ユアサ@ローカルナイトニッポン
ローカルナイトニッポン、今回もやっていきましょう。よろしくお願いします、というとこなんですけども、
今回なんと、秋さん不在で収録スタートしておりまして、秋さんのファンの皆さん、申し訳ございません。
と同時に、ご安心ください。今回は、心強いゲストが来ていただいてますので、早速なんですけども、今回のゲストは、
肩書き…なんて言えばいいですか?そこから資料をまとめた時に、すごい迷ってたんですけど、肩書きからご自身でお願いしていいですか?
行武亜沙美
株式会社ワークキャリアで働いてます。ゆくたけ亜沙美と申します。よろしくお願いします。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
よろしくお願いします。
行武亜沙美
いやー、肩書き…迷いますね。一応、会社の名前言ったけど。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ワークキャリアという会社さんの…今、社長?取締役?
行武亜沙美
そうですね。取締役社長なので、代表は別にいるんですけど、一応役員ですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
社長では?
行武亜沙美
そうですね。なんか結構、代表が独特な感覚の持ち主で、組織作りをね、私に任せたかったから、肩書きつけるんだったら、組織の長は社長っていう名前だと思うって言って、
社長の肩書きをもらったんですけど。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
社長で言っちゃいましょう。めんどくさいんで。
そうしましょう。
ということで、肩書きもたくさんあってですね、この後ね、自己紹介、キャリアの変遷などもお話しいただこうかなと思うので、そこでね、もろもろ出てくるのかなと思うんですけど、
ゆくたけさんを何で呼ぼうと思ったかっていうところをね、まずお話したいんですけど。
行武亜沙美
ぜひぜひ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
要するに、むっちゃざっくりした言い方になっちゃいますけど、自分らしいキャリアをローカルで実現してる人に僕は見えたんで、もちろん現在挑戦してるみたいなことも含めて、そういう人だなっていうふうに思ったので、
まずその内容もそうですし、どうしてそういうふうにできたんだろうっていうところを改めて僕も聞きたいなと思うんですよね。
っていうのはもう、僕も移住して独立してみたいな、やってるように見えますけど、自分らしい生きようと努力はしているものの、課題は三席しておりまして。
行武亜沙美
いやー、いつまでも出てきますよね、課題ね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
みんなそういう部分あるよねと思いつつ、やっぱり人のやり方って自分とは違ったりとか学びがあったりとかすると思うので、そこをちょっと今日は聞いていきつつ、きっとその話は都市からローカルに関わりたい人たちのヒントにもなるんじゃないかなと思って、今日はお呼びさせていただきました。
行武亜沙美
ありがとうございます。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
じゃあまずキャリアから。ここがね、そこそこ長くなるだろうなと思いつつ、なんかはしょりすぎでも面白くないので、なんか面白い話もたくさん詰め込まれてそうなんで、学生時代からお聞きしようかなと思うんですけど、
ダンスに没頭するアーティストに興味があった、でも普通に就職してるっぽい。
行武亜沙美
そうなんです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
で、結婚されて専業主婦になる。専業主婦になってから、なんかなんやかんやあって、なんかすげえ面白い事業をローカルでやってる会社の社長になるっていう。
そう。
スーパーはしょりましたけど、後半スーパーはしょったけど、どうなっとんねんって話なんですよ。
行武亜沙美
そう、波が激しいんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうっすよね。
行武亜沙美
就職以降の。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なんで、ちょっとそこもう、どうなっとんねんって思った方きっと聞いてる中でもいると思うんで、そこらへんちょっと一つずつ、一つずつというか、聞いていっていいでしょうか。
はい。
お願いいたします。
行武亜沙美
ああ。
あ、これしかないはずだったのに、これしかないものがなくなっちゃったみたいな衝撃は、やっぱりちょっとこの3年、4年ぐらいのときにあって。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね。
はい。
難しいっすね、その辺ね。
そう。
行武亜沙美
うん。
このまま続けてもなあっていうのもあって、一旦その社会で自分が役に立つかどうかとか、求められるかどうかっていうのを試したくて、
同期の中で結局民間企業に就活したのって私含めて2人しかいなくて。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ああ、そうなんだ。
行武亜沙美
はい、そうなんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
普通に就活したんですね、じゃあ。
行武亜沙美
そうなんですよ。
全く知識もないまま就活したので、本当に数もそんなたくさん受けるものって知らなかったし、格好もちゃんとリクルートスーツで白いシャツを着ていかなきゃいけないっていうことを私知らなくって。
おお。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そう。
どうなりました、どうなりました?
