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2022-12-06 42:25

#063 物語論で読む漫画『SLUM DUNK』

映画『THE FIRST SLAM DUNK』の話は一切抜きで、漫画『スラムダンク』の話をします。湘北高校の問題児軍団が、山王戦という極限の世界をくぐりぬけていかに変化したかを語ります。

番組のキーワード

  • 赤木剛憲と終わりなき日常
  • 桜木花道と行きて帰りし物語
  • 流川楓と旅の仲間
  • 三井寿と王の帰還
  • 宮城リョータと新たなる希望
  • 『言の葉の庭』新海誠
  • 『THE FIRST SLAM DUNK』

https://www.medianup.xyz/p/episode-063

お知らせ
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制作ノート
企画: ささきる / 出演: ささきる, tel, 宮本 / 編集・ディレクション: ささきる
2022年12月5日収録

00:00
(次回)
今日はね、話したい話があって
なるほど
どっち話そうかなと思ってるんですけどもね
どっち?
2つと?
映画の話なんですけど
映画が2つあると
映画っていうかね
ネタバレになっちゃいけないんで
映画に関わる話なんですけど
はいはいはいはい
ちょっとね、ヒントが今
僕の部屋にちょっと映ってるんですけどね
へぇー
僕の部屋にちょっと映っている
わかりますか?なんか
僕の部屋めちゃくちゃ好きなものしか
画面に映ってないと思うんですけど
このポッドキャストのリーツナーに
すごく親切な語り出しから始まっている
そうですよ
もう置いてきて
視覚的な情報を
MCの皆さんにだけね
僕の部屋の壁の中にヒントをあげて
そうですね
ギターが
そうっすよね
ギターじゃない
ギターじゃない
本があって植物があって
ブルータスがあるなぁ
ちょっとね隠れて見づらいんですけど
隠れて見づらい
この辺りになんか
丸いものがないですか?
丸いもの入ってますね
カッパトートの手前の
ボールが入ってるな
ネットに入ってるボールが見えませんか?
ネットにボールが入ってるなぁ
そのボールは果たして何ボールですか?
茶色?
茶色です
あっ
模様までは見えないけど
茶色ってことはもうバスケットボール?
あっそうなんですね
いやぁ
タクシー屋の
いつも
いつも心にバスケットボールを一つ持ってまして
あーそういう
ここに来てまた新設定
今日したい映画の話っていうのね
えっとスズメのとじ針です
あーもうペンギンが出てきた
じゃないじゃない
あれバスケ出るんだ
スズメダンクじゃない
スラムダンク
スラムダンク
今日はね
てりう先生宮本先生
バスケットボールの話がしたいです
安在さんの話も出てきてますと
おっと
おっと知ってますね
ネットミームには
詳しい
インターネットの話は分かるんですけど
それ以外何も分かりません
そのルールすら分かりません
はいでもいいんです
そんなてるさんと宮本さん相手にですね
今日は映画の話ではなくて
漫画スラムダンクの話をしたいと思います
こんばんは佐々木悠です
こんばんはてるです
こんばんは宮本です
というわけであの映画がね
絶賛公開中で
かつね
これを撮っている今日は
この後ワールドカップ
日本代表対クロアチア戦がある
03:00
にも関わらず
熱い試合日本がどうなっていくのか
非常に楽しみなところです
アメマの本田圭介の解説が楽しみ
ところがね僕の頭の中に
バスケットボールの話しかないんです
どうしてか
むしろ今難しいですよね
確かにね
昨日公開されているから
なぜなら先週末の土曜日に
公開されたスラムダンクを見てしまってですね
猛烈に自分の心の中の
バスケットボールが
バインバイン跳ねているんですね
後ろのボールだけじゃなくて
心のボールも跳ねているんですね
そう心のボールも跳ねているわけですね
徳永秀明
宮本さんが今年ブルズのNFTを
四角のブルズのNFTを
聞いて
そうなんですね
宮本さんバスケ好きだって話を
覚えてたもんですからね
宮本さんも
スラムダンク好きなんですね
僕もスラムダンクは本当に
アニメを流し見てた
そうでもないんだ
