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みかボイスとも、育児コミュニティを運営している、ボイストレーナーのみかです。
突然ですが、風船が割れたらどうしますか?
近くを歩いていた男の子が持っていた風船が割れました。
棒がついているタイプの風船で、その棒もピョーンと飛ばされて、
割れた風船も反対の方へ飛ばされていました。
すごく大きな音だったので、周囲は一瞬ピタッと動きも音も止まったようになりました。
全員が一息飲んだ後、
びっくりしたねーとか、パーンってすごい音だったねーとか言う子供の声が聞こえてきたりして、元のざわざわが戻ってきました。
まさに緊張と緩和、これを体験しました。
風船が割れて緊張に包まれて、そして緩和したその瞬間に、その男の子のお母さんは固まっている男の子を抱き寄せたんですね。
道の真ん中あたりだったので、少し橋へ移動しつつも、大丈夫よーって言っている声が聞こえてきそうなぐらい。
距離的には実際には聞こえない距離だったんですけれども、本当にそれぐらい暖かい羽生をして、それから飛ばされた風船と風船の棒を拾いに行っていました。
おそらく普通の行動ではあったので、気に留めた人はほとんどいなかったかもしれないんですが、私はこの時のこのお母さんの行動にハッとしました。
もし私だったら、風船の方を先に取りに行ってたんじゃないかなと思うんですね。
目についたものが気になってしまうと、それを先にやってしまいたくなるという習性が私にはあるのと、道の真ん中にゴミが落ちてしまっている状態が気になると思うんですね。
なんかもう私大ボケなので、ボケボケの大ボケなので、優先順位がわからなくなってしまうんですね。
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この時一番大切にしたいのは、やっぱり男の子の心ですよね。風船が割れてしまった悲しさとか、大きな音のショックとか、どうしたらいいかわからず固まっていた男の子。
真っ先に抱きしめに行って、固まった体も心も包んでくれたお母さんの愛みたいなものにすごい感動したんですよね。
風船のゴミなんて後でいいですもんね。
たぶんすごく普通の話だと思います。先ほど一個前に撮ったのが待てない話だったんですが、これも普通のことだと思うんです。
私この普通のことを普通にできないので、私の中ではそのお母さんが完璧すぎて見習いたいっていう風に強く思って今話しているという次第です。
優先順位ね。まずはやっぱり子どもの心。でもちゃんと橋の方へ移動して他の人の迷惑にはならないように。さらには落ち着いてから、子どもが落ち着いてから風船のゴミを探してサッと拾う。
そして終始穏やかな表情だったんですよね。男の子もそれから泣くこともなく納得したみたいで、よくありがちなね。
もう少し妄想を広げると、あんたが乱暴な持ち方してたんじゃないの?みたいな。子どもも泣くしお母さんも怒る。子どもを責めるみたいな。そんなシーンには全くならなかったです。
もちろんね、その男の子が乱暴な持ち方をしてたわけではないでしょうし、そもそも私は見てなかったのでね、晴れる前の状況は。完全な妄想なんですけど。でもやっぱりちょっとたまに見かけますよね。
私ならどうしてたかなっていうふうに思ったんですよね。子どもの心を第一に行動できたかな。とっさの判断でどこまでできるかな。そんなようなことを考えさせられた出来事でした。
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優先順位をしっかりつけて、つけてというか、自然にそれができるような人になりたいなというふうに思います。私が運営している育児コミュニティでは、現役のパパ、ママの経験談を集めております。
ご自身で書くことで何か発見があったり、あとは経験談を見ることで何か参考になることがあるかもしれません。ぜひあなたも参加してみてください。
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