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今回は、対話の魅力についてお話ししたいと思っています。
学び合いではですね、対話にとても価値を置いています。
皆さんの日常の中に対話はどのくらいありますか?
皆さんにとって対話と会話の違いはありますか?
私たちの日常に対話が増えることで、人生がとても豊かになるんじゃないかというふうに思っています。
対話と会話の違いは、会話が何を言ったのかという発言に目を向けているのに対して、対話はその発言の背景に目を向けていきます。
その発言が出たその人が置かれている立場や環境、その発言が出たその人の価値観とか世界観、その人の無意識の信念。
対話では、そういった言葉の背景に目を向けていくことで、目の前の相手の人と向き合っていきます。
対話では評価や判断をせず、その人がその発言や行動をした背景にあるものをフラットに見ていきます。
こういった対話を通じて、たくさんの人の立場に立つことができるようになります。
対話によって私たちの物飲み方というのは、対話の数だけ物飲み方が豊かになっていきます。
物飲み方、視点、捉え方、これが豊かになるということは、人生が豊かになります。
同じ出来事が起きても、捉え方次第で受け取れるものというのは180度変わってきます。
同じ出来事でも、ポジティブに受け取れる人もいれば、ネガティブに受け取る人もいます。
同じ仕事をつまらなそうにやる人と、とても面白くやる人がいます。
同じ出来事でも、受け取り方で人生の資産にもなりますし、人生の負債にもなり得ます。
同じ出来事でも、豊かな物飲み方によって、経験という資産と機会というチャンスにあふれる日常に変えていくことができます。
対話は豊かな物飲み方を育み、豊かな物飲み方は充実した日常をもたらしてくれます。
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この充実した日常の積み重ねが、豊かな人生を築いていきます。
学び合いでは、3つの対話のきっかけや場を提供していきます。
本、著者との対話、自己との対話、他者との対話。
これを自分の人生を豊かにする、物飲み方を豊かにする対話のアクティビティとして、そういったきっかけをたくさん作っていきたいと思っています。
ぜひ、対話のある贅沢な日常をお過ごしいただきたいと思っています。
今回は対話の魅力についてお話をさせていただきました。