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こんにちは、まきのくみです。11月7日、木曜日です。
この番組は、3人の男の子の母親であり、整理・収納アドバイザー、タスクシュート認定トレーナーの私、まきのくみがお届けしています。
仕事と暮らし、日々の家事や子育てをもっと楽しく楽にするため、心がけていることなどを、いつもは放送しています。
今週は、【水・木・金】と、我が家の1年半不登校生活をしていた現在中学3年生の3男のお話をしたいと思います。
ちなみに、このようにして本人のことを音声配信するということは、ちゃんと本人に了解を得ています。
昨日、水曜日の放送では、不登校時代の息子の様子をお話ししています。
今日、木曜日は、そんな不登校真っ最中だった3男と一緒にフィリピンのセブ島に、私、親子で語学留学に行った時のお話をしたいと思います。
そして、明日金曜日は、今度は夫婦の話をしたいと思います。
夫婦間で、これまでやってこなかった子育ての振り返りをしましたというお話です。
今日は、フィリピンのセブ島に親子留学に行った時のお話です。
当時は、現地から音声配信をしていました。
そして、セブ島について、一番最初の配信には、息子が登場してくれています。
先ほど聞いたんですけど、本当に親子がダラダラと喋っているだけで、聞いている方には何もいいことはないというかですね、ふーんみたいな感じだと思うんですけど
でも、喋っている奥の方で人の声がしたりとかですね、ちょっとざわざわしていて、なんとなく今、学校にいるんだなっていうのがわかると思います。
ただそれだけで、本当に道中大変だったねとか、ご飯おいしいよねみたいな、ダラダラと喋っているだけの放送なんですけども、
一応、コメント欄の方にリンクを貼っております。
私の息子はですね、中学1年生の冬から不登校で、その間診療内科にも通ったりして、でも何もできずにいたんですよね。
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本当に今考えても、何をしていいかわからなかったんですよ。
山口のこの田舎の方でもフリースクールがあって、フリースクールには行ってたんですけど、
ただそのフリースクールの中では、同じように学校に行けない子どもたちが集まって、一緒にゲームをしているという状況だったんですね。
その状況も、これでいいのかなという気持ちは正直ありました。
ゲームが良くないっていう、いいか悪いかとか、そういうことではなくて、息子はこれで本当に幸せなんだろうかっていうのはよく思っていました。
本人にはですね、本当に幸せなのかなってお母さんはいつも思ってるんよねっていうのを何度か話したことはあるんですけど、
ただ息子はですね、それで今が幸せだって言うんですよね。
でも幸せである状態がどんな状態かっていうのは、人から見て決めることではないとは思うんですけど、ただ笑顔があまりなかったんですよね。
ゲームの話をするときは楽しそうに話はするんですけど、でも生き生きとしているかというとそうではないと私は思っていました。
生き生きした様子がないんだよねっていうのを話すと、自分が幸せかどうかをお母さんが別に決めることはないみたいなことを言ってたんですよね。
これも中学生ですから、そんなふうに言われても幸せそうに見えてないということは事実ですし、親として最善のことをさせてあげられてないというのは思っていました。
学校に行くとか行かないとかという以前に、本人に心からやりたいことがないというふうに見えたんですよね、私は。
もしも学校に行かなくても自分にはこんな夢があって、この夢に向かって学校に行かずにやるんだみたいなことであれば全力で応援したと思うんですけど、
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それがゲームで、ゲームを作る側でもなく、ただ起きている時間ずっとゲームをやっているという状況はですね、いいこととは思えなかったんですよね。
いいことってすごくいい加減な使い方ですけど、生きているという感じがしないというかですね、ちょっと難しいですけどね、言い方が。
ゲームをして、例えば、この例を出したらいいかもしれないです。
よくですね、不登校であってもずっとゲームをし続けてゲームクリエイターになった人だっているみたいなことを言う方もいるんですよね。