行武亜沙美
水色と茶色と白のミントアイスみたいなシャツで銀行受けに行ったりしてました。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
やべえ、それはやべえ。
それはマジで知らなかったんですね。
行武亜沙美
マジで知らなくって、もちろんね、今38歳になって思い返したときに、もうちょっと他に情報収集の場所あっただろうって思うんですけど、
そう、なんかこう人間性、自分の人間性に対しての根拠なき自信があって、いいやつだから多分会社は取ってくれるだろうって思ってたんですよね。
そしたら全然取ってもらえなかった。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
いや、なんかそれが通用する社会に是非なってほしいけど、まだなってないっすね。
行武亜沙美
なってないですよね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なってない。
行武亜沙美
いや、なんかそんな難しいこと言わないし、一生懸命やるから雇ってもらえると思ったんですけどね、それで全然ダメで、
で、結局4年の秋に、フランフランっていうインテリアショップを展開してる会社が拾ってくれて、
で、そこに入社することになった。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
有名ですよね。たくさんお店あるし、フランフランとか。
行武亜沙美
でもなんか、就活の時ってよく自己分析したりとか、どこの業界に行くかあらかじめ決めたりするじゃないですか。
ただなんか、私それさえもやるっていうこと知らなかったので、本当になんかちょっとかっこええやんぐらいのところを受けまくってたので、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
もう感性でね。
行武亜沙美
そうそう、感性です。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね、いいかもって思ったらもういけるみたいな。
行武亜沙美
そうなんです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
で、私ですって言って。
行武亜沙美
あんま、そうそう、行ったことなかったのに受けに行って。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
あーわかる、でもそういうもんすよね、就活生ってね。
で、あの企業理念とかだけちょっと覚えてて、
あ、そう。
私の理念に共感しましたとかって言ってた俺も朝早かだったな。
行武亜沙美
本当に朝早かな就活を。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そんなもんですけどね。
行武亜沙美
そうしたんですけど、やっぱなんかそこで最終面接で社長とお話しさせてもらって、
それまでの就活で受けた会社ってあんまりその芸術学部でダンスやってきましたって言っても、
わりとポカーンとされるんですよ。
そうでしょうね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そう、だってみんな経営的でね。
趣味でとかじゃなくて、ガチでっていうので言われても伝わんないですよね。
行武亜沙美
で、他の人はね、こういうことを学んできましたとか、経営について学びましたとか、
なんかこう社会に役立ちそうなことを大学で学んでる中で、
いや私は作品を作ってきましたと。
で、この卒業政策ではこういうことを表現したくてってどれだけ熱弁しても、
あのポカーンなんですよね、相手は。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
まあね、銀行とかそういうなんかお店とかで、
それがどう生きるかとか繋がるかがパッとわかんないですもんね。
行武亜沙美
そうなんです。
なんかそこのフランフランだけそこを評価してくれたというよりは、
あ、なんかこいつおもろいなと思ってくれたみたいで。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
素晴らしい。
行武亜沙美
そう、入社した後に人事の方だったかなに、
なんで私を取ってくれたんですかって聞いたら、
なんかキャラ採用じゃないって言われましたね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
割とはっきり言うんですね。
行武亜沙美
そうそう、ほぼフランフランの新卒第一期目だったので、
会社も、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうなんだ。
行武亜沙美
そうですね、すごく試行錯誤してる時期だったと思うんですよ。
同期も比較的経歴としては変わってる子が多かったですね。
ラッキーだったと思います。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
個性派集団的な感じが。
行武亜沙美
そうそう。
そこから5年ぐらいはフランフランで働いて、
店頭のスタッフで接客したりとか、
3年目から店長になってお店を任されるようになって、
マネジメントも組織作りも、
自分の小さいお店の範囲で終わりましたけど、
その辺りからちょっと人事的な動きもしていったり、
っていうような感じで勤めてました。
ちなみに、3年目で店長って言われたら、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
普通の感覚で、
業界によるとは思うんですけど、
早って思うんですけど、
そこら辺どうなんですか?