すっごい好きなわけじゃないんです
すいません
熟知してるわけじゃないんですよ
これはやばいな
ライブ感あるな
僕の子供の時のことで言ったら
明日の城好きな大人とか
土下弁好きな大人が
いっぱいいたんですけど
世代じゃねえんだよな
みたいな日々感じとった
スラムダンクが
今ちょっとそんな感じかな
再生さんということですかね
でもスラムダンク多分
世代のはずですね
結構
宮本さんと僕そんなに
年で離れてないですけど
世代ではないイメージが
僕の時のバスケって
黒子のバスケのイメージ
黒子はもうちょい下から
アヒルの空かスラムダンク
でもアヒルの空は選択肢に上がる
そうです
なるほどねその世代か
結構際どこですね
もうディアボーイズ
アクトナンバーの話ししようと思ったの
それでもそれですら
ピントこないやつ
ディアボーイズもシーズン1とか
最初の方とか
アクト1
ブザービートとかかな
確かに
一部と全部みたいな
ビーズのいい声がみたい
稲葉さんのいい声がみたいな
しかしさバスケットボールって
よく考えるとさ
みんなサッカーでもになってるけど
競技人口的にさ
世界最強のスポーツだよね
まあまあいっちゃうもんですよね
競技人口ってのかな
どれぐらいなの
基本でもアメリカ一強な
イメージが結構
NBAというイメージが
非常に強いですよね
そうでもそれって競技の上ではだよね
競技との強さというかね
世界人口で見ると
4.5億人いるみたいな
ことなんだけど
へー
06:00
俺がそれ何で
すごいと思ったかというと
フィリピンに
語学留学行ってたわけなんですよ
英語のね
何週間とか1ヶ月とか
僕1ヶ月ぐらい行ってたんですけど
そのフィリピンいる間に
もうバスケット
人気がすごいのよ
もう内ですごい感じで
アジア全体ですごい
中国とかがすごいから人気にすごい
もあるんだけど
何でみんな知ってたかというと
スラムダンクのアニメ
おーへー
そうそう
もちろんNBAとかも人気ある
スラムダンクのアニメ見て
でも子供から大人まで大人気で
でじゃあ人気な結果
何見てるかというと
別にNBAの試合とか見てるわけじゃない
僕あの夜外歩いてて
まあ夕ご飯ぐらい6時とか7時とか
8時だったと思うんだけど
街外歩いてたら
ストリートにゴールがあるわけ
そこで
いいですねーいい景色だ
でもね20歳ぐらいの若い
お兄さんたち
まあちょっとねかっこいいわけよ
バスケのうまいお兄さんたちが
3on3とかをやってたと思う
日本でいうとあれですかね
スケートとかやってる感じの
そうそう
フィリピンって
豊かな国ではないから
街灯がピカピカして
全部明るいわけでもなくて
すごく限られた街灯しか灯ってないところに
そこにゴールがポツンとあって
お兄さんたちがこう
土の上で3on3やってるんだけど
そこにね200人を超える
子供たちが取り巻いてるわけ
そんなにこう
オーディエンスがいるんですか
数十とかね
100とかじゃないんだよ
数えたけど200くらいいたね
数えたんすか
いやほんとすごい人だかりで
それっていうのもね
未修学児っていうか
4歳5歳6歳みたいな子供たちが
膝を抱えてしゃがんでて
だんだん背の高い
小学校とか中学校のお兄ちゃんとかが
30、40に囲んでるわけ
その3
シーンの盛り上がりが半端じゃないですね
そうそうそう
そんな豊かな国じゃないかなって
言ったんだけど
娯楽としてもう日が沈んだら
外に出て
お兄ちゃんたちのバスケットボールを見る
しかもね憧れのねキラキラした目で見てる
へーなんかすごい
違いますけどファイトクラブみたいな
違いますけど
今ねてるさん
すげー正解だねもう100点だね
あのね映像
ファイトクラブのさ
オレンジの
オレンジの街灯をさ
照らしてるさあれあるじゃん
完全にあの感じ
あの感じで未修学児も含めているっていう
でみんなねなんかね熱いし
服もそんなあれだから裸とかの人多いの
あーいいですね
ファイトクラブ
でもそれを3on3でやってるっていうのがまたいいですね
そうなんかボール1個あって
09:00
ゴール1個あれば
その2つのチームが狭い範囲で
できて
貧しくてもっていうか
なんかできるスポーツとして
めちゃめちゃすごいなと思って
へー
え野崎るさんはそれを
オーディエンスの1人として見に
行ってたんですか
