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それではやっていくわよ。
月並今日子の時には昔の話を。
私、月並今日子と申します。
ジャズアーティストを13年間やっているの。
13年間やっているとさ、歌の方はどうってことないの。
どうってことないんだけれども、おしゃべりが苦手。
というわけで、こうやっておしゃべりの練習させていただいております。
今日もやっていくわよ。
今日のおしゃべり、何のおしゃべりをしようかしら。
時々お話をされる方でさ、言い間違えされる方いらっしゃるわよね。
言い間違え、私もあるわよ。
そう、これどういう原理で言い間違えしているかといいますと、
普通に口が回らない、そういうこともあるのよ。
そういうこともあるんだけれども、もう一つあるのが、
何かを考えながらお話している。
別のことを考える。話をしながら別の思考を持っている。
ということでさ、その考えている方に口が引っ張られちゃうという現象なのよね。
言い間違えっていうのはさ、思考があるわよね。
この思考が錯覚、過ちを犯すということで、思考錯誤が起きているの。
これの原因はといいますと、考えながら、思考しながら話しているから。
よくさ、しゃべり慣れている方、例えばさ、ファッションバイヤーのMB君だったり、
キングコングの西野君よね、こういったしゃべり慣れている方々っていうのはさ、
お話をしながら別のことを考える。
今日のお食事は何にしようかしら、もしくは今あそこで詰まっているんだよね。
だからあの詰まっていることをどう解決していこうか、
そういうことをさ、お話ししながら考えているのよ。
何そのスキル、すごい、すごい、ゴイゴイスー、なんて思っちゃうわよね。
でもさ、お話上手な方、お話慣れている方っていうのは、そういうことができるの。
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そう、思考をして、思考しながら話をしている。
あっちの思考、こっちの思考、どっちの思考、シコシコシコっていう感じよね。
あら、いやだ、口がすべっちゃう。あら、いやだ、言い間違え。
そういう時は、もしかしたら思考錯誤が起きているかも。
そういうお話でした。本日もお聞きいただきありがとう。また聞いてちょうだいね。