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2023-07-21 16:49

誰もがプロとして輝けるように 【ニコラスさん③】

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ニコラスさんへのインタビュー、最終回です。

外国出身プロも含め、麻雀を愛する方々がプロとして活動・活躍できるためにニコラスさんが取り組まれていること・お考えなどをお聞きしました。


Twitter: https://twitter.com/_xkime


サマリー

ニコラスさんはインタビューを通じて、彼の麻雀のプロ活動について話し、また誰もが輝ける社会に向けた思いも語られています。土田講師のプレミアム麻雀教室でのニコラスさんの成長についても言及されています。

ニコラスさんの麻雀プロ活動
麻雀ポッドキャスト。今回は、ニコラスさんへのインタビュー、最終回をお送りします。
つしだ先生との出会い、そして、プロとして活動し、誰もが輝けるような社会に向けて、ニコラスさんの熱い思いをお聞きしました。
いや、僕もポドキャスト、もともとポドキャスト文化から来てるんで、
アルゼンチンじゃなくて、マーケティングから来てるんで、ポドキャスト文化から来てて、よく寝る前にポドキャスト聞いたりとかしてるんで、
でも、あんまり麻雀ポドキャストは全く他にないんじゃないですか。
で、素晴らしいなと思って、僕ももちろんマイクとかいろんなものがあって、全く使えてない。
僕もポドキャストしたいなってずっと思ってた頃に連絡を受けて、麻雀のポドキャストあるんだと思って、
話していただいて、参加したいと思った頃には参加どうですかって聞かれて嬉しかったんで、ありがとうございます。
みんな何かしら出たい方が多いから、これはもう今年中に100人とかいけるんちゃいます?
やりたいですね。
もうぜひ。最近まで自分何ができるのかなと思って、自分の麻雀界においての役目が何かなって思ってて、
よく言われるのが、いろんな言語を話せるから、海外との端になるとかどのこのとかって意見が多いんですけど、
最近思うのは、外国人を受け入れるような状態にもなってないんじゃないっていうことも結構思うんですよ。
日本人のプロでも麻雀だけで食えないっていうのが多い中で、
じゃあ君海外から来てプロになってっていうのはちょっともう責任なところもあるんちゃうかと最近思ってて、
僕もその日本で麻雀だけで食えるプロを増やしたいという活動に役立ちたいと思って、
そのために僕も麻雀と別でたくさんの仕事、プロジェクトを抱えて、会社も副業もいろんなプロジェクトも抱えている中で、
余裕を使って麻雀に返すという形で、僕は日本に来て7年しか経ってなくて、そもそも貯金がたくさんあるかというとそうでもないんですね。
資金がたくさんあるかというとまだそういう話でもないので、でも無料でボランティアをやる。
自分の時間と自分の技術というか、そのコーディングもそうなんです、プログラミングもそうなんですけど、
プロという肩書きを使ってイベントに行ったり、コラボ企画やってたりという時間も全然喜んで提供するので、業界を盛り上げましょうという、まずそこからですね、
プロがちゃんと麻雀だけで他の仕事をしないでプロの活動で食べていけるような麻雀業界を僕も一緒に作れたらまずいいなと思っていまして、
そこから海外の方を招いてプロになってもらおうかと。
外国人プロ麻雀プレーヤーの増加
日本に来てプロになってって今あんまりお勧めできる状態でもない。
僕もたくさんの辛い経験もありましたんで言えることなんですけど、そういう甘い話ではないんですよね。
特に外国の方にとっては麻雀大好きな香港に住んでる友達とか台湾、オーストラリア、もちろんアメリカ、アルゼンジンもそうなんですけど、
いつか僕もニコラスみたいにプロになりたいなっていう方もいるんですけど、
でも日本語ができる?いや、できない。そんなにできない。
仕事はどんな?いや、あんまりまだ大学卒業してない。
ちょっと日本語を勉強してキャリアを積んで、どっか日本の企業に入れるようなポジションまで行ったらまだいいかもしれないんですけど、
じゃないとちょっと厳しいんじゃないかな。
留学できてる方はもうプロ活動が限られるんですね。
ジャンソーで働けないので留学のビザで風俗店という扱いになるので、あんまり関われない。
あってデメリットがたくさんあるんできついんですよ、たぶん。
なのでその状態になってる、今プロになってくださいっていうのはあんまりお勧めできる状態ではないので、
まずそのために僕も日本人になってプロ麻雀業界を中から盛り上げて、
プロがちゃんと麻雀だけで生きていけるような、
ここがたくさん麻雀以外の仕事もやっとくから、それを返して盛り上げて、
この業界をもっと多くのバックグラウンドのプロを受け入れれる状態にしていっていきたいと思います。
いやーめちゃくちゃかっこいいですね。
いや全然、照れるんですよ。
ホームページの方にも書かれてたと思うんですけど、
