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ナンバーゲームという言葉をご存知でしょうか。これはですね、数の勝負という意味なんですけど、一つの戦略みたいなものなんですよね。
例えば、情報発信をするときに、じゃあ例えば、ポッドキャストをですね、1000エピソード投稿するとして、
その1エピソードあたり1再生されるとしたら、1000エピソードだったら、1000アクセスを獲得できるわけですね。
だから自分がビジネスを展開していくときに、質で勝負するのか、数で勝負するのかってことを考えたときにですね、
数で勝負するような戦略をナンバーゲームというわけです。これはどっちを選択した方がいいのかっていうのは、その人の性格とか強みとか個性とかによると思うんですよ。
僕なんかはもう完全に数で勝負するタイプの人間なんで、一個一個すごくクオリティを上げて発信していくというよりは、とにかく数を出しまくるみたいな。
それは情報発信もそうだし、コンテンツもそうなんですね。 質で勝負する人ってどういう人かっていうと、例えばユーデミーとかよね。
講座の数は少ないけどめちゃくちゃ売れてる人とかいるじゃないですか。 ああいう人たちっていうのは、
一個一個のクオリティが高くて、そんなに数を出さなくても十分成果を出すことができるわけですね。
あるいは芸能人とかインフルエンサーとかね、そういうある程度影響力のある人っていうのはそんなにボコボコ出さなくても、
一本何かYouTubeに動画投稿するだけでダーンと再生回数が伸びたりとかしますよね。 だからそういう人は逆にあまり出しすぎると自分の価値が下がってしまったりとか、
あまり露出が増えすぎると、なんかこう簡単に見れる人みたいな感じになるから、むしろある程度感覚を開けた方が
自分の価値を下げずに済むみたいなところがあると思うんです。 だから自分の質タイプなのか量タイプなのかってことを考えないといけなくて、
おそらく大半の人は量タイプだと思います。 僕も含めて。そういう質の高いのを少しの数だけ出して成果を出せる人ってすごくセンスの
いい人だったりとか才能のある人だったりとか、そういう天性の何かものを持っているような人達っていうのはそういう少ない数で勝負しても
うまくいくんですけど、ほとんどの人はね、ドロックスアークとにかくね、数をこなしてっていう風にやっていかないとなかなかうまくいかないので、
やっぱりこの数で勝負するっていうのが結構大事になってくると思うんです。 最初に言ったみたいにね、もしその1エピソードとかね、YouTubeだったら1動画あたり
1回しかね、アクセスがなかったとしても、それが1000個あればね、1000再生されるし、1万あれば1万再生されるし、みたいな。
そういう風になっていくわけですね。 だからそのコンテンツを展開する時もね、例えばユーデミで講座出す時に1個しか講座がないのか、50個講座があるのかで、
仮に1個ずつしか売れなくてもね、50倍違うわけですね、売り上げが。 でもそういうセンスのある人っていうのは、もう1個講座出すだけでもう何十とか何百とかね、
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一気にダーンと売れるから、そういう人はあまり数を出さなくてもいいと思います。 逆にこれっていうのはその人のタイプにもなるんで、そういう質型の人ですね、質タイプの人が
とにかく量産でみたいな戦略をやると、その1個1個のコンテンツのクオリティが落ちてしまったりして、 逆にその人の良さが生きなかったりとかするので、そういう人はとにかくね、
質で勝負するっていう戦略でやっていくのがいいと思います。 ただこれ気をつけないといけないのが、
無意識のうちに僕たちっていうのは誤解をしてしまってるんですよね。 時間をかければクオリティが上がるっていうふうに思ってるんですけど、時間をかけてもクオリティが上がるわけではないので、
逆にその時間をかけなかったからといってクオリティが下がるわけではないですね。 これは以前に別のところで話をしたことがあると思うんですけど、
とある大学の研究結果で、すごく時間をかけて作業をしたグループと、 とにかくたくさんスピードを保って作業をしたグループと2つに分けて、どっちが仕事の質が高かったかっていうと、
そのスピード重視の方が質が高かったっていうふうに言われているわけです。 だから早くやったから質が落ちるとも言えないし、ゆっくりやってるから質が上がるとも限らないわけですね。
だから通常の時間をかけたからクオリティが倍に上がるかっていうと、そういうわけではないと。 でも僕たちはそれを無意識のうちに誤解してしまってるわけですね。
時間がかかっているのはクオリティを上げるためだっていうふうに考えているわけですけど、 結局無駄なことに時間を使って、別に時間がかかったけど大してクオリティは上がってないみたいなことがあるので、
