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2019-11-26 12:52

第368回 「脳のOS:安定化指向と可塑性」

脳は、急激な変化を嫌います。脳に気づかれないように、毎日、コツコツと変化するための情報を入れていくことが、変わるための近道です。


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
脳科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日はですね、私の品川のオフィスの方からポッドキャストをお届けしたいと思います。
今日はね、脳の安定化指向と可塑性というお話をしたいと思います。
よくね、脳は変われるんですか?人間の脳って変われるんですか?変われないですか?という質問を受けるんですけれども、
結論からいくとね、変われるんだけど、一度にほんの少しずつということなんですね。
ちょっとずつ、ちょっとずつだったら変われるんだけど、脳というのは基本的には変わりたくないんですよね、人ってね。
だから心理学でいうとコンフォートゾーンって言って、自分がここのゾーンにいると心地よいというか、もしくは安全、安心っていうふうに感じられるっていう、
そこから一歩踏み出すってすごい勇気いりますよね。
よく清水の舞台から飛び降りるつもりでみたいなこと言われるしね、昔から言いますけど、本当そうなんですよね。
コンフォートゾーンから一歩外に出るってすごく恐怖なんですよね。
それは脳の特徴で安定化思考と仮想性ということで、脳は急激な変化を嫌います。
基本的には安定化思考、今が一番心地よくて一番安心で安全でっていう、そういうことなんですよ。
でもちょっとずつ、ちょっとずつ、ちょっとずつの変化だと受け入れられるんで、なんか気がついたら変わっていたみたいね。
例えばセルフイメージなんかでもそうじゃないですか。
例えば自分が駆け出しのセールスマンで、まだまだセールスやって、どうだろう、3ヶ月とか半年っていうと、
やっぱりなかなかうまくいかない場合のほうが多分多いでしょうしね。
先輩からいろいろ教わったりとかしながら努力して、やってるうちにちゃんとできるようになって、
3年経って、5年経ってっていうふうにセールスの仕事をずっとやってると、
やっぱり自分自身のセルフイメージって駆け出しじゃなくて中堅のセールスみたいなイメージである程度自信も持てるしみたいになってきますよね。
それがまた10年とか15年とか20年とかになったら超ベテランですから、自分は超ベテランのセールスっていうセルフイメージになってきますよね。
でもこれって5年とか10年とか15年とか20年とかかけて、そのセルフイメージが作られていくわけですよね。
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そういうふうに少しずつ少しずつ脳は変化を受け入れていって、気がついたら大きく変わってたみたいなことになるわけなんですけども、
なので一度にやるぞみたいなのはあんまりよくないんですよね。
安定化仕事仮想性っていうことで、仮想性っていうのは科学用語でほんの少しだけ変われる性質っていう意味なんです。
ほんの少しだけ変われることができる性質。
これを科学用語で仮想性って言うんですけども、だから基本的には安定化志向なんですけど、
一度にほんの少しだったら変わることができるという性質なんです。
例えば私の今目の前にデスクがあるんですが、デスクがきれいできてるので私が人差し指でギュッと押しても何も変化ないですよね。
でもちょっとあなたの目の前に粘土の塊があるとイメージしてください。
粘土の塊を人差し指でギュッと押したらちょっとだけ凹みますよね、粘土になった。
こういうほんの少しだけ変わることができる性質のことを仮想性と言います。
ですから脳は変われるんですか、変われないんですかって言われたら変われるんだけど、ただし一度にほんの少しだけなんですね。
これ習慣とかもそうで、習慣を変えるってなかなか難しいと思うんですけど、
例えば思考の習慣、これを変えようと思ったら1日3回脳の中に新しい習慣、変えたい習慣の新しい版をインストールしていけば、
だいたい3週間ぐらいあれば変えられますし、それから生存本能と直結している、
例えばダイエットとか禁煙とか禁酒とか、そういうやつだったら3ヶ月ですよね。
3ヶ月それが続けられればもう完全に習慣化されるっていう、3週間タイプの習慣と3ヶ月タイプの習慣があるんですけども、
それも少しずつ少しずつ少しずつ脳に新しいデータを入れていくっていうことで、
仮想性の範囲内で入れていくっていう話なんで、こんなほんの少しのことで変われるんだろうかみたいなね、
そのぐらいのほうが実は脳は変われるんですよ。
私が一番世の中で好きな本、オグマンディーノの地上最強の商人という、
これは中井塾のサブテキストとしても一期のときから使っているんですけど、
もう何回読んだかなっていう話なんですけど、1日3回、成功のための巻物っていうのが10巻あって、
10個のテーマがあるんですよ。
習慣とか愛とか行動とかね、成功とか感情とかもいろいろあるんですけど、
それを1日3回巻物を読んでいくんですよね。
書いてあることは素晴らしいんですけど、1回読んだぐらいでやっぱり人って覚えられないんですよね。
なのでその1巻の巻物を1日3回、30日間、90回読むことになるんですよ、1年、10ヶ月なんですよ、1セットやるとね。
私は3年続けて3セットやったんで270回、たまにまた読んだりするんで、
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同じ1冊の本を300回ぐらい読んでることになるんですけど、そのぐらい素晴らしい本なんですけど、
