九龍城の魅力
すっごいよかったわ。
すっごいよかったよね。見に行ってよかったよね、これね。
よかった。
九龍城って言ってさ、期待するのが、なんていうか、建物もそうなんだけども、
その中では、あのカオスの建物の中での日常生活なんですよ。
そうですよね。
もう最初に、あの中に入って行った時にさ、食堂の横で溶接してたりするとかさ、あの映画たまんなくってさ。
たまらないね。
で、最後のエンドロールもすごいわかっててさ、
あの飴作ってて包んでるシーンとか、靴底を打ちつけてるシーンとか、
そういう普通の日常生活がエンドロールなんだよね、アクションシーンとかじゃなくて。
おばあちゃんがトランプみたいなのをやってて、そのトランプが細いやつで、とか、
そう、かけごとやってるね。
あとお茶をね、入れて飲んで、で、みんなでテレビを見て助け合い、かつなんか息抜きとかしたりして、生活をしているっていう。
そう、なんか生命力っていうか、生きてる感じがね、出てるんすよ。
で、もうほんとに絵が強いんだよね、あの汚かったりとかさ、電線がわっちゃわちゃになってたりとか、あととにかく道が狭い。
今まで見た、あの狭い通路でのアクションって迫力があって、スリリングで楽しいじゃん。
あれん中で、今まで見た中で一番通路が狭かった。
ちょっとね、そのせいでカメラがちょっと動き回りすぎて、アクションが時々見づらいかなって思うところはあったんだけども、
ただでさえ高速アクションだからさ、でもやっぱりアクションのレベルが高いよね、香港映画。
キャラクターの強さ
あたしさ、パンフさ、さっき読んでたんだけど、レイジングファイヤーの人がかなり入ってるよ。
あー、なるほどね。
あとアクション監督の人とか、日本人の人とかが入ってて、
タニガキさん?
ルローニケンシンとかやってたらしい。
あたしルローニケンシン見てないかわかんないんだけど、レイジングファイヤーでなんかやってた人とかもなんか入ってて、
ちょっと誰が誰だったかごちゃになっててわかんないんだけどさ、
とかね、なんか、なるほどね、レイジングファイヤーめっちゃ面白かったもんねってなって。
なんでしょうね、おじいちゃん組がさ、みんなめっちゃ強いのがすごくよくってさ、
やっぱりロン兄貴ですよね。
ロン兄貴ですよね。
サモハンがさ、ちょっとさ、最初小物というかさ、っぽく見せといて、でも実はめっちゃ強いし、
しかもその手下のヒャッハーがラスボスだし、
あと何気にそのチュン兄貴もさ、めちゃめちゃ強かったじゃない?
あの登場人物っていうか、クールランジョンにいる人で動いてる人基本みんな強い。
だいたい達人なんだよ。
最初にさ、ウォンがう?
ヒャッハー?
サングラスヒャッハーがさ、バスでバトルするときにさ、
抜き手でバスの壁貫きまくってたじゃん。
ああ、そういう系統なのね、と。
登場する人物全部達人なのね、って。
あの、寒風発するみたいな。
私その全員達人みたいなのが匂ってたのは、そのロン兄貴?
あれロンでいいの?
うん、ロン兄貴。
ロン兄貴が床屋さんで散髪してるときに、
主人公の人が攻撃したのを軽くいなして、
あの、むぎゅーってなった後、パーマかけてるおばちゃんが、
手伝おっか?って思って、早く言ってよ、みたいなのをしてて、
あれも多分それこそ寒風発するの、
タバコのおばさんみたいにめっちゃ強いんだろうなって思った。
ちょっとね、ピントが合ってなくてぼやけてたこともあって、
ひょっとしてあれ、昇竜城の人かなって思っちゃったのよね。
昇竜城?
あの、寒風発するの、親の。
タバコのおばさん?