たまにあのブラッとそのご飯食べに行けば外でやってるから
へー
なんかそういうのがたくさんあるのいいですね
日本でいうとなんかサイファーみたいな感じで
ラッパーがこういて
オーディエンスがいてくらいの景色感しかない
シーン
シーンっていうのがそれくらいしかないイメージですけど
うん
バスケシーンだね
シーンっていう言葉がすごくふさわしい
その話をさその英語の先生とさ
いやすごい昨日すごいな見てさーって言ったら
いやもちろんバスケットその先生も大好きで
あのー
実はプレイをしないみたいなんだけど
女性の先生だったんだけど
一緒にルカワの話とかなんかして
おおー
ルカワ変えれたキャラクターが出てくるけど
あの人すごいかっこよくて好きだったみたいな
すごいやっぱアイドル
フィリピンでもアイドルだったすごい
通じてたのになんか
今てるさんと宮本さんにあんま通じないことが
わかってる
ファイトクラブの方が通じてるまである
僕はルカワは知ってますよちゃんと
ルカワ
ルカワ2%くらいしかわかんないですけど
ネットミームで知ってますよそら
ネットミームだけです
いやいやいや
それでねなんかめちゃめちゃ
改めて
映画作ってたぶんこれ世界中で
見られると思うんだけど
すごくね
いい作品だったんでね
へー
改めてね
スラムダンクの魅力は
なんだったかってことだよね
漫画に戻って気づかされたんですよ
はいはい
漫画をこう思い返すことになったんですね
そう
あのね年とって
私10歳から16歳の時に
連載してた作品なんで
もう本当に
あの青春の真ん中とか
それを見てバッシュ買って
バスケ部入って
あのーで未だに心の中に
ボスケットボールを買って
部屋の中にバスケットボールは
ずっとあるくらいだから
僕と宮本さんの世代で言うと
なんですかね
僕だとナルトとかブリーチとかが
すぐ出てきますけど
僕心の中に忍道がまだあるので
忘れていつも忍空の話したくなるんだけど
それがまたその世代の違いが
またちょっと違うかもしれないですけど
ちょっと違います
いろんな忍術があります
忍びの道が深いですね
バスケットボールがあるんだけど
忍者買う
あれがどんな話だったかっていうのを
まあそんなさ
日常的に考えるないじゃん
漫画なんて通り過ぎる
コンテンツの人だから
なんとも思ってないけど
なかったんだけど
12:00
あれってこういう作品だったんだ
っていうのをね
気づいたんだよね
でね
改めて読み返してないですよ
絵が見ただけで
ただし連載も追ってて
漫画も読んでたから
記憶に鮮明ですよね
余裕で再生できるんだけど
余裕で再生してみたら
これいい作品だったなって
思ったんですよ
とてもシンプルに賛美が
送られてるわけですけども
当時は分かんなかったことが
年取ったら
分かることはいくつかあって
うんうんうん
お話が
桜木花道っていう主人公
なんですよ
紙が赤いキャラクターで
不良のキャラクターで
赤木春子さんと人に
恋をしてバスケットマンになる
みたいな
そういう物語の始まりなんですよ
その他色んなキャラクターが
出てくるんですけど
その他のキャラクターのことって
当時読んでるときよく分かって
たんですけど
思い返してみると
全員が問題地だったんだなって
後で気付いたんですけど
その問題地っていうのは
各々に問題を掲げていたって
ことなのか
各々に問題掲げてた
もちろん
結構分かりやすい
序盤分かりやすい不良漫画なので
不良漫画っぽいムードもあって
貧固法制な人って出てこないんですよ
ただね
今回気付いて
なるほどなと思ったのが
キャプテンのゴリって呼ばれてる
赤着キャプテンって
センター・フォワードの
パトリック・ユーイングに似てる
唇のバツい人がいるんですけど
あの人は
まともなキャプテンみたいな
感じで子供の時は思ってたんですけど
いや、そうじゃないんだった
あの人はあの人ですごい問題地だったんだな
ってことなんですよ
わかるっていうか
それもね
もちろん読解力あって
その当時お兄さんだったので読んでて
分かったと思うんですけども
あまりにも気まじめすぎて
自分の正義を他人に押し付ける
せいで
1年生2年生
その3年生でキャプテンになるんだけど
1年生2年生の序盤のうちに
どんどん友達を失っていて仲間を失っていて
最後たくさんいた
バスケットの部員のメンバーが
ほとんどいなくなってしまって