そこのまず誤解を解いていく。この質と量っていうのは反比例しないですね。 さっきも言ったみたいに量を増やしたから質が下がるわけでもないし、
そういう時間をかけたから質が上がるわけでもないというところですね。
例えばすごく成功している人、YouTubeとか世界一のYouTuber、Mr.Beastがいますけど、Mr.Beastとかポドキャストだったら
ジョー・ローガンですね。世界ナンバーワン。この2人を見たときに、やっぱりそういう成功している人であってもある程度の数はやっぱりこなしている。
さっき見た感じだとMr.Beastはだいたい800動画以上ですね。820何本とか上げてますし、
ジョー・ローガンに関しては2200エピソードあるので、ポドキャストのエピソードとかね。 しかも1分4時間とかするようなエピソードが2200本もあるわけです。
だからやっぱりそういう成功する人も数はこなしているわけですよ。 やっぱり数をこなすから質が上がってくるっていうのもあると思うんですけど、
そういう世界トップになるような人たちであっても、全くやってないかっていうとそういうわけではないってことですね。
だから数をこなすことももちろん大事ですし、 やっぱりこの
質が大事だ質が大事だっていうところばっかりがフォーカスされがちですけど、 量をこなすってことも大事なんです。問題はバランスの問題なので。
で、そうなった時にどっちに指示を置くのかということですね。 別にその
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量を重視するかと言って手を抜けと言ってるわけではないですけど、自分がどっちのタイプなのか。
こまわりよくスピード感を持って行動できる人は、逆にそのポンポンポンポン行動していった方がいいわけですよ。
1本1本こだわってやるよりも、とにかく数をいっぱい出して数で勝負していくみたいな。 僕みたいなタイプは多分そうだと思います。行動が早くて
いろんなことを同時並行的にできるような人とか。 逆にでも1本1本すごいこだわってね。
例えばYouTubeとかだったらちゃんといいカメラ買って、撮影環境も整えて、機材も揃えて台本作って編集もちゃんとやってみたいな。
そういうふうにすれば確かにいいものは作れるんですけど、その辺はやっぱり性格の問題なんで。 僕が例えばそのYouTubeの動画をそういうふうに作って、じゃあクオリティが劇的に上がるかというと、多分そこまで上がらないわけですね。
だったらその本来100点のところも80点とか70点で出していく。 ポイントはですね、打率じゃないんですよね。
野球とかだったら打率って大事じゃないですか。何割打つかとか。 だけどこの情報発信とかビジネスっていうのは打率じゃないんですよ。
例えば打率、要するに率ですね。考えるなら2本出して1本ね、すごい良いものができる。 打率5割だとしますね。
100本出して10本ね、良いものができる。 これ打率1割ですよね。打率で考えたら校舎の方が圧倒的に低いわけですけど、結局その成功するものがね、その中に何個あるのかって大事だから。
だから99回失敗しても1回成功すればそれでもういいわけですよ。 というふうに考えると
数をいっぱい出していった方がね、当然成功する確率って上がりますよね。 10回中1回成功するよりも100回中1回成功する方が
おそらく確率的には高いと思うし。 当然100回もやっていればスキルも身についてくるというか。
どんどん上達していくんで、必然的に上手くいく確率も高くなっていく。 だから
率じゃないっていうことですね。 10回中1回と
100回中10回であれば、まあ率は一緒ですけど、でも10回も成功したんだったらね。 1回しか成功してないよりも価値があるわけじゃないですか。
だからそういうふうに考えていかないといけないということですね。 でもやっぱりどうしても率で考えてしまう。とにかく効率よくみたいな風に考えてしまうんですけど、
それができる人って本当にスマートな人だけなので、 われわれのようなそういうスマートじゃないタイプの人間っていうのはとにかく
努力作というか、無様な感じになるかもしれないけど、 ひたすら努力を重ねて、そういうふうに何度も何度も失敗を繰り返しながら
やっていくしかないということですね。 だから自分のタイプを見て、自分は
量で勝負するタイプだなっていう人はナンバーゲームで戦っていった方がうまくいき やすいことがあるので、そこの自分のキャラクターですね、一番大事なのは。
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このキャラクターがどういうキャラクターなのかってことを考えて、逆にその 質で勝負するタイプの人間が量にこだわってしまうと良さがなくなってしまったり、
我々が逆に質で勝負すると、我々のこのスピード感とかね、行動の速さというものが生きなかったり そういったこともあるので、どっちで勝負するのかってことを考えていく必要があるということです。