくなっちゃうので、どうするかって言うと、
間食の回数を増やすようになります。
そういう風に指導されます。
だから、手術した人は朝ごはん食べて、おやつ10時のおやつ食べて、
昼ごはん食べて、3時のおやつ食べて、夜ごはん食べて、寝る前におやつ食べてっていう風に、
細かく分けて食べることで、その胃袋にそんなに溜まらなくても、
食べ物が体の中に入ってくるようにしましょうっていう風に指導を受けます。
もし知り合いの方とかで胃の手術したっていう人がいるとしたら、
多分そういう人も身近にいるかもしれないです。
そういう風にですね、こまめに食べないといけなくなるので、
慣れてしまったらどうなんですかね。
でも多分いちいち準備するのって面倒は面倒だと思うんですけどね。
やっぱりそういう風にちょっとこう、なんていうかな、
体が言うこと聞かなくなる。
一つとしてそのご飯が食べれなくなるっていうのが案外きついんですよね。
そのやっぱ食べれなくなって体力が落ちて、もう寿命につながるみたいな人って、
結果後から見たらあの時手術したからやっぱりこうなっちゃったよねっていうパターンはあるので、
なのでそのやっぱ胃を切るっていうのはですね、相当大変なことです。
ということで一つ目、ご飯食べれなくなりますよっていう話。
二つ目は手術全般ある話ではあるんですけど、
やっぱり術後のそのつなぎ合わせたところが通りが悪くなっちゃうかもしれない。
ということがあって、
手術で胃とか腸とかつなぎ合わせた時切って、
もう一回その前のつながったところまでつながないといけないんですけど、
つなぎ合わせるところはもちろん塗ったりとかね、
最近は機械粉合って言ってホッチキスみたいので自動でガッチャンってつけてくれるようなのがあったりするんですけど、
どっちにしろそうやってつけないといけないと。
つけた後にやっぱり自分の体が傷を治していくときに、
かさぶたみたいになっていくんですけど、
それがつけたまんまで固まってくれたらいいけど、
結構ですね、傷って夜収縮する、
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なんて言ったらいいかな、
ちっちゃくなろうとするんですよ、傷口って。
だから周りの皮とか引っ張るんですけど、
その胃袋を切った後に周りの皮を引っ張ったらどうなるかって言うとですね、
食べ物の通り道がすごい狭くなったりとか、
極端な場合食べ物通れなくなっちゃったりとかっていうこともあるので、
なのでその手術したがために食べ物が全く通れなくなるっていうパターンも実際あります。
それが腸閉塞とかいう形で現れたりとか、
いろんなパターンでありますけど、
やっぱり食べれなくなっちゃうパターン、結局さっきのと似てますけどね、
そういうふうになってしまうっていう場合があるので、
なので結局ですね、やっぱり胃は切らない胃に越したことはないです。
あとはもう一つ、やっぱり消化吸収にも関わるので、
切る場所によってはですね、鉄分の吸収がしづらくなっちゃったりとかして、
貧血がちになったりとかっていうこともあったりします。
なので、もちろんね、手術したい人ってもう全然いないと思いますけれど、
やっぱりしていいことはないし、
じゃあ胃を切らないためにどうしたらいいかっていう話、
結局私が何を広めたいかって言ったら、
定期的に胃の検査した方がいいよねっていう話です。
胃の検査もピロリ菌がついているかどうかによって変わってきます。
ピロリ菌っていうのは胃がんができやすくなる菌ですね。
幼少期、子供の頃に感染して胃袋にずっとついてて、
それが大人になってもおじいちゃんおばあちゃんになってもずっと残ってそこに居続ける菌なんですけど、
そいつがいることで胃が荒れてがんができやすくなるので、
ピロリ菌がいるって言われた方は、もう1年に1回はイカメラした方がいいと思います。
ピロリ菌がいない人もいます。
ピロリ菌がいない人は、最初からついていない。
だから幼少期にピロリ菌がついていないと、
1回いたけど治療でいなくなった人と言いますけど、
治療していなくなった人に関しては、
ピロリ菌ですでにある程度胃袋がやられていて、
どうしてもがんができやすい体質って残っているので、
ピロリ菌の治療した人も、イカメラは毎年やった方がいいです。
ピロリ菌の治療した人も、イカメラは毎年やった方がいいです。
ピロリ菌の治療した人も、イカメラは毎年やった方がいいです。
だから前にも言っているんですけど、
イカメラを受けないためにピロリ菌の治療をするのは間違っていると思います。
ピロリ菌がいたら、ピロリ菌の除菌治療をしようがしまいが、
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イカメラは毎年受けるという風にやってもらった方が、
胃がんはちゃんと防げる確率が高まるので、そういう風に考えてほしい。
ピロリ菌がいませんよって言われた方は、毎年までは受けなくていいかなと思います。
一応、学会的には2,3年に1回ぐらいで進められていたような気がします。
イカメラはめっちゃしんどいので、受けたくないと思うんですけど、
でも、受けないと分からないんですよね。他の検査で結局分からないんですよ。
なので、結局カメラをするしかなくて。
あとは、カメラ嫌な人も、この前話しましたけど、
鎮静剤を使ってカメラを受けるということもできるので、
何かしらの方法で定期的に検査をされた方がいいんじゃないかなというのが私の意見です。
ということで、今日はありがとうございました。