あまりにもバスケに真面目で
あまりにも全国大会行きたいって熱意が強くて
あまりにもその努力を他人に
強いる
全然制度か合わせ飲まないタイプの
制度の人なんですね
そういう問題地なんですよね
ところがさくらぎ花見って主人公が来て
色んなキャラクターが復帰してきて
メンバーが揃ってから漫画が始まるから
赤木キャプテンが
他人を遠ざけて
正義を押し付けて他人を遠ざけてきたことっていうのが
ちょっと描写悪くなる
ちゃんと描写はあるんだけど
15:00
あまり問題地だって見えないんだけど
じゃあスラムダンクゼロ感があったら
エピソードがあったかもしれないですね
そう
ちらっとは書いてあって
やっとそうやって
一緒に戦って全国大会に行ける仲間が
できてよかったなみたいな風に
描写があるからもちろん作者も
その描写もちゃんとそういう風に
表現してあるんですけど
やっぱり一人の主人公の目線を通してやると
ボリュームは少ないんで
あのキャプテンですら
すごい問題地だったんだなっていうことが
あんま当時よく分からなかったんですけど
まあまあよく分かるようになって
そうやって見ると
スラムダンクってね
あれ完結してるよくできた漫画なんだなって
思うに至ったんですよ
これねなんでそんなこと言ってるかというと
あれって連載終了ジャンプでの
連載終了っていうか最終話で
第一部間っていう文字が出たんだけど
あれって連載終了っていうか最終話で
第一部間っていう文字が出たんだけど
その時の漫画で第一部間っていう文字が
出たんですね
コミックスでは第一部間っていう文字が
なくなってたんですけど
第一部間っていう
メッセージが出たことで
あれはなんか続き
一旦のおしまいでまた続きがあるんじゃないか
みたいなことをね
当時期待してみたり
思ったりした人ってこういたんですけど
現在に至るまで
ちょっとした続きを書くことはあったんですけど
ちゃんとした続きは今もないんですけど
あれに続きなんかないんだってことを
理解したんですよ
つまりなんか漫画連載追ってると
なんかね、唐突な
終わり方に見えるんだけど
全然唐突じゃなくて
色々こう出てくるキャラクター
問題を抱えたキャラクターが
最後の漫画の連載中
最後の試合、三郎選定試合があるんですけど
その試合で
全員の人生が変わるんですよ
あの試合で
みんなそれぞれ考えてた問題が
何らかの形で
形を変えて解決するんですよ
それがね
マスケットで5対5で戦うけど
選手も入れ替わるから
もっと人数が多いんですけど
色んな問題を抱えた人たちが
ものすごい
スポーツの極限状態
極限の勝負の中に
言葉がなくなった世界
実際ね
漫画の中で言葉が出てこなくなるんですよ
はいはい
言葉がなくなった
えっと、魔と
なんていうのかな、呼吸と
そういう純粋なスポーツの
極限状態に落ちて
その時に
抱えた問題がね、試合が終わると
全部解決してるんですよ
これはね、もうなんか
続きとかないなっていう
感じ
なんていうのかね
違うって分かっていながら例えとして出しますけど
シン・エヴァンゲリオン
これも見てる方も
見てない方もいらっしゃるっていう前提でも
しかとして言いますけど
もうね、全員見てますね
見てるとして言いますけど
18:00
シン・エヴァンゲリオンって
エヴァンゲリオンが終わったんですよね
僕はあらゆるものを
固くしちゃいますけど
エヴァンゲリオンって作品っていうのって結構
庵野秀明の人生とリンクしてるって言っても
過言ではない
だって彼の作家としての人生の中で
すごく大きな
キャリアの割合を占めていって
自分の人生の寄付ともリンクしてるので
個別のキャラクターとかは
どうでもいいですけど
そうした時にシン・エヴァンゲリオンって
ちゃんとエヴァンゲリオン終わらせた作品だと思っていて
当時いろいろな
葛藤を抱えていた世界系の方々
いろいろいらっしゃると思いますとは
誰でもそうだと思うんですけど
でも終わったんですよね
シン・エヴァンゲリオンってエヴァンゲリオンがちゃんと
ちゃんと終わったじゃないですか
そんな終わるんだってくらい終わったじゃないですか
っていうくらい
ちゃんと終わったに近い感じなのかなと思っていて
でもねそうじゃない
そうじゃないのが
全然終わってないように見えるわけ
全然終わってないように見えるのに