うん、親のおばちゃん。
だから、けっこうそういう亀代出演とかがあったりするのかもしれないよね。
あー、そうかもしれないね。
いやー、まさかあの人がロン兄貴だと思わなかったけどね、最初のナレーションでさ。
もともと何十年前に、3人の組の人たちというか、
昇竜城の中でも力を持つ人たちのいろんなことがあったようですが、って感じ始まるよね。
揉め事があって、ロンという男がタバネたという話から始まってさ。
だから、そいつが敵になるのかなと思ってたら、まさかのトコヤの親父ですよ。
かっこよかったよね。
もうね、顔がいい。
かっこよかった。
かっこよかったし、あのタバコのさ、あんなタバコが落ちるまでにババってやって、
タバコ披露とかキングスマンのさ、コリンファースみたいにさ、そんなん大好きじゃん。
そうね、ああいう大げさ大嘘のアクションがさ、本当に香港映画らしいんだけどさ、しびれるよね。
しびれるね。
タバコを二本指でバシッて受け止めるの。嘘つけよ!ってなるんだけど。
でも最高にかっこよかった。
かっこよかった。
そうなんだよ。
で、彼らからすると、和系連中。
小僧子たちのさ、主人公4人組。
彼らもいいよね。
彼らが打ち解けるきっかけがさ、売春宿の女郎さんを殴り殺してしまった、ろくでなしをボコしに行くと。
4人が4人、それぞれ話を聞いて闇打ちをかけて行くと、その男に。
おや、奇遇ですね。あなたもですか?あら、奇遇ですね。おめん使います?みたいな感じで。
そう。で、闇打ちなんでおめんしてさ、金属パイプ持ってさ、だから決してヒーローのやることではないんだよね。
結局みんなが勝ちあっちゃって、4人で寄ってたかって一人の男に不意打ちしてさ、ボコボコにしてるわけだから。
その、やからというか、女郎の人にひどいことをした人のししをそれぞれ一人一本ずつ持ちまして、せーの、びったんびったん。
逆胴上げ。
そう。胴上げって言うんですか、あれ。
その叩きつけるのを、クライマックスでもね、同じことをやったよね。
そうなんだよ、そうなんだよ。
で、しかもそれは返されるんだけども、4人でこの姿勢になったら紙切れにしてやれって言うんだよね。
あれがその、最初に男を成敗した時に、あいつは紙くずみたいになってたみたいなことを言ってたから、その一言で通じるんだよね。
あれと同じことをするぞって。
あの紙くずリンチのシーン、紙くずリンチでいいのかな、なんかわかんないけど、あれのシーンはね、すごいスカッとしましたよね。
で、その前にも4人でさ、鉄パイプでボコボコりしてるとか、基本ひどい。死ぬよって思うんだけど。
最悪のDV男に、天宙王っていうね。
で、まあ、ラスボスにも4人がかりで行ってるからさ、なんでしょうね、強いヒーローが相手をやっつけるんじゃなくて、4人がかりでやっと倒せる、化け物みたいな敵っていうところもね、よかったな。
だから、卑怯な感じがしない。
いやー、あのヒャッハーの人があんなベラボーに強いと思いませんでしたよね。
出世しすぎだよね。もう出てきた時にはただの使いっぱしりかと思ったもんね。
そう、そんななんか、コッパチンピラかと思ったら、なんか気候で硬いから基本刃通らないし、焼けた炭とか飲んでも平気。
友情と絆
偽ならば気候のおかげだから。
なんだっけ、あの気候で固くなることをなんて言ってたっけ?
こうかたかたか、なんわかんない。忘れた。
変な和訳でね。
あの、ケンジとか見るとさ、硬気候って言ってさ、硬い気候と書いて、刃物とか受け付けなくなるっていう技があったけどさ、それだよね。
それが、ケンの喫茶器を飲ませて、飲ませた時点では気候が大丈夫だったんですけど、なんか飲み込んじゃったんですかね。
で、その後に木を寝ろうとしてたら、内側から飛び出ちゃって、それをみんなで紙くずリンチをパッチンパッチンってやって、
ザクザクって、上から下にザク、下から上にザクみたいな感じで、ザクザクザクってやって、ようやく。
そうね。内側は鍛えられないと。
でも飲んだ時には気候がきいてるから大丈夫なの?