たぶんニコラスさんがMリーガーとして外国人出身の頭脳Mリーガーっていうところを立ってくださったら、
めちゃくちゃたぶん盛り上がるもんね、海外っていうところもやってみようっていう人も増えると思うし、
環境としても変わってくるなっていう風に思うので、ぜひ応援してます。
ありがとうございます。
その日本初外国出身のMリーガーっていう発言もちょっと無責任なんじゃないかなと思って、
他にも外国のプロいますんで、今私たち外国出身の選手は今、
自分が先だっていう内部争いしてる場合じゃなくて、
もう全員で頑張ってこの麻雀界をもっとみんなで盛り上げていきましょうっていうのが、
もしかしたらそっちの方が正しいと思い始めてるんで、
自分が初っていう考えがどうなんかなって思ってる最近。
本当にみんなで盛り上げて拡大して麻雀界もっとディバースな、
いろいろいろなバックグラウンドの方が入れるような麻雀界にしたいなと思って、
それだったらもうみんなで頑張ってやっていかないとちょっと厳しいなんじゃないかなって。
外国人プロ麻雀プレーヤーの最強戦参加
僕一人では特に時間も限られてるんで、
みんなでやった方が多分うまくいくんで、
是非我々は何をすればいいんかなって思うんですね。
今プロの方って何名ぐらいいらっしゃるんですか?外国出身の方って。
アルゼンチン僕だけで、アメリカはダニエルプロとジェンプロとガースプロ。
でイギリスはジェーマプロ。
で中国は確かにワンプロとトントンプロ。
他にもいらっしゃるかもしれないですけど、僕は分からないだけで、
もし忘れてたら申し訳ないんですけど、
最近もう一人中国の方が連名に合格されたという報告を聞きましたんですけども、
また多分公式発表すると思うので。
教会の方にも試験を受ける香港の方、有名なネット麻雀選手が何で頭の形で入ろうと心を見てるようなんで、
結果次第もしかしたらまた僕の夢の8人以上の外国人選手の夢が出来上がるかもしれないですね。
何で8人以上がいいかというと、この最強戦テーマを持って戦うんじゃないですか。
僕の夢としては、ちゃんと8人の麻雀が外国人麻雀プロが揃って、
それで最強戦にそういうタコ作ってもらうっていうのがちょっとした夢がありますんで。
タケショボの方が聞いていれば是非よろしくお願いします。
確かにその枠で来たらめちゃくちゃ熱いですよ。
本当にみんないつもより10倍以上に頑張るんじゃないかなと、
滅多にない機会で、多分外国人選手1人も、ワンドさんやトントンさん分からないですけど、
多分最強戦に出てないんじゃない?外国人は。
確かに他のタイトルと違って、最強戦だとそういう枠とかも作れるし、有名のある大会ですよね。
あんまり、大会自体にあんまり生放送に出てる外国人選手もあんまりいない気もしますね。
僕自身でも結構少ないですね、番組の出演。
ホームサイトに載ってる分ぐらい。
ホームサイトに載ってる新人を優秀した決定戦、大阪カーニバルとイベントちょこちょこあるんですけど、あんまり見ない普段。
僕は特に大阪なのであんまりそういう、そもそも最終的に生放送が設けられてるような大会に参加したりとかしてないんですけど、
今の時代多分もっと番組とかいろんな大会の生配信をするスタジオがたくさん増えましたんで、もしかしたらこれからも増えていくんじゃないかな。増えればいいな。
一つ出られてるところとして、土田工書プロの教室で講師されてるっていうふうにお聞きもしたんですけど、そこのきっかけってどういったところから始まったんですか。
7年ぐらい前にプロ入りたての時に、僕はずっと土田工書プロのファンで、デザインの先生の方が、
いや、私麻雀プロと一緒に仕事してます?言ってて、え、誰誰?って思って。一般の中にいるプロなんじゃないかなと思って。
いや、土田っていう人です。え、ちょっと待って、それ土田工書ですか?
いや、うん。え、そんな有名?いや、有名というか名人なんですよ。
あ、そう?会いたい?みたいな感じで紹介してもらいましたけど。
ちょうどその時、大阪でご飯食べて、大阪で何か用事で来てるんですか?麻雀教室を開こうとしてます。
大阪で麻雀教室、はい。今、講師を探してます。ニコラスどう?って。
え、僕普通にその時、ジャン作の仕事してたんで、仕事もありますし、どうなんですかね?時間あるの?
ああ、そんな、大丈夫。自分の携帯出して、ジャン作の社長、楠田さんに電話かけて、ニコラス今から毎週第2金曜日にこの時間に来ていただきたいんです。大丈夫ですか?
うん、大丈夫だって。はい、決まりました。言って、もうその時からずっとアシスタント講師7年間もやってるんですね。
土田講師のプレミアム麻雀教室
第2金曜日、リーガロイヤルホテルで、土田講師のプレミアム麻雀教室、心育てる麻雀教室。そんな急な出会い方で急に入って、気がついたらもう7年間も経つという、本当に尊敬できる人ですよね、土田先生は。
何事も直感で決める。それはね、僕もめっちゃ嬉しかったし、引っ張る力。運を引き起こす力。なかなかね、出会ったばかりのその辺の変な外国人にプレミアム教室のアシスタント講師やってくださいって普通の人は頼めないですよ。素晴らしい姿勢。
