結構難解な内容なので、一回見ただけではちょっとよくわからないと思うんですよね。
私のようにですね、2を見て、1を振り返ると、ストーリーがよくわかるんじゃないかなというふうに思います。
ですのでね、もしこのね、2を見て、Part 1がわかんなかったなっていう人はですね、もう一度見たらよくわかりやすいというふうに思うんですね。
はい、そしてこのPart 2はですね、映画館でしっかり見たこともあって、映像と音楽の没入感がすごかったですね。
ものすごく壮大なスケール、そして迫力のある映像美、重厚な音楽に圧倒されました。
まさに圧巻の一言です。
2時間46分の長編なんですが、中だるみもなく、眠くなることもなく、常に引き付けられて見ていました。
長すぎて飽きるどころか、大満足でした。
はい、でですね、この映画、登場人物がとても多くてよくわからないと思いますので、重要単語をね、最初に説明したいと思いますね。
まずですね、この映画大雑把に言って、良い勢力と悪い勢力が戦うという映画なんですね。
良い勢力とされているのがアトレイデス家という一族ですね。
これはレト・アトレイデス公爵を中心とした一族です。
こちらが良い一族とされています。
そして悪い勢力ですね。
こちらがですね、ハルコンネン家という一族なんですね。
これはハルコンネン男爵を中心とした一族です。
この2つがですね、戦う映画なんですが、このですね、2つの勢力のバックにですね、宇宙帝国を支配する一族。
これがコリノ家というね、一族がいます。
これはシャダム四世を中心とした一族なんですけども、この3つの勢力が争って戦うという映画という感じのストーリーなんですね。
はい、そしてですね、デューン、このタイトルになってます。
デューンなんですが、これはですね、アラキスという砂に覆われた惑星のことを通称デューンと呼んでおります。
それからそのデューンに住んでいるアラキスの先住民族、これをフレメンと言います。
このフレメンはですね、もともとこのアラキスに住んでいた民族なんですが、彼らはですね、命の水を飲んでいるため目が青いんですね。
これが特徴です。
はい、そしてスパイス、香料ですね、この単語も出てきますが、これはですね、この惑星アラキスですね、このデューンに存在する宇宙の航行や惑星の移動に不可欠な物質なんだそうですね。
宇宙で最も重要な物質で、ハルコンネン家ですね、悪い勢力の方が長らくですね、アラキスを統治していて、このですね、スパイスで膨大な富を得たんですね。
で、この先住民のフレメンにとっては聖なる幻覚剤というものであってですね、健康維持に欠かせないものというものだそうです。
これがスパイスですね、香料というふうに呼ばれています。
はい、それからですね、このアラキス、このデューンの星に生息する砂虫、これがサンドワームってですね、この砂漠の砂の中をグルグルグッとね、移動するこの虫、これがサンドワームと言います。
そしてですね、アトレイデス家とアトレイデス公爵の息子、これがポールですね。
彼はですね、まあこの映画で一番ね、イケメンな彼なんですが、ティモシーシャラメンですね、彼がポールという役ですね。
これがですね、アトレイデス家の引き継ぐ息子ということですね。
で、このスパイスの香料の影響で時々彼は未来のビジョンをね、見るということです。
はい、でですね、このポールのお母さんがジェシカという名前なんですが、このジェシカがですね、レベッカ・ファーガソンがやっています。
このお母さんですね、最初はポールを守ろうとしているんですが、今回のパート2ではですね、覚醒してしまうという役柄をやっております。
そしてポールのビジョンに現れるフレメンの少女、この少女がチャニという名前ですね。これがゼンデイアがやっております。
このですね、ポールとチャニが恋愛感情を持ってしまうという、そういったストーリーとなっております。
はい、単語をですね、ご紹介しましたが、分かりましたでしょうか。分からない方はですね、もう一度振り返って聞いてみてください。
動画を見ている方はですね、双冠図があると思いますので、それを見てね、覚えていただければというふうに思います。