いや、それもどうなんでしょうね。理屈を考えちゃいけないやつだけども、飲んだ時点で相当でしょうよ。
ね、のどを切れるわ。
意外と素直に飲んでたよね。
いや、かなり口塞いでグイグイやられてたよね。
じゃあ、頑張って喫茶器を飲ませることに成功して、
で、何?そのヒャッハーは、そんな飲んじゃったけど木寝れるって思って、普段通り木を寝たら、ピュって出てきた感じ?
あれ突然で何かと思ったよね。後ろから刺されたのかと思ったもん。
だからちょっと後でセリフでさ、飲ませた喫茶器がみたいなセリフがあったから、ちょっとわかりやすくしてくれてた。
そこまでのなんか、ちょっと企画外の強さだったよね、あれね。信じられないぐらい強かった。
絶対そんなキャラだと思わないもん。見てた時にさ。
完全に。だって、なんだったらさ、金方よりさ、かなり強いじゃん。金方どころじゃないじゃん。
だからそれはもう途中のバトルでね、剣とか受け止めまくってる時点で、あれ?こいつ最強じゃね?って思ってたら、実際にラスボスになっちゃったからね。
普通にロン兄貴とかでもかなわないんじゃないの?って思いながら見てた。
前世代の人たちも、若い衆に負けないぐらい強いっていうのが良かったですよね。
話戻すけども、若い衆が仲良くなるきっかけってのが、リンチってのが、いろらしがらぬ話だけどもさ、彼らがすごく仲良くしてるのがいいんだよね。
いいよね。
若い衆がさ、ロン丸がチュンのターゲットであるって分かった時に、立場上はね、ロン丸を差し出してもおかしくないはずなのに、迷わず守る部分に入るんだよね。
そこがすごくいい。
で、タイガーの兄貴もいるじゃない?
タイガーの兄貴もロン丸を殺したくて、最初は殴り込みに来たんだけども、
その後、サップイーだっけ?12と書いて。
14じゃないかな?ちょっと待って。これにしますね。12に少ないって書いてサッピーさんだね。
サップイーだね。
サップイーが、あいつはダチだから助けに行かなきゃいけないんだって、タイガーの兄貴にさ、言って、許すじゃない?
で、お前帰ってこいよっていうところの、あそこもすごくいいんすよ。
タイガーの兄貴は男気がある。
義理を通して行く、その射程に、いいよって言うんだよね。
まあね、最始を殺されたチュンの兄貴と、片目奪われただけのね、タイガーの兄貴じゃ重みが違うけどね。
だけども、そう言ってくれるタイガーの兄貴と、俺兄貴の小分でよかったっていうサップイーがすっごくいい。
あそこね、すごいサラッとしてたんだけど、サラッとしてるのに今すごいやりとりがなされたぞって思って見てた。
またサップイーがちょっと可愛いんだよな。
可愛いよね。
あのちびちびのリーゼントでさ、もう絶対あの4人の中じゃムードメーカーじゃん。
なんか、須田まさきっぽいですよね。
あとね、髪型はね、この人のこだわりらしいよ。いつも頭のね、リーゼントのおしゃれ欠かさないらしいですよ、この人。
あと診療所のマスクの彼はなんて名前だったっけ?