行武亜沙美
すごい早かったです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
社会でどのぐらい通用するかみたいな話、
さっきあったと思うんですけど、
通用しとるやんって話ですよね、それはね。
行武亜沙美
そうですね。
事例が来た時には、
何かを評価してもらったんだろうなっていう、
嬉しさが30%ぐらい。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
30%?少なくない?
行武亜沙美
結婚するまで実家に住んでて。
本当にお恥ずかしい話なんですけど、
結婚するまでですね、洗濯物は畳まれて出てくるものだと思ってたし、
何を言ってるんですか。
冷蔵庫って、洗い物に行かないと空っぽになるっていうことを知らなかったんですよね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
待って待って待って、ちょっと待ってちょっと待って。
基本的に、ちょっと戻っちゃうかもしれないですけど、
有定社会人で就職してバリバリしてたじゃないですか、
一人暮らしは?
行武亜沙美
したことないんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そこね。
なるほどなるほど。
お忙しくて、深夜も徹夜とかもある時期もあって、
ご実家でお母様がそこらへんフォローしてくださってたのかな。
行武亜沙美
すごいフォロー、岩瀬さんフォローしてくださってるけど、
本当に知らなかった、本当にだらしない人間なんです。
なるほどね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうかそうか。
ごめんなさい、傷口に塩を塗るかもしれないですけど、
有定お母様は同じ家に住んでいて、
その姿を見る機会もあったろうに、
それをあまり見ることもなく、
主婦ちょっと楽かもと思って、なっちゃうっていう。
行武亜沙美
そうそう、楽だとは思ってなかったんですけど、
自分もできるんだろうぐらいに思ってたら、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
想像以上にハードルが高かったっていう感じですね。
どこが一番大変でした、主婦。
行武亜沙美
本当に別の星に来たみたいな感じだったので、
野菜の値段とか、平均いくらみたいなのも知らなかったので、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
それは俺も最初分かんなかったけど、
行武亜沙美
いまだに分かってないやつとかあるけど。
料理も毎回毎回新しいものを全部買うっていうよりは、
残った食材で一旦冷蔵庫をきれいにして、
次の買い出ししてくるみたいな感じになるじゃないですか、一般的に。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ありますね、あるあるある。
行武亜沙美
でもその概念がなかったので、
毎回新しく買ってきては腐らせ、
なんかうまくいかんかったかなって、
めちゃくちゃ効率の悪い家事のやり方をしてて。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
最初はそういうもんだろうとは思いつつ、でもそこが。
行武亜沙美
そうなんですね、生活力ゼロだったので、
結婚するときに夫も私がそこまでできないと多分思ってなかったと思うんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほど。
行武亜沙美
そうなんで、結婚するときに親が夫に対して、
本当に何もできないけど大丈夫?返品不可だけどって言って私は、
家を出ました。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
お母様おもろいね。
素晴らしい。
言葉のチョイスが。
なるほどなるほど。
よしっつって、がんばって覚えて乗り越えるっていうパターンの方も、
世の中によかったとは思うんですけど、そこはどうだったんですか?
行武亜沙美
もちろんなんかできるようになろうと思って、
徐々に徐々に少しずつできるようにはなってはいたんですけど、
やっぱり誰かとしゃべったりとか、
何かに対して一生懸命本気でやるみたいな体験がやっぱり、
大学のときに作品作ってるときとかも、
みんなで何かをやるみたいなのが好きだったので、
徐々に、あれ?もしかして仕事辞めちゃダメだったか?みたいな感じで、
名前のこととかお金のこともありますし、
自分が楽しいと思う環境ってもしかして仕事だったんじゃないかってことに、
徐々に気づきだして、
近所の不動産屋にパートに出ることにするんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
一旦というか、
行武亜沙美
社会復帰で。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
復帰第一歩。
行武亜沙美
そうですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ちなみに旦那さんはそこら辺苦悩も共有してたと思うんですけど、
何て言ってました?
