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2024-07-23 10:01

「横展開=水平思考」で人生設計がうまくいく話

人生水平思考で横展開していくと、自分のキャラクターがうまく引き出されることを発見した話をお伝えします。
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おはようございます。作曲家で大学教員の小松正史です。今日はですね、横展開に活動していくとすごくいいんじゃないか、これあの水平思考っていう言葉があるんですけどね。
ちょっと哲学的というか抽象的な話になっちゃいますけども、そんなことをお伝えしたいなと思います。
でですね、どうしてこんな話にしたかというと、僕の音活動、これあの多岐にわたっている状況がありまして、研究をするでしょ。
で、ピアノを使って音楽を作る、作曲をするっていうことがありますね。あとは大学で教育をしているので、学生に対して音の聴き方とか音のリテラシーを伝えるっていうこともしたりしています。
あとはこうしてね、日々ボイシーとかスタンドFMとかを使ってですね、日々自分の思いを伝えていくっていうような発信活動もしたりしてますよね。
そんなふうに、サンプルがね、もう僕一人の話ではあるんですけど、自分のその活動を見ていくといろんな方向性というかですね、ジャンルにまたがってやっているっていうような、そういう特徴があるんですよね。
で、それをですね、横展開の活動状況じゃないかなっていうふうにね、ちょっと人と話をしてて思ったんですよね。
だいたい研究者とか、一つの分野に特化して進めていく方っていうのは、縦方向というか縦思考っていうんですかね、深掘りをしていくっていう方が結構多かったりするじゃないですかね。
自分はこの専門家なんだ、音といっても音の電気信号の中で音がどのように生成されていくかみたいな、そういうところにスポットを当ててやってる人もいらっしゃいますよね。
で、専門家っていうのはですね、ある部分に特化して専門を深めていくっていうような、そういうやり方で研究とか活動を進めていくわけなんですよね。
それはそれで本当に素晴らしいことですし、僕もできたらそっちの方向に行くんじゃないかなと思いながら、それでもですね、研究活動とか表現活動、今30年以上やってますけど、そうはならなかった。
いや、逆に自分らしさを追求するのであればですね、そこそこの分野をですね、深掘りする時間も労力も興味もないっていうところがあるので、ある程度できたところの分野を3つから4つぐらいやっていくっていうような、
そういう重ね合わせの技をね、実はこれ無意識のうちで多分その方向に行ったんだと思うんですけども、そういうふうにやっていってるわけなんですよ。
で、これがですね、水平思考なんじゃないかなということで、今日ちょっとね、整理する段階だけの話で10分ぐらい喋ってる状況なんですけどね。
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で、ここでちょっとね、言葉の説明をさせていただこうかなと思うんですよ。
水平思考っていうのはどういうことかというと、多様な視点から物事を見ることで直感的な発想を生み出す方法っていうふうにしてあるんですね。
これ、思考方法だけじゃなくてですね、今の製品を作るとか商品を作る場合でもそうなんですね。
もともと既存のいろんなシステムがあります。
例えば計算方法とか独特の使用方法などがあると思うんですけれども、そういうところをですね、ゼロから組み立てるってめちゃくちゃ難しいので、
そうじゃなくってですね、ある程度、例えばゲームの業界だと新しいゲームのコンテンツができたとするとしましょう。
それはですね、ゲームのコンテンツ自体、その方向性はあるんだけれども、インフラというかハードウェアと言いますかですね、
それを作っていくためにはゼロから半導体を組み上げて、そして設計図を作るっていうことをしないんですよね。
もともとあるもの、ある程度汎用性のある、もう実績のある、これイコール廉価と言いますか、安くでコストを下げて作ることのできるハードの製品と言いますかね、部品なんですけど、
それを重ね合わせて組み立てるような感じで作っていく。
つまり既存の様々な機能とかですね、装置を使って新しいゲームを組み立てていくっていう。
これが結果的に早くゲームが作ることができますし、しかもコストを下げて作ることができるということで、一石二鳥のやり方っていうふうな、そういうことをやっています。
これあの典型的なのが任天堂とか、そのあたりはね、こういう技を多用してすごく素晴らしいゲーム装置を作っておられますけどね。
そういう方向があってですね、水平思考っていうのは、いくつか発想法があるということでね、まとめられています。