それはいるかもしれないんだけど、ただ、じゃあ安心ということにはならないわけですよ。
伝わりますかね、これ。
よく言われるんですよ。本人の好きなことをさせてあげて、させてあげたらいいんじゃないかとか、今はゆっくり休む時期なんだとか。
押し付けたらいけないとか、とにかく見守りましょうみたいな、そういった不登校に対してのアドバイスのようなものをたくさんいただいたんですよね。
休む時期なんだ、あ、そうかと思ったこともあったし。
もちろん、これをやらないといけないよって押し付けではないんですけど、
ただ、13歳、14歳、15歳この時期に一日中家にいて、昼夜逆転でゲームをしているってこれ異常ですよね。
当たり前に学校に行けとか、そういうことは抜きにして、そもそもが生活自体がめちゃくちゃですよね。
これって、いろんな不登校のアドバイスっていうのがありますけど、よく考えたら、今のままでいいわけがないと思ったんですよね。
で、いいわけがないんだけど、でもじゃあどうしたらいいかって、答えもないし、答えが見つかったところで、
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というか、見つかるということが、もう考えもおかしいんですけど、私が見つけるものでもないし、
だから、本人がやりたいこととか、生き生きと何かに取り組めるものというのを、きっかけを作ってあげたいと思ったんですよね。
それで、もうどうせ学校休んでるんだしと思って、もう学校に行かないことをずっとモヤモヤと考えているよりも、
もうこの状況が変わらないんだったら、生活自体を変えてみないと、何も変わらないと思ったんですよね。
それで、語学留学というか、語学っていう気持ちは最初はなかったんですよ。
ちょっと海外に行くとか、引っ越しをするとかですね。
引っ越しと言っても、夫の仕事がありますので、少し短期で別の場所に住むとか、実家に行くとかいうこともちょっと考えてみたんですけど、
でも実家じゃちょっとバーバが甘すぎるんでね、難しいかなっていうのですぐに却下だったんですけど、
とにかく今の状況から少し強制的に離れさせてみようというふうに思いました。
それで、3ヶ月くらい海外とかに行けたらいいなとかって思っていたんですけど、
3ヶ月はですね、金額的に現実的ではないということで、それで1ヶ月になりました。
で、後々進めるうちに、やっぱり1ヶ月で良かったと思ったのは、フィリピンだとビザが1ヶ月なんですよね。
ビザの取得をしなくていいのが1ヶ月だったので、
すいません、ちょっと違うかも。3週間だったかも。
それで、語学留学だから1ヶ月に伸ばせたのかもしれないです。すいません、その辺が。
もしかしたら3週間かもしれないです。
で、語学留学なのでおそらくビザが1ヶ月は取らなくてもいいと。
だから3ヶ月になると何か更新をしないといけなかったりとか、
あとはですね、帰りの航空券を現地から取らないといけないということもあったんですよね。
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1ヶ月だったら行く前から取ることができたんですよね。
そういった面でも1ヶ月という期間がすごく良かったです。
で、あとは実際に過ごしてみて、1ヶ月はですね、結構大変でした。
過ぎたらあっという間という感覚はあるんですけど、1週間1週間が本当に長かったです。
で、最後の4週目ももうすぐ帰れるってわかってるんですけど、でもなかなかハードでしたね。
でも最初の1週間でした。最初の1週間が息子にとって大変でしたし、
それは昨日の放送のリンクに貼っている10日目の配信に、セブ島の10日目の現地からの配信で言ってるんですけど、
その初日から10日間の間で息子のメンタルも不安定で熱も出すし、
そしてもう帰りたい帰りたいって言われて、それで私のメンタルもやられるというか、
とにかく私も授業6時間受けているので結構ハードだったんですよね。
それでもう私も本当に帰りたいと思っちゃって、
息子から帰りたいって言われてもどうすることもできないから何も言えないんですよ。
私も現地で息子を怒るとか叱るっていうことを絶対にやらないって決めているので、
その縛りもですね、
縛りもきつかったというか、
たぶんもしその絶対に怒らないでいようって考えてなくて、
もし怒ったり叱ったりしたとしたら、それはそれですっごく欠約になって、
もっともっと私自身が辛かったと思うんですよね。
