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2024-01-20 09:49

成長の物語は戦闘力インフレから逃れられない

最近ドラゴンボール的な戦う物語の戦闘力インフレに関する放送がいくつかありましたね。

成長の物語を扱う以上戦闘力インフレからは逃れられないと僕は思います。それは成長が続くという物語が嘘だからです。
成長は続きません。成長が続かないことを隠すためには、シンデレラや白雪姫、鬼滅の刃のように途中だけを切り取った物語にするか、成長の物語を捨てるか、戦闘力をインフレさせるかしかありません。
現実社会では人々は成長を止め、あっという間に衰え、あっという間に滅び、あっという間に死にます。生物学的な死がやってこない国家などの団体の場合も、戦争や衰退などで死を迎えます。
成長というものが無限に続くことはないという根本的な問題がある以上、その成長を物語の根幹に据えてしまえば必ずインフレが起こらざるを得ません。

って思いました、の巻。

#NFT
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00:05
おはようございます。精神科医のリブラでございます。
今日もやって参りましょうね。
僕も短くやりたいなと思ってですね。
5分、3分、もう20分はやめようと。
長いのはね、スカンクさんとやってるやつはですね、
話をしながら台本なしでやってますんでね。
もちろん台本があるようには聞こえないと思うけど。
もちろんこれも台本ないんですけど、台本あるようには聞こえないと思いますが。
台本なんかなんで書けないよね。まあいいんだけどさ。
そうやってさ、言ってるし長くなりますよ。やめましょう。
あちらは長くやるほうが面白いかなと思うけど、
こちらは短いほうがよろしいと思っておりますので、
ちょっと変えていきますけども。
短くいきましょう。できるかな。
えっとね、えっとですね。
最近ね、えー、あのなんだ、あのー、
これ右行こうかな。
最近は、これはまっすぐ行くか。
最近あの、あー、
んー、これはどうなんだろう。
えー、最近ね、えー、
何人かの人たちが、
みやけんさんなんかが、
戦う物語のね、戦う物語っていうのかな、
ああいうこう、なんかこう、なんていうかな、
ドラゴンボール的なやつのインフレについて話をしてるんで、
僕ちょっと思うコトロを話そうと思うんですけどね。
思うコトロについてね。
はいはい、正解正解!H5正解!
あの、そういうこと言わない。もうね、長くなる。
えー、その戦う物語がインフレを起こすのはね、
僕は当たり前だと思うんですよね。
で、えっとそれは、
戦う物語以外でもインフレを起こすと思うんだけど、
それは戦うのが特にそうなんだけど、
それはね、人の成長というものをテーマにしてるからだと思うんですよね。
何かやっぱり成長していくというものっていうのは、
必ずインフレを起こすんですよ。
それは。
で、あのー、
よく、なんていうかな、
どっかで成長が止まるんでね、基本的には本来、本当はね。
だけど、物語として成長を扱うと必ずインフレを起こしますよ。
それはだって、えっと、
それはね、色々ね、変えたってダメよ。
変えたってダメっていうか、色々変えても、
それはだから、変えていいのは成長をテーマにしないという宣言ですよ。
成長というのをテーマにした途端に絶対インフレが起こるよ。
で、戦う物語はやっぱりどうしても成長をテーマに、
おー、いけないのこれ。
あれ?
あ、いいか、いけるか、よかった。
なりますよね。
じゃあね、
例えば何がいいかな、
例えば僕の世代ガンダムですけど、
ガンダムだってアムロの成長をテーマにしていてね、
それを分かりやすく表すのに、
強さみたいなものを出しているだけのことであって、
強さじゃなくてもいいと思うんだけど、
強さじゃない成長っていうのが表しにくいので、
強さと敵がどんどん強くなっていくというね。
あれは現実の、フィクションではあるけども、
03:03
未来の現実の地球上の話というかな、
宇宙というかな、
僕らの現実と繋がりのある社会の話をしているから、
あんまり突き壊したりしないけども、
突き壊すか、
アンバオワクーは月、違うな。
だけど、例えば、
ドラゴンボールに至っては、
同じ僕らの平面上だけども、
宇宙人が出てきたりする世界観なんで、
悟空が月を壊し始めたりとかね、
もうちょっと前の世代だと筋肉マンだって、
もうどんどん強くなっちゃって、
どうしたってああいう揺れが起こる。
それはさ、なぜ現実とああいうふうに乖離しているのは、
ように見えるんですけど、
実は現実と乖離はしていないと思うんですよね。
現実と何がどう違う。
じゃあ現実とはどうしてインフレが起こらないかというと、
起こっているんですよ。
じゃあなんで現実の社会はあんなふうにインフレが起こらないかというと、
成長が止まるからですよ。
僕らはさ、死ぬんだよ。
衰えていくんですよ。
もうあっという間に衰えるんですよ。
20代過ぎてから、30?
もう30から衰えるのよ。
衰えたらそっと引退していったり死んでいったりしてるんですけど、
物語っていうものはさ、
例えば童話なんかもさ、
お姫様が王子様と出会って結ばれました。
おしまいって言ってますけど、
