2021-11-21 10:39

某大ヒット英会話教材の終焉

ひと昔前に一世を風靡した某英会話教材が、

ひっそりと幕を下ろしました。


なぜあそこまでの大ヒット商品が事業終了になったのか?


僕なりの観点から考察してみたいと思います。


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こんにちは、アポロです。
今日はですね、某人気英会話教材の授業終了についてお話していきます。
ニュースで流れていたので、ご存知の方も多いと思うんですけど
一昔前に一斉風靡した某大人気英会話教材が
この度授業終了ということで
会社がなくなったわけではないみたいなんですけど
その英会話教材が販売中止になったということで
ご存知の方も多いと思うんですね。商品名はちょっと言わないですけど
聞き流すだけで英語がペラペラになるというような教材が
すごく流行ってましたよね。
大ヒット商品と言ってもいいと思うんですけど
これがですね、終了になったということで
ここからいろいろ学びというか、気づきとかあると思うので
今日はそれについてシェアしていきたいと思います。
なぜこの教材が授業終了になったのかってこと
いろいろ考察している人もいると思うんですけど
その中の意見の一つですね
例えばもう時代にそぐわなくなったとか
今はもうね、全部デジタル化の時代ですから
CDが送られてくるっていうのは
もう時代にそぐわないということで
それが要因の一つじゃないかという風に
言っている人もいますし
そもそも効果がないからっていう風に言っている人もいます。
僕もですね、ずっと海外に住んでいて
長年英語を使って仕事をしてきて
英語学習というのは非常に熱心に取り組んでいたので
どうやったら英語が上達するかということは
そういう理屈とかは分かっていますし
自分自身も実践してやってきたので
その立場からあえて言わせていただくと
やっぱり聞き流しというのは
全く英語界の向上には繋がらないんですね。
ただ雑音として聞き流しているだけだから
意識して聞いているんだったら
例えばアラビア語とか全くゼロから学ぼうと思ったときに
アラビア語の音声をひたすら聞き流していても
多分単なる雑音にしか聞こえないと思うんですよ。
それでアラビア語が喋れるようになるのかといったら
絶対にならないですよね。
だからこれは個人的には全く効果がないと思っているわけですけど
じゃあなんでこの授業終了になったのか
ということを考えてみたときに
さっきのCDだから
売れないから
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授業終了になったんだという意見
ここにフォーカスを当てて考えてみたいと思うんですけど
確かに今デジタル化の時代じゃないですか
おそらく販売している会社もそれくらい分かっていたと思うんですよ。
今CDの時代じゃないと
全部デジタルコンテンツで提供するのが当たり前の時代だから
売る側からしても
例えばCDだったらまず製造するのにお金がかかるじゃないですか
しかもそれを郵送しないといけないから
郵送費もかかりますよね。
梱包したりとか人件費もかかるし
コストがベラボンにかかるわけです。
かたやデジタルコンテンツの場合は
もちろん音源からデジタル化する部分に関しては多少
コストはかかるかもしれないけれども
基本的にデータっていうのは
1人に送ろうが100万人に送ろうが一緒なわけですよ。
もう都度製造する必要はない。
コンテンツっていうデータがあるわけだから
データを送るだけだから1人に送っても100人に送っても
コストは一緒なわけです。
だから提供側からしてもCDで配布するよりも
デジタルコンテンツにして配布する方が
圧倒的に良いわけです。
テマとかコストとか考えたら絶対そっちのほうが良いわけです。
おそらく販売元の会社もそれぐらいは
わかってたと思うんですよ。さすがに。
でもそうしなかったのは何か理由があると思うんですけど
じゃあCDだったら売れないのか
っていうことをちょっと考えてみたいと思うんですけど
今回の
某英会話教材っていうのはコンセプトが
聞き流すだけで英語ペラペラになるっていう
コンセプトだったじゃないですか。
もしそれが本当に
聞き流すだけで英語のペラペラになる
英会話教材が売られていたら
それが本当に成果が出ますと再現率
再現性も高いですとなっていたら
買いますか。
僕は買うと思うんですよね。だって聞き流すだけで
英語ペラペラになれるんだから
それこそ人によっては50万とか100万出しても買いたいです
っていう人いるかもしれないですね。だって楽して英語がしゃべれるようになるわけだから
それと一緒だと思うんですよ。
もし提供側のこだわりで絶対にCDにして
うちはデジタルコンテンツとしては
配布しませんと。このCDで提供するのが
うちのこだわりですっていうふうになって
買いたくなければ買わなくていいですってスタンス
もし聴き流すだけで英語ペラペラになる商品が