実はちゃんと終わってるってことが
後で読んだかっていうか
今回
思い返したら気づいた
大人になって
反数したら気づいたんですよ
エヴァンゲリオンの終わりさは
本当に
終わってますね
丸を打って終わってるって感じなんですけど
そうですね
スラムダンクの方はもちろんみんな人生が続いていくんで
何か終わったっていう感じ
人それぞれの人生終わったっていう感じはないんですけども
漫画の中とか
ストーリーの中に登場していた時に
抱えていた問題が
全員何かの形で解決してるんですけど
解決っていうのは
丸を打って終わるっていう感じ
っていうよりかは
折り返してるっていうか
終わってない
続いてるんだけど
はっきりと変わってるっていうのがある
例えば
さっきの赤着キャプテンの話しましたけど
赤着キャプテンって
あの物語
最後のインターハイの三脳戦が終わった後に
引退している唯一の選手なんです
例えば
インターハイの三脳戦が終わった後に
引退している唯一の選手なんです
例えば
同じ3年生でも
三井っていう3ポイントもある
三井はプレー続けてるんですよ
冬の大会まで
2年生1年生は来年の大会まで続けてるのに
キャプテン赤着だけは
引退して大学受験のために
勉強し始めるんですよね
つまり
赤着ってすごい
全国大会行きたいとかバスケットにこう
正義押し付けるな感じで
バスケットに情熱を燃やしていった
キャプテンなんだけども
実は真っ先にこう
バスケットから解放されていくっていうか
なんとか
凡人なんだよね赤着って
なんていうか
凡人を受け入れて生きていくっていうか
終わりなき日常に戻っていくんです
赤着っていうのを
あんだけバスケットに情熱を敷き付けた人が
真っ先にバスケット辞めて
21:00
もちろんね大学バスケを続けるためにこそ
もう一回勉強しなきゃいけないんだけど
バスケを離れる
それはねもうプロとしてとか
すごい有名選手としてじゃなくて
凡人であることを受け入れる
その他人に
正義を押し付けた赤着っていうのも
そこにいないわけね
あそうか
じゃあ赤着キャプテンはこういう風に変わったんだな
っていうのはなんか
今回気づいたこと
あとね
それぞれいろいろあって
桜木花道の方は
これはねもうちょっとわかりやすく
作品の主人公だから
わかりやすく
書かれてあるんだけど
あのマンガってね
何ヶ月だろう
4ヶ月とか
何ヶ月とかの短い話なんだよね
あそっか
だって桜木花道1年生のままですもんね
1年生の4月に
入学して夏の全国大会やってた
確かに確かに
短い話なんだよ
で桜木花道の最後
大怪我してリハビリしなきゃいけなくて
長い間プレイを離れなきゃいけないという時に
4ヶ月で覚えたことだから
また失われるのも早い
みたいなこう
台詞が出てくるんだけど
台詞ナレーションかな
出てくるんだけど
桜木花道っていうのは
ド素人からスタートして
全国大会で活躍をしながら
またド素人に戻っていく
のよ
でそれっていうのは
何かというと
昔ド素人だった桜木花道っていうのは
不良で前に迷惑をかける
ような人だったのが
バスケットを通じて
バスケットマン
スポーツの純粋な
競技性に触れて
バスケットマンと変化する
その後ケアをして
バスケットの技術が
瞬間的にだと思うんだけどね
失われていっても
ただ心はバスケットマンのまま
これってね
物語の中で生きて帰りし物語って
スタート地点から
始まって
あれ?物語の話?
またその話きた
(笑)
まぁ大体こう
主人公は旅立って
世界の果てまで行って
戻ってくる
元の自分が生まれた場所に
戻ってくるんだけど
戻ってきた自分は元の自分ではない
ってのがあると思うんですけど
桜木花道は元の
湘南っていうか神奈川に戻ってきて
リハビリして
バスケットのテクニックとか
落ちるんだけど心は
バスケットマンに変わってるから
だからもうバスケットマンですから
普通に変わってるっていう
生きて帰りし物語としての
桜木花道もあるし
佐々木さんもう限界です
話したい男の話があります
誰誰誰
湘南帰りし物語と
物語と
今絶賛物語を作っている男は
24:00
誰かという話ですよ
誰たくさんいるんじゃない?
たくさんいますけど国民的作家と言っても
差し支えない
新海誠という男の話が
どうしても僕はしたいんですね
お、スズメダンクの話じゃない?