はい、そしてですね、この映画のストーリーですね、簡単にご説明したいと思います。
今までですね、ハルコンネン家が統治していたこの星アラキスを統治することになったアトレイデスケ一族はですね、この惑星に来るんですね。
そしてそれはですね、実はアトレイデスケとハルコンネン家を戦わせる罠であったということに気づいたんですね。
で、この戦いでアトレイデスケの後継者青年ポールは父親を殺されてしまって、アトレイデスケは全滅したというふうに思われたんですね。
しかしポールは生きていまして、彼は復讐を誓って砂漠にいる先住民のチャニと共に戦いを再び始めます。
このポールはですね、フレメンの伝説に伝わる救世主と呼ばれていて、母親のジェシカはですね、覚醒して息子のポールを救世主にするために行動します。
そしてポールは父親の意思を継いでフレメンと先住民と手を組んでアトレイデスケを滅ぼそうとしたコリノ家に立ち向かうというストーリーですね。
ちょっとね、このストーリーが複雑なので見ていてわからないかもしれませんけどもね、2回ほど見ればわかると思いますので、もしわからない方はですね、2回見たらいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、でですね、この映画の背景を簡単にご説明したいと思いますが、このデューのですね、時代設定は西暦1190年とかなり先の未来なんですね。
映像化不可能とまで言われたこの原作小説では、そこに至るまでの歴史が次のように語られています。
人工知能に多くの役割を与えた結果、人類は一時人工知能によって奴隷化されていました。
しかし彼らは大反乱を起こして勝利を収め、機械から解放されます。
その後人類は思考作業を機械に任せないため、人工知能やコンピューターを作ることを禁止しました。
精神と肉体を訓練することで、おのおのが能力を高め、人類が統治する新たな社会が反映し始めているのがデューンの世界だということですね。
そのため映画にも銃器とか飛行機とか武器といった道具としての機械は登場しますが、コンピューターの世の物はありませんというふうに言われております。
ですので、1190年という時代背景なので、もうすでに人工知能に勝利した人類が生きていく世界ということを描いているんだそうですね。
ちょっと想像がつかないんですけどもね。ですので映像化もすごく難しかったというふうに言われております。
この映画の感想なんですが、この映画の壮大さはすごいと思います。
これでもかという広い砂漠、そしてかなりの数のエキストラを使ってこの壮大さを出しているというふうに思うんですね。
パート1を見た人はきっとちょっとねつまんないなとかですね、なかなか話が進展しないなというふうに思ったかもしれませんけども、このパート2は違います。
音響とか映像美とか迫力、演技、出演者全てにおいて圧巻という一言ですね。
ただですね一族の名前とか個人名とか相互関係がちょっと難しくてわからなかったのがネックだったなというふうに思います。
それでですねこの映画のですね映像美についてお話したいんですが、フェイドラウザというですね髪の毛のないつるつるの男が出てくるんですね。
彼はハルコンネンダーシャクの老いとして出てくるんですけれども、彼がですねある儀式の格闘の時に映像が全部白黒になるんですね。
これはですねこの惑星では太陽が黒いんだそうです。
ですので日に当たると肌が白くなるという設定なんですね。
なので彼の皮膚の色も真っ白なんです。
そしてその星では白黒の映像を使っているというですねちょっと凝った映像の使い方をしているということですね。
これはちょっと驚きましたね。
でですねこの監督なんですがルニー・ヴィルヌーヴっていう人なんですけども、これ聞いたことないなというふうに思ったんですね。
で調べたらですねカナダの映画監督だということなんですね。
で過去作を検索してみたらブレードランナー2049とかですねメッセージとかですね壮大な映像を使った映画を作っていた監督でアカデミー賞も受賞したことがあるということだそうですね。
そんな監督なのでこんなねすごい映画を作れたんだなというふうに納得しました。
ということでこの映画星4.6をつけたいと思います。