行武亜沙美
何か私がやるって言ったら頑固なの知ってるから、
やったらいいんじゃないっていう感じです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
素晴らしい旦那様、なるほど。
で、そのパートに不動産さんに出ましたってどうなったんですか?
行武亜沙美
出まして、やってたのはいわゆるジムの仕事で、
収入としては月5万ぐらいだったと思うんですけど、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
じゃあ本当にパートタイマー。
行武亜沙美
そうですね。
めちゃくちゃ嬉しかったですね。
行武亜沙美
仕事をしてる、人の役に立ってるぞって、
もちろんシェフも立ってるんですけど、
自分の欲しい役に立ち方が、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ありますよね。
行武亜沙美
そうそうか、やっぱ仕事だったんだってなって、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
嬉しかったですね。
行武亜沙美
毎月このお給料が入ってくるっていうありがたみも、
新卒で入った時って、
サラリーマンって入ってくるもんでしょっていう感じで、
働いたところもあったので、
どれだけ自分は会社に守られてたのかとか、
このお給料払うために会社がどのくらい苦労してるのかっていうのを、
その時に改めて知って、
フランフランの運営会社にも、
本当は何にもできない学生をとってくれたのに、
すごすぎるなって感謝が上がりましたね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
育ててくれたし、今思えばねっていう。
デパートに出て、やっぱいいなって思いました。
行武亜沙美
そして、高校時代の同級生がそのタイミングで、
メディア運営の会社を立ち上げたんですよね。
その時にライターさんの管理をしたりとか、
ちょっと経理的な業務を手伝ってくれないかっていう声をかけられて、
デパートとその業務委託を並行して働き出します。
当時が2017年とかだったと思うんですけど、
ブロガーがめちゃくちゃ増えだした時期なんですよ。
あったなー。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ブロガーとして生きてるっていう、
その生き方とかにフォーカスされてた時がありましたね。
行武亜沙美
そうですそうです。
YouTuberのちょい前ぐらいな感じですかね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
YouTuberがめちゃめちゃ来るね。
行武亜沙美
あの時期にメディア運営で初めてウェブ業界に入ったんですよ。
そこで、SNSでこうやって発信する人がいるんだとか、
メディアの記事ってこうやってできてるのかって、
好きなことで生きていくってしようとしてる人たちがいるのかっていうのに
めちゃくちゃ衝撃を受けて、
なんか私もやりたいって思ってTwitterを始めてます。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そこでTwitterなんですね。
私もフォローさせていただいてて、
マジめっちゃツイート、今はポストか。
めっちゃポストするわーっていうの見てますけど、
当時からそういうメディアの会社に入って、
そこでその運用とかも業務の一部だったりとかしたんですか?
行武亜沙美
運用は業務ではなかったんですけど、
運用してるチームはあったので、
それ見ながらこういうツイートの作り方をすんのかとか、
何かを要約すればいいのかなとか、
そこでちょっとナレッジをためて、
ちょこちょこニュースの要約とかをしてみたりだとか、
小さいチャレンジをしたんですけど、
いまいちしっくりこなくって、
ブロガーさんたちが書く記事をよく読んでたんで、
当時のブロガーさんってめちゃくちゃ文章が長かったんですよね。
一記事1万字とか何千文字みたいな、書いてる人が結構いて、
今だったら途中途中に画像挟んだりとかするじゃないですか。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
する。
行武亜沙美
で、その画像がフリー素材からふって持ってきた感じのものが多くて、
あんまり見出しというか、ちょっと端休めぐらいな感じで画像が使われてたのが、
これもったいないなっていうと、
私長文が当時読めなかったので、
この画像のところに要約してくれてたら、
私でも最後まで読めるのにって思ってたんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね。
行武亜沙美
で、要約してる画像を私が作れば、