スズメダンクと言いつつ
実は僕はスズメのとじまりの話をする
一切なくて
そうでしょ?そうじゃなくてね
映画に触れずに
映画に触れずにというか
今日のテーマにそっと話して
ぜひしたくて
ちょっと期間を空いてから見たときに
感想が変わる物語という話
という話でどうしてもしたいのが
言の葉の庭という作品なんですね
おっと、あの靴だ
靴の話じゃん
新宿御苑の靴の話
新宿御苑です
世界系の作家と言われて
一番だったのが
脱曲し始める
それこそ一歩目の作品と言われるような
言の葉の庭という
もう一気に一歩目どころか
ゼロ歩目くらいで新宿海にて
トコトコ歩いてますけど
あの作品がですね
これが
フロム
愛するということぐらい
見るとき、見た年齢
見た時の
自分のステータスによって
感想が変わる作品として
僕の中で有名なんですね
最近また変わったんですか
いや、これはもう僕がずっと主張してる論なんですけど
あの
スーツ目のとじまりがどうだったかっていう論は
色々あると思うんですが
あの
新海さんが作るものっていうのは
結構視点によって
変わって見えるものだっていう
主張でもあって
例えば僕、あの作品を見たときって
初めて見たときって高校生だったんですね
あの、言の葉の庭ってどういう作品かっていうと
あの
ま、
靴職人になりたい高校生の男の子と
そこの同じ高校に属しているけれども
どうしても高校に通えなくなってしまった
女性の教師、雪野さんっていう方が
新宿教員で王を接する物語なんですね
初めて見たとき僕は高校生で舞台挨拶も見に行ったんですけど
お、それは大ファンですね
結構筋金入りなんですね
こちらしてるなんですけど
その時はもう主人公のたくき君にも
もう心からこう共感しきりで
なぜこう結ばれないんだと
新宿教員で結ばれてしまえばすべてが解決するはずなのに
ぐらいのことを思っていたんですけど
その、なんだろうな
だんだんこう、社会主義になってからですかね
雪野先生にどんどん共感するようになっていって
うーん
その、どうしても毎朝
職場に向かえなくなっていく雪野先生の心情であったりだとか
その、新宿郡に来る和高度高校生に対して
よくわからないとても高価な靴の本を送ったりする精神性であったりだとか
なんかご飯が食べられなくなって
27:00
チョコと金麦で済ませてしまう精神性だとか
あ、それわかるね
だんだんわかっていくじゃないですか
なんだかんだこう
どうしても段階を増えていくに
わかりたかったのかどうなのかを別として
そういうふうに
人生のフェースによって変わっていく理解度みたいなのってすごくあると思っていて
それが「ことの葉の庭」
ものすごく顕著の作品だと思ってるんですね
それって多分「ことの葉の庭」以降
多分その
天気の子もそうですし、君の名もそうですし
雀のとじまりもそうですし
自分がどこにどう共感するかみたいなのを結構選べる
もちろん子供からしたらそういうふうに見えるかもしれないし
大人からしたら俯瞰して見えるかもしれないし
みたいに見えるところとして一番見えるところのことの葉の庭ってあるんじゃないかなって
すごくずっと思ってるんですよね
宮本さん見たことあります?
全然僕新回もことは思ってきてないですね
確かに
俺見た目で分かった
奥田タミヤ好きな人新回のこと通らんの
あれかもしれない
全然見てないなと思って今見ました
こういうのがあったんだなと思って今見てました
結構おすすめです
「ことの葉の庭」から入るのはおすすめです
ちなみにそれで言ったら今回スラムダンクの映画見て
誰の気持ちになったかとか安西先生の気持ちになったかとか
そうなっていきますよね
やっぱりマネジメントする側というか
そうそうチームを監督マネジメントする側として
だってメンバー全員が問題を抱えているっていう立場に立つっていうことを俯瞰して見えるわけですもんね
そう安西先生というのは有名なのは諦めたらそこで試合終了ですよとか
インターネットで100回見ました
100回インターネットで見るやつとか
生きがって早くアメリカに行った教え子がアメリカで全然成功しなくて
自分は指導者なんであの時止めなかったんだろうと後悔する
ただそうして安西先生の内面ってあんまり描かれないんですよ
何が描いているかわからない
ほほほほみたいな
今回ね映画の話はしないしないんだけど
安西先生内面ってほとんど描かれないんだけど
何も思ってないわけがないじゃないですか
その時何を思っているか想像できるようになった
これも一番有名なシーンがあるんですけど
三脳戦で主人公の桜木花渕が背中を怪我して怪我を押したままプレイをし続けて
一旦退場というか交代で出るんですね
君の選手生命に関わるような向きがかもしれないのに出し続けてしまった
30:03
自分は指導者失格ですと反省してこの後出さないよと安に言ってるんですけど