だから本当にあの時期は、あの10日間までというのは忍耐の時期だったんですけども、
それ以降が本当に楽しい3週間で、息子もだんだん授業後の方が楽しくなってきて、
やっぱり若いので吸収が早いんですよね。
英語の方も慣れてきて、特にですね、聞き取りがすごくできるようになったんですよ。
それはですね、今も、今現在もですね、リスニングだけはめちゃめちゃ点数がいいんですよね。
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めちゃめちゃって言ってもあれですよ。
本当に2年生まるっと授業を受けていないので、全教科も点数が悪いし、
一番いい英語でもそんなにいい点数ではないんですけど、
でもですね、本当に行ってよかったねっていうくらいの自信が持てる点数ではあって、
なんか点数点数って言うんじゃないですけど、
2年生の間ずっと学校に行ってなくて、頑張ったテストの点数っていうのは本当に感動ものだったんですよね。
それは英語はもちろんなんですけど、他の点数もそれぞれの点数がですね、
もう0点じゃないっていうところがもう嬉しかったですよね。
ちょっと話がそれって言っていますが、とにかく吸収が早いので、
2週間目からは授業が楽しいと言ってくれるようになってきました。
私の方もですね、息子は4時間、私はなぜか6時間というクラスを受けて、
私はそんなにですね、英語力が伸びるということはほとんどなかったんですけど、
でも2人で部屋では英語で話そうとかって言って、
2人ともあんまりできないなりにお互いに英語で話すみたいなことをやっていました。
それも今も時々やっていて、
それが恥ずかしくなく自然とできているっていうことがすごくいいなって今思います。
日本語で愛してるよってあんまり自然な形で言いませんよね。
思っていても、愛してるよっていうのが日常的にはないですよね。
それが英語だと息子とお互いにI love youって言えるんですよね。
そういうのが2人で一緒に英語を学びに行ってよかったことだと思います。
当時私もですね、1日6時間の授業を受けてもうヘロヘロだったので、
その授業受けるの結構大変だねっていうのを息子と共有できたことも良かったなと思います。
お互いに授業大変だけど頑張ろうねっていう風に言い合えたりとかですね、
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お互いに先生の話をしたりとかですね、どんな先生かとかですね。
そういうのも楽しかったですね。
共通の体験があって、その共通の体験が共通の思い出になるので、
またその思い出から当時を振り返ってそれを共有できて共感できるみたいな、
そういうところがちょっと夫には申し訳ないですけどね。
私と息子の間にだけある同じ思い出がですね、今もまだその話で懐かしむことができるし、
本当に行ってよかったねという話を最近もやっているので、
これは本当に行かせてくれた夫にも感謝ですし、
当時、本人に行ってみるって言った時にすぐに返事をくれたこと、これは本当に大きかったですね。
これで嫌だって言われたら、もう行ってないですからね。
で、夫の話が出ましたが、明日はですね、
私と夫、夫婦の間で、これまでやってこなかった子育ての振り返りのお話をしたいと思います。
我が家には男の子が3人いて、長男の時も次男の時も、子育てについての2人の価値観のすり合わせというか、
こんな風に子育てをしようみたいなことを話し合ったことがなかったんですよね。
お互いに感覚的というか、時にはぶつかることもありつつ、そんなに困ったことが起こらなかったんですよね。
それで、そういえば私たち、すり合わせをしてこなかったねということで、
これをきっかけにですね、夫婦で話し合いをすることになったというお話を、明日はしたいと思います。
サムネイルに貼ってある雲の写真は、フィリピンからの帰りの飛行機の中から撮った上空の写真です。
すごいいろんな思いを持ちながら見た風景で、やっと帰れるっていう気持ちもありましたし、来てよかったねって話しながら帰りましたしね。
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本当にいろんな気持ちのこもった雲の写真です。
では、今日のお話はここまでになります。
最後までお聞きくださいましてありがとうございました。
お相手は整理力トレーナーの牧野くみでした。
ではまた。