えっとね。
4って字が入ってたと思うんだけど。
えっとね、セイジャイ。
セイジャイか。
私セイジャイ大好きなんだけど。セイジャイ最推しなんだけど。
セイジャイさ、あれ傷が入ってるからって顔隠してるけどさ、普通にイケメンじゃんけって。
だってさ、セイジャイが最初に出てきた時、彼顔隠してるけど、顔切られる前は田原敏彦にのいい男だったんだぜって言われてたよね。
田原敏彦に似てるかどうかはあれだけども。
いやでも、なんか普通に最後顔を出した時、え、めっちゃイケメンじゃんって。
ねえねえ、傷が控えめ。
なんであんなルチャマスターの初期形態みたいなはつくしてんだっていうね。
パンツかぶってんの?みたいな感じなんだけど。
ただなんかこの人、かなりなんか実績のある人みたいで、でこの4人衆のさ、和形門の中ではさ、一番お兄ちゃんみたいだよね、なんか生まれ的にね。
だから他の人のなんか、あれじゃないですか、一番お兄ちゃんなのはちゃんログワンなんだ。
なんだけど、あれじゃない?他の人をさ、立てるためのなんか、でも一番キャラ立てたよ。
そうなの普通にさ、普通にさっぷいとさ、あと新一と書いて、
尊也。
尊也か、とかとさ、まぶたちじゃん?もう初めっから。
だけども、その2人はさ、ヤクザ者なわけじゃん?だから黒社会が黙れよ、とか言ってさ、いう軽口とかさ、すごいいいよね。
みんな立場違うんだけれども、でも空論上の悪友というか、なんかさ、絆もあるんですよね。
そうですよ、やっぱりあれですよ、美化されてるとはいえよ、最初に弱ってるさ、論願を棒の先にさ、芋をつけてさ、出してくれるおばちゃんとかさ、
横から子供がジュース出してくれたりとかさ、あったけーってなるじゃん?基本助け合いの世界なんですよ。
あんな狭くて古くて、ぐちゃぐちゃのエントロピーが最大になってるような世界でさ、人情なんですよ。
だからね、動いてる空論上っていうのが見れたっていうのが、なんかさ、空論上って憧れのやつで、なんかさ、ウェアハウスだっけ?
九龍城砦の魅力
なんかゲームセンター、今なくなっちゃったけど、ああいうところで、雰囲気はなんか、あれはもう完全に偽物だって。
で、今はない世界で、やっぱりなんか憧れみたいなのがあって、私図書館でさ、空論上の本取り寄せて、読んでて、
で、その中のまどり図とか、なんかそういうの見て、なんかいいなーって、なんか今あったら旅行ね、行って見に行きたかったりとかね、なんかそのロマンが詰まってる建物じゃん。
でも今は無きなわけで、それをさ、こんなさ、中での、だって本いくら見たって、なんかそのおまんじゅうとかね、作ってたみたいとか、写真とかはさ、残って、載ってはいるんだよ。
白黒とか、部分カラーだったりとか、そういう一部をこう、本越しにさ、うかがい知ることができても、こんなにさ、中で、じゅうをかけまわって、風が吹いて、においも伝わってきそうな、その、なんていうの、いのちの通ってる空論上ってのをさ、ビジュアル化したってのはすごいよね。
もう美術だけで優勝だもんね。
ん?
美術だけで優勝。
もうさ、なんだろうね、あの、無秩序にたてましされたさ、カオスな建物なんだけども、中で生きてる人間の営みがちゃんとつながってて、一つの秩序というか、国ができてるんだよね。
そういう、なんでしょう、無秩序の中の秩序みたいなのを見てると、すごいいいなって感じるのよね。
なんか、勇気を感じるよね。勇気的って意味の、なんか、その、中での勇気的なその、
そう、城塞が一つの生き物みたいになってる感じ?
かつ、違い封建っていうのとなんか違うかな、その、空論城塞の外に、あの、チャンさんを逃がすシーンがあるじゃん。
お腹ぐさぐさされて、なんとか3人、他の3人で、あの、貸車に乗っ、貸車じゃない、台車に乗せて、ガーって出して、
で、ああ、血だらけよ、警察呼んだほうがいいかしら?
だから、そこまで押し出しちゃうと、和刑囚の残り3人は、もうあとは外に任すしかない。手が出せない。
全く別の世界なんだよね。へだったりのあるところで。
そうだね。その、サモハン軍団もそこまでは追ってこないんだよね。
うん。
っていうか、まあ、追ってきてるんだけど、あの3人が立ち向かって立ちふさがるんだよね。
ふさいで、あとはーって、ね、後遺症が残るぐらいまで戦ったみたいで、
その後、あの、彼ら、なんか、最初ね、死んだよとか嘘つかれるんだけど、
あの、前の状態と同じって思わないほうがいいよって言われて、
まあ、足ね、なんか治ってなかったり、頭痛い痛いよーっつって、乗ったりとかするんだけど。
でもね、再開した時に来てたかーっつってハグしてさ、4人そろったら?