なんか役に立つんじゃないかなと思って、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
よう気づきましたね、そんなことに。
すごいわ。
行武亜沙美
で、一記事につき3枚ぐらい、それまでの文章まとめて、
図で解説する、図解したりとか、インフォグラフィックを作るようなことを、
趣味程度で始めて、それでツイッターの運用を本格的にし始めたんですよ。
その図解を投稿してると、それまでと全然反応が違って、
よくいいね来るなとか、リツイートされるなっていう手応えがあったので、
これを販売するか、ただブロガーさんはみんな副業とか、
あとは趣味でやってる人が多かったから、
多分、害虫するほどの予算はかけてなさそうな気がしたので、
自分で作れるようになったら、みんな図解作って、
分かりやすいブログが世の中に増えるから、超いいじゃんと思って、
ノートでHow to記事を書いて販売したんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね。
行武亜沙美
で、それ販売した時に、たまたまインフルエンサーの方、
ブロガーの中で結構有名だった方に取り上げてもらって、
そこでバズって、タネセンとそれ以降の継続のお仕事いただいたりとか、
注目していただいたことで、図解が欲しいっていうニーズが、
よくツイートで上がってくるようになってたので、
その人たちに対して、DMでこういうのが作れますけどどうですかっていう、
DMでの営業をめちゃめちゃやって。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
営業もしたんだ。
行武亜沙美
めっちゃしましたね。
そこで、その一月ぐらいで、パートと同じぐらいの収入になったんですよ。
継続の収入が。
なので、パート続けてもいいけど、
こっちのウェブの仕事の方が楽しかったし、
本当に自分の名前でサービスを売ったっていう。
すごいですよ。
それがすごく嬉しかったので、
こっちを主軸にしていきたいと思って、
パートは退職して、こっちの図解を作る、
制作業務の方にコミットするために独立したって感じですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
サービスをさらっと作ってますけど、
要はその発想、図解を作ろうっていうところもそうだし、
サービスにして売るっていうところって、
もう完全に手慣れたフリーランスの動きじゃないですか。
フリーランスも3年から5年はやってるなみたいな動きに見えるんですけど、
なんなんですかね、なんでそう思えたんだろうっていうのがシンプルに。
行武亜沙美
なんかそういう手法自体はやってる人がすでにいたっていうのと、
誰も私のこと知らないし、フォロワーも30人ぐらいしかいなかったので、
誰も知らないんだったら失敗したところで、
それをなんや言ってくる人もいないだろうから、
一旦出してみっかみたいな軽い気持ちですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
フォロワー30人だけど、いいねがめっちゃついたりしてたってこと?
行武亜沙美
そうですね。当時の自分にしては反応あるなっていうぐらいには。
行武亜沙美
ちょっとアートのフェスやってみたいなとか、
その時にふわっと妄想ベースで考えたことを話した時に、
それを本気でちゃんと受け止めてくれたというか、絶対にバカにしないし、
そういう大きなことを言っても、面白そうですねって言ってくれる代表だったので、
この人と一緒に働いたら、もしかしたら自分のフィールドを会社の中で与えてもらえるかもしれないなみたいな、
予感は面談の時にあったかなと思います。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね。その予感で入ってみて、
で、イージーちゃんっていうね、フリーランスよりもっていうさっきの話もあって入社しました。
どうでした?実際どうでした?
行武亜沙美
実際は、やっぱりイージーはイージーでしたね。
マジかよ!すげー!
ユアサ@ローカルナイトニッポン
それはでも、いろいろ経験してきて、やりたいこととかいろんな働き方を経験したからこそ。
行武亜沙美
そうですね。会社も所属している子が若かったので、20代半ばの子が多い中、私33で入っているので、
位置関係的にもちょうどよかったというか、そこそこ社会人としては先輩な面もあるし、
でも、自分は初めての業界だから教えてくださいって下からも言い切るし、
自分の動きやすい環境ではあったなと思います。
なるほどね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
実際やったことって業務というかミッションというか、どういうことだったんですか?