桜木花渕が先生の人生のピークはいつだと
大学の時と全日本の時かと先生のピークはいつなんだと
俺は今なんだよって言ってつまり出してくれってことですよね
で話をするわけですよ
それを高校生とか中学生の時に読んでるとどういう気分になるかというと
自分も15、16、17で今その時代を生きてるから
今が自分の人生のピークなんだと今俺を出させてくれ怪我してもいい
この後どうなってもいいってゴンさんみたいな気分で出してくれっていうのって
すごいよくわかるわけですよ
絶対そうだと
こんな良い場面で自分が活躍しなきゃいけない場面で
ちょっと背中が痛いくらいで出させないなんてことはないと
出してくれって言うはずなのに
どう考えても人生のピークって16とかで来ないんですよ
どう考えたってピークその先なんです
大人の人は
大人の人っていうかね
桜木花道よりも年上の人
当然康知先生安西先生は全体わかってるはずなのに
そっから先の安西先生の台詞とかないのにゼロないんですよ
でピピってなって選手交代して桜木花道が
コートに戻っていくって描写になるんですけど
その時安西先生が何思ったかって想像つくわけですよ
1ミリも納得してないんですよ
だってそうでしょ
そうだねお前のピーク今だから
お前の人生どうなってもいいから
リバウンド取ってこいよなんて思ってるわけない
そうですね
だから全体そんなことないってわかってるし
もしかしたらすぐに後悔しちゃうかもしれないって思いながら
気迫に押されてっていうこともあるかもしれないし
欲もあるかもしれない
桜木花道をもう一回コートに戻して結果を見てみたい
なんか山ほどいろんな思いあると思うんだけど
そういうの全部内面の描写ゼロで送り出すんだけど
どんだけ迷ったか想像つくじゃん
そうですね
コトノハノリアもそうなんですよ
全部かぶせて
そういうことでしょ
あの時先生何が考えたかったの
映画だと小説だと内面描くの得意だけど
映像とか内面描けないからね全部
だからその時は高校生の身分とか
成人してない社会に出てない人間からすると
生徒目線しか共感できないので
なんて言うんですかね
いろんなしがらみにとらわれている先生はなんだと
一緒に駆け落ちてもスタンドバイミンしたらいいんじゃないかと
33:00
思うところが先生もいろいろこう
不倫している体育教師の先生の話であったりだとか
地元のことであったりだとか
いろんなことがあった中で高木君という人に救われていた側面があるっていうのは
非常に複雑な側面で救われていたんだと
いう風な解像度まで広げていくことっていうのが
その年齢に至るまで分からないんですよね
ただ今見ると確かになぁと
救われていたな彼女はと
今謎なことの反応によるとスラムダンクを交互に
そうです行ったり来たりしてるから
どう考えてもカラボしないものを無理やり僕が運んでいる感じになってるんですけど
今世界に1個しかないポッドキャスターになってるから
今すげー言ってるんですけど
今回のスラムダンクで問題児で
その問題児が最後の試合をケーキに
人生が変わったなっていう救われたっていう言葉で
今思い出したのはルカワ会で
有名な人気キャラクターなんだけど
色々問題児が出てくる中で
彼もまた別に問題児じゃないっていうか
過目なスーパープレイヤーみたいな風に思ってたんですけど
違うんだよね彼もまた問題児なんだよね
つまり人を頼ることができない
自分のプレイが実際に凄くて
実際に凄いんだけども人を頼ったり
仲間に自分を預けるってことができない
それがゆえに自分のプレイに限界を作ってしまってるっていう
プレイヤーなのが
あの試合を通じて仲間を頼るようになってくる
極限状態で
自分一人では突破できないっていう局面には
どんどん現れて
最強の敵が現れたことで
自分一人ではどうにもならないんだって
初めて直面して
一番有名なシーンやるのが
ラストシーンに桜木花道が
左手を添えるだけって言って
逆転のジャンプシュートを決める瞬間なんですけど
あの瞬間って
桜木花道の方になんとなくスポットライトが
当たってるように見えるんですけど
そうじゃないんだよね
それだけじゃないんだよね
あの直前にルカワが一人で突破していって
ブロックが二人付いて
かつてのルカワだったら
あれ無理な体勢でも
誰にもパスせずに一人で無理な体勢で
シュートを打って終わってたんだけども
結果どうなるか分からないけど
仲間を任せることができた
シーンで
解決した一つですね
なんか
つまり仲間を得るっていうか
そういう描写の瞬間としてあると思うんだけど
だからあれもずっと登場の時は
いつもたった一人で練習してるキャラなんだよね
土日とかも
最後に仲間を得るっていう
風になってて
やっぱりあれも最後に解決してるんですよね
36:01
はいはいはい救われてるんだ
そう救われてるんですよ
なんか