麻雀するしかないよねーっつって。
殴り込みだってなるかと思ったけど、それは翌朝の話だったね。
とりあえず麻雀してさ、なんというか、急行を温め合うというか、急行っていうかつい先日別れたばっかだけどさ、
まあ、あの4人が良かったよね。みんな顔がいいよ。
あったよねー。
あの、そんや。
そんやのさ、最初のバイクのシーンとかさ、まず最初から最高じゃなかったです。
最高だったし。
かっこいいしさ。
単純にあれ、彼は本当に普通のイケメンでさ。
めちゃくちゃイケメンだね。
で、最初のナイフアクションね、2人で戦うシーンもさ、本気の殺し合いになっててさ、
あれもほんと早いしさ、狭いしさ、格闘アクションって狭いと映えるよね。
でまた、この壁の駆けのぼりとかさ、その嘘くさいアクションが香港映画なんだよ。
階をまたいでるのが、なんかまあ適当にぼっこいから、なんかその狭い建物と建物の間に、
いっぱい適当にごちゃごちゃに配線がされてるところを、上ったり下りたりとかしながら、
階段とかも普通にバイクでブーンとかなのができてさ。
その狭いところを縦に使うアクションっていうのがさ、
まさしくその空論上っていう建物の特性を生かしたアクションっていうところでね。
それがそのアクション監督の腕の見せ所ってところだったのかね。
素晴らしかったよね。その奥にも縦にも、なんかその深部へ行くほどわかんなくなっていくところがさ、
なんかこうアクションを追って、アクションそのものもすごいんだけれども、
堪能できるんだよね、建物がさ。
繰り返し言うけども、香港映画らしい薄アクション。
キャラクターの描写
そうそう、竹の棒とか使いそうな感じも。
そうね、竹の足場はなかったけどさ。
ああいう感じだよね。
立体的だし、スピード感があって、緩急もついててっていう。
だからもう美術もそうだし、もうアクションもそうだし、ストーリー的にも言うことなしですよ。
言うことないね。
今年もね、面白い映画のね、ベスト10みたいにつけていこうと思って、
面白いなって思ったらとりあえず入れるので、今1位です。
俺もね、今年始まったばっかりだけども、しばらく暫定1位にいそうな感じあるよね。
今のところ1位だけ入ってるって感じ。
あと、すげえお腹空いた。
あのこれ、今回、チャーシューの飯。
このクーロン名物のチャーシュー飯、食ったかって言って、声かけるロン兄貴もよかった。
あそこのね、なんかさ、受け入れてくれた感じとかもよかったし、
だんだんそこからさ、クーロンの中で、生きていくんだよね、生活に入っていくんだけど、一生懸命働く。
チャーシュー屋の親父には、調味料の配合、1、3、3、2、いない。
あったーっつって、これが1で、これが2でした。
3だよーっつって、モッペンさんは1、3、2、なんとかかんのかって言うんだけど、
どうしようもらえないんだーっつって。
そうなんだよ。その直後にさ、女の子にさ、えび団子、すり身の団子を作るところを教えてもらうじゃない?
