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いやー、僕、急に好きなんですよね。電話組の曲、ライブとかも結構何回か行ったことあって、単独でもありますし、フェスの中でも見たこともあるんですけども、すごい楽しいですよ。曲もポップなのが多いですし。
彼女たちは、秋葉原リアステージというライブイベントスペースの出身ということで、秋葉原がホームグラウンドになってます。
このホームグラウンドを歌うっていうふうなご当地ソングの歌い方って、アイドルの結構独特の文化かなと思っていて、
ご当地ソングだと出身地を歌うとか、それこそ完全に創作のストーリーの場所として歌うっていうことが多いかなと思うんですけども、
ホームアイドルの活動場所を歌う、思って歌うっていうのは、アイドルソングにしかない関係性かなと思いながら聞いたりしてます。
この電波グミインクのメンバーとかは結構個性的でですね、一人一人がコスプレイヤーやってた子だとか、
ゲーマーだった子とか、踊ってみた男をしてた子だとか、それぞれ個性的な羊というか思っているメンバーの集まりなんですね。
さっきのモンスイコー、ドキュメンタリー性がアイドルの中で求められるようになってきたのかなというふうな話したんですけども、
そういう中で一人一人にやっぱり個性、特徴が求められるようになっていったのかなというふうに思っていまして、
それが生活感のない絶対的な偶像だったアイドルっていう姿から、一人一人の好みに合わせた憧れ象徴を選ぶというふうなところで、
多様性がアイドルに求められるようになってきたのかなという文化の変遷を感じます。
その結果ね、自分は誰が好きみたいなことで推しっていうふうな言葉がアイドル文化発で生まれるわけなんですけども、
そういった社会の変遷と合わせてですね、みんなが共通で認識している誰々、みんなが大好きな誰々っていうのじゃなくて、
自分の個性だとか好みだとかに合わせて応援したい人を選ぶというふうなスタイルに変わってきたかなというふうに思ってます。
結構そのご当地ソングとの流れとも少し重なるところがあって、
やっぱ地域の多様性だとかを求めるようになっていった時期と、
そういったアイドル文化が多様性になっていく個性の時代っていうんですかね、
そういったところと重なって結びついてきたところがあるのかなというふうに思ってます。
3曲目はですね、地方で活動するローカルアイドル、通称ロコドルとも呼ばれるんですけども、
そのロコドルの曲から行きたいと思います。
ロコドルの中でも最も知名度を誇る、新潟のネギっ子というアーティストの曲を聴いていただきたいと思います。
サンシャイン日本海。