あそこで無理やりにおしまいにしてるだけのことで、
あれが例えばシンデレラ、白雪姫が受けちゃって面白くなっちゃって、
ジャンプに乗っていて、少年ジャンプに乗っていて、
シンデレラが白雪姫が面白くなっちゃって、
終われなくなったらあれ、もっともっと幸せが起こるんですよ。
幸せのインフレが起こるんですよ、あの後。
もしジャンプに乗ってたらね。
だからジャンプの物語だって、
ちゃんと途中でやめておけば、
インフレ起こる前にやめておけば何とかなるんですよ。
インフレを起こしたくなかったからやめたのが鬼滅の刃でしょ。
鬼滅の刃は最初からゴールを決めて途中からか知らんけど、
途中でもやめてますよね。
あれあのまま行くとインフレが起こること分かってるからですよ。
鎌田炭次郎の成長の物語になっている以上、
あれはインフレを起こす構造なんだよ。
どうやって収めればいいかというと、
現実に合わせるとなると切り取るんですよ。
そこまでで。
シンデレラのように、
王子様と結婚しました、おしまいならいいんだよ。
ところがあれは嘘話なんですよ。
そこで切り取ればいいんだよ。
切り取らないと現実はどうなるかというと、
あそこからあの二人は子供ができて、
夫婦で喧嘩が起こったり、
もしかしたら離婚したりとか、
別の女が出てきたりとか、
別の七人の小人と浮気をしてみたりとか、
ハイホー、ハイホーみたいになってね。
06:01
ハイホーのどれかと浮気することってあるでしょ。
ハイホーが優しくしてくれたらさ、
みたいなことだってあるでしょ。
でもハイホーと浮気した話はさ、
一応さ、面白くないというか、
がっかりするからさ、
切り取ってあるんですよ。
それは言わないのよ、ハイホーの話はね。
で、いう風にして、
切り取ってあるからあれいいだけで、
あれだって少年ジャンプに乗ってたらインフレするんですよ。
そしたら釜戸炭次郎みたいに、
結婚したとこで終わってくださいという風に、
シンデレラを終わらせる。
シンデレラみたいに終わらせれば、
釜戸炭次郎もインフレしなくて済んだんだけどさ。
ということで我々はね、
成長には実は限界があるんですよ。
だから現実の社会では人が死ぬからいいんですけど、
死なないものの成長をテーマにする。
例えば国家の成長とかね。
日本国の成長って日本国ってのは生き物じゃないので、
中身の細胞が入れ替わりますからね。
今の人と未来の人とね。
となると国家は成長し続けなきゃいけなくなるんですよ。
どうなるかというとそれは嘘だから、
戦争で破綻を起こしたり、
あるいは衰退をね、
余儀なくされたりイタリアのように衰退していく。
ローマ帝国が破滅して衰退していったり、
日本国みたいに今の我々みたいに衰退していったり、
かつての日本国のように戦争で一気に破綻したり、
そういう風にして歴史を繰り返していくんですよ。
それは国家というものが死なないから、
生物学的に死なないから、
戦争とか何か別の事情で死ぬか衰えさせていって、
漏水みたいにしてローマ帝国が漏水のようになるか、
オスマン帝国のようにある日ある時をもってきれいに消え去るか、
東ローマ帝国みたいにスルタンにやられてきれいに消え去るか、
そこで死ぬわけよね。
つまり物事の成長というのは、
実は成長し続けるということはないわけよ。
それを現実にあり得ない成長し続けようとすると、
どうなるかというと、ドラゴンボールになるんですよ。
銀肉マンの100億万パワーになるの忘れちゃったけど、
何万パワーかさ、なるのよ。
なので、そもそもアニメの戦う物語のインフレ問題というのは、
実はあれを僕らが教えられるのは、
人間というか社会というものは成長というものといった方がいいかな。
成長というものには実は限度があって、
何事も成長し続けることはないということがわかる。
それを無理やり成長し続けようとさせると、
これがまとめですね、今日のまとめ。
戦う物語からわかること、
それは実は物事というのは成長し続けないということ。
成長というものをテーマにした瞬間に、
何かどこかに成長し続けられないので、
何か限度を作らなきゃいけない。
それは物語を切り取って、
結婚しました、おめでたし、おめでたしで終わらせるか、
それか、続けた場合は続けて終わるまでめちゃくちゃインフレをし続けて、
めちゃくちゃになっちゃうのを許容するか、
あるいはかまど炭治郎みたいにあるところでパサッと切り取って、
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あるいはかまど炭治郎はシンデレラ白雪姫と同じ仕組み、
ハイホーとの浮気の件はもう言わないということにするしかないと思う。
それは現実に成長というのが実はありえないこと。
永遠に成長するということが実はありえないということを証明している。
実は成長し続けることがありえないということは、
僕ら側の戦いの成長の物語からインフレが起きてしまうことから
気がつかなければいけないことと思っております。
さあ、終わり。
はい、何分?
はい、はい、はい、さよなら。
はい、何分?
はい、はい、はい、どう?
どう?これでどう?
これでどう?
これでどう?
うわあ、9分。
はい、さよなら。
09:49

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