行武亜沙美
もともと採用された時には、3つあるコワーキングスペースのオペレーションを整える人。
全然ルールがなかったので、料金体系とかそれぞれのスペースのルールを作ったりするようなポジションに入ってくれと。
デザインもできるから案内とかチラシとかも一括して作ってほしいみたいな感じで入ってはいたんですけど、
実際に磯見市に私とのタイミングで移住してるんですが、コワーキングスペースの店長が不在になってたんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
で、店長不在のコワーキングスペースになっちゃってて。
それはいた方がいいよね、店長が。
行武亜沙美
店長やってたし、なんかわかんないけど多分できるんだろうと思って、
じゃあ店長やりますねって言って店長に塗るとなって。
結局は全体のオペレーションを整えるっていうよりはコワーキングスペースの運営者として着任したのがリアルなところですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そういう事情もあってね、店長がいないっていうね。
行武亜沙美
店長業務やりながら、施設運営なので経費とか受付の業務なんか電話とかしながら、
日の出の中で今で言うワークキャリアという合宿型のキャリアスクールが2ヶ月に1回くらい開催されたんだけど、
そこの現場統括が足りないぞって話になって、
ゆくたけさん入って1ヶ月だけ現場統括やってって言われて、
ユアサ@ローカルナイトニッポン
すげーな。
行武亜沙美
わかりましたーって言って。
どっちもすげーな。受けちゃうかいって。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
会社員なんでね。
行武亜沙美
そうかそうか。
とりあえずやってみるかと思ってやってみて、そこでフリーランスになりたい人とか、
ちょっと働き方を変えたい人が集まるような講師だったりとか、講座の運営をやって、
この人たちって主婦の時の私と一緒だと思ったんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほど。
行武亜沙美
私の場合は仕事がしたいとか、誰かと一緒に何か一つのことがしたいみたいな欲求ではあったんですけど、
そんな感じで何か働き方を変えたい、人生をちょっとでも自分の居心地の良いものにしたいって思う人たちがわっと集まってきて、
ウェブスキル身につけたりとか今後のキャリアについて考えたりする様子を見て、
これって主婦の時の私と同じだし、私もそこから独立したし、結構リアルな体験談をしゃべれるから、
自分のきつかった時の経験がこの人たちの役に立つかもしれないなって思って、
店長業務よりもそっちのスクールの運営の方にズブズブとはまっていった感じはあります。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なるほどね。それは平行して店長業務でやっててって感じですね。
そうですね。
なるほど。じゃあそのワークキャリアというプロジェクトを通じて伝えられることになっていくと。
行武亜沙美
そうですね。
外から受講生が集まってきて、1ヶ月一緒に新職を共にして、その後…
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そっか、完全に住み込む合宿型なんですね。
行武亜沙美
そうです。関係値も濃くなりますし、1ヶ月でスキルとかも身に付けきって海外行っちゃう子とかもいますけど、
中にはもう少しこの環境で修行した方がいいみたいな子も中にはいたりして。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
いや、いると思うわ。言うてねえ1ヶ月じゃねえ。その学べることにも体験できることにも限界あるでしょうし、
でも仲良くなった人はなってたりとかもするでしょうしね。
行武亜沙美
そうなんです。シェアハウスもありますし、田舎なんで固定費も低いので、
じゃあもうしばらく残って勉強したりとか仕事したりとかすればって、徐々に移住勧誘ポジションに行くわけですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
お前も泉に来ればいいじゃんって。
行武亜沙美
外からの受け皿でもあり、日の出の店長として残った子たちの面倒を見ていくっていう、
割と最初から最後まで見れる場所にいたんで。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
プロジェクトベースで、プロジェクトをきっかけに泉に関わる人を増やして、
1ヶ月とかで卒業するんだけどしない子も結構いて、
その子たちはシェアオフィスで普通に働いてて、
面倒見るっていうか、会員さんだし、でもまだ伝えられることもあるしっていうので、
関係を続けながら、みんな少しずつ仕事ができたり、独立してったりしていくっていう。
気持ちいいからもっと泉にいるみたいな。
行武亜沙美
2ヶ月に1回あるので、徐々に徐々に滞在する人がたまっていくんですよ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
それむっちゃ増えますね。毎回何人いるんですか、そのプロジェクトに。
行武亜沙美
コロナの前だったので、1回につき12、3人来て、そのうちの多いと6、7割残ることがあります。
少なくても10%ぐらいは残るので。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
じゃあ3から8ぐらいは残ってるってことですね。
行武亜沙美
そうですね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
じゃあ年間に換算したら、30人ぐらい増えるじゃん。
行武亜沙美
そうです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
すごくね、それ。
行武亜沙美
もちろん1ヶ月、2ヶ月で出ていく子もいますし、入れ替わり、立ち替わりではもちろんあるんですけど、