彼女の方が全然丁寧に教えてくれるんだよね。
これはね、一口大にね、やるのよーって。
なんなかったらね、モッペン教えるからね、聞いてねーとか言って、
なんつったかな、名前。ゆうだんめいちゃんとか。
なんとか妹って書いてあったんだけど、何遍聞いても思えない。魚のなんかの妹って書いてある。
そうそうそう。
食べ物の名前みたいだなって思ったんだけど、あれの。
だから、ゆうだんめいじゃないかなと思ったかな。
だんだったかな。
ま、めいちゃんと呼びましょうかね。ゆうちゃんの方がいいかな。
彼女が死んじゃったお母さんを見て、
で、彼女を抱えてさ、私と暮らしましょうって言ってたお姉さんもね、
殴り込みの時にさ、お盆持って稼いしてくれたりとかね。
なんだったら、あのお姉さんも戦うのかなって最初は思っていました。
全員が達人で、そこまで行くと本当に寒風発するようになっちゃうから。
そこまではやらなかったけど、みんな老若男女、あそこにいる人たちはたくましいっていう。
たくましいし、それなりにあらごとにも慣れてると。
30年前を知ってる人とかはね、多分多少の揉め事には動じないんだろうなっていう感じあるよね。
だから、小さい女の子が、お母さんが体を売って稼いでる中で、男の人に暴力を振るわれてても、
自分はもうそれを割り切って、入り口で黙々と包みの仕事をしているっていうのが、
そこの割り切りがね、あーなんかもう風論で生きていくにはこういう風にするしかないんだなーっていうのが、
小さい頃から、もうなんかそういう状況で育っていってるんだなーって思って。
そうね、ちびっ子がいるとそういうところね、なんか引き立つよね。
なんていうか、その場での生き方というかさ。
そう、だからその空論の中に色待ちゾーンっていうか、色待ち部屋があって、
ピンクの光の中、ピンク、赤ピンクみたいな光の中、
お母さんの仕事中は黙々と包みをしている少女っていう。
女買いに来たかーとかさ、論言に言ってみたりとかさ、して。
だから、そういうのがなんか倫理とかそういうのじゃなくて、
生きていくための、なんか風論の中での、
日常がそれだからね。
そう、だから、外の人のルールとか、適用されない風論人なんだよ。
だからまあ、つまりは映画の中に完成された世界がちゃんとあって、
それが垣間見えるのが良かったんだよね、そういうところ。
なんか実際にそれがあったっていうね。
どのぐらい真に迫ったね、再現ができてるかわかんないけどね。
だけども、見たかった空論上ってこんな感じだよねっていうのは、
もう本当に盛り盛りだったよね。
なんなら、もっと日常生活パート見たかった。
もう最高のアクション映画だし、
だからアクションいっぱい見せてくれるのは嬉しいんだけども、
あと30分伸ばしていいから、
どうでもいいみんなでテレビ見ながら笑ってる最後のさ、
カットみたいな俳優シーンもいっぱい見たかった。
こんなお店もあるんだぜって。
いや、実際にさ、あの建物の中に普通に床屋のお店があるっていうだけでさ、
もう異世界じゃん。
なんというか、空間がいいんだよな。
部屋ごとにさ、その調度っていうか雰囲気もさ、
もう一部屋移動するだけで全然違うあれになるじゃん。
みんな好き勝手に作ってんだろうなっていうね。
あとはあれよ、その城西の隙間の狭い空を通っていくジャンボジェットとかさ、
そういう映像も決まってるし、
あと最後4人がさ、タバコを受け渡しとかさ、
酒を飲むかとか渡しながらさ、立ってた途端の屋根。
ああ、そこは良かったですね。
ねえこれさ、アイマックスフォーマットでも撮られてたっぽいじゃん。
エンドロールの最後にアイマックスってやってて。
これさ、アイマックスで見たかったと思わない?
まあ見たいね。
なんかさ、口コミで広まってアイマックスでやるとこ出ませんかね、なんかね。
わかんないけど、もう一回見てもいいよかな。
そう、なんかさ、今度はアクションでまず最初ドギモを抜かれたんで、
その空間を楽しむために、ぜひまた見たいよなっていう感じがするんだよな。
これはもう一回人間関係を味わいたいかもしれない。
結構名前覚えるので、いっぱいいっぱいだったところはあるからね。
あとさ、若い種なんだけど、4人がさ、どうしても主人物ってことで途中やられちゃいましたけど、