それはもちろん、皆さんの分かっている通り、そのシュッとした上品な姿の土田先生も毎日もそんな感じで教室で、麻雀教えてるんですけど、その戦略っていうよりも麻雀に対しての姿勢というか、マナーだけじゃなくてパイピン化、品質のある麻雀というものを教えてて、僕も勉強になるんですよ。
そこに立って聞いてるだけで、この7年間ずっと毎月麻雀に対しての土田先生の熱い思いというか、フィロソフィーが体に染み付いていって、僕もあんなプロ意識の高いプロになりたいなって思って、新しい希望が生まれました。
僕は最初の頃は割と戦って、自分が1位になってトップ取って一番上まで行ったら、みたいな感じで挑んでたんですけど、それ結局マナーが悪かったり、姿勢が悪かったり、言葉が悪かったり、目つきが悪かったり、それで全部優勝しても麻雀に対しては何の役にも立たないじゃないですか。
イメージが悪くなるだけです。例えばデカい態度で目つきの悪い奴がもう世界で一番強いと認められてもイメージが悪くなるだけじゃないですか。で、ある教室の時にニコラスはプレイヤーじゃないです。ニコラスにはもっともっと大事な役目があるんですよ。麻雀界に行っては。
頑張ってトップ取って勝つんじゃない。あんたにもっと自分にしかできないことがある。考えて。確かにと思ったんですよね。僕は勝たなきゃ勝たなきゃっていうのに取り憑かれてて、別に勝たなくても僕にできることは他にもたくさんあるから、例えばそのプロの将棋や囲碁の世界も別に9段までいかなくても2段3段の人たちもプロたちもちゃんと活躍もしてるんで。
麻雀界のトップでいなければならないという理由は本当にどこにもないんじゃないですか。自分しか提供できないようなことを提供していけばもっと明るい明日が待ってくれるんじゃないかなと信じて、この時には理不尽なゲームをやって楽しんでいるので、それはそれでいいと。
確かに僕も実は趣向は囲碁をずっとやってまして、一時期プロになりたいなとか思ってたりしたんですけど、力が必要な部分では難しいなっていうふうに限界を感じたんですけど、プロにならなくてもできることってあるなっていうふうに感じて、自分ができることでその業界だったりゲームの面白さとか伝えていければいいんじゃないかなと思っている派なので、めちゃくちゃ共感ですし、
それを考えさせてくれる土田さんやっぱりすごいなってお聞きしてて思いました。
それも素晴らしい。プロだからこそできることで、プロだからこそできないことっていうのもあるので、そうやってプロじゃないからこそできることがたくさんあるんで、例えばこうやって多分いろんな団体のプロの方と話をして提供できるので、それが例えば一つの団体に入ってしまうともう、もしかしたらできなくなるんじゃないですか。団体の固有関係とかがあるので。
アマチュアだからできるような私企画とかは本当にありがたい。これからもたくさん企画出して僕も手伝わせていただければ嬉しいなと思います。
囲碁も将棋もよくある話じゃないですか。アマチュア9弾でプロ2弾より強いみたいな。よくあることなんで、別に麻雀に対してアマチュアの自分でもプロよりやってますっていう、別にいいんじゃないですか。お互い協力し合って成り立ってるものなんで、それはとてもうれしいことですね。
もっと逆にすぐにプロの道走る方が最近多いんですけども、僕も人のこと言えないんだけど、僕も走ってハイプロになりたい。そのために日本に来たっていうのもあるんですけど、ちょっともったいない。なる前にたくさんできることがあるなら、全部やり尽くしてから入ってもいいんじゃないかなってたまに思ったりしますんで。
それも人は自分で選ぶものなんで、ただ絶対新人予選、入ってから5年以内に取らないといけないので、別に待ってもいいことあるかもしれないですよ。
確かに一定強くなってから入るっていうのも一つってかもしれないですね。
そうですね。
最後にこれまでもいろんな形で麻雀界っていうところに貢献されてきたと思うんですけど、この先こういうことをやっていきたいとか、自分ならではみたいなところも生かしつつ、どういうことを将来されていきたいのかっていうのをお聞きできればなと思います。
そうですね。確かに今プロ業界、僕が入った時よりだいぶ良くなりましたけど、まだこれからもやらないといけない課題がたくさん残っているので、僕も麻雀業界を盛り上げて拡大させて、自分にできること、自分の時間、自分のリソースを使って、
次の世代のプロの方々が麻雀だけで、麻雀だけを打って、麻雀だけに集中して成長できるように協力をさせていただければいいなと思っているので、今年もたくさん活動、プロ活動を頑張って盛り上げて、少しでもこの麻雀業界に貢献できればいいなと思っていますので、
ぜひ何かのプロジェクト企画、コラボとかがあったら呼んでいただけると嬉しいと思いますので、今年もよろしくお願いします。
ニコラスさんのプロ活動
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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