コトノハノニアの名言でもありますけど
みんなどっかちょっとずつおかしいんだからって
言葉があって
それぞれみんな問題を抱えてるということですよね
そうみんなちょっとずつおかしいんですよね
でねおかしいおかしいで言うとね
これもしこの主人公の5人
主人公ってか小北高校のスタイル5人なんですけど
これもしね設定だけ読まされたら
誰主人公にする?って言ったらね
多分ね三井久氏が主人公ですよね
そっかそっかはい
中学校時代のバスケットのスーパースターで
高校で赤木
センターの赤木とかと同級生で出会うんだけども
自分は不良になって
タバコも吸って悪いこともしてみたいな
で長い間練習から離れた後に
安西先生やっぱり自分はバスケットがしたいですって
戻ってきて
でそのタイミングで人生とかも入ってきて
神奈川予選突破して全国行くっていうのが
普通の王道ストーリーなんですよね
ヒーローが失ってもう一回行くっていう
だからね三井
その最後の三能星の時は
何とかな何回も3ポイントしときめて
あのこの音が何度でも蘇らせるんだよみたいな
そういう有名なこれもネットミームになるようなやつがあるんですけど
つまりね三井のテーマってのは
何度でも蘇る人
落ちても這い上がってくる
落ちても這い上がってくるっていう
不良になっても何しても
何度も落ちても這い上がってくるっていうね
実に主人公っぽいキャラで
しかもその繰り返しとしてあって
一番繰り返しが最後の試合でも現れてて
だから夏の引退版が終わった後も
赤城は引退してるのに
三井は引退してないんだよね
もう一回冬の3年生だけど
もう一回冬のやつある
何度でも蘇るっていうね
王の帰還みたいなね
感じあるあの人
よくできてるんだあれ
そっかすごいっすね
なんかどこから始めても物語始められますね
そうそうどこから始められて
どこでもいけるっていうか
まあなもんでね
全員が全員旅の途中なんだけど
最初の課題は全部解決し終わってて
これ終わったなっていうねそういう意味で
映画スラムタンク良かったというか
いやでも見に行きます見に行きます
ちなみにね
映画いいよ別に
漫画に全部書いてある
いや漫画読もう新しいのも出てましたね
あとね5人のうち1人言ってないのはいったの
宮城龍太っていう2年生の
一番大好きです宮城龍太
一番大好き
39:00
ポジションがそもそもポイントガードが好き
っていうのもありますけど
宮城龍太と練習するアプリとかやってましたね
そういうアプリあるのいいね
宮城龍太はね
なんだかっていうとね
三脳戦と直後両方含めての描写の流れなんだけど
あの人がニューキャプテンなんだよね
新しいキャプテンだったよ赤木の後のね
で実はリーダーシップを交代していく
赤木キャプテンって試合中に過去の思い出を思い出して
泣き出すような人だね
つまり実は赤木キャプテンって
強い存在として序盤から出てくるんだけど
試合の結果がわかってないのに泣き出してしまうような
人で実はそれって
なんか弱いじゃない
凡人なんだよ
それに対してもっと本当に強い
リーダーシップを持った人って
上書いていかなきゃいけないんだけど
通じて2年生の宮城龍太が
赤木のキャプテンシップとかリーダーシップを追い抜いていって
実際キャプテンになるという話なので
これも良いというか
物語的に新たなる記号だね
ルークスカイウォーカーが出てくるみたいな
本当にいろんな作品が出てくる
宮城龍太はルークスカイウォーカーみたいな
今日結構語りすぎてしまっている頃があるので
とりあえず本日のナンバーというところで終わるんですかね
というわけで本日のナンバーです
「ONE'S」で世界が終わるまでは
というわけでエンディングです
エンディングね
本編長かったので言うことないんですけど
ポッドキャストアワードの応募をやっている
応募っていうか投票かな
是非スラムダンクやコトノハノには
お好きな人は楽しかったなという気分で
そんなことあるか
そんなことあるか
まあまあまあ楽はないですね
でもこれいいね
お互いが好きなものをただ順番に
いやー凄かったですよ
僕佐々木さんのファンに対して申し訳ないなと思うくらい
いやいや全然いいと思います
ちょっと深海もめり込ませてしまったので
いやいや凄い良かったです
俺ね今良かったと思う
僕は気分的に本当グループステージ最後の
日本対スペイン見ながらコスタリカとドイツ見てるみたいな感じの
お互いにキャッチボールの会話してるわけじゃなくて
同時開催されてる試合を
同時に聞いてるような感じで
とんでもないこと言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとんでもない事言うとん
42:25

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