そうすることで潜在意識の中にどんどんどんどんそういう成功者の考え方とか信念がインストールされていくっていうね、そういう本なんですけども。
これね、何でこの本を読もうと思ったかっていうと、私の経営コンサルタントの師匠の船行雄先生がね、
昔、ジャストっていう月間のCDマガジンみたいなのを出されていて、
ゲストの話が1時間半で船行先生の今月のトークみたいなやつが30分あって、
その最後に船行先生に聞いてみようっていうコーナーがありましたね。
リスナーからの質問に一問一答で答えるっていうやつで、
そのときに船行先生がたくさん本も、たぶん当時もう冊数で言うと600冊とかたぶんそのぐらい出されてて、
先生も聞いたら何冊出してるか分かんないと言ってらっしゃいましたけど、出してられて、
それぐらい出してるってことは本もたくさん先生読まれてるでしょうと。
先生が読まれた中で一番いい本は何か教えてくださいっていう質問で、何だろうって興味持ちますよね。
そしたら船行先生がベスト1は絞れないけど、ベスト2までだったら絞れるって言って言われたのが、
1つがジェームス・アレンの原因と結果の法則っていう本。
もう1つがオグマンディの地上最強の承認。
この2つが2トップで、これは絶対リスナーの皆さん読んだほうがいいですよって言われて、読んだんですよ。
原因と結果の法則はなるほど、すごい薄っぺらい本ですぐ読めるんですけど、
深いんで何回も何回も読まないと、その良さっていうか言ってることの深さがわからないんで何回も読みましたけど、
オグマンディはそもそも何回も読めっていう本自体がシステムになってるんですよね。
これやっていくと本当に安定化志向と仮想性で、すごい立派なことが書いてあって、
こんなんできるのかなみたいな話と、このぐらいでそんな成功者の考えがインストールできるんですかみたいなところがうまく散りばめられてるんですけど、
ファイザレーションを毎日読んでいくと自然とそれが中に入ってくるっていうことで、そういう信念体系が書き換わってくるわけです。
なので逆に言うと、自己啓発の合宿型のセミナー、ブレイクスルーするやつとか、
やるぞってモチベーション上げる系のやるぞをみたいなやつは結局のところ、安定化志向と仮想性の範囲を超えてしまうんで、
例えば3泊4日の自己啓発のセミナーとかありますよね、もっと長いやつもあるけど、
涙流して感動してみんなでハグしてみんなでやろう、頑張ろうとか言っても、仮想性の範囲を振り切ってるんで、
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4日かけてそこまで行ったら逆に戻ってきたら、4日かけてまた安定化志向が発動して戻そうとするんで、
アンソニー・ロビンズのDWとかも特にそうですよね。
8日間踊って歌って話聞いて盛り上がっておーってやってますけど、日渡りとか、あれも楽しいけど、結局戻りますよね。
だから本当に人間の脳の仕組みから言うと、毎日コツコツっていうのがね、毎日コツコツ、
会話を騙すとか手名付けるというか、これ変かなっていうふうに感じさせないぐらいの小さなステップ、
本当のスモールステップでちょっとずつ毎日やっていくのが一番いいということで、
そうすることによってそれは後戻りがしないんでね、
安定化志向が仮想性の範囲内の変化であれば脳は受け入れてくれるので、
安定化志向が発動しませんから、3ヶ月とか半年とか1年とかかけて大きく変化していく前は後戻りしないんでね、
毎日毎日毎日やったら毎日毎日毎日変化して成長して変わっていけるっていうことになると思いますので、
ぜひそういう考え方を取り入れていただけたらっていうのと、もしできるんだったらオグマンディードの地上最強の商人。
これは慶合理科協会から出てる1万円ぐらいの本なんで、ちょっと買うの勇気いるかもしれませんが、ぜひやってみてください。
これ文庫本とかも出てるんですけど、あれもちょっと違って、実はトリロジーになってて、1巻と2巻と3巻で3部作なんですよ、地上最強の商人。
文庫本は1巻と3巻が文庫になってて、その1万円の本は1巻と2巻が1冊の本になってるんですよ。
で、この2巻がね、これがすごいんです、これが。これが本当に成功のために1回読んでいい話だったって終わるんじゃなくて、
それを実際に毎日毎日1日3回1ヶ月1巻を読んでいくっていうのが2巻なんで、
この第2巻が肝なんで、物語だけだったら別に文庫本でもいいと思いますけど、
これ真剣に捉えして自分の中に成功者の信念体系をダウンロードしたいっていう方はぜひ1万円の経営合理化協会から出てる本を買っていただけたらと思うんですけど、
中塾にも1,400人ぐらいの方が来ていただいてるんで、1,400冊ぐらいこの本を売ってるんですけど、
経営合理化協会からちょっと表彰してほしいなと思ってるんですけど、経営合理化協会の方もし聞いてられたら1回接待でもしてください。
はい、ということで、今日は品川のスタジオのほうから脳の安定化志向と仮想性というお話をさせていただきました。
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今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための築きがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
また、全国各地から900名以上の経営者が通う中井高芳経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報は、ホームページをご覧ください。
では、またお見にかかりましょう。
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