本当に効果のある
再現性のあるものであったら
それでも買うと思うんですよ。
じゃないですか。だってCD買って聞いてれば
英語ペラペラになるわけだから
CDだから買わないなんていう選択をする人は少ないと思うんですよ。
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他にデジタルコンテンツとかあるいはマンツーマンの
レッスンとかでやってしゃべれるようにならない
でも例えばCDを買って聞くだけで英語ペラペラになる
じゃあそれでどっちを選択するか
こっちはCDだから聞くのめんどくさいとか
例えばプレイヤーがないから買わないとかってないと思うんですね。
CDプレイヤー、ポータブルCDプレイヤーだって
Amazon検索すればいくらでも落ちてるわけですよ。
しかも数千円で手に入る。それぐらいの手間かけると思うんですね。
そんなに簡単に英語ペラペラになるんだったら。
だからそもそも本当にそれが
成果の出るものとか
良い商品であったのならばですね
CDだから売れないっていうことにはならないと思います。
CDであったとしても
欲しい、聞きたい、手に入れたいって思うと思うんですね。
確かに売れやすさの面で言うならば
CDよりもデジタルデータの方が
売れやすいとは思いますけど
その壁を越えられないだけの
商品のクオリティしかなかったってことですね。
別にネガティブキャンペーンをするつもりはないんですけど
僕はそうだと思うんですよ。
これってやっぱりね、僕たちがやっているようなコンテンツビジネスにも続いているところがあって
やっぱり本当に良いものだったら
お客さんの方から買わせてくださいってなると思うんですよ。
でもそれが
ならないっていうのはやっぱりそれだけのクオリティとか
信頼性とかってのはないわけですよね。
これ本当に
コンテンツビジネスにも共通しているなっていうところがあるんですけど
結局今回の映画業教材っていうのは
コンセプトがすごく強力だったわけじゃないですか。
聞き流すだけで英語がペラペラになると。
楽して大きな成果が手に入るっていうだけに
それを打ち出していったから
爆発的に売れたわけですよ。
でもその商品がそのお客さんの期待に見合っただけの
成果が出なかったっていうところ。
そこのギャップがかなり大きかったから
クレームに繋がったりとか
その後の顧客獲得に繋がらなかった口コミで
悪いレビューが広がっていって
どんどん売れなくなっていってしまったっていうのはあると思うんですけど
逆に言うとコンテンツとかっていうのは
売るだけだったら商品の中身じゃなくて
コンセプトとか打ち出し方とか
低クオリティな商品でも
売り方次第でいくらでも売れてしまうということです。
だからデジタルデータとか
情報商材と呼ばれるものですけど
詐欺みたいな価値観を持っている人も多いと思うんですけど
それはやっぱりね
売り方がすごく派手に売るみたいな
楽して大きな成果が手に入るみたいな売り方をして
実際手に入れてみたらとんでもない使い物にならないような
そういうような状態だから
詐欺とかになってしまうわけですよ。
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これは本当に理解しておかないといけないし
YouTubeとかで話したと思うんですけど
事前期待と自己評価ってのがあるんですね。
お客さんの期待を高めないと売れない。
でも自己評価が低いとクレームに繋がるわけですよね。
逆に事前期待が低いけど自己評価が高いと
感動に繋がるわけですよ。
バランスって難しいんですね。
どれだけ期待させるか。
そしてその期待に応えることができるかってのが大事なんですけど
事前期待を上げすぎて自己評価が低すぎるとクレームになっちゃうわけです。
できれば事前期待も高くて
自己評価はそれよりもっと高いっていうのが
パーフェクトな状態なんですけど
そういうのはなかなか難しいわけですね。
今回のこの一件に関してもおそらく事前期待がめちゃくちゃ高かったと思うんです。
思いのほかかんばしくなかった。
だからどんどん売れなくなってしまったっていう風になるわけですね。
だから確かに
CDよりもデジタルデータのほうが売れやすいし
CDだから売れなくなったっていう要因も一部あるとは思うんですけど
もしそれが本当にいい商品なんだったら
おそらく英語をペラペラ鳴りたいっていう人は
ゼガ費でも手に入れるだろうし
CDだろうがポータブルCD買わない、別に買わないといけない
っていう手間がかかろうが絶対買うと思うんですよね。
結局最終的な本質っていうのはそこじゃないと思うんですね。
その後ろの商品のクオリティとか
それがちゃんと成果につながるものなのかっていうところが
やっぱり足りてなかったからこそ
どんどん売れなくなってしまったっていうのはあるかなとは思います。
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