お腹に2本刺さっちゃった、
スキンヘッドの人。
スキンヘッドの人。
あの人もかなり良い味出してたよね。
そう、途中でさ、二刀流でキキキキンってすごい早いアクションしててさ、
いきなり出てきたけど、これ誰だっけってなったもんね。
あのお兄さんさ、最初のマージャンのメンツにあのお兄さんも入ってて、
結構さ、惜しい人をなくしたーってなってたんだけどさ。
だからね、名前のついてる役ではあるんだろうけども、そうなんだよ。
彼のスポットというか、登場シーンがなんかぬるっと存在してて。
結構さ、いろんな良い人がさ、いっぱいいたよね。
あのスキンヘッドの人は良かった、確かに。
良かったよね。
そう、アクションレベル高かったっす。
なんか、床屋でロン兄貴に、いろいろインチャレつきながら踊ってるおばあちゃんとかさ、
いろんなさ、味のある方々がいっぱいいてさ、それ見てるだけでもすごい楽しいじゃん。
そうね。で、名前覚えるのにいっぱいいっぱいだったとは言うけれども、
キャラクターがみんなバッチリ見分けつく。
結構俺、登場人物これ誰だっけって分かんなくなることあるんだけども、
みんな本当にキャラ立っててね、この人はこの人だし、この人はこの立場のこの人だしっていうのはね、
すごい分かりやすかったな。なんでなんだろう。
まあね、顔立ちがみんな結構違ったっていうところがあるけどね。
だからキャスティングが良かったのかもしれないね。
あのさ、もう、聖ジャイさんのさ、部屋って、日本のエロビがすごいびっちりあって、
だから日本語が読めるのは。
で、なんとなく匂わせてたけれども、たぶん身内がね、日本に行ってるとか、そういう感じなんじゃないかなと思ったのね。
カラオケセットの説明書が日本語で分かんないよって言って、
サッピーさんが言ってて、貸してみって言って、
これは音声ケーブルを音声のところにつなげますって。
カラオケ分かんなかったのはソンヤスさん。
ソンヤスさんか。
で、聖ジャイさんがAVをいっぱい持ってるのは、誰かを探してるようなことを匂わすセリフあった。
あー言ってたね。
確かに。
だから家族、妹なり姉なりが見売りされてるとか、そういうようなストーリーがバックグラウンドにあるんじゃないかなって思った。
そういうことですか。
あ、ねえ、これさ、前日談とその後の話もやるらしいよ。
あ、そうなの?
うん。
え、それはめちゃめちゃ楽しみだね。
パーフに書いてあったんだけどさ。
キャラクターの関係性
でもそれをやると、その後の話っていうのはどのぐらいその後になるかによるよね。
その空論上が取り壊されるタイミングでやるのかな。
前日談はそれこそ、ロンさんが支配者になるまでの話でしょ?
支配者というか代表か。
なんかその、エルダー組のが前世紀だった頃の話?
これ見て、飯のレシピ、めちゃくちゃおいしそうだった。めちゃくちゃおいしそうに書っ込むじゃん。
Tシャツがそれだったしね。
こそこそとお金を稼いで、財布ないし盗まれるのがあれだから靴下に入れて、
で、部屋を借りるのもお金がないからって、日差しのところをさ、生きて、人に飯を誘うんですよ。
飯を誘うしさ、部屋世話してやるしさ。
こんなによくされちゃったら、もうね。
何、もう親と慕ってしまうじゃないですか、ロン兄貴のこと。
ロン兄貴もだし、孫也?
孫也。
孫也さんがさ、一度懐に入れた人はさ、優しいんですよね。
そうなんですよ。もうね、もう完全に迷いなく守る判断になるっていうところがほんとたまらないんだよ。
それまではもう敵として、あんな狭い通路で刃を持ってバイクで襲いかかってきたあの人がですよ。
まあ人狂映画の世界でもあるわよね。見打ちは。
一度見打ちと認めたら、命をかけてでも守ってくれるっていう、そういうなんかその…。
そうなんですよ。指をなくしても、膝を悪くしてもですよ。
でも、やっぱりなんかキンポーは見たらキンポーなんだよな。
そうね。
俺、サボハンは基本的に悪役であんま見たことがないから、ちょっと新鮮だったけども、もう完璧にただのサボハンキンポーだったね。
久しぶりになんか劇場でキンポー見たね。
どっかの映画館で見た。デブゴンだっけ?
最後に見たのはおじいちゃんがデブゴンな気もするな。
デブゴン2かなんか?