まずはランダム発想法と言ってですね、物事を無作為に選んでいってですね、もう頭にパッと思い描いたことをね、どんどん広げていくっていうタイプ、これまさに僕なんですけどね。
僕もこれ、あのボイシーとかスタンドFM、これ喋ってることっていうのは、系統だって喋ってるわけじゃないんですよね。
なんか今日喋ってみたいなとか、あれこれちょっと言い残したことあるかなとか、いきなり思ったことをですね、もうツラツラツラと並べるように喋ってるので、まさにこの音声配信の番組の方法、これランダム発想法だと思うんですけどね。
そういうのがあったりとかですね、あとは刺激的発想法というね、これある物事に対してこうであったらいいのになっていう希望があったらですね、
その部分をコツを押したり、デフォルメしてですね、展開したりとか、あと逆からその方向、発想法を攻めて展開していくっていうような、そういうのが刺激的な発想法と言われてますね。
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あとは挑発的発想法と言ってですね、ある物事に対してそれがなぜ存在するのか、あるいは何のためにそうなっているのかを考えることによって新しいアイディアを生み出していくっていうような、
そういうちょっと分析的な発想法もありますし、あと概念拡散発想法とか、反省的発想法っていうような、こんなことがあるんですけど、要はですね、今ある分野だけじゃなくて、お隣の畑の発想とか分野とかそのあたりも紐づけて考えていこうよって、そういう考え方なんですね。
ここまで来てですね、水平思考の別のバージョンは何かというとですね、先ほどお伝えしたように垂直思想、垂直思考と呼ばれているものなんですよ。
これはまさに研究者がですね、ある分野に対して深掘っていくっていうやり方なんですけども、それによってより根本的な問題とかある分野が特定化されつつ、かなり深いところまでですね、分析ができるというメリットはあると思います。
これどっちが良い悪いかの話じゃなくて、どちらともね、それぞれ良いとこもあるし、限界点もあるっていう話なんですよ。
で、そこでまた元の話に戻るんですけど、僕の音活動っていうのはですね、良くも悪くもですけど、めちゃくちゃ広がったりも出たとこ勝負になったりしている。
これ僕がよく思考的な話、どんな僕が価値観で動いているかっていうことをよく言ってるんですけどね、これは即興、人生は即興なんだっていうふうに今思ったことがパッと浮かび上がったら、
それをですね、正々堂々と深掘っていくっていうね、深掘るって言ってもそんな深くは深掘らないですけど、そういうのをどんどん渡り合っていってですね、焼き畑農業的な感じで展開しているわけなんですけど、
こういう研究者、音響の研究者っていうのはなかなかいないっていうことでよくね、僕に言われることがあるんですよね。
それはもう性格的な問題なのかもしれないけど、一人で研究とかね、ある特定の音環境を分析するっていうこともするし、そこで公共空間があったとしたら、音楽を作るクリエイティブですよね、クリエイトしていく作品作るっていうのもあるし、
その環境全体を人に伝えていくっていうメッセンジャー的な役割もあったりするし、これがですね、一つ一つが深掘ってはいけない、いけるレベルではないですけど、
それがうまく連鎖して届いていく、届けるっていうね、そういうある程度の分野の、ある程度ですよ、専門家になってですね、それを3つ4つ重ね合わせていくとですね、
これまた不思議なことに、他の人が真似できない領域に達することができるんですよね、研究者として深掘るっていうのも一つね、キャラクター作ることもできます。
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それじゃなくて、僕の場合は、重ね合わせによってですね、日本で小松しかできないってことはね、割と周りから言われてるんですね。
なのでね、いろいろ外部からの依頼が絶えないっていう、これね、これまた忙しい状況でありがたい悲鳴なんですけども、
なんでそこまでいろんな話が僕のとこに来るのかっていうことをね、細かく分析していくとですね、これはやはり自分で水平思想があるんじゃないかなと、
横展開が、これは僕にとってかなりやりやすくキャラクターを作るっていうことに繋がってるのかなっていうふうに思ってですね、
今日は横展開の小松のカラクリをね、ちょっとお伝えさせていただきました。
今日もここまでお聞きいただきましてありがとうございます。それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
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