半年いれば長老だみたいな感じだったのが、徐々に2年いる子がいたり3年いる子が出てきたりして、
なんとなく関係人口だったのが、定住者に移行していくみたいなところも経験して、
あ、なんか移住支援ってめちゃめちゃおもろいなってその時に思いましたね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
意図せずそのキーワードに移住とか、それの支援とかってキーワードに行き着いちゃったんですね。
行武亜沙美
すっごい楽になりましたね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
フラグ立ちまくりっすね。
行武亜沙美
そうそう。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうか、めっちゃ長くなっててすみません。
行武亜沙美
全然全然全然大丈夫です。
こちらこそ長くてすみません。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
いや、もうこれ2話に分けるんじゃねえかなって思いながら聞いてますけど。
そこはこっちでテキトーにするんですけど。
はい、お願いします。
はい、というわけで、ここから秋さん登場と。
行武亜沙美
突然。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
はい、突然。どうでした?聞いてみて。
行武亜沙美
まずね、すごい経歴が似てるなって思って。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
それはね、僕も思った。
行武亜沙美
会社員になるまでの流れがすごく似てるなって思って、すごい共感が多かったです。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
芸術系、アート系からね。
行武亜沙美
アート系からの就職もそうだし、自分の周りにいる子たちのガチさ。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ああ、なるほど。
本気度って言ったかな。
本気度、学校でやってることへのね。
行武亜沙美
そうそうそうそう。
そういうのは、すごい共感するとこがあったなっていうのがまずあったのと。
あとやっぱ内省がすごいですよね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうなんだよね。
えっと、さらっと言ってるけど、クリティカルな判断がいくつもなされていて、話を聞いただけでもさ。
行武亜沙美
その場その場で、その状況に対しての自分がどうかっていうのを、すごい内省する人なんだなっていう印象があって。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
なんかあんまりこう、悩まないとは違うんだけど。
行武亜沙美
ポジティブだよね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうだよね。
行武亜沙美
なんかすごい印象的だった言葉が、専業主婦をやめようかなっていうふうになってきたときに、専業主婦であることが自分の欲しい役に立ち方ではないみたいな。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
ありましたね。
行武亜沙美
っていうので、なんかそういうこう、自分のありたい役に立ち方、社会での自分の存在意義みたいなものが結構軸になってるのかなっていうふうに思って。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
それをこう、そのときに気づいて、はっきりと自覚して、行動にまで起こせる。しかもそれが早いみたいなさ。
そこがなんかすごいなと思った。
行武亜沙美
ね。やっぱ人が好きなんだろうなっていう。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
あー、そうね。
行武亜沙美
そう。私は割と別にいいから、一人でずっとカフェにいるのも大丈夫な人だから。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そういうキャラでしたっけ?
行武亜沙美
割と。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
あー、そうですか。普段はでもね、シェアスペースでみんなでわちゃわちゃはもうできるじゃないですか。
そうですね。
決してあのくくくくらい人じゃないんですよ。
必死のフォローっぽく。
行武亜沙美
そう、人が好きなんだなと思って。だからね、今のお仕事とかにもつながってるのかなとか。
特に立ち方っていうところで、ツイッターでの立ち振る舞いというか、自分のポジションみたいなものも。
内緒もしつつ、周りの人が自分に何を求めてるのかとか、どういうものがあったら喜ぶんだろうとかっていうのを結構考えて動いてるんだなーっていうのが。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そこもさ、気づいて決めて行動して、やっぱり早いよね、そこについてもね。
なんかそこをもうちょっと聞けたらよかったなーとかっていう反省もありつつなんですけど。
行武亜沙美
直感的、感覚人間なんじゃないか。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
そうね、まあね、百発百中でそれをやってる感じもしないし、実際ね、主婦になったら思ったったんと違ったとかもね、あるわけなんだけれど。
その速さとその、決めの速さみたいのが、結果的にいい方向に向かってるところが多々あるんだろうなという感じしますね。
そういう話がいくらでもできるんですけど、長くなっちゃってるんで。
行武亜沙美
これつなぎだからね。
ユアサ@ローカルナイトニッポン
つなぎなんですよ、この話。この話長くなったらちょっともう収まんないんで。
ちょっとね、実際移住されたあたりの話とかそんなに詳しくなかったら、その辺とかも聞いてみたいかなと思いましたね。