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2022-04-03 09:02

98 「ブログを育てよう】9 当たり前は美味しい

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リュースタイルの知的迷走ラジオ、人生3弾ロケット。
この番組は、定年退職後、2弾ロケット添加中のリュースタイルが、
60男の様々な挑戦や生き方について発信していく番組です。
ブログを育てようシリーズ第9弾ですね。
地域ネタということで、地域のイベントについてのお話をしたというふうに思いますけれども、
本当はですね、イベントという意味ではなくて、地域のネタの話なんです。
地域ネタっていうのはね、住んでいると分からなかったりするんですよ、そこの価値が。
自分としては、その中で過ごしているから当たり前でしょっていうようなことがあるんですけど、
この全く当たり前のことがですね、他の地域に住んでいる人、また他の国に住んでいる人から見ると、
すごく珍しかったり、興味があるものだったりして、非常に価値があるものだったりするんですね。
また興味があるというだけのことではなくて、
例えばここの場所に行くには、ここの入り口から入った方がより都合がいいとかいうようなこととかがあるわけですよね。
そういうような地域の人しか知らないような穴場とかやり方とかあるんですよ。
そういうのというのが、他の場所に住んでいる人にとってはとってもありがたい情報になったりするわけですね。
例えばですね、私福岡に住んでいるんですけど、福岡の地下鉄の話なんですが、
中心である天神駅というのがあるんですね、地下鉄天神。
そこの地下鉄天神から博多駅に行きたいというとき、地下鉄空港線というのに乗らなきゃいけないんですね。
空港線に乗らないといけないんですよ。
東のカシーの方に行くやつに乗っちゃうと、川端というところで乗り換えないと空港の方に行けないという妙なことになって、途中で枝分かりするということになっているんです。
そういうことになってまして、そういうことっていうのはほとんど来た人ってわからないですよね。
逆にカシーの方から帰ってきて空港に行きたいという人は、カシーから天神まで来ちゃったらいけないんですよ。
その一歩前の川端で降りて、そこで空港行きに乗り換えるということが必要になってくるんですね。
こういうことってわからないんですよ、新しく来た人はね。
それを僕は記事にしておいてあげたことがあるんですよ。福岡に来たらここへ行こうとかね。
福岡に来たらここ間違えるなみたいな記事を書いたことがあって。結構それってアクセスされてるんですよね。
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それからシェアバイクってあるでしょ、チャリチャリっていうね。
あれが出だした頃、面白いと思って実際僕も乗ってみて、それについて使い方とかお金の支払い方とか便利さとかいうことについて5つぐらい記事書いたんですよね。
それってもう連日ですね、その3つの記事だけで僕の知的生活ネットワークというメインブロックの毎日のアクセス数の半分ぐらいそれでもっていってるぐらい、すごい強力な地域ネタ記事になってくれてるんですけどね。
そういうような地域のネタをどんどん書いていくっていうのはね、かなりお得ですね。
お得っていうのが書いてる私も当然アクセスが増えてお得ですし、必要としている人にとってもお得というね。
どちらにとってもお得なんで、ぜひその当たり前という情報を書いてほしいんですよね。
あなたが当たり前と思っていること、絶対あなたが思っているほど当たり前じゃないということがね、すごくあるんです。
博多の人っていうのは博多弁というのがありますけれども、僕は海外の学校の教師になってたことがあるんですよ。
日本人学校というところで。
そこで僕は子供に掃除の時間に、そこに落ちてるほうき直しといてねって言ったんですよ。
直すって僕らはね、片付けるという意味で使うんですよ。
僕それがね、全国的な言葉であると思ってて、実に局所的な人たちにしか通じないって知らなかったんですよ。
直すっていうのは、修理するっていう意味合いで一般的に使われるんですね。
僕らのところではね、しまうっていう言葉が意味するわけですね。
もちろん修繕もあるんですけど、そのシチュエーションで使い分けるわけですよ。
で、私が1年生の子にほうき直しといてねってお願いしたら、ものすごく困ってて。
困った顔して突っ立ってるから、どうしたの、直してって言ったら、泣きそうな声でね、先生どこも壊れてませんって言ったんですよね。
もうそれからね、すまんかったっていう感じで、申し訳ないって。
そうだったかっていうのはね、それは通じない言葉だったのかっていうのが分かって。
それで僕はもう急いでね、それからあとはしまうっていう言葉しかもう使わないようにしたんですけどね。
あと、怒るとか腹を立てるとかいうときにね、腹かくって言うんですよ、腹をかくって。
とっても腹かいたっていう言い方を僕らするんですね。
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それもね、一部局所的なところでしか通じない言葉とか知らなくて、全国的な言葉と思ってたんですよね。
で、隣の同僚の先生がなんか怒ってたから、どうしたんですかって言ったら、こうこうこうで。
それは腹かきますよねって言ったら、お腹がかゆいんですかって言われたんですよね。
それでびっくりして、え?腹かくって言わないんですか?腹かくって何ですか?っていうような感じでね。
それで、ああそれって僕らにしか通じないのかって思ったんですけど。
でもこういうような、僕らにとって当たり前なんですよ。方言ってやっぱ当たり前なんですよね。
でも、当たり前が実は当たり前じゃなかったっていうようなものっていうのは、とってもお話として面白いことになるわけですね。
こんなこともありました。
1年生の子にシャープペンシルは持ってこないでねと、鉛筆で書くようにしないとね。
最初の頃は、1年生の頃はね、鉛筆をちゃんと使って字を書くということを学ぶのが大切だからね。
シャープペンシルは持ってこないでよって言ったんですよね。いわゆるシャーペンってやつですね。
したら子供が家に帰って、先生が鉛筆を削ってきたらダメだって言ったって言うんですよ。言ったらしいんですよ。
で、同僚のね、教師の息子を僕が担任してたもんですからね。
何人もほら日本から先生が行くから、その同僚がいるわけですよ。その息子を担任してて。
家でパーティーみたいなのをしたときに、息子が先生がね、鉛筆削ってこないようにって言われたって言うけど、そうなの?って言うから、
いや、そのこと言わないよ。なんで?って言ったら、だって削ってくるなって言われたって言ったんだよって。
で、ちょっとほらおいでおいでってその子供を読んで、なんかそう言ってたよねって言ったら、うんって先生がシャープなペンはダメだって言ったって言うんですよね。
彼らにとってシャープなペンっていうのは削ったペンのことだったんですね。ある程度英語が得意になってた子たちだったんでね。
それでね、参りましたね。あ、シャープなペン、そうなのか。向こうでシステマティックペンとかなんとか言わないとなんかいけなかったらしくてね。
シャープペンシルって日本語みたいなもんだから、そう言ったら削ってきちゃダメだって言ったんだってね。そういうような話とかあってね。
結構面白かったですね。話がちょっと逸れたんですけど。
はい、ということで、当たり前ということをね。当たり前っていうことは結構価値があるよという、そういうようなお話でした。
ぜひ当たり前のことがあったらそれを記事にしてみるというのをお勧めしたいなと思います。
それではまたペースタイルでした。
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