おじいちゃんはデブゴンか。
デブゴン2ってすごい大昔じゃん。あとはイップマン2だね。
そうだっけ。
イップマン2はだいぶいい役だった。とにかくサボハンはどこで見てもサボハンでした。
サボハンキンポーだなって思うよね。
超重鎮ですから。重鎮の割に三下っぽい入り方したと思ったらめちゃめちゃ強かったしね。部下に殺されてましたけど。
なんか、ヒャッハーに向けて飛んできたハサミをキタッと止めたりね、たかやさんでね。
ローニーキーが来た時に刀を持ち出して襲われるのかと思ったとかさ、基本的にボコされる悪者ムーブだったんだけども、普通に強かったし。
それまでの本物っぽいムーブと実力を示した時のベラボーの強さがアンバランスすぎて、ほんとかいってなったね。
そうね。
それの一投手はヒャッハーね。
サモハンだから強いのは納得なんだけどさ。
きっと強いんだろうなとは思ってはいました。でもねっていうね。みんな強い。
あと、あんまり話してなかったけど、妻と子供を殺された、
チュンニキ?
チュンニキ。
チュンニキ最後、内側が詰められたみたいなかごに小っちゃく詰められてて、沈められちゃうの?沈められちゃうの?って心配してた。
けっこうヒゲ伸びてたから、長い間あそこに入れられてたんだなっていう。
かわいそうに、あの状態で?
そう。
お水とかは飲ませてもらってたかもしれないけど。
ぴったりの檻に入れられて、なんかずっと暗いとこ。
怖いよね、あんなね、パイク座りして頭もちょっと下げた状態でさ、あんな金網のちっちゃい箱に入れられてさ。
まあ、あの後ね、ちゃんさんへの復讐心っていうのはどうなるかわからないけれど、殺そうとしてた、仇の息子に助けられちゃったわけですから。
そうだね。
アクションの迫力
ただ、あの人も普通に強くって、すげーってなったんだよね。
そうなんですよね。
きこうみたいな、両腕を振りかぶって、拳でドーンって盾に入れるやつ。
あの技なんて言うんだろうね、バーチャファイターやってた人ならわかるんだろうけど。
たまに見るんだけど、迫力があって大好き。
そうなんでね、中国拳法に詳しいとなお面白いだろうね。
そうですね。なんかさ、この人たちのさ、プロフィール見てるとさ、何人か結構英春拳?英春拳やってる。英春拳ってイップマンじゃん。
イップマンだね。だからやっぱり、ブルースリーの刑負ってことになるんじゃないの?
香港の映画スターのいわゆる刑負の源流みたいな感じですかね。
になるのかもしれない。だから基本として、基礎として並ぶんじゃない?
香港の映画スターの刑負の人のアクション、刑負アクションの基本の基みたいな感じになるのかな?
なるんじゃない?
英春拳が。
英春拳が。
木人刀はやって当たり前です。家に普通ありますみたいな。
ブルースリーに憧れて英春拳を習い、ジークンドーを習いみたいな人きっといるんでしょうね。
知らんけど。
ジークンドーの思想ってブルースリーだっけ?
ジークンドーは、英春拳とかその他の、なんでしょうね、拳法ベースにブルースリーが編み出したオリジナル拳法。
けんかの漫画で、必ず出てくるジークンドー。
そらみんな大好きですから、ブルースリーは。
その師匠がイップマンで、それは英春拳の人だから、きっと香港映画の基本が英春拳。
大好きですよね。
大好き。
イップマンとか見たら面白いって思うしさ。
大好き。
だからね、もっかい見るときは、もう少しアクションに集中してみたいかな。
早すぎたので。
早すぎて、すげーしか感想がなかったので。
すげーとか、すてきーとか、うまそーとかしかなかったよね。
あと、ちょっとヒャッハーが強すぎる、そんなバカなってなって。
そうそう、そういう意外性もあるから、それを知った上でね、最初から見てみると、どんな感じかなって。
最後、夕暮れに、あそこのトタン屋根で、4人の和刑囚が、すぐここも壊されちまうんだなって、エモーイってなって。
俺はトタンが抜けそうで怖いって思ってた。
あそこ、絶対あんなに大人が乗ったらガタンって行くと思って思ったけど、でもそこはええやん、ロマンやんってなって。
ロマンやったね。
そんなバカなと思いつつ、エモーイって思った。
あれだよね、相当ブラザーフッド味が強いというか。
最後でしたよね。
君は相当不協ってなってんだろうなって思いながら見てました。
最後、アヘーってなって。
アヘー。
エヘーって。